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第358話:戦友の提言、そして聖域の未来
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凛が長男・智明(ともあき)を出産してから数週間が過ぎた。聖域は新しい命の誕生を祝う穏やかな喜びに満ちている。アキオの献身的な看病と聖域の祝福もあって、凛の産後の回復は驚くほど順調だった。
その日の午前は雲一つない完璧な散歩日和だった。
「まあ、あなた。本当に風が気持ちいいですわね」
「ああ。智明もご機嫌のようだな」
凛はアキオと並んで新緑が美しい庭園をゆっくりと歩いていた。彼女が軽やかに押すのは、先日アキオが聖域の技術の粋を集めて作り上げた『魔導乳母車』だ。その中では智明がすやすやと健やかな寝息を立てている。
「アキオ様のおかげですわ。これがあれば腕の疲れを気にせず、智明とどこへでも行けます。本当にありがとうございます」
凛は心からの感謝を夫に告げる。その横顔は、筆頭秘書官としての理知的な輝きに、母としての柔らかな慈愛が加わり、以前にも増して魅力的だった。アキオは優しく微笑み、その凛の肩をそっと抱き寄せた。この穏やかな時間こそ、彼が何よりも守りたい宝物だった。
穏やかな散歩の後、凛はふと真剣な表情でアキオに切り出した。
「あなた。少しお話がございます。…次のクラウディアのために、そしてこの聖域の全ての未来の母たちのために、わたくしからの『業務報告』と『改善提案』です」
その言葉にはいつもの筆頭秘書官としての理知的な響きがあった。彼女は自らの出産体験を驚くほど客観的に、そして詳細に分析し始めたのだ。
「あなた、わたくしたちは出産というものをあまりにも気力と産婆の経験則だけに頼りすぎておりました。陣痛の波、いきむ際の体勢、そして体力の消耗。その全てにまだ改善の余地があります」
彼女は羊皮紙を取り出し、理想的な出産体勢の図解と、それを補助する器具の簡単なスケッチを描きながら説明する。
「例えばこの背もたれの角度。陣痛の段階に応じてこれを変えるだけで母体の負担は大幅に軽減されるはずです。そしてこの足をかける台は、高さを調節できるようにすれば最も効率的に力を込めることができますわ。グリップの素材は滑りにくいものが必須です。わたくし、アキオ様の手を握り潰してしまいそうでしたもの」
それはまさに「当事者」でなければ決して生まれない、具体的で専門的な提言だった。アキオは衝撃を受けた。愛する妻のその壮絶な苦しみをただ目の当たりにするだけで、具体的な解決策を思いつけなかった自らの至らなさを痛感した。
「…すまない、凛。俺は何も気づいてやれなかった…」
「いいえ、あなた。貴方はわたくしの手を握り、その愛でわたくしたち母子を守ってくださいました。それ以上のことがありましょうか。…ですがわたくしたちは、もっと先へ進めるはずです。あなたとわたくしならば」
凛のその絶対的な信頼を込めた眼差し。アキオの中で何かがカチリと音を立てた。夫としての愛情と職人としての魂が完全に一つになった瞬間だった。
「…ああ、そうだな。俺の子供を産んでくれる最高の妻の要望だ。世界で一番安全で快適なものを作ってやろうじゃないか」
その日の午後、新・中央館の談話室でシルヴィアが主催する「妻会」が開かれた。
「皆様、ご存知の通り、クラウディアさんももういつ陣痛が始まってもおかしくありません。そこで提案なのですが、彼女にはゆっくりと休んでいただき、代わりに産後の回復も順調な凛さん、そしてリリアーナさん、シャルロッテさん。この三名に当面の間、アキオ様のお相手という大役をお任せしたいのですが、皆様よろしいですわね?」
シルヴィアのその提案に、凛は母となった自信と夫への深い愛情をその瞳に宿らせ、静かに頷く。
「はい、シルヴィア様。お任せください。クラウディアの分まで、わたくしがしっかりとアキオ様をお支えいたしますわ」
クラウディアはそんな親友の言葉に涙を浮かべながら、深く頭を下げるのだった。
町の工房地区は、静かな熱気に満ちていた。
一方の工房では、アキオとドルガン親方が凛の提言を元に『安産椅子』の試作品を組み上げていた。
もう一方の工房では、魔導乳母車の増産作業が進められている。その中心には王都から来た技術者集団のリーダー、ゲルトナーの姿もあった。
「アキオ殿、この乳母車の『聖石』を動力源とする発想は革命的ですな! このエネルギー効率を最適化すれば、様々な生活用品に応用できますぞ!」
聖域では未来の母親と子供たちのために、二つの大きなプロジェクトが国を超えた協力の元、力強く動き始めていた。
