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第54話 魔王バラモヌの最後?
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ぐにゅ♡ ぐにっ♡ ぐにっ♡
(やだ やだっ・・・ どうしよう)
路地裏で知らない男に背後から股を弄られる・・・
トロトロに蒸れた股は言葉とは裏腹に汁をどんどん垂れ流していく・・・
「こうびっこうびしよぉっ~」
片言の言葉が耳元で語られる。
チラリと視線をやると生臭い息を吐く口が自分の口を塞いだ。
「ん”っんん~~~?!」
ぶぢゅぅぅ・・・
(そんなキス・・・ い・・・やあぁぁあ)
臭い息が口内に充満し頭がくらくらする・・・
そのまま背後から股にソレが触れて身をよじって逃げようとするが・・・
「ひぐッ う♡♡ 嫌アァ・・・うっあぁ”ッ♡」
逃げられないように再び股を指が這いずり回る。
堪らず漏れた声が誘っているように聞こえ、腰を追いかけるようにそれがまた尻に押し付けられる・・・
そして・・・
ズズズズ・・・
「あっぎぃい♡ 」
硬いソレが割れ目に到達し、そのまま膣内へと侵入してきた。
しかも一気にではなく、ゆっくりとである。
「あっ♡ んっ♡ はぁっ♡」
全身が喜びに打ち震え痙攣する、体が喜んでいるのである。
体内に侵入したそれは膣壁を押し広げながら奥へと奥へと進み、そこへと到達した・・・
そう、子宮口である。
「かはっ・・・♡」
しかし、そのまま子宮口に先端がキスした状態から更に奥へと進もうとそれは中へ中へと侵入してくる・・・
やがて、子宮口が諦めたかのように徐々に押し広げられ更に奥へと入ってきた。
「をほぉぉッ♡」
痛く苦しい筈・・・なのに彼女の口から洩れたのは歓喜の声であった。
体内からガポッと骨が外れるような音が聞こえ、それを受け入れた事が本人にも分かった。
ゴリュッ!
「ん”ぉぉおおッ♡」
広がりきった子宮口は膣壁と同じ大きさにまで押し広げられ子宮内の奥にまでアレが到達した。
「ん”ふぅ う”ぅっ♡」
苦しくつらい筈なのだが、彼女の体はその痛みに喜びを感じていた。
「やぁあっ♡ じゅぼじゅぼやぁあっ♡ もぉ らめぇっ♡」
子宮内を押し上げられ、下腹部が盛り上がる。
先端が一番奥を更に進もうと何度もノックしているのだ。
「あぎっぃぃああっ♡ あ”っ♡ やぁあっ♡ それ以上はむりぃぃ♡♡」
体が壊れる、それを感じながらも嬉しくて堪らない・・・
人の願望は人の数だけ存在する・・・
彼女は背後から魔物に犯され、下腹部を貫かれて絶頂しながら死ぬのを望んでいたのである。
「あびぃぃいっ♡」
生と死の狭間、それを望み夢見ていた一人の女性は体内を突き破られる痛みと共に昇天した。
それと共に、意識が覚醒する・・・
「あっ♡ また・・・イク♡ イッちゃうぅっ♡ あぁあああぁあっ♡」
目の前の同僚が身悶えしながら絶頂して声を上げていた。
横たわり胸と股を自ら弄りながら絶頂するその姿に意識が覚醒しだす。
「そ、そうか・・・私は!」
記憶が一気に蘇る、アリアハノの街を襲った謎の重圧。
兵士長ソアラの指示で町中を進む一人の美女を取り囲み・・・
彼女の恐ろしいまでの威圧に立ち尽くしたところで何かの魔法を使われたのを思い出した。
「こんな事をしている場合じゃない!」
そう叫び立ち上がるが、幾度も絶頂した夢を見たせいで下半身に力が入らず膝をついてしまう。
周囲にはまだ仲間が歓喜の声を上げながら夢を見させられている・・・
「くそっ・・・」
彼女の名はサミ、兵士長ソアラの部隊に所属する女兵士である。
メンバーの中で唯一、魔物に犯されて死ぬのが夢と言う誰にも言えない願望を持つ女性・・・
だからこそバラモヌのメパタニからいち早く復帰出来たのである。
終わりがある願望、それが幸いしたのだ。
「っ?!」
その時、とてつもない衝撃が街を襲った!
