4 / 5
003
しおりを挟む
錬磨はおおきく振りかぶって投球モーションに入る。
めがける先はゴブリンの顔面。町内子ども会随一と謳われた空き缶ピッチャーの剛腕がうなりを上げてリリースポイントに到達する。
──完璧だ。
指のかかりも悪くない。何より重みがある。
「いっけぇえええええ!!」
叫びながら、錬磨もコーヒー缶の軌道を追いかけていく。
取り残されたウリエルは『この人は何をしているんでしょうか……』と引き気味だ。しかし、錬磨は相棒にドン引きされたくらいで尻込みする男ではない。
他方、突然コーヒー缶をぶん投げられたゴブリンは驚きに目を剥いた。
まさか自分の顔面がキャッチャーミットにされるなど露ほどにも思っていなかっただろう。咄嗟に腕をクロスガードして防ぐが、代わりに視界と勢いを失った。
目論見が成功し、錬磨は歯を剥いて獰猛に笑う。
「っしゃオラァ!」
錬磨の取り得る選択肢は二つあった。
一つは、ウリエルの指示どおり攻撃を避けてから反撃すること。言ってしまえば無難な選択であり、一番読まれやすい行動である。
錬磨が取った行動はもう一つの選択肢。
注意を他に反らしてその隙に先手を取りに行く。つまり、不意を衝くことだ。
「カチコミじゃあ!」
ゴブリンがガードを解く。しかし、視界を取り戻したときにはもう遅い。
すでに肉薄していた錬磨の渾身のヤクザキックが炸裂した。パキャッと軽快な音がして、靴底に木を踏み折ったような感触が伝わる。
あまり愉快とは言えないが、これしきで躊躇するわけにはいかない。
「ギギャアッ」
ゴブリンのくぐもった悲鳴が響く。
顔面に蹴りを食らった矮躯が勢いに負けてひっくり返った。その胸の中央には赤い丸石がはめ込まれている。このコアユニットの破壊が勝利の条件だ。
ここで畳みかけなければならない。
『両腕を足で抑えてください。ゴブリンは混乱のさなかですから、楽に抑えられるはずです。しかし、最後まで気を緩めないように』
指示に従い、錬磨は馬乗りになってゴブリンを抑えつける。
腕を振り上げ、コアユニットに全力の拳をたたき込む。パキンッと赤い丸石はガラス玉のごとく砕け、砕片が血飛沫のように飛び散った。
これでミッションコンプリートだ。安堵した錬磨の下で、ゴブリンが蠢いた。
『レンマ! まだ終わっていません!』
反応が遅れる。呼吸の間断を衝かれた錬磨は、下からの突き上げに成すすべがなく、拘束を解かされてしまった。
世界の上下が反転する。
視界いっぱいにゴブリンの鬼面が映った。憎悪を叫ぶ殺意の塊が牙を剥き、すぐそこにまで迫っている。双眸に宿るのは煮えたぎる黒い執念だ。
「───っ」
静かな殺意を向けられて、ようやく錬磨は覚醒した。
「ふざけんなっ、チクショウ!」
首に伸びた手を払い、ゴブリンの大口に左拳を差し込む。
牙が皮膚を貫く。万力に挟まれるかのような鈍い圧迫感と、肉を裂かれる鋭い痛みが錬磨の脳を否応なしに刺激する。
必死にボディブローをたたき込むが、むしろゴブリンの咬筋が力を増すばかりだ。
それならば、と錬磨は覚悟を決め、
「せっかくだ。もっと食わせてやるよ!」
ゴブリンの喉奥へと左拳を突っ込ませた。皮膚がズタズタになるのも厭わず、さらに拳を開き、掴むようにして喉に指先をひっかける。
さしものゴブリンもこれには効いたらしい。
「そうだよなあ、疑似生命体だもんなあ! 喉を突かれりゃ吐きたくなるよなあ!?」
ゴブリンが嗚咽し、その隙を衝いて錬磨は体勢を逆転させる。
喉を抑えつけたまま、右拳でゴブリンの胸部を連打する。すると、コアユニットの残骸が完全に割れ砕け、今度こそゴブリンから力がなくなった。
「サンキュー、ウリエル! お前の情報のおかげだ!」
『この状況でお礼を言われましても……レンマのほうがモンスターに見えてきました』
「ひどい言われようだ──ってなんかゴブリンが消えていくけど!?」
『コアユニットを砕かれたモンスターはエーテルに還るんです。このとき、エーテルの一部は倒した者に吸収されるんですよ』
ウリエルの言葉どおり、ゴブリンの体は端々から黒煙と化していく。
もうもうと立ち込める煙に包まれて、気分は玉手箱を開けた浦島太郎だ。その場を離れたくなるが、まだゴブリンの頭部が残っているため離れられない。
「これ、害ないよね!?」
『エーテルは生物を次の位階に導くファクターです。有害物質などではありませんから安心してください』
「心情的には怪しいクスリの説明聞くのと変わんねえけど!」
恐ろしさから錬磨が悲鳴を上げる。
怪しくないというやつが一番怪しいのだ。自分が怪しまれることを分かっているから弁明の言葉を並び立てるのである。
『本当に大丈夫ですよ。主が創り出したものですから、安心安全です』
わめく錬磨をウリエルが宥めすかす。
しばししてゴブリンの姿が完全に消え去ると、代わりに青い石ころと緑色の液体が入った小瓶がどこからともなく現れた。
「なんだこりゃ?」
『魔石とポーションですね。魔石はエーテルを内包した石で、これからの世界において主要なエネルギーになります。ポーションについてはご存知かもしれません』
