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第82話 最終戦争ハルヌゲドン発動!前線に立つ鋼鉄姫のスキル!
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冷たい風が人々の体を冷やす。
後ろから朝日が昇り背中に温かさを少しずつ感じながら兵士達は陣形を保ったままその時を待っていた。
目の前にある元ダーマン神殿が在った窪み、埋め立てられたそこを改造し戦列が敷かれていた。
「しかし、本当に始まるのか?」
「どうなんだろな?でもローザ様がおっしゃったからな」
彼等はアリアハノの精鋭達、そんな彼等もユウキによってレベリングされた女性兵との力の差を実感し、どこか哀愁を感じながらも後列を任されていた。
窪みの向こうに隊列し、その時を今かと待ちわびる様子の彼女達はポルトガレの街でバヌザックと戦った者達である。
全員がユウキによってレベリングされた者で構成されたアリアハノ最強の軍隊である。
「カタリナ様、時間です!」
「えぇ・・・」
その中央に位置する場所に待機する一人の女性、ポルトガレの街で冒険者ギルドの受付嬢を以前していた彼女もまたユウキに抱かれ念願の『鑑定眼』を取得し今回の要請に答えてここに来ていた。
戦闘面では役に立たないかもしれない彼女がここに居る理由・・・それは・・・
丁度その頃アリアハノの近くの森の中でシズが『疑似魔王化』スキルを発動させ目を閉じていた。
「5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・時間です」
小さく呟くその声は念話としてローザやダーマン跡で待機する人達に届く。
そう、決戦の日が今日だと分かった理由、それは疑似魔王化する事により脳裏に浮かぶ一つの表記を確認していたから。
『ハルヌゲドン発動まで残り・・・』
それは最終戦争と呼ばれる名称、魔王化する事により視認する事が出来るそのタイマーが今日のこの瞬間を示していたのだ。
その表記が『ハルヌゲドン発動』に切り替わったその瞬間、別の場所から念話が届く・・・
遥か西のバラモヌの城と呼ばれるあの場所。
その近くに滞在していた兵士長ソアラ、露出狂の彼女であるが今日はローブを着てその身を隠していた。
勿論ローブの下は武器以外何も身に付けてはいない、勃起した乳首に擦れるローブが体を火照らせるがそれどころではない。
『な・・・』
ソアラは目の前に広がる光景に目を疑った。
バラモヌ城から一斉に、もの凄い数の魔物が東に向かって出陣したのだ。
少し前にハナやローザ、シズが攻め込みレイプザウォールを含むほぼ全ての魔物を倒した筈なのに、まるで弾幕シューティングの敵弾の様、あの大きさの建物には絶対に収まなら無い数の魔物が次々と出てくるのだ!
もし今見つかったら多勢に無勢、魔物達に集団強姦を受けて滅茶苦茶にされてしまう、ただでさえ防御力皆無で犯されやすい服装で居る自分の今の状況に興奮を感じながらも、ソアラはジッと様子を念話で伝え続ける。
もし見つかれば延々と犯され子宮が壊れる程精液を注がれるというのを想像し内股に愛液が流れる・・・
それでも自らの死を予感する事は無かった、ユウキのレベリングでハナやローザ達には及ばないが兵士長と言う立場を任されるほど高レベルとなった彼女にとっては逃げるだけならばどうにでもなりそうだからだ・・・
だが、その時であった。
「ヒッ?!」
ゾクリっと感じた一際大きなそれをソアラは感じ取り少し漏らす。
あまりにも圧倒的に強い気配、過去に感じた事の無いレベルの強さを持つその1体・・・
背中に羽をもつそいつの名は『妖女イシュダヌ』黒目の無い深紅の瞳に真っ青な肌を持つ悪魔系の魔物である。
だがソアラが感じたのはその内に宿る更なる強者の存在である。
そう、その中に魔王バラモヌは居るのだ!
ハナ達から既にバラモヌの正体を知らされている彼女はその存在を確認し、ソアラは息を潜めダーマン跡で待機する者達に念話を届けるのであった・・・
ソアラからの念話を受け取ったアイリスは作戦の最終確認を行っていた。
「予定通りね、悪いわねこれ使わせて貰うわね」
「えぇ、まさかこんなことに役に立つとは思いもしませんでしたよ」
南に位置するオーストの街、その中に在るカヌダタの元アジト。
その建物の地下、まさしく地下牢と呼べるような場所でアイリスとイーダが最終確認を行っていた。
ローザ達から話を聞かされた時は耳を疑ったアイリスであったが、事実だとすれば仕方のない事であった。
「ンゴーーーーーンガゴーーーーー」
牢の中で眠るカヌダタをチラリと見て二人は外へ出て行く・・・
アイリスは以前倒せなかったバラモヌに関する事実に安堵したあの日の事を思い出す・・・
それは数日前のアリアハノ城のユウキの部屋。
「んんっ♡ はっ・・・♡ あぁぁ・・・♡」
シズは下着を着けず、肌着だけを着崩してユウキに抱かれていた。
普段は誰にも見せない甘えた声のシズの喘ぎの混じった吐息が嬉々として漏れる。
中に射精された時の絶頂を知っているから異常に濡れているというのも勿論ある、だがそれ以前に身も心もユウキに惚れ込んでいる彼女にとって最高に幸せな一時なのは間違いない。
「んんんっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡」