サミはそれを見て唖然と体から力が抜けた・・・
町を襲ったあの女が地面をバウンドしていたのだ・・・
「燃え尽きろ!」
そう叫び女の口から激しい炎が吐き出される!
だがシズは吐かれた炎に向かって槍を突き出した!
『凸撃!』
それは槍のスキル、凸撃!
無機物を貫くことが出来る技である!
吐かれた炎が押し戻され、女の体を炎が包み込む!
「ぐっ?!な、なんだとっ?!」
予想外の反撃に声を上げるバラモヌであるが、その隙をソアラが見逃すはずが無かった!
『アンカーナックル!』
「ぐはっ?!」
炎に包まれたバラモヌをソアラの拳が貫く!
その衝撃でバラモヌはシズの方へ吹き飛び・・・
『乱れ突き 連牙!』
その体を無数の槍撃が襲う!
空中でモロにそれを受けたバラモヌはズタボロになりながら吹き飛ばされ地面をバウンドしていた。
そして・・・
「がっがぁああああああ?!」
遅れてソアラのアンカーナックルの効果が発動する。
アンカーナックル:ターンの終わりに追加ダメージを与える格闘技。
地面をバウンドしていたバラモヌから絶叫が響く!
ソアラとシズは困惑していた。
(弱い?)
(弱すぎる?)
そう、二人はバラモヌと名乗ったその女が並みの魔物ではない事は理解していた。
だがユウキに抱かれてから魔物と戦った経験が少ない二人は理解していなかった。
自分達のレベルが既に通常の世界最強を軽く凌駕しているレベルに達している事実に・・・
「ぐ・・・ぐぅぅ・・・信じられん・・・」
ヨロヨロと地に手を突きながら起き上がるバラモヌ。
既に着ていた衣類はボロボロとなり、裸体を露わにしていた。
その体には多数の傷が生々しく残り、白い蒸気を出しながら徐々に修復されていく・・・
「なんなんだ・・・この強さは・・・」
バラモヌは焦っていた。
勇者以外に自分を傷つけられる存在が居るなんて思いもしなかったのだ。
自身の最高の攻撃魔法であるイオラズンも弾かれ、不意を突いた炎もまるで効果が無い・・・
更にはメパタニで混乱させたとしても兵士長ソアラは直ぐに復帰してくる・・・
この状況に陥って初めてバラモヌは気付いたのだ。
そう、目の前の二人の女はどちらも自分よりも強いという事実に・・・
「くっくそっ・・・」
咄嗟にバラモヌが手を広げ周囲に黄色い宝石をばら撒くが・・・
「させない!」
ソアラが一瞬にしてバラモヌに接近し呪文を唱える前に拳の強烈な一撃をお見舞いした!
地面へと叩きつけられたバラモヌは再び地面の石畳を割りながらバウンドする・・・
呆気ない、まさにその一言が相応しい如く綺麗な顔面を陥没させてバラモヌは倒れたまま痙攣していた・・・
「終わり・・・なのか?」
「ですかね・・・」
シズの言葉にソアラも半信半疑である。
それはそうであろう、人類を脅かす魔物の大将と思われていたバラモヌがこの程度であったのだから。
だが、その体から再び白い蒸気が噴き出し傷が見る見る癒えていく・・・
バラモヌの自動回復がその傷を癒しているのだ・・・
腐っても魔王、瀕死であるがまだ生きていたのである。
「兵士長、シズ様・・・」
「サミ、無事だったのか!」
そこへ近付いてきたのはメパタニから復帰したサミである。
他の団員も徐々に混乱から回復しつつあった。
「終わったのですか?」
「あぁ、まだ生きてはいるようだけど・・・」
「正直拍子抜けだな」
この程度であれば何度襲ってきても返り討ちである。
そもそも、今は不在であるが普段であればシズよりも強いローザとハナが居るのだ。
単独でもこのバラモヌ相手であれば余裕の勝利は確実であったのだ。
だからこそ3人は考えていた・・・
(((このままバラモヌを倒してしまっていいものだろうか・・・)))
そう、魔王バラモヌを倒すという事は人類が勝利するという事。
それはイコール人類が勝利し勇者であるユウキが元の世界へ帰還してしまうということである。
視姦プレイに願望を持つソアラ、魔物による強姦死に願望を持つサミ・・・
二人は確かに求めるプレイがあるが、それでもユウキの事を愛してしまっているのだ。
いや、二人だけではない・・・
既にこの世界でユウキに抱かれた経験のある女は殆どがユウキに惚れていると言っても過言ではないのだ。
そして、それはバラモヌを倒せば待っている別れへとつながる・・・
だからこそ3人は考えた。いや、考えてしまったのだ・・・
(((このままバラモヌを生け捕りにしておけばユウキは帰らないのではないか?)))
