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第二章 師匠の墓はどこ?
第13話 お使い
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レジの近くにはガラスのショーケースが置かれてあった。フォリア・アンティークス内でも価格の高い、ジュエリーや時計が並べられている。値段が値段なだけに、毎日売れるようなものではない。
(この懐中時計、カッコイイけどやっぱり高いもんなぁ)
五十万エルをポンっと出せる人はなかなかいない。キルケで作られた百年前の手巻き式、ハンターケースのこの懐中時計は、修理歴もないというのに正確に秒針を刻んでいた。
「冬場になるとこの辺動くんだよね~」
「なんで?」
店内にはワクワクとした表情の観光客が三名。こういう表情の時はメルディは声をかけないようにしていた。じっくりと、お店自体を楽しんでもらいたかったからだ。これはフォリア・アンティークスの方針でもある。
「この国じゃ年末になると大切な人にプレゼントを送る習慣があるんだよ。ここ百年くらいの文化だけどね」
実は観光のハイシーズンより冬場が一番売上が高い年もあるのだと、ユーリはニヤリと語った。
「大切な人?」
「元々は子供達が寒い冬を無事越せるように、手袋やマフラーを甘いお菓子と一緒に送るって慣わしだったのが、いつの間にか夫婦や恋人に特別な贈り物をって方向に派生していったんだ」
「へぇ~」
バックヤードからエリオが大きな箱を運びながら二人の会話に混ざってきた。昨日、豪華なドールハウスが売れたので、別のものを同じ場所へ飾るのだ。
「特にアンティーク品は、“歴史を超えて大切にします”っていう意味を込めて贈れるから人気もあってね」
「大手企業の戦略だけどなぁ」
「我が家にしたらありがたいことだよ」
オオテキギョウ? とメルディは首を傾げたが、ちょうどその時、錬金術の小瓶についてお客達が尋ねてきてこの話題はここまでとなった。
この日はこんな風に小瓶やガラスの指輪、欠けた記録石がよく売れる日だった。どれも観光客に人気があるものだが、それにしても多い。
「あ~やっぱりSNSでキルケの街がバズってる。お土産品も」
スマートフォンを片手にコーヒーを飲みながら、昼食休憩中のユーリが嬉しそうな声を上げた。
「最近増えたわねぇ」
同じくコーヒーを啜りながら、ナーチェの目尻は下がっていた。
「じゃあ在庫出しとくね」
ひと足先に昼食を食べ終わったメルディが席を立った。まあまだゆっくりなさい、と声を掛ける夫人に丁寧に断りを入れてバックヤードへと向かう。今日は店主のダルクは買い付けに出ており、ユーリは午後から急ぎのトレハンの仕事の依頼で出かけるので、今はエリオが店番をしていた。
(SNSに載ってたのと似たやつがあったはず……)
どの小瓶を表に出すか考えながらバックヤードでゴソゴソとしているメルディのポケットが揺れた。連絡用アプリの通知だ。おそらく、最近アカウントを教えた彼女だろうことがメルディは魔術を使わなくてもわかった。ついでに、内容まで。
(えーっと……『まだです』っと)
短い言葉で返信する。イザベルからの連絡は予想通り、
『アルティスナ製薬から返事は来たの?』
だった。
アルティスナ製薬からの一度目の返信はわりとすぐにメルディの元へ届いたのだ。『審査中』だと。
メルディはこの返事に対して“そんなものだろう”、と思っていた。フォリア・アンティークスの面々も同じだ。貴重な魔獣から取れる素材をそうホイホイ簡単に一般人に与えることはないだろうと。だが、イザベルはそうではなく、
『なにそれ!? 仕事遅すぎよ!!』
アルティスナ側の対応に不満があるようだった。
(どっちにしろ、寒くならなきゃエオリウスの枝葉も集められないしな~)
だからメルディ本人はそこまで慌ててはいないのだ。
