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第一章:私の婚約者を奪おうとしないでくださいっ!
20.穏やかな時間
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部屋から出ると緊迫した空気から解放され、本当の意味で安心出来た様な気がする。
そしてミレーユに言いたいことをぶつけてしまった自分自身に驚いていた。
(私、本当に王女殿下に気持ちを伝えたんだ……)
すごいな私、と自分を称えるように。
結果的には私の思いは王女殿下には一切届かなかったが、文句を言うという目的は達成した。
部屋を出た後、私はエルネストの隣を並ぶように歩いていた。
来る時よりも足取りは軽く感じる。
後味が悪い終わり方にはなってしまったが、もうミレーユに付き纏われることは無い。
そう思うと心を蝕んでいた重荷も消えて、すっきりとした気分に変わっていく。
(もう王女殿下に従わなくてもいいんだ。本当に良かった!)
お互い黙ったまま歩いていると、エルネストは私の横顔を眺めながら問いかけて来た。
「フェリシア、大丈夫か?」
「私は大丈夫ですが、王女殿下はすごく怒ってましたね」
先程の出来事を思い出し、私は不安そうに呟いた。
「あれはいつものことだ。だからそんなに不安そうな顔はしなくていいよ。もう姉上と会うこともないのだから」
「エルネスト様も、大変なんですね」
「これで最後だと思いたいな。それよりも、今日のフェリシアは良く頑張ったな」
「エルネスト様が殆ど伝えてくれたから。私は聞いているだけでした」
「そんなことは無い。最後はあの姉上相手にしっかりと気持ちを伝えていたな。普通なら逃げ出してもおかしくない状況だったのに。やはりフェリシアは大した女性だ」
「あれは、自分勝手な事ばかり言う王女殿下に腹が立って。その、感情が抑えられなくなったというか……」
私は恥ずかしそうにぶつぶつと小さく呟いていた。
「それでも良くやったと思う。気持ちは少しは晴れたか?」
「はい。文句をぶつけてしまった自分に驚いています。私、すごいことしちゃったんだなって……」
「姉上にあんな風に文句を言う人間は王族以外では始めてかもしれないな」
「……っ!?それって大丈夫なんでしょうか」
「ああ、問題ない。フェリシアの発言は全て私が許可したことだからな。私も聞いていて気持ちが良かったよ」
エルネストはクスクスと楽しそうに笑っていた。
なんだか恥ずかしくなり、私は俯いてしまう。
「すっきりしたはずなのに、フェリシアは下を向くのか?」
「そ、それはっ……。エルネスト様が笑うから、恥ずかしくて……」
私は顔を赤く染めながらむっとした顔で答える。
エルネストはそんな私を満足そうに見つめていた。
この瞳は私が考えていることなどお見通しなのだろう。
***
私達は待機室へと戻って来た。
そこにはグランと、数名の使用人達の姿があった。
「お二人とも、お帰りなさい。そしてお疲れ様です」
「グランさん、お久しぶりです」
私はグランを見つけると嬉しそうに挨拶をした。
グランも笑顔を返してくれた。
「お茶とお菓子の準備が出来ていますから、ごゆっくり寛いでいってくださいね」
「……あ、いつの間に!」
テーブルの上にはケーキスタンドに乗せられた、一口サイズの可愛らしい形をしたお菓子が多数乗っている。
そして食器もピンク色で統一されていて素敵だ。
「すごく可愛い……」
「喜んで貰えたかな。これはフェリシアが頑張ったご褒美と言ったところだな」
「え?」
(これって、私のためにエルネスト様が用意してくれたの?)