3人は言葉を交わす事無く全く同じ結論へと到達した。
今のままでさえバラモヌは余裕で倒せる、それが今後ユウキに抱かれることで更にレベルが上がれば・・・
愛と欲望と願望の為に3人はバラモヌをこのまま生け捕りにしてしまおうと考えた。いや、考えてしまったのだ。
あまりにも身勝手な考えであるが、ユウキに抱かれた女なら確実に同じ結論に達したであろう。
だからこそ油断した。
バラモヌが意識を失っていると思い込んでいたのだ。
『バツノレーラ!』
目を見開いたバラモヌはそれを唱える!
その瞬間恐るべきその魔法の効果が発揮される!
それは粉々になった宝石であった。
周囲に粉末として細かく砕けてばら撒かれていたバラモヌの宝石が魔法の効果で飛び上がったのだ!
「んひぃ♡」
「あっあ~~~~♡♡♡」
「やああ♡」
シズ、ソアラ、サミの3人は股を押さえてその場に蹲る。
特にソアラとサミはメパタニで体が欲情していた為にその効果は絶大であった。
「あああ!熱い!熱いのぉ♡」
「うひぃんっ♡」
絶頂が無理やり襲い掛かり全身から汗が噴き出す。
3人は困惑していた。
ユウキに膣内射精させた時にも似た快感が体を駆け巡る。
「フフフフッ・・・」
そう小さく笑いながら立ち上がるバラモヌ。
その股間には光り輝く男性器が勃っていた。
咄嗟に逃げようとする3人であるが、体が言う事を効かず這いずるのみである・・・
そんなソアラの方へバラモヌは崩壊した顔を修復しながら近づいていき、その尻を掴んだ。
「ひぃっ?!」
「素晴らしい一撃であった、これは褒美だ受け取れ!」
「くぎゅぅっっ?!あがぁっぁあ・・・」
無理やり挿入されたそれは冷たく硬い・・・
それはそうであろう、バラモヌの股から生えている男性器は宝石で出来ていたからだ。
膣内に石を突っ込まれる如き痛みがソアラに襲い掛かる!
「はあ!あそこが無理やりぃ!」
ぐちゅぐちゅっと愛液が潤滑油になるが、男性器の表面が荒いのかソアラの顔は苦痛に歪む。
そして、それはやってきた。
「ほらっ受け取れ!」
「あああ~~~♡ おううああ~♡ あへぇええ♡」
膣内に注がれるそれはバラモヌの精液・・・
それと共に白目を剥いて絶頂するソアラ。
ヌポッと引き抜かれたアソコからはベトベトの精液があふれかえる・・・
そして、バラモヌはそのまま近くのサミへと近づく・・・
「い、嫌だ絶対に!」
魔物に犯されて突き破られて死ぬのが願望ではあるが、雄の魔物に犯されて孕むのは絶対嫌なサミ。
だがバラモヌはお構いなしに近寄り・・・
「次はお前だ!ヨガリ狂え!」
「うなぁぁぁ!!!」
覆いかぶさったバラモヌがサミ中へと入ってきた。
ソアラもそうであったが魔物に犯されたとしても本来であれば抵抗が出来る。
特に相手とはレベルそのものが違うのである、無理やり犯されようとしても返り討ちに出来るのが普通であった。
だが横で立ち上がる事すら出来ない状態のシズがそうであるように、彼女たちの体は自由が利かなかった。
「チンポ硬い!チンポ熱い~~!!」
子宮口を叩かれる快感が痛みと共にサミを襲う!