ユウキの腰に足を回し、もっともっとと求めるシズ、だがその横ではまるでカラオケボックスで次の曲を探しているJKの様にハナ達は普通に会話をしていた。
順番に全員膣内射精してもらえるのは分かりきっているので気にせずに順番を待っているのだ。
最近は各々が今日はこういう体位でSEXして欲しいと伝え、ユウキがそれに答えてくれる様になったのも理由の一つであった。
正常位や騎乗位に留まらず、立ち松葉やテコがかりのような高難易度な体位すらもユウキは出来る様になっていたのだ。
これは女性達のレベリングの際に少しずつではあるがユウキの身体能力が向上していった結果でもある。
レベルは相変わらず一桁を行き来しているが、ユウキは確実に成長していたのだ。
「ん”お”ォっ♡ ソコソコォッ♡」
「シズ、そろそろ射精そうだ!」
「良いよぉ膣内に!一番奥で♡いっぱい出してぇぇぇ♡♡♡」
完全に密着した状態で子宮内に先端が沈んだ状態での膣内射精、シズの最近のお気に入りであった。
精液が出る度に脈打つ男性器が子宮口を広げる感触の虜となったシズ、彼女もまた気付いていた・・・
毎日極僅かではあるが、ユウキの男性器が大きく長く成長している事を・・・
昨日のユウキよりも更に奥へ膣内を大きく広げ幸せを注いでくれる、そんな勇気を心から彼女は愛していた。
「んほおおおぉぉぉッ♡ イグイグッ♡ イグゥゥゥぅ♡♡ イッひゃうううゥゥゥゥッ♡」
レベリングの際の絶頂が来る前に自ら達するシズ、シズに限らずユウキとのSEXで膣内射精での強制絶頂が来る前に先にイク事で更なる快感に浸れる事を彼女達は共有していた。
ただでさえ毎日多くの女性とSEXを繰り広げているユウキ、鍛錬を欠かさない剣士の様にユウキとのSEXはまさしく極上のモノとなっているので先に達するのは難しい事では無いのだ。
「あひ・・・♡ へあ・・・♡ イッグゥゥ!ウンンンンッ!!!」ビクンッ!
達した余韻を上書きするように更なる絶頂が襲い掛かる。
蕩け切ったシズの顔は崩れ、ユウキにその顔を見られたくないという想いもあり強く抱きしめる。
そして、どんどん強くなっていく快楽絶頂は徐々に徐々に意識を塗りつぶしていく・・・
どれ程レベルが上がり強くなろうと耐える事が出来ない程の快楽、絶頂に次ぐ絶頂!
中毒、依存症、そんな言葉では言い表しきれない程の現実がそこにあるのだ!
「ひゅウッ♡ ひっひぐぅッ♡ はおっっぉぁ・・・あっ♡ あっうっっうっっく・・・♡♡ お・・・ひ・・・あっ♡」
しかし人間には慣れと言う物が在る、いくら我慢できない程の快楽に沈んだとしてもそれが来ると分かっていれば幾分かは耐えられるモノである。
意識が残っている間、ずっと中に出された精液から絶頂快感が絶え間なく全身に広がり続ける快楽のビックバン!
1秒でも長く味わいたいと最初は絶叫を上げていたシズも必死に意識を保とうと、ユウキへの愛と幸せを必死に想い続ける。
だが、それでもユウキのレベリングに耐えられる限界は直ぐにやって来る。
「はぁっ♡ ぎひィッ♡ あがっきっきひぃぃいッ!!」
限界の限界まで我慢したシズの身体から力が抜ける、脳内が真っ白に染まる様に終わりのない絶頂に塗りつぶされるのだ。
目の前が真っ白になったかのように視界が薄れ、延々と続く快楽に身を委ねる・・・
天国、まさにそこから先は本人にとって天国そのものである。
「んへっ♡ んほぉおおぉ♡ くっくひゅいいっお”っお”お”お”ぁあぁっ♡♡♡ お”っおぉんっ♡♡ おほッ♡♡♡ びあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!!♡♡♡♡ ん”っんぎぃぃいいいっっ♡♡ ひんっひっひぎっお”お”お”お”お”ぉぉぉぉおっ♡」
絶叫し続けるシズを見て服を脱いでバイオキャタピラーの準備をしているアイリス・・・
シズの後片付けをし始めるハナ・・・
そんな彼女達と少し離れシズがユウキに抱かれている間、アイリスは衝撃の事実を聞かされていた。
「それ、本当なの?」
「えぇ、おそらく事実よ」
ローザがアイリスに話した事実、それはバラモヌにその身を奪われたハナが見たバラモヌの秘密。
それを聞いたローザが導き出した一つの真実・・・
当然である、常識として認識していた筈なのにその事実に何故気付かなかったのか・・・
「特異点・・・」
「そう、そう考えれば全て辻褄が合うわ」
世界には何度も復活したバラモヌと戦った歴史が残されている、その度に勇者を召喚し人類は様々な勇者の力を借りて戦った。
ある時は勝利し、ある時は敗北した。
幾度も繰り返し行われたその戦いの歴史がその証拠なのである。
「それじゃあ・・・」
「えぇ、この戦いを勝利して終わらせるには・・・」
ローザが導き出した世界の真理、特異点と呼ばれる存在・・・
繰り返し滅ぼされた魔物と人類の歴史によりそれが真実だと疑う余地も無いだろう。
それは・・・
「バラモヌを完全に倒すか人類が全滅すると世界はリセットされる」
人間側は勇者が倒された後にバラモヌを倒したという歴史は存在する。
錬成勇者と呼ばれる数々の伝説級の武具を生み出した勇者が暗殺された、だが人類はその武具を用いて勝利したという歴史である。
だが、魔王バラモヌを倒した後の歴史に関する資料は殆ど無く、次の歴史がバラモヌの復活から始まっていたのだ。
そして、敗北した人類の歴史もその事実に気付けばおかしなところばかりである・・・
魔物に生き残りが捕獲され、苗床とされたとするならばどうすれば再び王国で勇者召喚が行えると言うのか?
