異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ

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結婚

歓喜する王様

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しかしながら、王様の機嫌がよくなるわけではなく・・・・

「貴方いけませんわよ?義理とはいえ息子になるのですから、もっとほら、娘の旦那になるのですから、祝って差し上げて?」

王妃様がそう言ってくれるけど・・・・

「だ・・・だけどな・・・・」

「まあ・・・仕方ありませんわね・・・・久しぶりと思いましたが・・・・」

!!

王様はその一言に反応し・・・・

「ま・・・待て・・・・もうかなり待たされておるのだ・・・・」

僕は何の事か察し・・・・

エウラリアとデイフィリアにそっと聞く。

「なあ、王妃様って、僕の下着持ってたっけ?」

「持ってないわよ?私は渡してないし?」

「私も渡してないです・・・・」

・・・・ここは思案のしどころです。

「王様、実はいいものがあります。」

「今取り込み中だ黙れ!」

「まあまあ・・・・察するに・・・・娘も使用しているという・・・・あれですわね?」

・・・・察しがいいね王妃様。

「ええ、おそらく王妃様のお考えの物と、私が差し上げようと思っている物は、同じかと・・・・」

王妃様は・・・・

「あなた!すぐに貰ってきなさい!今すぐに!」

!!!!うわ・・・・王様に、公の場で命令しちゃったよ・・・・

「だ・・・だが・・・・」

「ルドメロが何を差し上げようとしているか、分からないのですか?貴方が貰ってくれれば、今夜は・・・・」

意味深な顔つきで王様に迫る王妃様。
いいのか公の場で。

家臣たちは・・・・見て見ぬふりをしている。

「・・・・で・・・・何をくれると言うのだ・・・・?」

僕は急いで紙に目録を書き、王様に渡すようエウラリアに頼む。

「というか、今出して、私がお父様に差し上げましょうか?」

「・・・・いや・・・・娘にもらって嬉しいものじゃないだろう・・・・」

「まあいいわ。じゃあ・・・お父様、これ読んで。」

「おおうエウラリアちゃん・・・・どれどれ・・・・?」

王様はデレた顔で娘から紙を受け取る。

・・・・・・!!


「おいルドメロ・・・・ちょっと来い!」

何故かへ連れていかれました・・・・

「何でしょう王様?」

「こ・・・この紙に書いてある・・・・本当か?」

「ええ・間違いないですよ?今回は高貴な方の為に、特別に凝った造りになってますからね・・・・今晩、王妃様と頑張って下さい!」

僕は下着一式を差し上げる。

それと共に、王様に、自身の色々一式と、王妃様の替えの下着一式を。

王様は・・・・あああとか言いながら、王妃様の今夜用のを手に取る・・・・

「おい・・・何だこれは・・・・このようなの・・・・見た事ないぞ・・・・?」

「サイズ自動調整と、空調機能が付いており、しかも常に浄化作用がありますので、恐らくずっと快適でしょう・・・・」

「それに・・・・だ、こんな形・・・・ゴクッ」

どうやら王様は、王妃様がこの下着を着た姿を想像してしまったようだ。

「・・・・余は急用ができたゆえ、王妃と共に・・・・では・・・・」

何やら慌てて王妃様の元へ向かう王様。

そのまま2人して去って行った・・・・

何故か王妃様がこちらにウインクをしながら、手を振っていく・・・・

確信犯だな。

因みに、王様と王妃様の関係はかなり良好らしい・・・・


・・・・そして翌日、王様は僕に対し、やさしくご機嫌だった・・・・

「おお!ルドメロ、昨日はいいものをもらった・・・・あんなにするのはどれだけぶりだったか・・・・」

どうやら夜通し頑張ったようです。

まだまだ若いですからね・・・・
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