「お”っ♡ おほぉ♡」
ザラザラとした宝石の男性器が膣壁を削る痛みにサミは見悶える。
「はっ♡ お”っ♡ ん”おッ♡」
「どうだ?お前の望む形に我のは変化しているのだぞ?」
「ん”ぅおぉおっ♡♡」
苦痛と快楽が入り交じりサミは懇願する・・・
このまま子宮内までぐちゃぐちゃに掻き回されて絶頂死を迎えたいと・・・
だが・・・
「ん”おほっ♡ おごぉぉ・・・♡」
「ククク・・・お前にもプレゼントしてやろう」
「あっあがぁ・・・♡」
与えられたのは死ではなく精液であった。
バラモヌの宝石の男性器からサミの子宮へ精液が送り込まれる・・・
「いぐっ!いっぐううう♡ 子宮が熱いぃいやけるぅううう♡」
ソアラに続きサミの膣内にもバラモヌの精液が送り込まれた。
絶叫しながら絶頂した二人はそのまま意識を失う。
そして、最後に残ったシズの方へバラモヌは立ち上がって近づくが・・・
「アンタね!私の邪魔をしたのは!」
とてつもない重圧を感じたバラモヌは驚き視線を城の方へ向ける・・・
そこへツカツカと歩いてくるのは一人の美女。
目の上に酷い火傷が残っているが気にした様子もなく真っすぐにバラモヌを睨みつけるアイリスである。
「また一匹雑魚が・・・」
「うるさい!『パニッシャー』!」
「っ?!」
会話を交わす時間も惜しいかのように突如放たれたのは重圧の魔法。
他の者のスキルの様にユウキによって後付けされたものではなく、アイリスが元から持っていた魔法である。
それがユウキに何度も抱かれレベルが上がった時に強化され、更には得たスキルが更に強力にしていた。
「アンタの言葉を聞く気も時間も私には無い!だからそのまま消えなさい!」
そう言ってアイリスはスキルを発動する。
『多重詠唱』『魔力倍加』『属性無視』『一点集中』『障壁貫通』
全てユウキに抱かれることで得た魔法を強化する為のスキルを惜しみなくふんだんに使用する・・・
そう、アイリスは怒り狂っていたのだ。
バラモヌがアリアハノの街を覆う宝石の魔法効果でユウキに膣内射精してもらえる前に絶頂した事を・・・
失神するほどの快感であったのだが、ユウキの膣内射精を体験したアイリスからしてみれば物足りないものであったのだ。
直ぐに意識を取り戻したのだが、満足しきれていなかったアイリスはユウキを待たせ元凶を叩きにやってきたのである。
「ぐっがっがぁ・・・」
「これは私の愛を邪魔した報いよ、受けなさい・・・」
そう言ってアイリスは多重詠唱で唱えた二つの魔法を両手に出現させた・・・
『メガガイアー!』
それは最強の炎系攻撃魔法と呼ばれる『ガイア』を2つ重ねた新呪文!
それが威力を倍加させ、炎に耐性の有るバラモヌの耐性を無視し、女の肉体には一切ダメージを与えないようにバラモヌ本体だけを狙い、その魔法障壁を貫通して貫いた!
