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79 執行
念の為R15です お気を付けください
──────────────
刑の執行が始まった。
元第二王子である王弟は、世間には病死と発表された。
流石に国盗りを画策した等とは発表できない。
実際は独房に入れられて毎日一つ体の一部を削ぎ落とす刑が行われる。
治療はしないのでそのうち感染症とかで亡くなるかもしれないが知ったことではない。
初日の刑はお父様の恨みを晴らしてあげる事に決定している。
2日目は爪を剥ぐか、皮を剥ぐか、目を潰すかは執行人に委ねる。
スケジュールは一応1年先までは決まってる。
元アルシェ侯爵は表向きは子爵令嬢の殺害の罪により目を潰して国外追放。
実際は女子収容所にて服役、女子刑務官達のストレス解消用の男娼の代わりの玩具に決定。1年後に王弟と同じ罰を与える。
スケジュールは同じく1年分ある。
アルシェ侯爵家は当主抹消の為王家に爵位を強制的に返納(元々領地はないので妥当かな)
フンバル公爵家は、マイラへの慰謝料を払う為、王家に領地を売却して没落。
それでも足らないので全員、鉱山での採掘作業に従事させてその働いた賃金を慰謝料の不足分に当てる事になった。
タンキ・フンバルは最後までマイラが帰ってくるのを待ってたとか⋯⋯意味不明(マイラ談)
この先はカザール辺境伯により刑罰の執行
ブルーノ元伯爵は国内の各大領主の所に赴き3年間ずつ介護者の世話を無給でする事。合計で15年。
アマンダ・ブルーノ元伯爵夫人は目を潰して大陸の北に位置する国に送致。
その国は医療大国なので被検体としてお好きにどうぞと書簡付き。
シェルの一家の商会は取り潰し
鞭打ち200回のあと
父親は鉱山行き、シェルは娼館行き、母親は毒杯
尚、母親の毒杯は毎日致死量1歩手前の量を飲ませて治療するというのを繰り返す。
期間はナタリー・バイカ伯爵夫人が避妊薬入のお茶を飲まされた期間。
馭者
鞭打ち100回
罰金300万(今までの小遣い稼ぎ分)
元侍女ユリ、洗濯メイド等、他全員
鞭打ち100回のあと国外追放
──────────────
全ての刑罰が決定され執行された。
お母様は保護された時、長年の拘束具と精神的な苦痛によりかなり衰弱していたので伯父様がそのまま領地へ連れて帰った。
帰る前に少しだけ会ったお母様はベッドの上で起き上がるのもままならないほどだった。
王妃様と会ったお茶会の後、侯爵に痛めつけられていたらしい。
私の顔を見て、必死に持ち上げた手で頬を撫でて
「ごめんね」と一言を言うのが精一杯だった。
その手を両手で包み込んだだけで私は何も言えなかった。
私達はその後、王都に暫く留まり私とアルの婚約式を行う事になりました。
この国の婚約式は、婚約誓約書を作成してお互いのサインをしたあと、大領主に提出、報告のみ。
私とアルの場合はお義父様に提出すればOKなのに、王家が出張ってきた。
それというのもお義父様が王都の貴族達に私とアイラが元父の事でなるたけ風評被害に合わないように根回ししてくれてたそうでその感謝の印に王家が認めた婚約という事を知らしめる為だそう、非常にありがた迷惑な話です。
そういえばアルが師匠様の養子になる件は白紙になりました。
師匠様はそのまま伯爵にはなるそうです、後継はまた考えるとかなんとか。
アルはカザール辺境伯の後継になります。
私が娘ではあるけれど私との婚姻後に婿養子ではなくアルが辺境伯を継ぎます。
お母様と遠くに離れたくない私のわがままをお父様とアルが聞いてくれた結果です。
婚約式当日、婚約誓約書を携え陛下の前にお父様、お義父様、アルと私が整列して報告します。
その後、王宮の庭園にて四阿でお茶をしているとニコニコ顔の陛下がお父様に提案します。
「なぁサミュエル、こちらに帰って来ないか?カザールを治めるのは王都に居てもできるじゃろう」
「嫌です」
「まぁ少し考えてくれ」
「嫌です」
「そこをなんとか」
「⋯なぜですか?」
「其方に辛い思いをさせたのを解っていて何も出来なかった、罪滅ぼしを「マイラ!アル!」」
「逃げるぞ!」
不敬にも陛下の言葉を遮りお父様は私とアルを連れすたこらさっさと王宮を去りました。
「捕まったら終わりだ、折角自由になったのに」
そうですねお父様、逃げるが勝ちです!