メルディが昼食後に追加した錬金術用の小瓶は、並べた途端に売れていった。
「めっちゃ綺麗~~~」
「ファンタジー感つよ~い!」
「どこに飾ろっかな」
よく聞く感想だが、メルディにしてみると実験用のあの小瓶に対して、そんな言葉が出てくることが今でもとても不思議だった。
「メルディ。ちょっとお使いを頼みたいんだが」
「もちろんです!」
ダルクは店に戻ってからもずっとバタバタとしていた。急遽とあるお屋敷の遺品整理の調査依頼が入り、これから下見に行かなければならなくなったのだ。
ということで、メルディ初めてのお使いは、フォリア・アンティークスのお得意先の一つであるホテル。そこへアンティークの花瓶を届けに行くのだ。
「イガサキさんが早めに手配してくれたらしくって、思ったより早く着いたんだ」
しかもそのことをついホテルオーナーに話してしまい、相手方はずいぶんと今日を楽しみに待っていることをダルクは知っていた。
「すまないなぁ」
「そんな! 私はここの従業員ですよ! これも業務の一環です!」
そういって意気揚々と引き受けた。
◇◇◇
届け先のホテル アトラス・キルケはマグヌス大聖堂の近くにある。メルディも何度か近くを通っているので迷うことなくお使いとしての役割を終えた。
(今日はこのまま仕事終わっていいよって言われたけど……)
エリオが一人で店番をしていることを知っている身としてはなんとなく落ち着かない。もちろん彼が一人でも全く平気なことは知っているが。なんとなくソワソワしてしまうのは、マグヌス邸でせかせか働いていた時の名残りかもしれない。
「大っきいの作ったわねぇ……」
夕日に照らされたマグヌス大聖堂はいつにも増して荘厳な姿をしているようにメルディには見えた。マグヌスの墓モドキがこの地下にある。
マグヌスの墓探しはほんの少しずつだが進んでいる。だが、すんなりといかないことばかり。そっとポケットの中のスマートフォンを取り出し、メールが——アルティスナ製薬からの返信が——来ていないか確かめた。……あるのはイザベルからの通知だけだ。
ふっとメルディは顔を上げた。風の流れにのってどこからか妙な気配を感じ取ったのだ。
(イザベルさん……じゃないわよね? ちょっと似てる気がするけど……)
キョロキョロとその気配の主を探す。するとベンチに座って胸元を押さえている赤髪の男性が見えた。額から汗が滲んでいる。メルディより先にその様子に気づいたらしい観光客の男性が、大丈夫ですか? と声をかけている。
「すみません……すぐに治まりますんで……」
「水を持ってきましょう」
観光客と入れ替わるようにメルディがその男性に近づいた。上目遣いになっている彼と目が合う。
「……お手伝いを?」
ちょっと困ったように笑いながらメルディは尋ねた。
「……頼めますか?」
相手も同じような笑顔だ。痛みで少々歪んではいるが。
「セダーレ・ドロールム」
痛みの中心であろう心臓の上に手を当て小さな声で唱えた。夕日の中で男性の体が柔らかな光に包まれるも、誰も気づくことはない。ゆっくり、ゆっくりと彼の痛みは治っていったようだ。徐々にホッとするような表情へと変わっていく。
「一時凌ぎですけど」
「助かりました。ご覧の通り、まともに魔術も使えなくなってましてね……」
ネックレスのプレートに埋め込まれた魔石が鈍く光り、小さなペンのような杖が現れる。
「あなたがメルディさんで……」
「えっ!!!!!!?」
ボトリ、とミネラルウォーターのボトルが石畳の上に転がった。声を上げたのはメルディではない。先ほどの観光客が口に手を当ててのけ反っている。ちょうど杖が出てきた瞬間を目撃したのだ。
「ああ……ご親切にありがとうございました」
まだ少し疲れた笑顔だが、観光客にとってはそれで十分。
「と、ととととんでもないです!」
彼の頬は真っ赤になっていた。キルケの観光客の大多数を占める、“魔法ファン”の一人なことがよくわかる。