アイリスは怒っていたが理性を保っていた。
ユウキが抱くかもしれない女を殺すのはユウキに嫌われる可能性があると考えていたのだ。
もしもバラモヌが男に寄生していたのだとしたら間違いなくその男毎抹消していただろう・・・
「そっそんn・・・」
その言葉は最後まで告げられなかった。
女の体には一切傷を付ける事無くバラモヌのみを貫いた魔法はレーザー光の様に虚空の彼方へ消えていった。
「バラモヌを・・・倒した・・・?」
まだ体の自由が利かない状態でそれを見ていたシズはつぶやく・・・
それがユウキとの別れを意味するとは気付かないアイリスは嬉しそうに踵を返してユウキの元へセックスしに戻るのであった・・・
(やだ やだっ・・・ どうしよう)
路地裏で知らない男に背後から股を弄られる・・・
トロトロに蒸れた股は言葉とは裏腹に汁をどんどん垂れ流していく・・・
「こうびっこうびしよぉっ~」
片言の言葉が耳元で語られる。
チラリと視線をやると生臭い息を吐く口が自分の口を塞いだ。
「ん”っんん~~~?!」
ぶぢゅぅぅ・・・
(そんなキス・・・ い・・・やあぁぁあ)
臭い息が口内に充満し頭がくらくらする・・・
そのまま背後から股にソレが触れて身をよじって逃げようとするが・・・
「ひぐッ う♡♡ 嫌アァ・・・うっあぁ”ッ♡」
逃げられないように再び股を指が這いずり回る。
堪らず漏れた声が誘っているように聞こえ、腰を追いかけるようにそれがまた尻に押し付けられる・・・
そして・・・
ズズズズ・・・
「あっぎぃい♡ 」
硬いソレが割れ目に到達し、そのまま膣内へと侵入してきた。
しかも一気にではなく、ゆっくりとである。
「あっ♡ んっ♡ はぁっ♡」
全身が喜びに打ち震え痙攣する、体が喜んでいるのである。
体内に侵入したそれは膣壁を押し広げながら奥へと奥へと進み、そこへと到達した・・・
そう、子宮口である。
「かはっ・・・♡」
しかし、そのまま子宮口に先端がキスした状態から更に奥へと進もうとそれは中へ中へと侵入してくる・・・
やがて、子宮口が諦めたかのように徐々に押し広げられ更に奥へと入ってきた。
「をほぉぉッ♡」
痛く苦しい筈・・・なのに彼女の口から洩れたのは歓喜の声であった。
体内からガポッと骨が外れるような音が聞こえ、それを受け入れた事が本人にも分かった。
ゴリュッ!
「ん”ぉぉおおッ♡」
広がりきった子宮口は膣壁と同じ大きさにまで押し広げられ子宮内の奥にまでアレが到達した。
「ん”ふぅ う”ぅっ♡」
苦しくつらい筈なのだが、彼女の体はその痛みに喜びを感じていた。
「やぁあっ♡ じゅぼじゅぼやぁあっ♡ もぉ らめぇっ♡」
子宮内を押し上げられ、下腹部が盛り上がる。
先端が一番奥を更に進もうと何度もノックしているのだ。
「あぎっぃぃああっ♡ あ”っ♡ やぁあっ♡ それ以上はむりぃぃ♡♡」
体が壊れる、それを感じながらも嬉しくて堪らない・・・
人の願望は人の数だけ存在する・・・
彼女は背後から魔物に犯され、下腹部を貫かれて絶頂しながら死ぬのを望んでいたのである。
「あびぃぃいっ♡」
生と死の狭間、それを望み夢見ていた一人の女性は体内を突き破られる痛みと共に昇天した。
それと共に、意識が覚醒する・・・
「あっ♡ また・・・イク♡ イッちゃうぅっ♡ あぁあああぁあっ♡」
目の前の同僚が身悶えしながら絶頂して声を上げていた。
横たわり胸と股を自ら弄りながら絶頂するその姿に意識が覚醒しだす。
「そ、そうか・・・私は!」
記憶が一気に蘇る、アリアハノの街を襲った謎の重圧。
兵士長ソアラの指示で町中を進む一人の美女を取り囲み・・・
彼女の恐ろしいまでの威圧に立ち尽くしたところで何かの魔法を使われたのを思い出した。
「こんな事をしている場合じゃない!」
そう叫び立ち上がるが、幾度も絶頂した夢を見たせいで下半身に力が入らず膝をついてしまう。
周囲にはまだ仲間が歓喜の声を上げながら夢を見させられている・・・
「くそっ・・・」
彼女の名はサミ、兵士長ソアラの部隊に所属する女兵士である。
メンバーの中で唯一、魔物に犯されて死ぬのが夢と言う誰にも言えない願望を持つ女性・・・
だからこそバラモヌのメパタニからいち早く復帰出来たのである。
終わりがある願望、それが幸いしたのだ。
「っ?!」
その時、とてつもない衝撃が街を襲った!