「まずは座ろうか。いつまでも立っていては食べられないよ」
「は、はいっ」
私達はテーブルの方へと移動した。
エルネストとは向かい合って座ろうとしていると、何故か私の隣に腰掛けてきた。
「あの、こっち側の席が宜しかったですか?それじゃあ、私は向こうに」
私が席を立とうとした瞬間、手首を掴まれた。
突然触れられてドキッとしてしまう。
「フェリシアは私の隣だよ。あの計画のこと、もしかして忘れてる?」
「計画?……あ!」
私が思い出すとエルネストはクスッと小さく笑った。
「でも、今は私達しかいませんよ?」
「また練習しておこうか。少しでも慣れて貰ったほうが信憑性があるだろうしね」
エルネストは楽しんでいるようだが、私は再びドキドキしてきてしまう。
「お二人とも、仲がよろしいようで」
「そう見えるか?」
グランは「失礼します」と言ってカップにお茶を注いでくれた。
突然変なことを言われ、私は動揺してしまう。
「ええ。照れていらっしゃるフェリシア様の姿を見ていれば、特別な関係ではないかと勘違いする方もいらっしゃるでしょうね」
「グランさんも計画のこと、知っているんですか?」
「グランは私の傍にいることが多いからな。ある程度の事情は話しておいた。変に誤解をされて詮索されるのも面倒だからな」
「色々ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません」
「迷惑だなんて思ってないから謝る必要なんてないよ。それよりも、フェリシアはどれから食べるつもりなんだ?」
「えっと……、じゃあ」
エルネストは突然話題を変えると、お菓子の方に視線を向けた。
私は目の前に置かれているお菓子にチラチラと視線を向けて、どれにしようか悩んでいた。
「これに……」
「これか」
私が手を伸ばした先にあるお菓子を、エルネストが先に取った。
私は驚いた顔でエルネストを見る。
「フェリシア、口を開けて?」
「……っ!?な、なんですか!」
「なにって、ここまでしたら分からないか?フェリシアに食べさせてあげようと思っただけだ」
「そんなエルネスト様の手を煩わせなくても、自分で食べられますっ!」
私はエルネストの手からお菓子を奪い取ろうとするが、遠くに向けられ届かない。
それでも必死に取ろうとしていると、バランスを崩しエルネストの胸に飛び込んでしまった。
「フェリシアって結構大胆なんだな」
「ち、違いますっ!!」
私は顔を真っ赤にしながら、慌てて離れた。
(何やってるの、私。もうやだ、恥ずかしい……)
「本当にフェリシア様は可愛らしい方ですね。エルネスト様が気に入られるのも何となく分かります」
「そうだろう?この小動物みたいな感じが堪らないんだよな」
エルネストはグランの言葉に同意するように頷いていた。
二人してそんな話題で盛り上がられても困ってしまう。
「もうっ!二人して私をからかわないでくださいっ!!」
「怒った顔も可愛いな」
「だから、んぐっ……」
私が言い返そうと口を開けた瞬間、エルネストの手が伸びてきて口の中にクッキーを押し込まれた。
突然の事に驚いてしまったが、クッキーの甘さが口の中に広がり顔がひとりでに綻んでいく。
「んっ、美味しい……。このお菓子、すごく美味しいですっ!」
「そうか、美味しいか。フェリシアの口に合って良かったよ。次はどれにする?」
「えっと……、じゃなくて!自分で食べれます。餌付けしようとしてませんか?」
私はじっと疑いの目でエルネストを見つめていると、突然「ぷっ」と吹き出す音が聞こえた。
エルネストは口元を手で覆い、必死に笑いを耐えているようだ。
グランの方に視線を向けると、口元は抑えていないが僅かに歪んでいる。
「フェリシア、自分で餌付けなんて言わないでくれ」
「……っ、だってエルネスト様が小動物なんて言うからっ」
「それは可愛らしいという意味で言ったんだ」
「……っ」
エルネストの口から可愛いと言われる度に恥ずかしさが込み上げて来る。
お世辞だと分かっていても、すぐに顔を染めてしまうのをどうにかしたい。
「次はどれにする?言っておくが、全て食べさせるまで解放してあげないよ」
エルネストの口元は意地悪そうにつり上がっていた。
私はエルネストといると不思議な気分になる。
王子であるのに、気付けばいつも普通に接していて何でも素直に話せてしまう。
(友人だからなのかな……)
気付けば私もこの雰囲気に呑まれるように笑っていた。
先程の嫌な感情は全て消えていて、楽しい一時を過ごしていた。
そしてミレーユに言いたいことをぶつけてしまった自分自身に驚いていた。
(私、本当に王女殿下に気持ちを伝えたんだ……)
すごいな私、と自分を称えるように。
結果的には私の思いは王女殿下には一切届かなかったが、文句を言うという目的は達成した。
部屋を出た後、私はエルネストの隣を並ぶように歩いていた。
来る時よりも足取りは軽く感じる。
後味が悪い終わり方にはなってしまったが、もうミレーユに付き纏われることは無い。
そう思うと心を蝕んでいた重荷も消えて、すっきりとした気分に変わっていく。
(もう王女殿下に従わなくてもいいんだ。本当に良かった!)