それから数週間。凛の体力が完全に回復するのを待ち、工房ではアキオ、ドルガン親方、そして凛の三人による本格的な「共同開発」が始まった。
「親方、このアームレストの素材ですが、汗で滑らないようこの火蜥蜴の革を巻いてはいかがでしょう」
「アキオ様、座面のクッション材はもう少し硬度を上げた方が腰が安定しますわ。試作品に座ってみてそう感じました」
凛が実際に試作品に座ってその使用感をフィードバックし、アキオと親方がその場で改良を加えていく。三人の知恵と技術、そして経験が融合し、聖域特製の『安産椅子』は少しずつその完璧な姿を現し始めていた。その開発の様子を、臨月を迎え大きなお腹を抱えたクラウディアが、眩しそうにそして大きな期待を胸に見守っていた。
その日の夜。アキオが一人で静かな時間を過ごしていると、控えめなノックの音がした。
扉を開けると、そこにいたのは薄紫の絹のネグリジェをその身にまとった第五夫人、凛だった。
「智明はアヤネ様が見てくださっています。…わたくしは、あなたに会いに参りましたのよ、アキオ様」
その潤んだ瞳と甘い吐息は、筆頭秘書官としてではなく、ただ一人の男を求める女の顔だった。
「凛…お前の身体はまだ…」
「いいえ、アキオ様。わたくしの身体はあなた様の祝福のおかげでもう万全です。ですが、本当の意味で『元に戻る』には…」
彼女はそっとアキオの胸にそのしなやかな身体を寄せた。
「…貴方のその生命の全てを、この身に注いでいただくのが一番の近道なのです。…今宵、わたくしをもう一度、貴方の妻にしてくださいませんか?」
そのあまりにも大胆でいじらしい願い。アキオは愛しい妻を力強く抱きしめた。
「…馬鹿だな、お前は。言われなくたって、そのつもりだったさ」
その夜、アキオは出産という大役を見事に果たした愛する第五夫人を、これ以上ないほどの優しさと深い愛情で愛し抜いた。
アキオの生命の祝福がその全てが、凛の身体の隅々まで満たしていく。それはただ快楽を与えるだけではない。彼女の母としての身体を労い、そして一人の女性としての輝きを完全に呼び覚ます、神聖な回復の儀式でもあった。
凛は夫の腕の中で何度も何度もその愛を確かめ、そして女としての最高の喜びにその身を震わせる。
月明かりが差し込む窓の外には二つの月が仲良く並んで輝いていた。それはまるで、凛と、そしてもうすぐ生まれてくるクラウディアの子。二つの新しい命の誕生を祝福しているかのようだった。聖域の夜は今日もまた、愛と希望に満ちて、静かに更けていく。
その日の午前は雲一つない完璧な散歩日和だった。
「まあ、あなた。本当に風が気持ちいいですわね」
「ああ。智明もご機嫌のようだな」
凛はアキオと並んで新緑が美しい庭園をゆっくりと歩いていた。彼女が軽やかに押すのは、先日アキオが聖域の技術の粋を集めて作り上げた『魔導乳母車』だ。その中では智明がすやすやと健やかな寝息を立てている。
「アキオ様のおかげですわ。これがあれば腕の疲れを気にせず、智明とどこへでも行けます。本当にありがとうございます」
凛は心からの感謝を夫に告げる。その横顔は、筆頭秘書官としての理知的な輝きに、母としての柔らかな慈愛が加わり、以前にも増して魅力的だった。アキオは優しく微笑み、その凛の肩をそっと抱き寄せた。この穏やかな時間こそ、彼が何よりも守りたい宝物だった。
穏やかな散歩の後、凛はふと真剣な表情でアキオに切り出した。
「あなた。少しお話がございます。…次のクラウディアのために、そしてこの聖域の全ての未来の母たちのために、わたくしからの『業務報告』と『改善提案』です」
その言葉にはいつもの筆頭秘書官としての理知的な響きがあった。彼女は自らの出産体験を驚くほど客観的に、そして詳細に分析し始めたのだ。
「あなた、わたくしたちは出産というものをあまりにも気力と産婆の経験則だけに頼りすぎておりました。陣痛の波、いきむ際の体勢、そして体力の消耗。その全てにまだ改善の余地があります」
彼女は羊皮紙を取り出し、理想的な出産体勢の図解と、それを補助する器具の簡単なスケッチを描きながら説明する。
「例えばこの背もたれの角度。陣痛の段階に応じてこれを変えるだけで母体の負担は大幅に軽減されるはずです。そしてこの足をかける台は、高さを調節できるようにすれば最も効率的に力を込めることができますわ。グリップの素材は滑りにくいものが必須です。わたくし、アキオ様の手を握り潰してしまいそうでしたもの」
それはまさに「当事者」でなければ決して生まれない、具体的で専門的な提言だった。アキオは衝撃を受けた。愛する妻のその壮絶な苦しみをただ目の当たりにするだけで、具体的な解決策を思いつけなかった自らの至らなさを痛感した。
