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通じた思いと反省
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セルトはいつにない真剣な顔で私を見つめる。
一人称が「俺」から「私」に変わってるのはどうして?
疑問もあるけどセルトとは3年の付き合いだ、私はセルトを信じられる。
そう思って頷くとお茶を飲むように薦められた。
横でマリリンさんはグビグビという表現がピッタリな様で飲んでいる、いや呑んでいる?
一口含むとミントの香りが曇った頭をスッキリする感覚になった。
「私はこの国の第四王子だ」
丁度カップをソーサーに置くときに言われてカチャと音を立ててしまった。
えっ?第四?王子?えっ?王族?ノーマン王国の?
「⋯⋯⋯王子?」
「あぁ大問題の第四王子だ」
私の顔をしっかりと見ながらセルトは話している。
素知らぬ顔のマリリンさんは、知っていたのだとその態度で解る。
そしてセルトは自分の事を私に教えてくれた。
セルトの本当の名前は
“アルセルト・ファン・テーラー・ノーマン”長い!
この国の第四王子だが歴とした王妃の子だと言う。
ノーマン王国の王には王妃と一人の側妃がいる。
王子、王女は実に7名いてその末っ子がセルト。
王妃が産んだのが第一、第二、第三王女と第四王子のセルト。
側妃が産んだのが第一、第二、第三王子。
産み分けを見てもわかる通り王家は揉めたそうだ。
しかもセルトが生まれた時、彼は王家よりも王妃の家系の色だった。
そのせいで王妃様の不貞が疑われた。
今は親子鑑定の魔導具が開発されて事なきを得ているけれど、当時はセルトを亡き者にしようとする画策が多くて前コルベール伯爵に守られてセルトは育ったそうだ。
前コルベール伯爵は王妃の従兄に当たるのだとか。
今のコルベール伯爵と仲がいいはずね。
セルトはこの地で育ってマリリンさんと知り合ってギルドを立ち上げたんだとか。
なるほどその時からマリリンさんとは仲良し⋯ってセルト一体幾つでギルド立ち上げたの?
「10歳だ」
簡単にセルトは答えたけどその才能が既に王族なんじゃない?
親子鑑定の必要性って?
「マリリン婆様には協力してもらったんだ」
そう言ったセルトの頭をマリリンさんがバシッと叩いた。
「いってぇごめんごめんマリリンさん」
婆様と言ったから怒ったのね。
怖いわ顔が。
「俺さ、父に認めて欲しかったんだ。俺も王子なんだって、まぁそれは俺の独り善がりだったけど」
その言葉に胸がつまって泣きそうな私にマリリンさんが言った。
「お嬢ちゃん勘違いしなくていいよ、王は元々認めてたんだちゃんと。王妃が不貞なんかするわけ無いって信じていたし、ここに逃したのも王宮に居ると危ないからだ。この子を王太子に擁立しようとする輩や命を狙う輩達からね。アル坊そんな言い方してお嬢ちゃんの同情を引こうとしても無駄無駄。ちゃんと自分の気持ちを言いなよ」
マリリンさんアル坊って⋯。
マリリンさんの言葉にセルトは拗ねたような顔をして「ちぇっ」と言いながら続きを話した。
「でも認められたいって気持ちは本当だよ、まぁ認めてくれてたから何だって話しになるけどさ。だけどミランダのポーションは純粋に凄いと思って売り出したんだ、父に認めてもらう云々は関係ないんだ」
あぁなるほどそれをセルトは気にしていたのか、そんな事別に良かったのに。
「セルト、えっとアルセルト様?」
「セルトでいいよ、ミランダに言われるとこそばゆい」
何故かしらと思いつつ自分の気持ちを話す。
「気にしないでセルト、私のポーションが価値があるって解って、私嬉しかったの」
私は思いの丈をセルトとマリリンさんに話そうと思った。
「私の家は伯爵を賜っているけど元々は薬師の家なの、わかってると思うけど。でも、私この見た目でしょう光魔法もそこそこだし見た目だけで有名になって、しかも王太子の婚約者よ。王太子妃教育も淡々と熟していたけどその度に私には見た目しか価値が無いのかと密かに落ち込んでもいたわ。それに、今考えたらその力があったからだって今日解ったけれど両親も私には薬の作り方を教えてはくれなかった。兄や門下の子供達はどんどん薬師として成長してるのに。だから私セルトとマリリンさんに認められて嬉しかったの」
そうなのだ嬉しくてバンバン作った。
私の言葉を聞いたマリリンさんは頭を撫でてくれた。
「それでだな⋯ミランダ、あのさぁ」
言いにくそうにしているセルトに私は「なぁに?」と聞いた。
「俺、俺は王家とか関係なしに、でも俺と王家は切りたくても切れなくて、結果的には取り込む事になってしまうかもしれないんだけど⋯⋯」
「?」
「俺、私は⋯ミランダが好きなんだ!」
「⋯⋯⋯⋯えぇっ!!」
好き?
