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帰国編
【67】
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「⋯⋯」
「⋯⋯」
(この無言は何時まで続くのかしら?まぁ私も話さないけれど⋯)
ユメールの目の前にはアントリックが頭を俯け固まっている。
この状態のままかれこれ30分は経っている。
焦れてはいるが決して自分からは口を開くまいとユメールも意地になり、固まったアントリックを見つめていた。
何も語らず既に2杯目を注がれたカップに再び手を伸ばし口に含んで息を吐いたアントリックを見て、愈々かと身構えると彼はようやっと口を開いた。
「元気そうだな」
ユメールは思わず転けそうになった、いや心の中では転けていた。
30分以上の時間を有して出た最初の言葉がソレとは⋯実に⋯口下手か?
そんな事はなかったアントリックは婚約者になるまでも皮肉や揶揄いではあるが、常にユメールには話しかけていたし、婚約者になってからは日常会話でも、恥ずかしくなるくらいの愛の言葉もしっかりと明け透けなく語ってくれた。
其れが無くなってきたのはマルデリータの出現以降だ。
(彼女と上手く言ってるから私に話しかけ辛いのかしら?)
アントリックの気持ちを数ヶ月前の帝国までしか情報のないユメールにはその感想は至極尤もである。
が、アントリックには心外だろう。
言葉にしないアントリックはこの数十分の無言だけでもユメールを誤解の渦に巻き込んでいる。
相槌も何も返してこないユメールを不審に思い、俯いていた顔をアントリックは上げた。
再会して初めてユメールはアントリックの顔をまともに見る事が叶った。
相変わらずの美貌の婚約者は、だが記憶よりも少しばかり顔の肉が削がれた様に思った。
困った様な眦はあまり見たことがない表情で、其処にユメールへの恋情が垣間見える。
(何故?何故アンティは私をまだ好きみたいでいるの?離れたのにまだ好きでいてくれるの?)
心がアントリックを求めているユメールに彼のその表情は毒であった。
ユメールは己の嬉しい昂りを顔に出さない様に必死に耐え続けなければならなかった。
(何の苦行よ!)
心の中でアントリックに悪態をつく、そして彼を見据えた。
「ユメ⋯⋯会いたかった、会いたくて会いたくて堪らず⋯」
「⋯⋯」
「何度も夢に出てくるんだ君が。私に何度も微笑みかけてそして去るんだ」
「⋯⋯」
「だが情けない私はユメに会う資格はないだろう?悶々としていたら皇帝が道を示してくれた、親に縋って情けなくともそれしか術がなかった」
「⋯⋯?」
「⋯ナリッサに会ったんだ」
「⋯⋯そう⋯ですか」
「私は君が言った、無くてはならない物とやらに会ってみたが⋯⋯何も思わなかった。今も思わない」
「⋯⋯ですが」
「私は表現方法を間違えていたようだよ、其処にあるのが当たり前だったのは彼等が手足だったからだ」
「?」
「だってそうだろう?子供の時から世話をしてくれてたんだ侍従達も侍女も。其れが突然彼等の出過ぎた行いで全てが消えたんだ、なぁユメ君の侍女達に置き換えてくれないか?」
ユメールはアントリックの言いたい事が解った。
マリーとミリナがユメールの意図しない事をして突然罰を受けて自分の前から居なくなる⋯⋯耐えられない、だが耐えなくてはならない、何故ならその罰は自分が与えたものだから。
ハッとしてアントリックを見ると彼は目尻が下がり情けない顔を晒している。
「その点は解ってくれるか?」
「⋯⋯えぇ⋯耐えられません」
「私は侍従達も彼女、ナリッサも一括りだったんだ。其れを彼等は勘違いした」
「⋯⋯」
「ユメもだろう?だがユメが勘違いするのは私の行動故だ、スディンの王女は確かに仕草がナリッサに似ていた。ただ懐かしかったそれだけなんだ。子供の頃の懐かしさが込み上げて来て、だけどユメ其れを私は君と共有したかった。だから誘ったんだ!誤解している君は断ったが、その時に誤解を解いておけば君の気持ちも知れたし私の気持ちも伝えられた。ただ一辺倒に好きだ好きだと言う私を信頼できなくなったのだろう?」
「⋯⋯彼女に会って如何されたのですか?」
「どうもしない、だって如何とも思わなかった。何故だろうか懐かしささえも感じなかった。ただの勘違い女でそして君に狼藉を働いた罪人だった」
「会話を?」
「あぁ彼等と会話をした、皆戻して欲しいと言っていたな、だが戻って欲しいとは爪の先程も思わなかった、私に彼等への執着はない」
「ただ懐かしかっただけだと仰るのですか?マルデリータ様の事を」
「いや彼女が懐かしいというよりも彼女を通して見る自分の子供の頃が懐かしいと思っただけだ。だから彼女でなくとも良かったのだ。偶々其処に彼女がいた」
「⋯⋯」
「ユメ、変な話なんだが、まだ私は自分のこの懐かしいと言う気持ちが何なのか解っていない。一つ言えるのはスディンの王女とは会えずとも何も思わないが、ユメ君に会えぬのは辛い⋯⋯とてつもなく辛いのだ」
ユメールは先程アントリックにマリーやミリナと置き換えてほしいと言われて、そうしてみて少しばかりアントリックの気持ちが解ってしまった。
彼は次代の皇帝となるべく帝王学も学んでいることだろう、周囲の圧力も相当な筈だ。
そんな彼を自分は支えていただろうか?
