嘘は愛。

魔乱

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春菜

徹くんと仲良くなって約一ヶ月と半月が過ぎていた。
私は徹くんの優しさと笑顔が好き。
恋をあまりしたことがない私は好きとかはわかんないけど徹くんのことが気になってることくらいはわかった。
「徹くんが…好き?」
独り言を言ってると病室のドアから

「へぇ~?そうなんだ?」

「か、川上先生!」
川上先生に聞かれた。

「昔はあんなに純粋だったのに」
と泣く真似をする川上先生。
「もー!先生!」

「ごめんごめん」と笑う先生は反省してるようには見えなかった。
「でもほんとに…なんか寂しいな」
と子供を見るような目でみる先生。
「先生…」
「そういえばさっき徹くんが待合室にいるのをみたよ」
待合室?
なんで?
さっき電話をきって急いで走っていった徹くんが待合室?
「行ってみたら?」
と川上先生に言われ私は歩いていった。

待合室の近くにいくと声が聞こえる。
「ーひどいよ!」
女の子の声。

私が待合室の方に歩いていくと
女の子と徹くんが…キスしてた…
「徹…くん?」
徹くんは私の顔をみて青ざめた顔をした。
そんなに見られたのがまずかったの…?
私はショックを受けた。

「だれ?この女」
女の子の方が私のことを言ってる。
「あ、えっと…この子は俺の…友達」
私だって聞きたい…
だれ?この子
彼女がいたのに私を抱きしめたの?
私が泣いてたから。
そうだけど…彼女がいるのに抱きしめるなんてダメだよ…
例えそれが泣いてた子でも。
徹くんの心が…聞きたいよ
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