セルトが私の事を好き?
えっ嬉しい!
私もセルトが好き!
「本当!私も好きです。セルトの事が好きなの、でもまだ私は既婚者で⋯」
「本当にやったぁ!」
セルトは子供みたいに喜んで座ってる私を無理やり抱き上げた。
お姫様だっこで部屋を飛び跳ねている。
「本当はミランダが離婚してから言うつもりだったけど、何か今日の雰囲気なら長引きそうだから、先に言ってしまった、ごめんな」
「ううん私も離婚してから言うつもりだったの、だから嬉しい」
二人の世界に入っていた私達にマリリンさんがスプーンをセルトに投げてきた。
スプーンは的確にセルトの頭を直撃して二人でマリリンさんを見ると彼女は呆れた顔でこちらを見ている
「思いが通じ合ったのは良い事だけど問題は何一つ解決していないよ、解ってる?」
「「はい」」
私達は声を揃えて浮かれた自分を反省した。
一人称が「俺」から「私」に変わってるのはどうして?
疑問もあるけどセルトとは3年の付き合いだ、私はセルトを信じられる。
そう思って頷くとお茶を飲むように薦められた。
横でマリリンさんはグビグビという表現がピッタリな様で飲んでいる、いや呑んでいる?
一口含むとミントの香りが曇った頭をスッキリする感覚になった。
「私はこの国の第四王子だ」
丁度カップをソーサーに置くときに言われてカチャと音を立ててしまった。
えっ?第四?王子?えっ?王族?ノーマン王国の?
「⋯⋯⋯王子?」
「あぁ大問題の第四王子だ」
私の顔をしっかりと見ながらセルトは話している。
素知らぬ顔のマリリンさんは、知っていたのだとその態度で解る。
そしてセルトは自分の事を私に教えてくれた。
セルトの本当の名前は
“アルセルト・ファン・テーラー・ノーマン”長い!
この国の第四王子だが歴とした王妃の子だと言う。
ノーマン王国の王には王妃と一人の側妃がいる。
王子、王女は実に7名いてその末っ子がセルト。
王妃が産んだのが第一、第二、第三王女と第四王子のセルト。
側妃が産んだのが第一、第二、第三王子。
産み分けを見てもわかる通り王家は揉めたそうだ。
しかもセルトが生まれた時、彼は王家よりも王妃の家系の色だった。
そのせいで王妃様の不貞が疑われた。
今は親子鑑定の魔導具が開発されて事なきを得ているけれど、当時はセルトを亡き者にしようとする画策が多くて前コルベール伯爵に守られてセルトは育ったそうだ。
前コルベール伯爵は王妃の従兄に当たるのだとか。
今のコルベール伯爵と仲がいいはずね。
セルトはこの地で育ってマリリンさんと知り合ってギルドを立ち上げたんだとか。
なるほどその時からマリリンさんとは仲良し⋯ってセルト一体幾つでギルド立ち上げたの?