サミはそれを見て唖然と体から力が抜けた・・・
町を襲ったあの女が地面をバウンドしていたのだ・・・
「燃え尽きろ!」
そう叫び女の口から激しい炎が吐き出される!
だがシズは吐かれた炎に向かって槍を突き出した!
『凸撃!』
それは槍のスキル、凸撃!
無機物を貫くことが出来る技である!
吐かれた炎が押し戻され、女の体を炎が包み込む!
「ぐっ?!な、なんだとっ?!」
予想外の反撃に声を上げるバラモヌであるが、その隙をソアラが見逃すはずが無かった!
『アンカーナックル!』
「ぐはっ?!」
炎に包まれたバラモヌをソアラの拳が貫く!
その衝撃でバラモヌはシズの方へ吹き飛び・・・
『乱れ突き 連牙!』
その体を無数の槍撃が襲う!
空中でモロにそれを受けたバラモヌはズタボロになりながら吹き飛ばされ地面をバウンドしていた。
そして・・・
「がっがぁああああああ?!」
遅れてソアラのアンカーナックルの効果が発動する。
アンカーナックル:ターンの終わりに追加ダメージを与える格闘技。
地面をバウンドしていたバラモヌから絶叫が響く!
ソアラとシズは困惑していた。
(弱い?)
(弱すぎる?)
そう、二人はバラモヌと名乗ったその女が並みの魔物ではない事は理解していた。
だがユウキに抱かれてから魔物と戦った経験が少ない二人は理解していなかった。
自分達のレベルが既に通常の世界最強を軽く凌駕しているレベルに達している事実に・・・
「ぐ・・・ぐぅぅ・・・信じられん・・・」
ヨロヨロと地に手を突きながら起き上がるバラモヌ。
既に着ていた衣類はボロボロとなり、裸体を露わにしていた。
その体には多数の傷が生々しく残り、白い蒸気を出しながら徐々に修復されていく・・・
「なんなんだ・・・この強さは・・・」
バラモヌは焦っていた。
勇者以外に自分を傷つけられる存在が居るなんて思いもしなかったのだ。
自身の最高の攻撃魔法であるイオラズンも弾かれ、不意を突いた炎もまるで効果が無い・・・
更にはメパタニで混乱させたとしても兵士長ソアラは直ぐに復帰してくる・・・
この状況に陥って初めてバラモヌは気付いたのだ。
そう、目の前の二人の女はどちらも自分よりも強いという事実に・・・
「くっくそっ・・・」
咄嗟にバラモヌが手を広げ周囲に黄色い宝石をばら撒くが・・・
「させない!」
ソアラが一瞬にしてバラモヌに接近し呪文を唱える前に拳の強烈な一撃をお見舞いした!
