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第36話 ロマンの詰まった鎧だった
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こんな掌サイズの鎧なんてどうするんだ?そう思ったのだが、
《装着!と念じ頭上に掲げれば自動で装着できますよ。》
よくわからん。
まあ椿がそう言うのだ、害はなかろう。
そう思いこれと思う鎧を手にし、一応やってみた。
「装着!」
一応頭上に掲げてみた。
するとどうだろう。
ピカッと輝きだしたかと思えばいきなり鎧がでかくなり、次々と俺の身体に吸い寄せられて行く感じでくっついていく。
なんかかっこいいぞ?
まるでそう、ア★アンマンみたいな感じだと思ってもらえれば。
因みに俺が寝泊まりしているコンテナハウスモドキ?の中には鏡が設置してある。
なので俺は通称コンテナを取り出し中へ入り、鏡を見た・・・・カッコよすぎ!
見た目重視かと言えばそんな事はないらしく、物理攻撃は勿論、魔法に対する耐性もかなりあるらしい。
それに加え見た目重視とか、流石ダンジョン最下層?最下層だよな?これでやっと冒険者らしい装備を得たが、何で無駄にかっこいい装着方法なのだろう。
注1:その後も椿のアドバイスに従い色々なアイテムを得たティモだが、数点椿のアドバイスとは無関係なアイテムを獲得したのは御愛嬌?
そのうちの1つは空飛ぶ乗り物だ。
自動車程度の大きさになるようだが、やはり元の大きさは小さかったりする。
そしてどうやって飛ぶのかは謎だが、恐らく魔力を用いると思われる。
そして最後の1つは無心で開けてみたが、15センチ程度の箱だった。
中に何か入っているようだが、開け方が分からない。
「むううう!!!!どうなっているんだ?何となくここを起点に開くというのは分かるが、鍵でもかかっているのか?鍵穴はなさそうだが?」
椿に聞いてみた。
《返答致しかねます。私の知識には無い仕組みのようです。もしかすると、必要な時に中身を取り出せる仕組みかもしれません。》
なんだそりゃ?
俺は箱と格闘していてうっかりしていたが、ここまでの間桜を放置していた。
すっかり忘れているといきなり後頭部に衝撃があった。
「もういいヴァ!早くオンセ・・・・帰るヴァ!」
今温泉って言いかけた?
まあどうせここはダンジョンの最終地点、後は帰るだけだしな。
「分かった桜。でも戻った所で温泉はないと思うぞお?」
「温泉が・・・・無いヴァ?そんなヴァ!かな!」
あ、桜がどっかに行こうとしている!
《また来れば宜しいのでは?》
いやいや桜を置いてく訳にもいかんでしょ?
「おーい桜!一度地上へ戻るが、温泉が見当たらなけらばまた来ればいいじゃないか?」
すると桜は戻ってきた。
「本当ね?嘘ついたら許せないヴぁ!さあ帰るヴァ!所でマスター帰り方知ってる?」
「俺ってダンジョンでこんな所まで来るの初めてだし知らんぞ。」
「そんな!」
《マスター心配いりません。あちらの扉を開けて頂き、扉の向こうへ向かえば帰還の魔法陣が常駐しておりますから直ぐに戻れますよ。》
そんな便利なのあるんだ。
こうして俺と桜+椿は地上へ戻った。
注1:何を得たのか、後に分かる予定です。
《装着!と念じ頭上に掲げれば自動で装着できますよ。》
よくわからん。
まあ椿がそう言うのだ、害はなかろう。
そう思いこれと思う鎧を手にし、一応やってみた。
「装着!」
一応頭上に掲げてみた。
するとどうだろう。
ピカッと輝きだしたかと思えばいきなり鎧がでかくなり、次々と俺の身体に吸い寄せられて行く感じでくっついていく。
なんかかっこいいぞ?
まるでそう、ア★アンマンみたいな感じだと思ってもらえれば。
因みに俺が寝泊まりしているコンテナハウスモドキ?の中には鏡が設置してある。
なので俺は通称コンテナを取り出し中へ入り、鏡を見た・・・・カッコよすぎ!
見た目重視かと言えばそんな事はないらしく、物理攻撃は勿論、魔法に対する耐性もかなりあるらしい。
それに加え見た目重視とか、流石ダンジョン最下層?最下層だよな?これでやっと冒険者らしい装備を得たが、何で無駄にかっこいい装着方法なのだろう。
注1:その後も椿のアドバイスに従い色々なアイテムを得たティモだが、数点椿のアドバイスとは無関係なアイテムを獲得したのは御愛嬌?
そのうちの1つは空飛ぶ乗り物だ。
自動車程度の大きさになるようだが、やはり元の大きさは小さかったりする。
そしてどうやって飛ぶのかは謎だが、恐らく魔力を用いると思われる。
そして最後の1つは無心で開けてみたが、15センチ程度の箱だった。
中に何か入っているようだが、開け方が分からない。
「むううう!!!!どうなっているんだ?何となくここを起点に開くというのは分かるが、鍵でもかかっているのか?鍵穴はなさそうだが?」
椿に聞いてみた。
《返答致しかねます。私の知識には無い仕組みのようです。もしかすると、必要な時に中身を取り出せる仕組みかもしれません。》
なんだそりゃ?
俺は箱と格闘していてうっかりしていたが、ここまでの間桜を放置していた。
すっかり忘れているといきなり後頭部に衝撃があった。
「もういいヴァ!早くオンセ・・・・帰るヴァ!」
今温泉って言いかけた?
まあどうせここはダンジョンの最終地点、後は帰るだけだしな。
「分かった桜。でも戻った所で温泉はないと思うぞお?」
「温泉が・・・・無いヴァ?そんなヴァ!かな!」
あ、桜がどっかに行こうとしている!
《また来れば宜しいのでは?》
いやいや桜を置いてく訳にもいかんでしょ?
「おーい桜!一度地上へ戻るが、温泉が見当たらなけらばまた来ればいいじゃないか?」
すると桜は戻ってきた。
「本当ね?嘘ついたら許せないヴぁ!さあ帰るヴァ!所でマスター帰り方知ってる?」
「俺ってダンジョンでこんな所まで来るの初めてだし知らんぞ。」
「そんな!」
《マスター心配いりません。あちらの扉を開けて頂き、扉の向こうへ向かえば帰還の魔法陣が常駐しておりますから直ぐに戻れますよ。》
そんな便利なのあるんだ。
こうして俺と桜+椿は地上へ戻った。
注1:何を得たのか、後に分かる予定です。
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