「10歳だ」
簡単にセルトは答えたけどその才能が既に王族なんじゃない?
親子鑑定の必要性って?
「マリリン婆様には協力してもらったんだ」
そう言ったセルトの頭をマリリンさんがバシッと叩いた。
「いってぇごめんごめんマリリンさん」
婆様と言ったから怒ったのね。
怖いわ顔が。
「俺さ、父に認めて欲しかったんだ。俺も王子なんだって、まぁそれは俺の独り善がりだったけど」
その言葉に胸がつまって泣きそうな私にマリリンさんが言った。
「お嬢ちゃん勘違いしなくていいよ、王は元々認めてたんだちゃんと。王妃が不貞なんかするわけ無いって信じていたし、ここに逃したのも王宮に居ると危ないからだ。この子を王太子に擁立しようとする輩や命を狙う輩達からね。アル坊そんな言い方してお嬢ちゃんの同情を引こうとしても無駄無駄。ちゃんと自分の気持ちを言いなよ」
マリリンさんアル坊って⋯。
マリリンさんの言葉にセルトは拗ねたような顔をして「ちぇっ」と言いながら続きを話した。
「でも認められたいって気持ちは本当だよ、まぁ認めてくれてたから何だって話しになるけどさ。だけどミランダのポーションは純粋に凄いと思って売り出したんだ、父に認めてもらう云々は関係ないんだ」
あぁなるほどそれをセルトは気にしていたのか、そんな事別に良かったのに。
「セルト、えっとアルセルト様?」
「セルトでいいよ、ミランダに言われるとこそばゆい」
何故かしらと思いつつ自分の気持ちを話す。
「気にしないでセルト、私のポーションが価値があるって解って、私嬉しかったの」
私は思いの丈をセルトとマリリンさんに話そうと思った。
「私の家は伯爵を賜っているけど元々は薬師の家なの、わかってると思うけど。でも、私この見た目でしょう光魔法もそこそこだし見た目だけで有名になって、しかも王太子の婚約者よ。王太子妃教育も淡々と熟していたけどその度に私には見た目しか価値が無いのかと密かに落ち込んでもいたわ。それに、今考えたらその力があったからだって今日解ったけれど両親も私には薬の作り方を教えてはくれなかった。兄や門下の子供達はどんどん薬師として成長してるのに。だから私セルトとマリリンさんに認められて嬉しかったの」
そうなのだ嬉しくてバンバン作った。
私の言葉を聞いたマリリンさんは頭を撫でてくれた。
「それでだな⋯ミランダ、あのさぁ」
言いにくそうにしているセルトに私は「なぁに?」と聞いた。
「俺、俺は王家とか関係なしに、でも俺と王家は切りたくても切れなくて、結果的には取り込む事になってしまうかもしれないんだけど⋯⋯」
「?」
「俺、私は⋯ミランダが好きなんだ!」
「⋯⋯⋯⋯えぇっ!!」
好き?
セルトが私の事を好き?
えっ嬉しい!
私もセルトが好き!
「本当!私も好きです。セルトの事が好きなの、でもまだ私は既婚者で⋯」
「本当にやったぁ!」
セルトは子供みたいに喜んで座ってる私を無理やり抱き上げた。
お姫様だっこで部屋を飛び跳ねている。
「本当はミランダが離婚してから言うつもりだったけど、何か今日の雰囲気なら長引きそうだから、先に言ってしまった、ごめんな」
「ううん私も離婚してから言うつもりだったの、だから嬉しい」
二人の世界に入っていた私達にマリリンさんがスプーンをセルトに投げてきた。
スプーンは的確にセルトの頭を直撃して二人でマリリンさんを見ると彼女は呆れた顔でこちらを見ている
「思いが通じ合ったのは良い事だけど問題は何一つ解決していないよ、解ってる?」
「「はい」」
私達は声を揃えて浮かれた自分を反省した。
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