ふとそんな疑問が頭を擡げた。
(私がしっかりと支える事が出来ていたらアンティは子供の頃の事など懐かしく思わなかったのではないかしら?重圧に耐えるべく日々研鑽していてその中で私を迎えたのだもの、私を支えようと懸命で自分の心が押しつぶされそうだったのだわ)
今初めてユメールはアントリックの気持ちを慮る事が出来た。
(自分の気持ちばかりを優先してしまった⋯恋する女は愚かだと聞くけどまさに私の事じゃない!私の方こそ責められるべきだわ。プライドを捨てられなくとも心に寄り添うことは出来たはずなのに、そうせずに逃げ帰ってしまって⋯⋯恥ずかしい)
「⋯⋯アンティ」
「まだそう呼んでくれるのか?」
「えぇアンティ、ごめんなさい」
「何故ユメが謝る?悪いのはわ「いえ私も悪いのよ」」
自分の愚かさにも気付いたユメールはアントリックばかりを悪者には出来なかった。
ユメールで叶わぬ癒やしをマルデリータに求めたアントリックの行動は確かに愚かかもしれないが、彼はあの時一緒にと確かに誘ったのだ、付け足しではなくユメールも一緒にと、その時にちゃんと寄り添っていれば良かったのに、その悋気がこの事態を招いた一つの要因ではないか、自分の方こそ勘違い女であると覚った。
「⋯⋯」
(この無言は何時まで続くのかしら?まぁ私も話さないけれど⋯)
ユメールの目の前にはアントリックが頭を俯け固まっている。
この状態のままかれこれ30分は経っている。
焦れてはいるが決して自分からは口を開くまいとユメールも意地になり、固まったアントリックを見つめていた。
何も語らず既に2杯目を注がれたカップに再び手を伸ばし口に含んで息を吐いたアントリックを見て、愈々かと身構えると彼はようやっと口を開いた。
「元気そうだな」
ユメールは思わず転けそうになった、いや心の中では転けていた。
30分以上の時間を有して出た最初の言葉がソレとは⋯実に⋯口下手か?
そんな事はなかったアントリックは婚約者になるまでも皮肉や揶揄いではあるが、常にユメールには話しかけていたし、婚約者になってからは日常会話でも、恥ずかしくなるくらいの愛の言葉もしっかりと明け透けなく語ってくれた。
其れが無くなってきたのはマルデリータの出現以降だ。
(彼女と上手く言ってるから私に話しかけ辛いのかしら?)
アントリックの気持ちを数ヶ月前の帝国までしか情報のないユメールにはその感想は至極尤もである。
が、アントリックには心外だろう。
言葉にしないアントリックはこの数十分の無言だけでもユメールを誤解の渦に巻き込んでいる。
相槌も何も返してこないユメールを不審に思い、俯いていた顔をアントリックは上げた。
再会して初めてユメールはアントリックの顔をまともに見る事が叶った。
相変わらずの美貌の婚約者は、だが記憶よりも少しばかり顔の肉が削がれた様に思った。
困った様な眦はあまり見たことがない表情で、其処にユメールへの恋情が垣間見える。
(何故?何故アンティは私をまだ好きみたいでいるの?離れたのにまだ好きでいてくれるの?)
心がアントリックを求めているユメールに彼のその表情は毒であった。
ユメールは己の嬉しい昂りを顔に出さない様に必死に耐え続けなければならなかった。
(何の苦行よ!)