「あの……あの、あの……ご迷惑でなければ握手していただいても……?」
「私なんかでよければ」
なによりのお土産だと、観光客は赤毛の男性に何度も礼を言った後メルディの方に振り向いて、
『あなたも握手してもらったらどうです?』
と、親切心からキラキラとした視線を向けたのだった。そしてあまりに純粋な瞳に戸惑った魔法使いと魔法使い見習いは、苦笑いをしながら握手をしたのだった。
(この懐中時計、カッコイイけどやっぱり高いもんなぁ)
五十万エルをポンっと出せる人はなかなかいない。キルケで作られた百年前の手巻き式、ハンターケースのこの懐中時計は、修理歴もないというのに正確に秒針を刻んでいた。
「冬場になるとこの辺動くんだよね~」
「なんで?」
店内にはワクワクとした表情の観光客が三名。こういう表情の時はメルディは声をかけないようにしていた。じっくりと、お店自体を楽しんでもらいたかったからだ。これはフォリア・アンティークスの方針でもある。
「この国じゃ年末になると大切な人にプレゼントを送る習慣があるんだよ。ここ百年くらいの文化だけどね」
実は観光のハイシーズンより冬場が一番売上が高い年もあるのだと、ユーリはニヤリと語った。
「大切な人?」
「元々は子供達が寒い冬を無事越せるように、手袋やマフラーを甘いお菓子と一緒に送るって慣わしだったのが、いつの間にか夫婦や恋人に特別な贈り物をって方向に派生していったんだ」
「へぇ~」
バックヤードからエリオが大きな箱を運びながら二人の会話に混ざってきた。昨日、豪華なドールハウスが売れたので、別のものを同じ場所へ飾るのだ。
「特にアンティーク品は、“歴史を超えて大切にします”っていう意味を込めて贈れるから人気もあってね」
「大手企業の戦略だけどなぁ」
「我が家にしたらありがたいことだよ」
オオテキギョウ? とメルディは首を傾げたが、ちょうどその時、錬金術の小瓶についてお客達が尋ねてきてこの話題はここまでとなった。
この日はこんな風に小瓶やガラスの指輪、欠けた記録石がよく売れる日だった。どれも観光客に人気があるものだが、それにしても多い。
「あ~やっぱりSNSでキルケの街がバズってる。お土産品も」
スマートフォンを片手にコーヒーを飲みながら、昼食休憩中のユーリが嬉しそうな声を上げた。
「最近増えたわねぇ」
同じくコーヒーを啜りながら、ナーチェの目尻は下がっていた。
「じゃあ在庫出しとくね」
ひと足先に昼食を食べ終わったメルディが席を立った。まあまだゆっくりなさい、と声を掛ける夫人に丁寧に断りを入れてバックヤードへと向かう。今日は店主のダルクは買い付けに出ており、ユーリは午後から急ぎのトレハンの仕事の依頼で出かけるので、今はエリオが店番をしていた。
(SNSに載ってたのと似たやつがあったはず……)
どの小瓶を表に出すか考えながらバックヤードでゴソゴソとしているメルディのポケットが揺れた。連絡用アプリの通知だ。おそらく、最近アカウントを教えた彼女だろうことがメルディは魔術を使わなくてもわかった。ついでに、内容まで。
(えーっと……『まだです』っと)
短い言葉で返信する。イザベルからの連絡は予想通り、
『アルティスナ製薬から返事は来たの?』
だった。
アルティスナ製薬からの一度目の返信はわりとすぐにメルディの元へ届いたのだ。『審査中』だと。
メルディはこの返事に対して“そんなものだろう”、と思っていた。フォリア・アンティークスの面々も同じだ。貴重な魔獣から取れる素材をそうホイホイ簡単に一般人に与えることはないだろうと。だが、イザベルはそうではなく、
『なにそれ!? 仕事遅すぎよ!!』
アルティスナ側の対応に不満があるようだった。
(どっちにしろ、寒くならなきゃエオリウスの枝葉も集められないしな~)
だからメルディ本人はそこまで慌ててはいないのだ。
メルディが昼食後に追加した錬金術用の小瓶は、並べた途端に売れていった。
「めっちゃ綺麗~~~」