世界の真実に気付いたローザが導き出した結論それは・・・
「来たぞ!」
ダーマン跡地で待機する者達もそれを視認した。
先頭に立つ無表情の女兵士が一人前に歩いていく・・・
かつてポルトガレで鋼鉄姫と呼ばれていた彼女は口元をニヤリと歪ませ醜悪な表情を浮かべ愉悦に浸っていた。
ポルトガレが解放され浄化の力で解放された彼女、だがその彼女を変えたのはユウキであった。
幼少の頃から心が死んでいる、そう言われていた彼女は魔物の体液効果もあったが、魔物に操られた性行為によって僅かに表情に変化が生まれた彼女は異性との性行為が生き甲斐になりつつあった。
だが、浄化された彼女は絶望のどん底へと叩き落とされると事となっていた。
以前よりも動かない表情、それどころか無表情な上に哀愁すらも感じさせるようになった彼女から人は次々と離れて行った。
あの快楽に満ちた日々を忘れられない彼女、何人かの男と肌を重ねたが満足どころか殆ど快感を得る事も出来ず・・・
結果的に、自ら魔物の精液中毒を再び味わいたいと思う程であった・・・
そんな彼女がある日、ある場所で耳にしたのはユウキのレベリングであった。
聞けば、この世の極上とも思える程の快楽の渦に落ちて全てを解放し、絶叫する程の多幸感に溺れられると言うのだ。
そして、鋼鉄姫は最後の願いとして自らユウキとのレベリングを希望しアリアハノを訪れた・・・
「そう・・・このままで待てばいいのね?」
例により、ユウキのレベリングを初めて受ける者はユウキの姿を見る事は許されない。
目隠しをされ、中に精液を注がれるだけの存在かの様に座らされた鋼鉄姫。
それはアリアハノの技術者が新たに考案した足をM字開脚の姿勢で固定する特別な物、産婦人科の内診台の様な椅子に座らされた鋼鉄姫は下を全て脱がされ仰向けで体を固定されその時を待っていた。
気分はまさしく病院の内診待ちであろう、個室に案内され目隠しのまま呆然としていた。
そして、部屋に誰かが入ってくるのを感じそっとアソコに誰かの指が触れる・・・
「痛かったら言ってね」
「・・・」
優しい手つきで触られるが鋼鉄姫は全く感じる事は無い・・・
一言も発しない彼女、ユウキは我慢をしているとでも思ったのだろうか、彼の舌が鋼鉄姫のアソコを舐めだした。
指で触れても濡れていない状況、正直鋼鉄姫はガッカリしていたのだ。
噂が独り歩きをしている、そう考えてもおかしくない程ユウキのクンニで彼女は感じなかった。
それもその筈、人間の性行為と言う物はやはり気持ちが入らないと駄目なのだ。
それでもユウキの唾液で少しはぬめりが生まれ、行為自体は出来る状態にはなる。
だが鋼鉄姫の想像していた通りであった・・・
「挿入れるよ・・・」
「・・・」
膣内に挿入されるユウキの男性器、今までSEXした中では大きい方というのが最初の感想であった。
だがそれ以上でもそれ以下でもない、微妙に擦れる痛みと僅かな快感は感じるものの、物足りないその一点に尽きた。
特に期待していただけにガッカリは半端ないのだ。
「さっさと出して・・・」
「う、うん・・・」
そう独り言の様に小さく言った鋼鉄姫、だがこれであのスキルが手に入ると思えば良いかという思いであった。
いくら彼女が魔物の精液に犯され、中毒症状の中魔物に犯されるとしても集団で延々とと言うのはゴメン被りたかった。
当然だろう、苗床にされて魔物を生むだけの道具にされるのは流石の彼女も望んではいなかったのだ。
だからこそ一人でも戦えて、適当な魔物を逆に生体バイブ代わりにして飼おうと考えていたのだ。
そんな彼女もユウキに膣内射精される事でスキルを得れば人間と肌を重ねるのは最後にするつもりであった・・・
そう、その瞬間までは・・・
「で・・・射精すよ・・・」
「あぁ・・・」
無表情、無関心、無気力・・・
何も望まずただただスキルを手に入れる為だけにユウキの中出しを受け入れた鋼鉄姫・・・
だが、彼女はこのあと知る事となる・・・
ユウキのスキルの真価を!
(あっ・・・いま出てるな・・・)
膣内に感じる暖かいモノ・・・
それが膣内に出された精液だと認識した鋼鉄姫はその時気付く・・・
(あれ?どうやってこれでスキルが身に付くんだ?)
「あ・・・ひゃうんッ」ぞわっ・・・
ちょっとした疑問を持ったその瞬間それはやって来た。
小さな小波、少しだけの快楽・・・
久しぶりに快楽らしい快楽を感じた鋼鉄姫は混乱した、それが快楽だったのかどうか分からなかったのだ。
だが・・・
「お”ッぶッ?!」
今度は確実に下腹部から熱い熱を感じ、思わず声が漏れた。
相変わらず目隠しをされたまま、膣内にユウキの脈打つ男性器を感じながら膣内が動いた。
疼くようにキュッと萎んで、まるでユウキの男性器を離さないという様に動いたのだ。
その結果・・・
「ん”ん”ん”・・・ふ♡ ん”・・・ッ おッぐ♡」
自らの変化にようやく気付いた鋼鉄姫は頭で理解するよりも先に体が動いた。
膣内の奥、まるで子宮口が精液を吸い上げる様にユウキの男性器の先端に吸い付きだしたのだ。
そして、どんどんと広がる下腹部からの快楽、それがじんわりと範囲を広げヘソや腰にまで快感を感じる様になっていく・・・
「あ”あ”あ”ぁッあ”ぁんッあ”ッあ・・・ッんあ”ッ・・・あッ・・・あ”ッぐぁ・・・ッ♡」
下半身が溶かされていくかのように感覚が快感一色に染まっていき、喘ぎ声が我慢できなくなっていく・・・
魔物の精液に犯されて男を襲っていた時にも感じた事が無い程の力強い快感、それがどんどん強くなっていくのだ。
敏感になったクリトリスが肥大化し、毛先で擦られているかのように快感を発生させ始める!