地面へと叩きつけられたバラモヌは再び地面の石畳を割りながらバウンドする・・・
呆気ない、まさにその一言が相応しい如く綺麗な顔面を陥没させてバラモヌは倒れたまま痙攣していた・・・
「終わり・・・なのか?」
「ですかね・・・」
シズの言葉にソアラも半信半疑である。
それはそうであろう、人類を脅かす魔物の大将と思われていたバラモヌがこの程度であったのだから。
だが、その体から再び白い蒸気が噴き出し傷が見る見る癒えていく・・・
バラモヌの自動回復がその傷を癒しているのだ・・・
腐っても魔王、瀕死であるがまだ生きていたのである。
「兵士長、シズ様・・・」
「サミ、無事だったのか!」
そこへ近付いてきたのはメパタニから復帰したサミである。
他の団員も徐々に混乱から回復しつつあった。
「終わったのですか?」
「あぁ、まだ生きてはいるようだけど・・・」
「正直拍子抜けだな」
この程度であれば何度襲ってきても返り討ちである。
そもそも、今は不在であるが普段であればシズよりも強いローザとハナが居るのだ。
単独でもこのバラモヌ相手であれば余裕の勝利は確実であったのだ。
だからこそ3人は考えていた・・・
(((このままバラモヌを倒してしまっていいものだろうか・・・)))
そう、魔王バラモヌを倒すという事は人類が勝利するという事。
それはイコール人類が勝利し勇者であるユウキが元の世界へ帰還してしまうということである。
視姦プレイに願望を持つソアラ、魔物による強姦死に願望を持つサミ・・・
二人は確かに求めるプレイがあるが、それでもユウキの事を愛してしまっているのだ。
いや、二人だけではない・・・
既にこの世界でユウキに抱かれた経験のある女は殆どがユウキに惚れていると言っても過言ではないのだ。
そして、それはバラモヌを倒せば待っている別れへとつながる・・・
だからこそ3人は考えた。いや、考えてしまったのだ・・・
(((このままバラモヌを生け捕りにしておけばユウキは帰らないのではないか?)))
3人は言葉を交わす事無く全く同じ結論へと到達した。
今のままでさえバラモヌは余裕で倒せる、それが今後ユウキに抱かれることで更にレベルが上がれば・・・
愛と欲望と願望の為に3人はバラモヌをこのまま生け捕りにしてしまおうと考えた。いや、考えてしまったのだ。
あまりにも身勝手な考えであるが、ユウキに抱かれた女なら確実に同じ結論に達したであろう。
だからこそ油断した。
バラモヌが意識を失っていると思い込んでいたのだ。
『バツノレーラ!』
目を見開いたバラモヌはそれを唱える!
その瞬間恐るべきその魔法の効果が発揮される!
それは粉々になった宝石であった。
周囲に粉末として細かく砕けてばら撒かれていたバラモヌの宝石が魔法の効果で飛び上がったのだ!
「んひぃ♡」
「あっあ~~~~♡♡♡」
「やああ♡」
シズ、ソアラ、サミの3人は股を押さえてその場に蹲る。
特にソアラとサミはメパタニで体が欲情していた為にその効果は絶大であった。
「あああ!熱い!熱いのぉ♡」
「うひぃんっ♡」
絶頂が無理やり襲い掛かり全身から汗が噴き出す。
3人は困惑していた。
ユウキに膣内射精させた時にも似た快感が体を駆け巡る。
「フフフフッ・・・」
そう小さく笑いながら立ち上がるバラモヌ。
その股間には光り輝く男性器が勃っていた。
咄嗟に逃げようとする3人であるが、体が言う事を効かず這いずるのみである・・・
そんなソアラの方へバラモヌは崩壊した顔を修復しながら近づいていき、その尻を掴んだ。
「ひぃっ?!」
「素晴らしい一撃であった、これは褒美だ受け取れ!」
「くぎゅぅっっ?!あがぁっぁあ・・・」
無理やり挿入されたそれは冷たく硬い・・・
それはそうであろう、バラモヌの股から生えている男性器は宝石で出来ていたからだ。
膣内に石を突っ込まれる如き痛みがソアラに襲い掛かる!
「はあ!あそこが無理やりぃ!」
ぐちゅぐちゅっと愛液が潤滑油になるが、男性器の表面が荒いのかソアラの顔は苦痛に歪む。
そして、それはやってきた。
「ほらっ受け取れ!」
「あああ~~~♡ おううああ~♡ あへぇええ♡」
膣内に注がれるそれはバラモヌの精液・・・
それと共に白目を剥いて絶頂するソアラ。
ヌポッと引き抜かれたアソコからはベトベトの精液があふれかえる・・・
そして、バラモヌはそのまま近くのサミへと近づく・・・
「い、嫌だ絶対に!」
魔物に犯されて突き破られて死ぬのが願望ではあるが、雄の魔物に犯されて孕むのは絶対嫌なサミ。
だがバラモヌはお構いなしに近寄り・・・
「次はお前だ!ヨガリ狂え!」
「うなぁぁぁ!!!」
覆いかぶさったバラモヌがサミ中へと入ってきた。
ソアラもそうであったが魔物に犯されたとしても本来であれば抵抗が出来る。
特に相手とはレベルそのものが違うのである、無理やり犯されようとしても返り討ちに出来るのが普通であった。
だが横で立ち上がる事すら出来ない状態のシズがそうであるように、彼女たちの体は自由が利かなかった。
「チンポ硬い!チンポ熱い~~!!」
子宮口を叩かれる快感が痛みと共にサミを襲う!