お互い黙ったまま歩いていると、エルネストは私の横顔を眺めながら問いかけて来た。
「フェリシア、大丈夫か?」
「私は大丈夫ですが、王女殿下はすごく怒ってましたね」
先程の出来事を思い出し、私は不安そうに呟いた。
「あれはいつものことだ。だからそんなに不安そうな顔はしなくていいよ。もう姉上と会うこともないのだから」
「エルネスト様も、大変なんですね」
「これで最後だと思いたいな。それよりも、今日のフェリシアは良く頑張ったな」
「エルネスト様が殆ど伝えてくれたから。私は聞いているだけでした」
「そんなことは無い。最後はあの姉上相手にしっかりと気持ちを伝えていたな。普通なら逃げ出してもおかしくない状況だったのに。やはりフェリシアは大した女性だ」
「あれは、自分勝手な事ばかり言う王女殿下に腹が立って。その、感情が抑えられなくなったというか……」
私は恥ずかしそうにぶつぶつと小さく呟いていた。
「それでも良くやったと思う。気持ちは少しは晴れたか?」
「はい。文句をぶつけてしまった自分に驚いています。私、すごいことしちゃったんだなって……」
「姉上にあんな風に文句を言う人間は王族以外では始めてかもしれないな」
「……っ!?それって大丈夫なんでしょうか」
「ああ、問題ない。フェリシアの発言は全て私が許可したことだからな。私も聞いていて気持ちが良かったよ」
エルネストはクスクスと楽しそうに笑っていた。
なんだか恥ずかしくなり、私は俯いてしまう。
「すっきりしたはずなのに、フェリシアは下を向くのか?」
「そ、それはっ……。エルネスト様が笑うから、恥ずかしくて……」
私は顔を赤く染めながらむっとした顔で答える。
エルネストはそんな私を満足そうに見つめていた。
この瞳は私が考えていることなどお見通しなのだろう。
***
私達は待機室へと戻って来た。
そこにはグランと、数名の使用人達の姿があった。
「お二人とも、お帰りなさい。そしてお疲れ様です」
「グランさん、お久しぶりです」
私はグランを見つけると嬉しそうに挨拶をした。
グランも笑顔を返してくれた。
「お茶とお菓子の準備が出来ていますから、ごゆっくり寛いでいってくださいね」
「……あ、いつの間に!」
テーブルの上にはケーキスタンドに乗せられた、一口サイズの可愛らしい形をしたお菓子が多数乗っている。
そして食器もピンク色で統一されていて素敵だ。
「すごく可愛い……」
「喜んで貰えたかな。これはフェリシアが頑張ったご褒美と言ったところだな」
「え?」
(これって、私のためにエルネスト様が用意してくれたの?)
