嘘は愛。

魔乱

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友達と彼女

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今、春菜の病室。
俺と春菜と…さくら。
さくらにキスされてるのを春菜に見られて
ただいま話中…

「あんた、徹のなに?名前は?」
さくらが春菜にきつく言う。
「さくら。もうちょっと優しく」

「だって徹は私のなのに」
非常にまずい…
さくらは俺が好き
でも俺は春菜が好き
春菜は…わかんないけど…

「私は…美川春菜…です」

「あー?美川春菜ぁ~?」

「はい…」
春菜しんどそうだ…顔色が悪い

「さくら、また今度に…」

「いや!今すぐじゃなきゃいや!
…で?徹のな・ん・な・の?」
女ってこえぇ…
「友達だよ…?」

「友達?友達だったらキス見ただけであんな悲しい表情しないと思うんですけどー?」
え?悲しい表情?

「そんなことっ…」

「あー?まさか!徹のこと好きなの!?ねぇ!そうでしょ!!」 
と大笑いするさくら。

「あんたなんか釣り合わないよ?確かに顔は可愛いかもしんないけど見た感じ暗いじゃん!釣り合わないよ~!」

「さくら!!」
今の言葉にカチンとくる。

「それに徹には彼女が15人いるんだよ~?」

「え…?」
しまった…自分で言おうとしてたのに…

「あっれ~?知らなかったのぉ~?」

「…」
黙り込む春菜。
そりゃそうだよな…
幻滅するよな…

「そういうことは…徹くんから直接聞きたいから喋んないでください…」

「は?」
春菜の思いがけない言葉にさくらは怒った。
「何様なの?あんたわかってるよね?私は徹の彼女+幼なじみだよ?私と徹の方がお似合いに決まってんじゃーん!
ふざけんなよ?」
春菜は泣きそうになる。

「さくら!いい加減にしろよ!俺はっ…」
ガタッ
「失礼…しますっ…」
春菜は勢いよく立ち上がり病室をでて走っていってしまった。
「春菜っ!!」
追おうとしたら手を掴まれいけなくなる。
「さくら!離せっ!」

「いやっ!絶対いや!行かないで…徹がいなくなったらわたし…お母さんに殺されちゃうよ…お母さん自殺しようとしたんだよ?
私…暴力ふられちゃう…
怖いよぉ…」
と泣くさくらを離せなくなる。
「泣くなよ…」
さくらを抱きしめる。
でも頭の中には春菜しかいない。
春菜…


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