「お”っ♡ おほぉ♡」
ザラザラとした宝石の男性器が膣壁を削る痛みにサミは見悶える。
「はっ♡ お”っ♡ ん”おッ♡」
「どうだ?お前の望む形に我のは変化しているのだぞ?」
「ん”ぅおぉおっ♡♡」
苦痛と快楽が入り交じりサミは懇願する・・・
このまま子宮内までぐちゃぐちゃに掻き回されて絶頂死を迎えたいと・・・
だが・・・
「ん”おほっ♡ おごぉぉ・・・♡」
「ククク・・・お前にもプレゼントしてやろう」
「あっあがぁ・・・♡」
与えられたのは死ではなく精液であった。
バラモヌの宝石の男性器からサミの子宮へ精液が送り込まれる・・・
「いぐっ!いっぐううう♡ 子宮が熱いぃいやけるぅううう♡」
ソアラに続きサミの膣内にもバラモヌの精液が送り込まれた。
絶叫しながら絶頂した二人はそのまま意識を失う。
そして、最後に残ったシズの方へバラモヌは立ち上がって近づくが・・・
「アンタね!私の邪魔をしたのは!」
とてつもない重圧を感じたバラモヌは驚き視線を城の方へ向ける・・・
そこへツカツカと歩いてくるのは一人の美女。
目の上に酷い火傷が残っているが気にした様子もなく真っすぐにバラモヌを睨みつけるアイリスである。
「また一匹雑魚が・・・」
「うるさい!『パニッシャー』!」
「っ?!」
会話を交わす時間も惜しいかのように突如放たれたのは重圧の魔法。
他の者のスキルの様にユウキによって後付けされたものではなく、アイリスが元から持っていた魔法である。
それがユウキに何度も抱かれレベルが上がった時に強化され、更には得たスキルが更に強力にしていた。
「アンタの言葉を聞く気も時間も私には無い!だからそのまま消えなさい!」
そう言ってアイリスはスキルを発動する。
『多重詠唱』『魔力倍加』『属性無視』『一点集中』『障壁貫通』
全てユウキに抱かれることで得た魔法を強化する為のスキルを惜しみなくふんだんに使用する・・・
そう、アイリスは怒り狂っていたのだ。
バラモヌがアリアハノの街を覆う宝石の魔法効果でユウキに膣内射精してもらえる前に絶頂した事を・・・
失神するほどの快感であったのだが、ユウキの膣内射精を体験したアイリスからしてみれば物足りないものであったのだ。
直ぐに意識を取り戻したのだが、満足しきれていなかったアイリスはユウキを待たせ元凶を叩きにやってきたのである。
「ぐっがっがぁ・・・」
「これは私の愛を邪魔した報いよ、受けなさい・・・」
そう言ってアイリスは多重詠唱で唱えた二つの魔法を両手に出現させた・・・
『メガガイアー!』
それは最強の炎系攻撃魔法と呼ばれる『ガイア』を2つ重ねた新呪文!
それが威力を倍加させ、炎に耐性の有るバラモヌの耐性を無視し、女の肉体には一切ダメージを与えないようにバラモヌ本体だけを狙い、その魔法障壁を貫通して貫いた!
アイリスは怒っていたが理性を保っていた。
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もしもバラモヌが男に寄生していたのだとしたら間違いなくその男毎抹消していただろう・・・
「そっそんn・・・」
その言葉は最後まで告げられなかった。
女の体には一切傷を付ける事無くバラモヌのみを貫いた魔法はレーザー光の様に虚空の彼方へ消えていった。
「バラモヌを・・・倒した・・・?」
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