快感の広がりは胸にまで到達し、乳首がモリモリっと大きく勃起していく・・・
鋼鉄姫は恐怖すらも感じていた、この感覚が脳にまで達したら狂ってしまうのではないか・・・
だが、快楽で狂うのであれば望むところだと彼女は覚悟を決めた。
この間、本人にとっては30分にも感じられたが、実のところユウキが中に射精し始めてから僅か数秒の出来事であった。
「ん”ぎゃッ♡ あ”あ”あッあ”あ”あ”あ”♡ ん”あ”ッ♡ あ”にゃッ♡ かはッいっぎィッ♡」
痛みの様に感じる程の下半身の快感、今なお強くなりつつある胸の快感、そして顔にまで到達した始まりの快感・・・
痛みが強過ぎれば人はそれを感じなくする為に脳内麻薬を分泌するなどの措置を取る、だが快感に関してはどうしようもない。
しかも強過ぎた快感を押さえる為にこの後脳内麻薬が分泌され、更なる快感の渦に自らが沈んでいくのだ。
「あ”がッばぎゅッが・・・はッ♡ ぢぬッあ”ッしんじゃううぅぅッ♡」
忘れていた快感を思い出させるどころの話では無い、全く動かなかった表情筋が一斉に鋼鉄姫をアへ顔に変化させていた。
次元が違う、まさしくその言葉の通り膣内に出された精液によって鋼鉄姫は壊れていった・・・
「おひい♡ ほおぉおおおぉぉぉぉぉ♡♡♡ んほぉぉぉぉおおおおおお!!♡♡♡ っほぉ♡♡ お”ひ♡ イってゆ!イってまひゅー!!!おっおガァィィいいいぃぃお”がひくぅぅぎぃぃぃいいいっひぃぃいいいいいいい!!!!♡♡♡♡」
全身の筋肉が痙攣を起こし、失禁を始めるが快感は収まる事を知らない。
そして溢れ出る愛しさ、これ程の快楽を授けてくれた勇者ユウキ・・・
生まれて初めて恋が芽生えた鋼鉄姫であるが、まだ彼女はユウキの声しか知らない。
「お”♡ ほぉぉおおおおおおおおおおおおおんぁあああああひぃぃいいいいいい”い”い”い”い”♡♡♡♡」
体内の空気を全て出し切ってしまうのではないかと思う程の絶叫が勝手に出る、今すぐに拘束具を解いて挿入してくれているユウキを抱き締めたい!
そう思う鋼鉄姫は切ないという感情を知り、身も心も落ちた。
自ら動けないのだからユウキにしてほしい・・・そう願った彼女の想いが届いたのか、ユウキの体が被さり体を抱き締めてきた。
(ヤバい!これじゅごいのぉ♡強く抱き締められ♡彼に全てを征服されている感が溢れ出る♡ヤバ♡・・・イぐ♡)
既にずっとイっている、だが最大の快感が脳に達した事で鋼鉄姫は飛んだ。
意識では無く心が・・・である。
「やん♡しゅごいぃっ♡ひ♡ひゃうっ♡ あ”あ~~~♡あッ♡あつッ はぁあぁぁぁ・・・♡♡」
そして、他の女性と同様に堕ちた鋼鉄姫。
見事にアへ顔のまま失神した彼女がどんな夢を見たのか・・・
それは彼女にしか分からないだろう、翌日からユウキの事しか考えられなくなったのは言うまでもないだろう。
更にこの日以降ユウキの事を想うだけで鋼鉄姫の表情が変化するようになった・・・
鋼鉄姫はあの事を思い出す度に、動かなかった表情が笑みを浮かべるようになったのだ。
だがその笑顔が醜悪過ぎて他人に見せないようにしていた鋼鉄姫、そんな彼女が今また笑みを浮かべているのだ。
幸い最前に一人立つその表情を見ている者は魔物サイド以外には居ない。
「あはは・・・あははははは・・・この戦いに勝利したら勇者様にまた抱いてもらえる!」
それはローザからの発表、この戦いに参加した女性でユウキに抱かれたい者は順に彼とSEX出来るというのだ。
悪鬼羅刹、まさにその言葉が似合いそうな表情のまま疼く鋼鉄姫の子宮・・・
興奮した鋼鉄姫はユウキとの行為で得たスキルを発動させる!
「いっけーーーー!!!!!」
醜悪な表情のまま砲丸投げの様な動きで突き出される腕!
何も持っていなかった筈のその手から突如生み出される巨大な岩!
そう、これが彼女がユウキとの性行為で得たスキル『がんせきおとし』である!
その効果は・・・敵全体に岩石を放り投げて大ダメージ!
その場に岩が存在しなくても発動する、これの恐ろしさを身をもって知る事となる魔物達・・・
そう、効果は・・・『敵全体に』とある様に鋼鉄姫の手を離れた岩石は空中で分裂し更にその数を標的となった魔物の数と同じだけ増えて落下する!
前列で視認出来た魔物と同じ数になり降りかかる岩石はまさに神話の『コメット』を再現するかのようであった。
「まだまだー!!!」
続けて逆の腕を振ると再び巨大岩石が宙を舞い敵へと降り注ぐ!
まさしく地獄絵図、人間攻城兵器と化したかのような鋼鉄姫を止められる者は居ない!!
