精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない

よっしぃ

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第125話

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 暫くボーっとしていたら、どうやら食事の時間が着たようで、さっそく食堂へ向かうよう促され、何故か抱きかかえられ移動を。

 me男、you女、分かっている?
 この場合言いたい事は、彼女達は総じて細身。
 つまりパッと見た感じ非力なんだ。
 そして俺は男。
 尤も色々あって成長が遅く、成人しているにもかかわらず、未だ身体は子供のまま。
 修道院の女性達の中で一番小柄な身長でも、俺の方が低いといえば俺の身長がどれほどなのか理解してもらえるだろう。

 だからといってか弱き女性が成人男性を抱っこして運ぶとか・・・・
 で、何処からか聞こえるんだ、イエス何とかノー何とか。
 そしてそれを問いただすと、
「気にしたら負けですわ!」
「ご褒美ですからむしろもっとさせて下さいな!」
「修道院で育った私達にとって、これぐらいなんて事ありませんからお気になさらず。」

 一体修道院って何なのだろう。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

 食事は質素だった。
 貴族になってしまってからはもう一生稼がなくても暮らしていけるだけの財産を持っていたので、望めばいくらでも食材が手に入り、何なら料理は料理人を雇って好きなものを食べたい放題。
 尤も今までそんな贅沢をした事が無いので、いざそうなってみてもあまり食が進まないのも事実。

 そんな俺が質素な食事を食べる。
 だから何?って思うかもしれないが、質素な料理でも腹は膨らむ。
 そう、俺は身体が小さいんだ!
 恐らく一般的な成人男性の半分も食べられないんだ、俺って。

 だがまあなんだ、さっきまで意識を失っていたと思うんだが、それでも腹が満たされれば眠くなる・・・・だが変だ。
 妙なんだ。
 眠気に全く耐えられない・・・・もう駄目。
『まただね。』
『害は無いから見て見ぬふりをしている。』
 光と闇の精霊が何か言っているのが聞こえた気がしたけれど、何も考えられない。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

 気が付けば馬車の中だった。
 確か修道院で食事をしていたはずなのに、どうして馬車?
 しかも何か用事があったはずなのに、俺、風呂入って食事をしただけだぞ?

「大丈夫です。全て私が手を打ちました。」
 声がした方を見ると、オリビアさんだった。
 良かった、知っている人がいて。
 もしかして連れ去られたりしたんじゃないかって一瞬不安になったからね。
「何だか記憶が無いんだ。手を打ったってどういう事?」
「主に人の手配です。次にダンジョンで得られたアイテムをどう処理するか。屋敷の管理、貴族としての活動に関し、その他いろいろ全て滞りなく。」
 色々あるんだなあ。

 暫くオリビアさんの報告を聞きつつ、時折聞こえる精霊達の声に耳を傾けつつ、何だか精霊達が震えている気もしたけれど、あまり気にしない事にした。

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