心の中でアントリックに悪態をつく、そして彼を見据えた。
「ユメ⋯⋯会いたかった、会いたくて会いたくて堪らず⋯」
「⋯⋯」
「何度も夢に出てくるんだ君が。私に何度も微笑みかけてそして去るんだ」
「⋯⋯」
「だが情けない私はユメに会う資格はないだろう?悶々としていたら皇帝が道を示してくれた、親に縋って情けなくともそれしか術がなかった」
「⋯⋯?」
「⋯ナリッサに会ったんだ」
「⋯⋯そう⋯ですか」
「私は君が言った、無くてはならない物とやらに会ってみたが⋯⋯何も思わなかった。今も思わない」
「⋯⋯ですが」
「私は表現方法を間違えていたようだよ、其処にあるのが当たり前だったのは彼等が手足だったからだ」
「?」
「だってそうだろう?子供の時から世話をしてくれてたんだ侍従達も侍女も。其れが突然彼等の出過ぎた行いで全てが消えたんだ、なぁユメ君の侍女達に置き換えてくれないか?」
ユメールはアントリックの言いたい事が解った。
マリーとミリナがユメールの意図しない事をして突然罰を受けて自分の前から居なくなる⋯⋯耐えられない、だが耐えなくてはならない、何故ならその罰は自分が与えたものだから。
ハッとしてアントリックを見ると彼は目尻が下がり情けない顔を晒している。
「その点は解ってくれるか?」
「⋯⋯えぇ⋯耐えられません」
「私は侍従達も彼女、ナリッサも一括りだったんだ。其れを彼等は勘違いした」
「⋯⋯」
「ユメもだろう?だがユメが勘違いするのは私の行動故だ、スディンの王女は確かに仕草がナリッサに似ていた。ただ懐かしかったそれだけなんだ。子供の頃の懐かしさが込み上げて来て、だけどユメ其れを私は君と共有したかった。だから誘ったんだ!誤解している君は断ったが、その時に誤解を解いておけば君の気持ちも知れたし私の気持ちも伝えられた。ただ一辺倒に好きだ好きだと言う私を信頼できなくなったのだろう?」
「⋯⋯彼女に会って如何されたのですか?」
「どうもしない、だって如何とも思わなかった。何故だろうか懐かしささえも感じなかった。ただの勘違い女でそして君に狼藉を働いた罪人だった」
「会話を?」
「あぁ彼等と会話をした、皆戻して欲しいと言っていたな、だが戻って欲しいとは爪の先程も思わなかった、私に彼等への執着はない」
「ただ懐かしかっただけだと仰るのですか?マルデリータ様の事を」
「いや彼女が懐かしいというよりも彼女を通して見る自分の子供の頃が懐かしいと思っただけだ。だから彼女でなくとも良かったのだ。偶々其処に彼女がいた」
「⋯⋯」
「ユメ、変な話なんだが、まだ私は自分のこの懐かしいと言う気持ちが何なのか解っていない。一つ言えるのはスディンの王女とは会えずとも何も思わないが、ユメ君に会えぬのは辛い⋯⋯とてつもなく辛いのだ」
ユメールは先程アントリックにマリーやミリナと置き換えてほしいと言われて、そうしてみて少しばかりアントリックの気持ちが解ってしまった。
彼は次代の皇帝となるべく帝王学も学んでいることだろう、周囲の圧力も相当な筈だ。
そんな彼を自分は支えていただろうか?
ふとそんな疑問が頭を擡げた。
(私がしっかりと支える事が出来ていたらアンティは子供の頃の事など懐かしく思わなかったのではないかしら?重圧に耐えるべく日々研鑽していてその中で私を迎えたのだもの、私を支えようと懸命で自分の心が押しつぶされそうだったのだわ)
今初めてユメールはアントリックの気持ちを慮る事が出来た。
(自分の気持ちばかりを優先してしまった⋯恋する女は愚かだと聞くけどまさに私の事じゃない!私の方こそ責められるべきだわ。プライドを捨てられなくとも心に寄り添うことは出来たはずなのに、そうせずに逃げ帰ってしまって⋯⋯恥ずかしい)
「⋯⋯アンティ」
「まだそう呼んでくれるのか?」
「えぇアンティ、ごめんなさい」
「何故ユメが謝る?悪いのはわ「いえ私も悪いのよ」」
自分の愚かさにも気付いたユメールはアントリックばかりを悪者には出来なかった。
ユメールで叶わぬ癒やしをマルデリータに求めたアントリックの行動は確かに愚かかもしれないが、彼はあの時一緒にと確かに誘ったのだ、付け足しではなくユメールも一緒にと、その時にちゃんと寄り添っていれば良かったのに、その悋気がこの事態を招いた一つの要因ではないか、自分の方こそ勘違い女であると覚った。
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