「あーははははは!あーーーはっはっはっはっ!!!!」
木霊する彼女の笑い声に遥か後方で待機する男性陣がドン引きするのは必須であった・・・
後ろから朝日が昇り背中に温かさを少しずつ感じながら兵士達は陣形を保ったままその時を待っていた。
目の前にある元ダーマン神殿が在った窪み、埋め立てられたそこを改造し戦列が敷かれていた。
「しかし、本当に始まるのか?」
「どうなんだろな?でもローザ様がおっしゃったからな」
彼等はアリアハノの精鋭達、そんな彼等もユウキによってレベリングされた女性兵との力の差を実感し、どこか哀愁を感じながらも後列を任されていた。
窪みの向こうに隊列し、その時を今かと待ちわびる様子の彼女達はポルトガレの街でバヌザックと戦った者達である。
全員がユウキによってレベリングされた者で構成されたアリアハノ最強の軍隊である。
「カタリナ様、時間です!」
「えぇ・・・」
その中央に位置する場所に待機する一人の女性、ポルトガレの街で冒険者ギルドの受付嬢を以前していた彼女もまたユウキに抱かれ念願の『鑑定眼』を取得し今回の要請に答えてここに来ていた。
戦闘面では役に立たないかもしれない彼女がここに居る理由・・・それは・・・
丁度その頃アリアハノの近くの森の中でシズが『疑似魔王化』スキルを発動させ目を閉じていた。
「5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・時間です」
小さく呟くその声は念話としてローザやダーマン跡で待機する人達に届く。
そう、決戦の日が今日だと分かった理由、それは疑似魔王化する事により脳裏に浮かぶ一つの表記を確認していたから。
『ハルヌゲドン発動まで残り・・・』
それは最終戦争と呼ばれる名称、魔王化する事により視認する事が出来るそのタイマーが今日のこの瞬間を示していたのだ。
その表記が『ハルヌゲドン発動』に切り替わったその瞬間、別の場所から念話が届く・・・
遥か西のバラモヌの城と呼ばれるあの場所。
その近くに滞在していた兵士長ソアラ、露出狂の彼女であるが今日はローブを着てその身を隠していた。
勿論ローブの下は武器以外何も身に付けてはいない、勃起した乳首に擦れるローブが体を火照らせるがそれどころではない。
『な・・・』
ソアラは目の前に広がる光景に目を疑った。
バラモヌ城から一斉に、もの凄い数の魔物が東に向かって出陣したのだ。
少し前にハナやローザ、シズが攻め込みレイプザウォールを含むほぼ全ての魔物を倒した筈なのに、まるで弾幕シューティングの敵弾の様、あの大きさの建物には絶対に収まなら無い数の魔物が次々と出てくるのだ!
もし今見つかったら多勢に無勢、魔物達に集団強姦を受けて滅茶苦茶にされてしまう、ただでさえ防御力皆無で犯されやすい服装で居る自分の今の状況に興奮を感じながらも、ソアラはジッと様子を念話で伝え続ける。
もし見つかれば延々と犯され子宮が壊れる程精液を注がれるというのを想像し内股に愛液が流れる・・・
それでも自らの死を予感する事は無かった、ユウキのレベリングでハナやローザ達には及ばないが兵士長と言う立場を任されるほど高レベルとなった彼女にとっては逃げるだけならばどうにでもなりそうだからだ・・・
だが、その時であった。
「ヒッ?!」
ゾクリっと感じた一際大きなそれをソアラは感じ取り少し漏らす。
あまりにも圧倒的に強い気配、過去に感じた事の無いレベルの強さを持つその1体・・・
背中に羽をもつそいつの名は『妖女イシュダヌ』黒目の無い深紅の瞳に真っ青な肌を持つ悪魔系の魔物である。
だがソアラが感じたのはその内に宿る更なる強者の存在である。
そう、その中に魔王バラモヌは居るのだ!
ハナ達から既にバラモヌの正体を知らされている彼女はその存在を確認し、ソアラは息を潜めダーマン跡で待機する者達に念話を届けるのであった・・・
ソアラからの念話を受け取ったアイリスは作戦の最終確認を行っていた。
「予定通りね、悪いわねこれ使わせて貰うわね」
「えぇ、まさかこんなことに役に立つとは思いもしませんでしたよ」
南に位置するオーストの街、その中に在るカヌダタの元アジト。
その建物の地下、まさしく地下牢と呼べるような場所でアイリスとイーダが最終確認を行っていた。
ローザ達から話を聞かされた時は耳を疑ったアイリスであったが、事実だとすれば仕方のない事であった。
「ンゴーーーーーンガゴーーーーー」
牢の中で眠るカヌダタをチラリと見て二人は外へ出て行く・・・
アイリスは以前倒せなかったバラモヌに関する事実に安堵したあの日の事を思い出す・・・
それは数日前のアリアハノ城のユウキの部屋。
「んんっ♡ はっ・・・♡ あぁぁ・・・♡」
シズは下着を着けず、肌着だけを着崩してユウキに抱かれていた。
普段は誰にも見せない甘えた声のシズの喘ぎの混じった吐息が嬉々として漏れる。
中に射精された時の絶頂を知っているから異常に濡れているというのも勿論ある、だがそれ以前に身も心もユウキに惚れ込んでいる彼女にとって最高に幸せな一時なのは間違いない。
「んんんっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡」
ユウキの腰に足を回し、もっともっとと求めるシズ、だがその横ではまるでカラオケボックスで次の曲を探しているJKの様にハナ達は普通に会話をしていた。
順番に全員膣内射精してもらえるのは分かりきっているので気にせずに順番を待っているのだ。
最近は各々が今日はこういう体位でSEXして欲しいと伝え、ユウキがそれに答えてくれる様になったのも理由の一つであった。
正常位や騎乗位に留まらず、立ち松葉やテコがかりのような高難易度な体位すらもユウキは出来る様になっていたのだ。
これは女性達のレベリングの際に少しずつではあるがユウキの身体能力が向上していった結果でもある。
レベルは相変わらず一桁を行き来しているが、ユウキは確実に成長していたのだ。
「ん”お”ォっ♡ ソコソコォッ♡」
「シズ、そろそろ射精そうだ!」
「良いよぉ膣内に!一番奥で♡いっぱい出してぇぇぇ♡♡♡」
完全に密着した状態で子宮内に先端が沈んだ状態での膣内射精、シズの最近のお気に入りであった。
精液が出る度に脈打つ男性器が子宮口を広げる感触の虜となったシズ、彼女もまた気付いていた・・・
毎日極僅かではあるが、ユウキの男性器が大きく長く成長している事を・・・
昨日のユウキよりも更に奥へ膣内を大きく広げ幸せを注いでくれる、そんな勇気を心から彼女は愛していた。
「んほおおおぉぉぉッ♡ イグイグッ♡ イグゥゥゥぅ♡♡ イッひゃうううゥゥゥゥッ♡」
レベリングの際の絶頂が来る前に自ら達するシズ、シズに限らずユウキとのSEXで膣内射精での強制絶頂が来る前に先にイク事で更なる快感に浸れる事を彼女達は共有していた。
ただでさえ毎日多くの女性とSEXを繰り広げているユウキ、鍛錬を欠かさない剣士の様にユウキとのSEXはまさしく極上のモノとなっているので先に達するのは難しい事では無いのだ。
「あひ・・・♡ へあ・・・♡ イッグゥゥ!ウンンンンッ!!!」ビクンッ!