「ファンタジー感つよ~い!」
「どこに飾ろっかな」
よく聞く感想だが、メルディにしてみると実験用のあの小瓶に対して、そんな言葉が出てくることが今でもとても不思議だった。
「メルディ。ちょっとお使いを頼みたいんだが」
「もちろんです!」
ダルクは店に戻ってからもずっとバタバタとしていた。急遽とあるお屋敷の遺品整理の調査依頼が入り、これから下見に行かなければならなくなったのだ。
ということで、メルディ初めてのお使いは、フォリア・アンティークスのお得意先の一つであるホテル。そこへアンティークの花瓶を届けに行くのだ。
「イガサキさんが早めに手配してくれたらしくって、思ったより早く着いたんだ」
しかもそのことをついホテルオーナーに話してしまい、相手方はずいぶんと今日を楽しみに待っていることをダルクは知っていた。
「すまないなぁ」
「そんな! 私はここの従業員ですよ! これも業務の一環です!」
そういって意気揚々と引き受けた。
◇◇◇
届け先のホテル アトラス・キルケはマグヌス大聖堂の近くにある。メルディも何度か近くを通っているので迷うことなくお使いとしての役割を終えた。
(今日はこのまま仕事終わっていいよって言われたけど……)
エリオが一人で店番をしていることを知っている身としてはなんとなく落ち着かない。もちろん彼が一人でも全く平気なことは知っているが。なんとなくソワソワしてしまうのは、マグヌス邸でせかせか働いていた時の名残りかもしれない。
「大っきいの作ったわねぇ……」
夕日に照らされたマグヌス大聖堂はいつにも増して荘厳な姿をしているようにメルディには見えた。マグヌスの墓モドキがこの地下にある。
マグヌスの墓探しはほんの少しずつだが進んでいる。だが、すんなりといかないことばかり。そっとポケットの中のスマートフォンを取り出し、メールが——アルティスナ製薬からの返信が——来ていないか確かめた。……あるのはイザベルからの通知だけだ。
ふっとメルディは顔を上げた。風の流れにのってどこからか妙な気配を感じ取ったのだ。
(イザベルさん……じゃないわよね? ちょっと似てる気がするけど……)
キョロキョロとその気配の主を探す。するとベンチに座って胸元を押さえている赤髪の男性が見えた。額から汗が滲んでいる。メルディより先にその様子に気づいたらしい観光客の男性が、大丈夫ですか? と声をかけている。
「すみません……すぐに治まりますんで……」
「水を持ってきましょう」
観光客と入れ替わるようにメルディがその男性に近づいた。上目遣いになっている彼と目が合う。
「……お手伝いを?」
ちょっと困ったように笑いながらメルディは尋ねた。
「……頼めますか?」
相手も同じような笑顔だ。痛みで少々歪んではいるが。
「セダーレ・ドロールム」
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ネックレスのプレートに埋め込まれた魔石が鈍く光り、小さなペンのような杖が現れる。
「あなたがメルディさんで……」
「えっ!!!!!!?」
ボトリ、とミネラルウォーターのボトルが石畳の上に転がった。声を上げたのはメルディではない。先ほどの観光客が口に手を当ててのけ反っている。ちょうど杖が出てきた瞬間を目撃したのだ。
「ああ……ご親切にありがとうございました」
まだ少し疲れた笑顔だが、観光客にとってはそれで十分。
「と、ととととんでもないです!」
彼の頬は真っ赤になっていた。キルケの観光客の大多数を占める、“魔法ファン”の一人なことがよくわかる。
「あの……あの、あの……ご迷惑でなければ握手していただいても……?」
「私なんかでよければ」
なによりのお土産だと、観光客は赤毛の男性に何度も礼を言った後メルディの方に振り向いて、
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