✼•┈┈┈┈•✼
あと一話です
よろしくお願いします (♥︎︎ᴗ͈ˬᴗ͈)
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刑の執行が始まった。
元第二王子である王弟は、世間には病死と発表された。
流石に国盗りを画策した等とは発表できない。
実際は独房に入れられて毎日一つ体の一部を削ぎ落とす刑が行われる。
治療はしないのでそのうち感染症とかで亡くなるかもしれないが知ったことではない。
初日の刑はお父様の恨みを晴らしてあげる事に決定している。
2日目は爪を剥ぐか、皮を剥ぐか、目を潰すかは執行人に委ねる。
スケジュールは一応1年先までは決まってる。
元アルシェ侯爵は表向きは子爵令嬢の殺害の罪により目を潰して国外追放。
実際は女子収容所にて服役、女子刑務官達のストレス解消用の男娼の代わりの玩具に決定。1年後に王弟と同じ罰を与える。
スケジュールは同じく1年分ある。
アルシェ侯爵家は当主抹消の為王家に爵位を強制的に返納(元々領地はないので妥当かな)
フンバル公爵家は、マイラへの慰謝料を払う為、王家に領地を売却して没落。
それでも足らないので全員、鉱山での採掘作業に従事させてその働いた賃金を慰謝料の不足分に当てる事になった。
タンキ・フンバルは最後までマイラが帰ってくるのを待ってたとか⋯⋯意味不明(マイラ談)
この先はカザール辺境伯により刑罰の執行
ブルーノ元伯爵は国内の各大領主の所に赴き3年間ずつ介護者の世話を無給でする事。合計で15年。
アマンダ・ブルーノ元伯爵夫人は目を潰して大陸の北に位置する国に送致。
その国は医療大国なので被検体としてお好きにどうぞと書簡付き。
シェルの一家の商会は取り潰し
鞭打ち200回のあと
父親は鉱山行き、シェルは娼館行き、母親は毒杯
尚、母親の毒杯は毎日致死量1歩手前の量を飲ませて治療するというのを繰り返す。
期間はナタリー・バイカ伯爵夫人が避妊薬入のお茶を飲まされた期間。
馭者
鞭打ち100回
罰金300万(今までの小遣い稼ぎ分)
元侍女ユリ、洗濯メイド等、他全員
鞭打ち100回のあと国外追放
──────────────
全ての刑罰が決定され執行された。
お母様は保護された時、長年の拘束具と精神的な苦痛によりかなり衰弱していたので伯父様がそのまま領地へ連れて帰った。
帰る前に少しだけ会ったお母様はベッドの上で起き上がるのもままならないほどだった。
王妃様と会ったお茶会の後、侯爵に痛めつけられていたらしい。
私の顔を見て、必死に持ち上げた手で頬を撫でて
「ごめんね」と一言を言うのが精一杯だった。
その手を両手で包み込んだだけで私は何も言えなかった。
私達はその後、王都に暫く留まり私とアルの婚約式を行う事になりました。
この国の婚約式は、婚約誓約書を作成してお互いのサインをしたあと、大領主に提出、報告のみ。
私とアルの場合はお義父様に提出すればOKなのに、王家が出張ってきた。
それというのもお義父様が王都の貴族達に私とアイラが元父の事でなるたけ風評被害に合わないように根回ししてくれてたそうでその感謝の印に王家が認めた婚約という事を知らしめる為だそう、非常にありがた迷惑な話です。
そういえばアルが師匠様の養子になる件は白紙になりました。
師匠様はそのまま伯爵にはなるそうです、後継はまた考えるとかなんとか。
アルはカザール辺境伯の後継になります。
私が娘ではあるけれど私との婚姻後に婿養子ではなくアルが辺境伯を継ぎます。
お母様と遠くに離れたくない私のわがままをお父様とアルが聞いてくれた結果です。
婚約式当日、婚約誓約書を携え陛下の前にお父様、お義父様、アルと私が整列して報告します。
その後、王宮の庭園にて四阿でお茶をしているとニコニコ顔の陛下がお父様に提案します。
「なぁサミュエル、こちらに帰って来ないか?カザールを治めるのは王都に居てもできるじゃろう」
「嫌です」
「まぁ少し考えてくれ」
「嫌です」
「そこをなんとか」
「⋯なぜですか?」
「其方に辛い思いをさせたのを解っていて何も出来なかった、罪滅ぼしを「マイラ!アル!」」
「逃げるぞ!」
不敬にも陛下の言葉を遮りお父様は私とアルを連れすたこらさっさと王宮を去りました。
「捕まったら終わりだ、折角自由になったのに」
そうですねお父様、逃げるが勝ちです!
✼•┈┈┈┈•✼
あと一話です
よろしくお願いします (♥︎︎ᴗ͈ˬᴗ͈)
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