達した余韻を上書きするように更なる絶頂が襲い掛かる。
蕩け切ったシズの顔は崩れ、ユウキにその顔を見られたくないという想いもあり強く抱きしめる。
そして、どんどん強くなっていく快楽絶頂は徐々に徐々に意識を塗りつぶしていく・・・
どれ程レベルが上がり強くなろうと耐える事が出来ない程の快楽、絶頂に次ぐ絶頂!
中毒、依存症、そんな言葉では言い表しきれない程の現実がそこにあるのだ!
「ひゅウッ♡ ひっひぐぅッ♡ はおっっぉぁ・・・あっ♡ あっうっっうっっく・・・♡♡ お・・・ひ・・・あっ♡」
しかし人間には慣れと言う物が在る、いくら我慢できない程の快楽に沈んだとしてもそれが来ると分かっていれば幾分かは耐えられるモノである。
意識が残っている間、ずっと中に出された精液から絶頂快感が絶え間なく全身に広がり続ける快楽のビックバン!
1秒でも長く味わいたいと最初は絶叫を上げていたシズも必死に意識を保とうと、ユウキへの愛と幸せを必死に想い続ける。
だが、それでもユウキのレベリングに耐えられる限界は直ぐにやって来る。
「はぁっ♡ ぎひィッ♡ あがっきっきひぃぃいッ!!」
限界の限界まで我慢したシズの身体から力が抜ける、脳内が真っ白に染まる様に終わりのない絶頂に塗りつぶされるのだ。
目の前が真っ白になったかのように視界が薄れ、延々と続く快楽に身を委ねる・・・
天国、まさにそこから先は本人にとって天国そのものである。
「んへっ♡ んほぉおおぉ♡ くっくひゅいいっお”っお”お”お”ぁあぁっ♡♡♡ お”っおぉんっ♡♡ おほッ♡♡♡ びあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!!♡♡♡♡ ん”っんぎぃぃいいいっっ♡♡ ひんっひっひぎっお”お”お”お”お”ぉぉぉぉおっ♡」
絶叫し続けるシズを見て服を脱いでバイオキャタピラーの準備をしているアイリス・・・
シズの後片付けをし始めるハナ・・・
そんな彼女達と少し離れシズがユウキに抱かれている間、アイリスは衝撃の事実を聞かされていた。
「それ、本当なの?」
「えぇ、おそらく事実よ」
ローザがアイリスに話した事実、それはバラモヌにその身を奪われたハナが見たバラモヌの秘密。
それを聞いたローザが導き出した一つの真実・・・
当然である、常識として認識していた筈なのにその事実に何故気付かなかったのか・・・
「特異点・・・」
「そう、そう考えれば全て辻褄が合うわ」
世界には何度も復活したバラモヌと戦った歴史が残されている、その度に勇者を召喚し人類は様々な勇者の力を借りて戦った。
ある時は勝利し、ある時は敗北した。
幾度も繰り返し行われたその戦いの歴史がその証拠なのである。
「それじゃあ・・・」
「えぇ、この戦いを勝利して終わらせるには・・・」
ローザが導き出した世界の真理、特異点と呼ばれる存在・・・
繰り返し滅ぼされた魔物と人類の歴史によりそれが真実だと疑う余地も無いだろう。
それは・・・
「バラモヌを完全に倒すか人類が全滅すると世界はリセットされる」
人間側は勇者が倒された後にバラモヌを倒したという歴史は存在する。
錬成勇者と呼ばれる数々の伝説級の武具を生み出した勇者が暗殺された、だが人類はその武具を用いて勝利したという歴史である。
だが、魔王バラモヌを倒した後の歴史に関する資料は殆ど無く、次の歴史がバラモヌの復活から始まっていたのだ。
そして、敗北した人類の歴史もその事実に気付けばおかしなところばかりである・・・
魔物に生き残りが捕獲され、苗床とされたとするならばどうすれば再び王国で勇者召喚が行えると言うのか?
