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酒と紫色のスライム
第166話 どうなっているの?
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僕はこの後お城に向かったのですが、スラちゃんから何かあるようで、落ち着く場所・・・・苑囿ですね。
苑囿で確認しました。
【リーフェがいい場所を知っていると教えてくれています。】
色々忙しく、なかなか従魔達と接する機会が無いんです。
フェンリルのお母さん、リーフェさんもまだ子育てが忙しいと思うので、向こうから何かない限り子育てに専念してもらう様に伝えているんです。
ただどうした訳か、子供達が眷属となった時に、急に成長・・・・もう進化といったレベルだと思います・・・・すでに自分で狩りを行い、それなりに強い魔物さえ仕留める事が出来るんだとか。
なのでもう、子育てに時間を、と考慮してもらう必要はないのだとか。
なのでこの場に来てもらいました。
【我が主、人間達が領土を広げたいと聞きました。】
「うん、そうなんだ。できれば森を切り開き、畑にしたいと思っているんだ。」
【畑で御座いますか。どういった作物を育てるおつもりでしょう?】
僕は果実を手に入れたいのと、今の所人間にとって大事な作物・・・・ウィートとソーイだったかな?他にも色々。
リーフェさんは色々知っているようで、ただ名前を言っても伝わららず、何やら僕の頭を見るとか何とか、従魔とテーマ―の繋がりからイメージを引き出したみたいです。
植物の姿をみればわかるようで、
【なるほど。人間はこのような植物を糧にするのですね。そういう事でしたら、多少難はありますが、天馬も複数いますし、何とかなるでしょう。私をテイムした先は魔物の領域です。そこを何とかすれば我が主の希望は叶う、そうリーフェは思います。】
まあ険しい土地や、魔物が居る土地になるんだよね。
結局リーフェさんの提案を検討する事にしました。魔物、大丈夫かなあ?
「ロキュスさん、大変だったわね。明日、スラムに住んでいる人達来るかしら?」
「きっと来ると思います。今日は正直もう限界なので、そろそろ休みます。」
「気を付けてね・・・・って駄目じゃない!もう、無理しては駄目よ!」
どうやら思ったより足に来ていたようで、ふらついてしまいました。
そのままレネーさんの助けで部屋に戻り、僕達はベッドで寝ました。
・・・・
・・・
・・
・
翌朝、レネーさんの寝顔を見ながら置きました。
いつもの事だけど、やっぱりレネーさんって素敵なんだよね。
あんまり寝顔を見るのも失礼かと思い、起きて身支度を整います。
暫くしてレネーさんも起きだし、朝から国王夫妻と食事をしました。
開拓の事、お酒の事等決める事が多い上に、かなり僕が関わっているので、食事の時間も無駄にできません。
食事を終え、かなり早いかな、と思いましたが、街道へ向かう事にしました。
しかし何か様子が変です。
市街地に入ってから人の動きがいつもと違います。
まあそういう事もあるかな?と思いつつ、王都を出ます。
スラム街がある場所とは方向が違うのですが、昨日スラムの住人達と遭遇した場所はこちらの門から移動する事になるので、来るかなあ?とか思いながら進んでいたのですが、やはり何かおかしい。
街道を通る人達が沢山いるんです。
まあいいか、と思いながら僕はレネーさんと共に天ちゃんに乗せてもらっています。
人が多くても、まさか天馬を襲おうと思う人はいないと思うので、お気楽だったり。
暫くして目的地が見えてきましたが・・・・あれ?間違った?
街道の先には何もないはずなのに、やたら何か見えているんです。まさか、人がいる?
「レネーさん、ちょっと上から見ます。」
「え、天ちゃんに今から飛んでもらうの?」
「前方が変なんです。空から確認します。そういう訳で天ちゃん、お願い。」
【それは構わんが、あれは大勢の人だな。】
そうなの?
しかし天ちゃんはあっという間に見渡せる高さまで上がってくれました。
そこで見えたのは、信じられないほど沢山集っている人々の姿でした。
え?話し合いにと来てほしいと伝えたはずなのに。
もしかしてスラムの住民の大多数が集まっていない?
