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36.再会③
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体が熱に浸食されていくようで、重くて苦しい。
小刻みに体を震わせながら、口元からは荒々しく吐息を漏らす。
空気を吸い込もうとしても上手く取り込めなくて、浅い呼吸を繰り返していた。
(私、このまま死ぬのかな……)
一瞬そんなことが頭を過る。
私の体の中で一体何が起こっているのかは知らないが、良い状態でないことだけはたしかだ。
自由な生活が手に入った途端、こんな不幸に見舞われて不安と絶望感でいっぱいになる。
目元からはじわりと涙が滲み、頬を伝って溢れ落ちていく。
(いや、死にたくないっ……。まだやりたいこと、沢山あるのに!)
「通せ! 僕が誰だか分かっているのか!」
「ラルス殿下、申し訳ありません。陛下のご命令により、貴方様を通すなと言われております」
何やら入り口の方から騒がしい声が響いてくる。
今は体を動かせないが、視線だけ扉の方へと向けた。
暫くすると扉が勢い良く開かれる。
「ラルス殿下、お戻りくださいっ!」
「うるさいっ! おい、お前もさっさと来い」
「もう、なんなのよ。偉そうに……」
騒がしい声に何事かと思って顔を顰めてしまうが、こちらに近づいてくる足音に視線を向けた。
そこには苛立った顔のラルスと、不満そうにムッと顰めた顔をしているアリスの姿があった。
突然の二人の訪問に私は驚いてしまうが、傍にいたメイド達の方が戸惑っているように見える。
「ラルス様、お戻りください」
「うるさいっ! 僕に命令をするな」
ラルスが怒鳴り散らすと、メイドは萎縮するように固まり言葉を詰まらせた。
こんな時に大きな声を上げないで欲しい。
ラルスの声がキンキンと頭に響き、余計に体調が悪くなりそうだ。
(こんな時でも嫌がらせにきたの……?)
「リリア、もう安心だ。聖女を連れてきた。今すぐ治してもらうからな」
「ホント偉そうで、嫌なヤツ」
(聖女……?)
「は? 僕は偉そうではなく、本当に偉いんだ。元平民であるお前とは違う」
「あっ、そう」
あのラルス相手に、物怖じせず反論してくるアリスに私は驚いていた。
そんな時、不意にアリスと視線が合ってしまいドキッとする。
今の私は声を出すことすら叶わない。
その為、熱に浮かされた顔を向けて、視線で訴えることくらいしか出来なかった。
「リリアさ、……ん。お久しぶりね」
アリスは私を見ると何かを考えたように答えた。
以前見た時よりも、アリスは綺麗になっていた。
それは貴族としての生活に慣れてきたということなのだろう。
「おい、早くしろ。リリアが辛そうだ」
「もう、あんたは一々言い方が腹立つのよ。どう見ても人に頼む態度では無いわ」
ラルスはどんな時でも、この態度を改めようとしない。
アリスの言うことに同意してしまうが、彼女は今や貴族令嬢になった身だ。
だからその話し方もどうかと考えてしまう。
初めて会った時、アリスはアレクシスが王子だと知りながらも、これに似たような態度を取っていたように思う。
そういう意味では、彼女も言葉使いを改める気は無いのかも知れない。
聖女という優位な立場にいるため、失礼な発言はある程度は黙認されているのだろうか。
「ラルス殿下。あの約束、ちゃんと守ってよ」
「ああ、分かってる。兄上にはリリアを救ったのはお前だと口添えしてやる」
そういえば、アリスはアレクシスとの婚約を望んでいるのだと国王陛下は言っていた。
今の話を聞く限り、諦めてはいないのだろう。
そう思うと胸の奥がズキンと痛くなるのを感じた。
私はアレクシスとの婚約を望んでいないが、自分の気持ちは自覚しているつもりだ。
目の前でそんな話を聞いてしまうと、心が穏やかではいられなくなる。
「……それじゃあ、始めるわ。リリアさん、少し失礼するわね」
アリスはベッドの横に立つと、私の手に触れて両手で包むように握り静かに目を閉じた。
するとアリスを中心にして周りの空気が変わる。