世界の真実に気付いたローザが導き出した結論それは・・・
「来たぞ!」
ダーマン跡地で待機する者達もそれを視認した。
先頭に立つ無表情の女兵士が一人前に歩いていく・・・
かつてポルトガレで鋼鉄姫と呼ばれていた彼女は口元をニヤリと歪ませ醜悪な表情を浮かべ愉悦に浸っていた。
ポルトガレが解放され浄化の力で解放された彼女、だがその彼女を変えたのはユウキであった。
幼少の頃から心が死んでいる、そう言われていた彼女は魔物の体液効果もあったが、魔物に操られた性行為によって僅かに表情に変化が生まれた彼女は異性との性行為が生き甲斐になりつつあった。
だが、浄化された彼女は絶望のどん底へと叩き落とされると事となっていた。
以前よりも動かない表情、それどころか無表情な上に哀愁すらも感じさせるようになった彼女から人は次々と離れて行った。
あの快楽に満ちた日々を忘れられない彼女、何人かの男と肌を重ねたが満足どころか殆ど快感を得る事も出来ず・・・
結果的に、自ら魔物の精液中毒を再び味わいたいと思う程であった・・・
そんな彼女がある日、ある場所で耳にしたのはユウキのレベリングであった。
聞けば、この世の極上とも思える程の快楽の渦に落ちて全てを解放し、絶叫する程の多幸感に溺れられると言うのだ。
そして、鋼鉄姫は最後の願いとして自らユウキとのレベリングを希望しアリアハノを訪れた・・・
「そう・・・このままで待てばいいのね?」
例により、ユウキのレベリングを初めて受ける者はユウキの姿を見る事は許されない。
目隠しをされ、中に精液を注がれるだけの存在かの様に座らされた鋼鉄姫。
それはアリアハノの技術者が新たに考案した足をM字開脚の姿勢で固定する特別な物、産婦人科の内診台の様な椅子に座らされた鋼鉄姫は下を全て脱がされ仰向けで体を固定されその時を待っていた。
気分はまさしく病院の内診待ちであろう、個室に案内され目隠しのまま呆然としていた。
そして、部屋に誰かが入ってくるのを感じそっとアソコに誰かの指が触れる・・・
「痛かったら言ってね」
「・・・」
優しい手つきで触られるが鋼鉄姫は全く感じる事は無い・・・
一言も発しない彼女、ユウキは我慢をしているとでも思ったのだろうか、彼の舌が鋼鉄姫のアソコを舐めだした。
指で触れても濡れていない状況、正直鋼鉄姫はガッカリしていたのだ。
噂が独り歩きをしている、そう考えてもおかしくない程ユウキのクンニで彼女は感じなかった。
それもその筈、人間の性行為と言う物はやはり気持ちが入らないと駄目なのだ。
それでもユウキの唾液で少しはぬめりが生まれ、行為自体は出来る状態にはなる。
だが鋼鉄姫の想像していた通りであった・・・
「挿入れるよ・・・」
「・・・」
膣内に挿入されるユウキの男性器、今までSEXした中では大きい方というのが最初の感想であった。
だがそれ以上でもそれ以下でもない、微妙に擦れる痛みと僅かな快感は感じるものの、物足りないその一点に尽きた。
特に期待していただけにガッカリは半端ないのだ。
「さっさと出して・・・」
「う、うん・・・」
そう独り言の様に小さく言った鋼鉄姫、だがこれであのスキルが手に入ると思えば良いかという思いであった。
いくら彼女が魔物の精液に犯され、中毒症状の中魔物に犯されるとしても集団で延々とと言うのはゴメン被りたかった。
当然だろう、苗床にされて魔物を生むだけの道具にされるのは流石の彼女も望んではいなかったのだ。
だからこそ一人でも戦えて、適当な魔物を逆に生体バイブ代わりにして飼おうと考えていたのだ。
そんな彼女もユウキに膣内射精される事でスキルを得れば人間と肌を重ねるのは最後にするつもりであった・・・
そう、その瞬間までは・・・
「で・・・射精すよ・・・」
「あぁ・・・」
無表情、無関心、無気力・・・
何も望まずただただスキルを手に入れる為だけにユウキの中出しを受け入れた鋼鉄姫・・・
だが、彼女はこのあと知る事となる・・・
ユウキのスキルの真価を!
(あっ・・・いま出てるな・・・)
膣内に感じる暖かいモノ・・・
それが膣内に出された精液だと認識した鋼鉄姫はその時気付く・・・
(あれ?どうやってこれでスキルが身に付くんだ?)
「あ・・・ひゃうんッ」ぞわっ・・・
ちょっとした疑問を持ったその瞬間それはやって来た。
小さな小波、少しだけの快楽・・・
久しぶりに快楽らしい快楽を感じた鋼鉄姫は混乱した、それが快楽だったのかどうか分からなかったのだ。
だが・・・
「お”ッぶッ?!」
今度は確実に下腹部から熱い熱を感じ、思わず声が漏れた。
相変わらず目隠しをされたまま、膣内にユウキの脈打つ男性器を感じながら膣内が動いた。
疼くようにキュッと萎んで、まるでユウキの男性器を離さないという様に動いたのだ。
その結果・・・
「ん”ん”ん”・・・ふ♡ ん”・・・ッ おッぐ♡」
自らの変化にようやく気付いた鋼鉄姫は頭で理解するよりも先に体が動いた。
膣内の奥、まるで子宮口が精液を吸い上げる様にユウキの男性器の先端に吸い付きだしたのだ。
そして、どんどんと広がる下腹部からの快楽、それがじんわりと範囲を広げヘソや腰にまで快感を感じる様になっていく・・・
「あ”あ”あ”ぁッあ”ぁんッあ”ッあ・・・ッんあ”ッ・・・あッ・・・あ”ッぐぁ・・・ッ♡」
下半身が溶かされていくかのように感覚が快感一色に染まっていき、喘ぎ声が我慢できなくなっていく・・・
魔物の精液に犯されて男を襲っていた時にも感じた事が無い程の力強い快感、それがどんどん強くなっていくのだ。
敏感になったクリトリスが肥大化し、毛先で擦られているかのように快感を発生させ始める!