「まずは座ろうか。いつまでも立っていては食べられないよ」
「は、はいっ」
私達はテーブルの方へと移動した。
エルネストとは向かい合って座ろうとしていると、何故か私の隣に腰掛けてきた。
「あの、こっち側の席が宜しかったですか?それじゃあ、私は向こうに」
私が席を立とうとした瞬間、手首を掴まれた。
突然触れられてドキッとしてしまう。
「フェリシアは私の隣だよ。あの計画のこと、もしかして忘れてる?」
「計画?……あ!」
私が思い出すとエルネストはクスッと小さく笑った。
「でも、今は私達しかいませんよ?」
「また練習しておこうか。少しでも慣れて貰ったほうが信憑性があるだろうしね」
エルネストは楽しんでいるようだが、私は再びドキドキしてきてしまう。
「お二人とも、仲がよろしいようで」
「そう見えるか?」
グランは「失礼します」と言ってカップにお茶を注いでくれた。
突然変なことを言われ、私は動揺してしまう。
「ええ。照れていらっしゃるフェリシア様の姿を見ていれば、特別な関係ではないかと勘違いする方もいらっしゃるでしょうね」
「グランさんも計画のこと、知っているんですか?」
「グランは私の傍にいることが多いからな。ある程度の事情は話しておいた。変に誤解をされて詮索されるのも面倒だからな」
「色々ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません」
「迷惑だなんて思ってないから謝る必要なんてないよ。それよりも、フェリシアはどれから食べるつもりなんだ?」
「えっと……、じゃあ」
エルネストは突然話題を変えると、お菓子の方に視線を向けた。
私は目の前に置かれているお菓子にチラチラと視線を向けて、どれにしようか悩んでいた。
「これに……」
「これか」
私が手を伸ばした先にあるお菓子を、エルネストが先に取った。
私は驚いた顔でエルネストを見る。
「フェリシア、口を開けて?」
「……っ!?な、なんですか!」
「なにって、ここまでしたら分からないか?フェリシアに食べさせてあげようと思っただけだ」
「そんなエルネスト様の手を煩わせなくても、自分で食べられますっ!」
私はエルネストの手からお菓子を奪い取ろうとするが、遠くに向けられ届かない。
それでも必死に取ろうとしていると、バランスを崩しエルネストの胸に飛び込んでしまった。
「フェリシアって結構大胆なんだな」
「ち、違いますっ!!」
私は顔を真っ赤にしながら、慌てて離れた。
(何やってるの、私。もうやだ、恥ずかしい……)
「本当にフェリシア様は可愛らしい方ですね。エルネスト様が気に入られるのも何となく分かります」
「そうだろう?この小動物みたいな感じが堪らないんだよな」
エルネストはグランの言葉に同意するように頷いていた。
二人してそんな話題で盛り上がられても困ってしまう。
「もうっ!二人して私をからかわないでくださいっ!!」
「怒った顔も可愛いな」
「だから、んぐっ……」
私が言い返そうと口を開けた瞬間、エルネストの手が伸びてきて口の中にクッキーを押し込まれた。
突然の事に驚いてしまったが、クッキーの甘さが口の中に広がり顔がひとりでに綻んでいく。
「んっ、美味しい……。このお菓子、すごく美味しいですっ!」
「そうか、美味しいか。フェリシアの口に合って良かったよ。次はどれにする?」
「えっと……、じゃなくて!自分で食べれます。餌付けしようとしてませんか?」
私はじっと疑いの目でエルネストを見つめていると、突然「ぷっ」と吹き出す音が聞こえた。
エルネストは口元を手で覆い、必死に笑いを耐えているようだ。
グランの方に視線を向けると、口元は抑えていないが僅かに歪んでいる。
「フェリシア、自分で餌付けなんて言わないでくれ」
「……っ、だってエルネスト様が小動物なんて言うからっ」
「それは可愛らしいという意味で言ったんだ」
「……っ」
エルネストの口から可愛いと言われる度に恥ずかしさが込み上げて来る。
お世辞だと分かっていても、すぐに顔を染めてしまうのをどうにかしたい。
「次はどれにする?言っておくが、全て食べさせるまで解放してあげないよ」
エルネストの口元は意地悪そうにつり上がっていた。
私はエルネストといると不思議な気分になる。
王子であるのに、気付けばいつも普通に接していて何でも素直に話せてしまう。
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