神々しい光が彼女を包み込み、触れている私も徐々にその光に包まれていく。
温かくて心地の良い感覚に、少しだけ体が楽になったように感じた。
やはりアリスが聖女というのは間違いないようだ。
(私、助かるのかな……)
一度は死ぬかも知れないと不安を抱いてしまったが、この優しい感覚に少しづつ心の安らぎを取り戻していく。
「……おかしいわ」
「どうした?」
「治らない。なんで?」
「力が足りないんじゃ無いのか? もっと集中して――」
「違う。なんて説明したらいいのか分からないけど、私の力が跳ね返されてしまうみたいなの。どういうこと……」
「おい、お前聖女じゃ無かったのか?」
「聖女よっ! 私が救ってきたところを、貴方は見ていたし知っているでしょ?」
「それなら、どうしてリリアには効かないんだ」
「知らないわよ、そんなの。……知りたいのは私の方なんだから」
アリスの魔力が入ってくると、たしかに少し楽になったような気がした。
だけど体の怠さや、息苦しいのが治ったわけではない。
暫くの間アリスは私の手を握っていてくれたが、無理だと諦めて手を離した。
「聖女に治せないって、リリアは一体どんな呪いをかけられたんだ」
「……呪い、ね。たしかに呪いかもしれないけど、何か違う気がする。リリアさんからは邪悪な気配を全く感じなかったわ」
「それなら病気か何かか?」
「病気であれば殆ど治せるはず。末期な状態で無い限りは……」
(末期……)
アリスの不穏な言葉に表情が曇る。
最近ずっと体調がおかしかったことを考えれば、病気を患っていたと考えても納得出来てしまう。
(聖女にも治せないって。私、本当にもうダメなんだ……)
そう思うと死の恐怖に心が支配されそうで、目からは涙が溢れてきてしまう。
「リリア、だ、大丈夫だ。絶対に僕がもっといい聖女を探して来てやるから」
いつも私を罵倒ばかりしてきたラルスが、そんなことを言うなんて。
それ程までに私の状態は酷いのだと言われているような気分だ。
それが更に私を不安へと突き落としていく。
そんな時だった。
扉の方から再び騒がしい声が聞こえた。
それから間もなくして、再び勢い良く扉が開かれる。
今度は一体、誰がやってきたのだろう。
だけど今の私はそんなことに気を向ける余裕は無かった。
「……っ、あ、兄上……。なんで」
小刻みに体を震わせながら、口元からは荒々しく吐息を漏らす。
空気を吸い込もうとしても上手く取り込めなくて、浅い呼吸を繰り返していた。
(私、このまま死ぬのかな……)
一瞬そんなことが頭を過る。
私の体の中で一体何が起こっているのかは知らないが、良い状態でないことだけはたしかだ。
自由な生活が手に入った途端、こんな不幸に見舞われて不安と絶望感でいっぱいになる。
目元からはじわりと涙が滲み、頬を伝って溢れ落ちていく。
(いや、死にたくないっ……。まだやりたいこと、沢山あるのに!)
「通せ! 僕が誰だか分かっているのか!」
「ラルス殿下、申し訳ありません。陛下のご命令により、貴方様を通すなと言われております」
何やら入り口の方から騒がしい声が響いてくる。
今は体を動かせないが、視線だけ扉の方へと向けた。
暫くすると扉が勢い良く開かれる。
「ラルス殿下、お戻りくださいっ!」
「うるさいっ! おい、お前もさっさと来い」
「もう、なんなのよ。偉そうに……」
騒がしい声に何事かと思って顔を顰めてしまうが、こちらに近づいてくる足音に視線を向けた。
そこには苛立った顔のラルスと、不満そうにムッと顰めた顔をしているアリスの姿があった。
突然の二人の訪問に私は驚いてしまうが、傍にいたメイド達の方が戸惑っているように見える。
「ラルス様、お戻りください」
「うるさいっ! 僕に命令をするな」
ラルスが怒鳴り散らすと、メイドは萎縮するように固まり言葉を詰まらせた。
こんな時に大きな声を上げないで欲しい。
ラルスの声がキンキンと頭に響き、余計に体調が悪くなりそうだ。
(こんな時でも嫌がらせにきたの……?)
「リリア、もう安心だ。聖女を連れてきた。今すぐ治してもらうからな」
「ホント偉そうで、嫌なヤツ」
(聖女……?)