快感の広がりは胸にまで到達し、乳首がモリモリっと大きく勃起していく・・・
鋼鉄姫は恐怖すらも感じていた、この感覚が脳にまで達したら狂ってしまうのではないか・・・
だが、快楽で狂うのであれば望むところだと彼女は覚悟を決めた。
この間、本人にとっては30分にも感じられたが、実のところユウキが中に射精し始めてから僅か数秒の出来事であった。
「ん”ぎゃッ♡ あ”あ”あッあ”あ”あ”あ”♡ ん”あ”ッ♡ あ”にゃッ♡ かはッいっぎィッ♡」
痛みの様に感じる程の下半身の快感、今なお強くなりつつある胸の快感、そして顔にまで到達した始まりの快感・・・
痛みが強過ぎれば人はそれを感じなくする為に脳内麻薬を分泌するなどの措置を取る、だが快感に関してはどうしようもない。
しかも強過ぎた快感を押さえる為にこの後脳内麻薬が分泌され、更なる快感の渦に自らが沈んでいくのだ。
「あ”がッばぎゅッが・・・はッ♡ ぢぬッあ”ッしんじゃううぅぅッ♡」
忘れていた快感を思い出させるどころの話では無い、全く動かなかった表情筋が一斉に鋼鉄姫をアへ顔に変化させていた。
次元が違う、まさしくその言葉の通り膣内に出された精液によって鋼鉄姫は壊れていった・・・
「おひい♡ ほおぉおおおぉぉぉぉぉ♡♡♡ んほぉぉぉぉおおおおおお!!♡♡♡ っほぉ♡♡ お”ひ♡ イってゆ!イってまひゅー!!!おっおガァィィいいいぃぃお”がひくぅぅぎぃぃぃいいいっひぃぃいいいいいいい!!!!♡♡♡♡」
全身の筋肉が痙攣を起こし、失禁を始めるが快感は収まる事を知らない。
そして溢れ出る愛しさ、これ程の快楽を授けてくれた勇者ユウキ・・・
生まれて初めて恋が芽生えた鋼鉄姫であるが、まだ彼女はユウキの声しか知らない。
「お”♡ ほぉぉおおおおおおおおおおおおおんぁあああああひぃぃいいいいいい”い”い”い”い”♡♡♡♡」
体内の空気を全て出し切ってしまうのではないかと思う程の絶叫が勝手に出る、今すぐに拘束具を解いて挿入してくれているユウキを抱き締めたい!
そう思う鋼鉄姫は切ないという感情を知り、身も心も落ちた。
自ら動けないのだからユウキにしてほしい・・・そう願った彼女の想いが届いたのか、ユウキの体が被さり体を抱き締めてきた。
(ヤバい!これじゅごいのぉ♡強く抱き締められ♡彼に全てを征服されている感が溢れ出る♡ヤバ♡・・・イぐ♡)
既にずっとイっている、だが最大の快感が脳に達した事で鋼鉄姫は飛んだ。
意識では無く心が・・・である。
「やん♡しゅごいぃっ♡ひ♡ひゃうっ♡ あ”あ~~~♡あッ♡あつッ はぁあぁぁぁ・・・♡♡」
そして、他の女性と同様に堕ちた鋼鉄姫。
見事にアへ顔のまま失神した彼女がどんな夢を見たのか・・・
それは彼女にしか分からないだろう、翌日からユウキの事しか考えられなくなったのは言うまでもないだろう。
更にこの日以降ユウキの事を想うだけで鋼鉄姫の表情が変化するようになった・・・
鋼鉄姫はあの事を思い出す度に、動かなかった表情が笑みを浮かべるようになったのだ。
だがその笑顔が醜悪過ぎて他人に見せないようにしていた鋼鉄姫、そんな彼女が今また笑みを浮かべているのだ。
幸い最前に一人立つその表情を見ている者は魔物サイド以外には居ない。
「あはは・・・あははははは・・・この戦いに勝利したら勇者様にまた抱いてもらえる!」
それはローザからの発表、この戦いに参加した女性でユウキに抱かれたい者は順に彼とSEX出来るというのだ。
悪鬼羅刹、まさにその言葉が似合いそうな表情のまま疼く鋼鉄姫の子宮・・・
興奮した鋼鉄姫はユウキとの行為で得たスキルを発動させる!
「いっけーーーー!!!!!」
醜悪な表情のまま砲丸投げの様な動きで突き出される腕!
何も持っていなかった筈のその手から突如生み出される巨大な岩!
そう、これが彼女がユウキとの性行為で得たスキル『がんせきおとし』である!
その効果は・・・敵全体に岩石を放り投げて大ダメージ!
その場に岩が存在しなくても発動する、これの恐ろしさを身をもって知る事となる魔物達・・・
そう、効果は・・・『敵全体に』とある様に鋼鉄姫の手を離れた岩石は空中で分裂し更にその数を標的となった魔物の数と同じだけ増えて落下する!
前列で視認出来た魔物と同じ数になり降りかかる岩石はまさに神話の『コメット』を再現するかのようであった。
「まだまだー!!!」
続けて逆の腕を振ると再び巨大岩石が宙を舞い敵へと降り注ぐ!
まさしく地獄絵図、人間攻城兵器と化したかのような鋼鉄姫を止められる者は居ない!!
「あーははははは!あーーーはっはっはっはっ!!!!」
木霊する彼女の笑い声に遥か後方で待機する男性陣がドン引きするのは必須であった・・・
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