しかも道を挟んだ方にはスラムの住民よりあきらかに身なりの良い姿の人々が居るんです。どういう事?
苑囿で確認しました。
【リーフェがいい場所を知っていると教えてくれています。】
色々忙しく、なかなか従魔達と接する機会が無いんです。
フェンリルのお母さん、リーフェさんもまだ子育てが忙しいと思うので、向こうから何かない限り子育てに専念してもらう様に伝えているんです。
ただどうした訳か、子供達が眷属となった時に、急に成長・・・・もう進化といったレベルだと思います・・・・すでに自分で狩りを行い、それなりに強い魔物さえ仕留める事が出来るんだとか。
なのでもう、子育てに時間を、と考慮してもらう必要はないのだとか。
なのでこの場に来てもらいました。
【我が主、人間達が領土を広げたいと聞きました。】
「うん、そうなんだ。できれば森を切り開き、畑にしたいと思っているんだ。」
【畑で御座いますか。どういった作物を育てるおつもりでしょう?】
僕は果実を手に入れたいのと、今の所人間にとって大事な作物・・・・ウィートとソーイだったかな?他にも色々。
リーフェさんは色々知っているようで、ただ名前を言っても伝わららず、何やら僕の頭を見るとか何とか、従魔とテーマ―の繋がりからイメージを引き出したみたいです。
植物の姿をみればわかるようで、
【なるほど。人間はこのような植物を糧にするのですね。そういう事でしたら、多少難はありますが、天馬も複数いますし、何とかなるでしょう。私をテイムした先は魔物の領域です。そこを何とかすれば我が主の希望は叶う、そうリーフェは思います。】
まあ険しい土地や、魔物が居る土地になるんだよね。
結局リーフェさんの提案を検討する事にしました。魔物、大丈夫かなあ?
「ロキュスさん、大変だったわね。明日、スラムに住んでいる人達来るかしら?」
「きっと来ると思います。今日は正直もう限界なので、そろそろ休みます。」
「気を付けてね・・・・って駄目じゃない!もう、無理しては駄目よ!」
どうやら思ったより足に来ていたようで、ふらついてしまいました。
そのままレネーさんの助けで部屋に戻り、僕達はベッドで寝ました。
・・・・
・・・
・・
・
翌朝、レネーさんの寝顔を見ながら置きました。
いつもの事だけど、やっぱりレネーさんって素敵なんだよね。
あんまり寝顔を見るのも失礼かと思い、起きて身支度を整います。
暫くしてレネーさんも起きだし、朝から国王夫妻と食事をしました。
開拓の事、お酒の事等決める事が多い上に、かなり僕が関わっているので、食事の時間も無駄にできません。
食事を終え、かなり早いかな、と思いましたが、街道へ向かう事にしました。
しかし何か様子が変です。
市街地に入ってから人の動きがいつもと違います。
まあそういう事もあるかな?と思いつつ、王都を出ます。
スラム街がある場所とは方向が違うのですが、昨日スラムの住人達と遭遇した場所はこちらの門から移動する事になるので、来るかなあ?とか思いながら進んでいたのですが、やはり何かおかしい。
街道を通る人達が沢山いるんです。
まあいいか、と思いながら僕はレネーさんと共に天ちゃんに乗せてもらっています。
人が多くても、まさか天馬を襲おうと思う人はいないと思うので、お気楽だったり。
暫くして目的地が見えてきましたが・・・・あれ?間違った?
街道の先には何もないはずなのに、やたら何か見えているんです。まさか、人がいる?
「レネーさん、ちょっと上から見ます。」
「え、天ちゃんに今から飛んでもらうの?」
「前方が変なんです。空から確認します。そういう訳で天ちゃん、お願い。」
【それは構わんが、あれは大勢の人だな。】
そうなの?
しかし天ちゃんはあっという間に見渡せる高さまで上がってくれました。
そこで見えたのは、信じられないほど沢山集っている人々の姿でした。
え?話し合いにと来てほしいと伝えたはずなのに。
もしかしてスラムの住民の大多数が集まっていない?
しかも道を挟んだ方にはスラムの住民よりあきらかに身なりの良い姿の人々が居るんです。どういう事?
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