「は? 僕は偉そうではなく、本当に偉いんだ。元平民であるお前とは違う」
「あっ、そう」
あのラルス相手に、物怖じせず反論してくるアリスに私は驚いていた。
そんな時、不意にアリスと視線が合ってしまいドキッとする。
今の私は声を出すことすら叶わない。
その為、熱に浮かされた顔を向けて、視線で訴えることくらいしか出来なかった。
「リリアさ、……ん。お久しぶりね」
アリスは私を見ると何かを考えたように答えた。
以前見た時よりも、アリスは綺麗になっていた。
それは貴族としての生活に慣れてきたということなのだろう。
「おい、早くしろ。リリアが辛そうだ」
「もう、あんたは一々言い方が腹立つのよ。どう見ても人に頼む態度では無いわ」
ラルスはどんな時でも、この態度を改めようとしない。
アリスの言うことに同意してしまうが、彼女は今や貴族令嬢になった身だ。
だからその話し方もどうかと考えてしまう。
初めて会った時、アリスはアレクシスが王子だと知りながらも、これに似たような態度を取っていたように思う。
そういう意味では、彼女も言葉使いを改める気は無いのかも知れない。
聖女という優位な立場にいるため、失礼な発言はある程度は黙認されているのだろうか。
「ラルス殿下。あの約束、ちゃんと守ってよ」
「ああ、分かってる。兄上にはリリアを救ったのはお前だと口添えしてやる」
そういえば、アリスはアレクシスとの婚約を望んでいるのだと国王陛下は言っていた。
今の話を聞く限り、諦めてはいないのだろう。
そう思うと胸の奥がズキンと痛くなるのを感じた。
私はアレクシスとの婚約を望んでいないが、自分の気持ちは自覚しているつもりだ。
目の前でそんな話を聞いてしまうと、心が穏やかではいられなくなる。
「……それじゃあ、始めるわ。リリアさん、少し失礼するわね」
アリスはベッドの横に立つと、私の手に触れて両手で包むように握り静かに目を閉じた。
するとアリスを中心にして周りの空気が変わる。
神々しい光が彼女を包み込み、触れている私も徐々にその光に包まれていく。
温かくて心地の良い感覚に、少しだけ体が楽になったように感じた。
やはりアリスが聖女というのは間違いないようだ。
(私、助かるのかな……)
一度は死ぬかも知れないと不安を抱いてしまったが、この優しい感覚に少しづつ心の安らぎを取り戻していく。
「……おかしいわ」
「どうした?」
「治らない。なんで?」
「力が足りないんじゃ無いのか? もっと集中して――」
「違う。なんて説明したらいいのか分からないけど、私の力が跳ね返されてしまうみたいなの。どういうこと……」
「おい、お前聖女じゃ無かったのか?」
「聖女よっ! 私が救ってきたところを、貴方は見ていたし知っているでしょ?」
「それなら、どうしてリリアには効かないんだ」
「知らないわよ、そんなの。……知りたいのは私の方なんだから」
アリスの魔力が入ってくると、たしかに少し楽になったような気がした。
だけど体の怠さや、息苦しいのが治ったわけではない。
暫くの間アリスは私の手を握っていてくれたが、無理だと諦めて手を離した。
「聖女に治せないって、リリアは一体どんな呪いをかけられたんだ」
「……呪い、ね。たしかに呪いかもしれないけど、何か違う気がする。リリアさんからは邪悪な気配を全く感じなかったわ」
「それなら病気か何かか?」
「病気であれば殆ど治せるはず。末期な状態で無い限りは……」
(末期……)
アリスの不穏な言葉に表情が曇る。
最近ずっと体調がおかしかったことを考えれば、病気を患っていたと考えても納得出来てしまう。
(聖女にも治せないって。私、本当にもうダメなんだ……)
そう思うと死の恐怖に心が支配されそうで、目からは涙が溢れてきてしまう。
「リリア、だ、大丈夫だ。絶対に僕がもっといい聖女を探して来てやるから」
いつも私を罵倒ばかりしてきたラルスが、そんなことを言うなんて。
それ程までに私の状態は酷いのだと言われているような気分だ。
それが更に私を不安へと突き落としていく。
そんな時だった。
扉の方から再び騒がしい声が聞こえた。
それから間もなくして、再び勢い良く扉が開かれる。
今度は一体、誰がやってきたのだろう。
だけど今の私はそんなことに気を向ける余裕は無かった。
「……っ、あ、兄上……。なんで」
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