「…すまない、凛。俺は何も気づいてやれなかった…」
「いいえ、あなた。貴方はわたくしの手を握り、その愛でわたくしたち母子を守ってくださいました。それ以上のことがありましょうか。…ですがわたくしたちは、もっと先へ進めるはずです。あなたとわたくしならば」
凛のその絶対的な信頼を込めた眼差し。アキオの中で何かがカチリと音を立てた。夫としての愛情と職人としての魂が完全に一つになった瞬間だった。
「…ああ、そうだな。俺の子供を産んでくれる最高の妻の要望だ。世界で一番安全で快適なものを作ってやろうじゃないか」
その日の午後、新・中央館の談話室でシルヴィアが主催する「妻会」が開かれた。
「皆様、ご存知の通り、クラウディアさんももういつ陣痛が始まってもおかしくありません。そこで提案なのですが、彼女にはゆっくりと休んでいただき、代わりに産後の回復も順調な凛さん、そしてリリアーナさん、シャルロッテさん。この三名に当面の間、アキオ様のお相手という大役をお任せしたいのですが、皆様よろしいですわね?」
シルヴィアのその提案に、凛は母となった自信と夫への深い愛情をその瞳に宿らせ、静かに頷く。
「はい、シルヴィア様。お任せください。クラウディアの分まで、わたくしがしっかりとアキオ様をお支えいたしますわ」
クラウディアはそんな親友の言葉に涙を浮かべながら、深く頭を下げるのだった。
町の工房地区は、静かな熱気に満ちていた。
一方の工房では、アキオとドルガン親方が凛の提言を元に『安産椅子』の試作品を組み上げていた。
もう一方の工房では、魔導乳母車の増産作業が進められている。その中心には王都から来た技術者集団のリーダー、ゲルトナーの姿もあった。
「アキオ殿、この乳母車の『聖石』を動力源とする発想は革命的ですな! このエネルギー効率を最適化すれば、様々な生活用品に応用できますぞ!」
聖域では未来の母親と子供たちのために、二つの大きなプロジェクトが国を超えた協力の元、力強く動き始めていた。
それから数週間。凛の体力が完全に回復するのを待ち、工房ではアキオ、ドルガン親方、そして凛の三人による本格的な「共同開発」が始まった。
「親方、このアームレストの素材ですが、汗で滑らないようこの火蜥蜴の革を巻いてはいかがでしょう」
「アキオ様、座面のクッション材はもう少し硬度を上げた方が腰が安定しますわ。試作品に座ってみてそう感じました」
凛が実際に試作品に座ってその使用感をフィードバックし、アキオと親方がその場で改良を加えていく。三人の知恵と技術、そして経験が融合し、聖域特製の『安産椅子』は少しずつその完璧な姿を現し始めていた。その開発の様子を、臨月を迎え大きなお腹を抱えたクラウディアが、眩しそうにそして大きな期待を胸に見守っていた。
その日の夜。アキオが一人で静かな時間を過ごしていると、控えめなノックの音がした。
扉を開けると、そこにいたのは薄紫の絹のネグリジェをその身にまとった第五夫人、凛だった。
「智明はアヤネ様が見てくださっています。…わたくしは、あなたに会いに参りましたのよ、アキオ様」
その潤んだ瞳と甘い吐息は、筆頭秘書官としてではなく、ただ一人の男を求める女の顔だった。
「凛…お前の身体はまだ…」
「いいえ、アキオ様。わたくしの身体はあなた様の祝福のおかげでもう万全です。ですが、本当の意味で『元に戻る』には…」
彼女はそっとアキオの胸にそのしなやかな身体を寄せた。
「…貴方のその生命の全てを、この身に注いでいただくのが一番の近道なのです。…今宵、わたくしをもう一度、貴方の妻にしてくださいませんか?」
そのあまりにも大胆でいじらしい願い。アキオは愛しい妻を力強く抱きしめた。
「…馬鹿だな、お前は。言われなくたって、そのつもりだったさ」
その夜、アキオは出産という大役を見事に果たした愛する第五夫人を、これ以上ないほどの優しさと深い愛情で愛し抜いた。
アキオの生命の祝福がその全てが、凛の身体の隅々まで満たしていく。それはただ快楽を与えるだけではない。彼女の母としての身体を労い、そして一人の女性としての輝きを完全に呼び覚ます、神聖な回復の儀式でもあった。
凛は夫の腕の中で何度も何度もその愛を確かめ、そして女としての最高の喜びにその身を震わせる。
月明かりが差し込む窓の外には二つの月が仲良く並んで輝いていた。それはまるで、凛と、そしてもうすぐ生まれてくるクラウディアの子。二つの新しい命の誕生を祝福しているかのようだった。聖域の夜は今日もまた、愛と希望に満ちて、静かに更けていく。
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