「ケガを治す薬ってとこか」
『そのとおりです』
錬磨は小瓶をつまみ上げ、自分の左拳に視線を移す。
久しぶりに見たそれは、皮膚がズタズタになっている上に血がとめどなく出ていて、あまりにショッキングな光景だった。
視認した瞬間、血の気が引くとともに痛みが増す。
「ちくしょう……アドレナリンの偉大さをこんな形で知るとは……!」
アドレナリンは、もっともよく知られている脳内物質だろう。興奮や恐慌といった状態で分泌されるアドレナリンは、集中力を上げるとともに痛覚を和らげる効果がある。よく言われる試合中にケガが痛まないのはアドレナリンの効果だ。
『レンマ。少しの間、目を閉じていてください』
突然だったが、錬磨は自然と指示に従っていた。
すると、柔らかな陽光に似た温かさが周囲に満ちた。視界は閉じられていても、そこに誰かがいることだけはわかった。
「私がいいと言うまでは、目を開けてはダメです」
最初にも感じた、風鈴のように澄んだ声音が耳朶を打つ。
錬磨の持っていた小瓶がそっと奪われる。きゅるきゅると蓋を開ける音がして、今度は左拳が温かな手に包まれた。そして、重ねられた手のひらの上からポーションが掛けられていくのがわかる。
優しいほのかな温かさが、左手から全身に広がっていく。
「はい、目を開けていいですよ」
ウリエルがそうつぶやくと、あたりに満ちていた陽気が失われていく。しかし、錬磨がまぶたを上げたとき、たおやかに揺れる金糸の髪がわずかに映った。
錬磨は無意識に手を伸ばし、自分の左手が完治していることに気がつく。
『今回だけですからね』
その声は、どこか弾んでいるように思えた。
めがける先はゴブリンの顔面。町内子ども会随一と謳われた空き缶ピッチャーの剛腕がうなりを上げてリリースポイントに到達する。
──完璧だ。
指のかかりも悪くない。何より重みがある。
「いっけぇえええええ!!」
叫びながら、錬磨もコーヒー缶の軌道を追いかけていく。
取り残されたウリエルは『この人は何をしているんでしょうか……』と引き気味だ。しかし、錬磨は相棒にドン引きされたくらいで尻込みする男ではない。
他方、突然コーヒー缶をぶん投げられたゴブリンは驚きに目を剥いた。
まさか自分の顔面がキャッチャーミットにされるなど露ほどにも思っていなかっただろう。咄嗟に腕をクロスガードして防ぐが、代わりに視界と勢いを失った。
目論見が成功し、錬磨は歯を剥いて獰猛に笑う。
「っしゃオラァ!」
錬磨の取り得る選択肢は二つあった。
一つは、ウリエルの指示どおり攻撃を避けてから反撃すること。言ってしまえば無難な選択であり、一番読まれやすい行動である。
錬磨が取った行動はもう一つの選択肢。
注意を他に反らしてその隙に先手を取りに行く。つまり、不意を衝くことだ。
「カチコミじゃあ!」
ゴブリンがガードを解く。しかし、視界を取り戻したときにはもう遅い。
すでに肉薄していた錬磨の渾身のヤクザキックが炸裂した。パキャッと軽快な音がして、靴底に木を踏み折ったような感触が伝わる。
あまり愉快とは言えないが、これしきで躊躇するわけにはいかない。
「ギギャアッ」
ゴブリンのくぐもった悲鳴が響く。
顔面に蹴りを食らった矮躯が勢いに負けてひっくり返った。その胸の中央には赤い丸石がはめ込まれている。このコアユニットの破壊が勝利の条件だ。
ここで畳みかけなければならない。
『両腕を足で抑えてください。ゴブリンは混乱のさなかですから、楽に抑えられるはずです。しかし、最後まで気を緩めないように』
指示に従い、錬磨は馬乗りになってゴブリンを抑えつける。
腕を振り上げ、コアユニットに全力の拳をたたき込む。パキンッと赤い丸石はガラス玉のごとく砕け、砕片が血飛沫のように飛び散った。
これでミッションコンプリートだ。安堵した錬磨の下で、ゴブリンが蠢いた。
『レンマ! まだ終わっていません!』
反応が遅れる。呼吸の間断を衝かれた錬磨は、下からの突き上げに成すすべがなく、拘束を解かされてしまった。
世界の上下が反転する。
視界いっぱいにゴブリンの鬼面が映った。憎悪を叫ぶ殺意の塊が牙を剥き、すぐそこにまで迫っている。双眸に宿るのは煮えたぎる黒い執念だ。
「───っ」
静かな殺意を向けられて、ようやく錬磨は覚醒した。
「ふざけんなっ、チクショウ!」
首に伸びた手を払い、ゴブリンの大口に左拳を差し込む。
牙が皮膚を貫く。万力に挟まれるかのような鈍い圧迫感と、肉を裂かれる鋭い痛みが錬磨の脳を否応なしに刺激する。
必死にボディブローをたたき込むが、むしろゴブリンの咬筋が力を増すばかりだ。
それならば、と錬磨は覚悟を決め、
「せっかくだ。もっと食わせてやるよ!」
ゴブリンの喉奥へと左拳を突っ込ませた。皮膚がズタズタになるのも厭わず、さらに拳を開き、掴むようにして喉に指先をひっかける。
さしものゴブリンもこれには効いたらしい。
「そうだよなあ、疑似生命体だもんなあ! 喉を突かれりゃ吐きたくなるよなあ!?」
ゴブリンが嗚咽し、その隙を衝いて錬磨は体勢を逆転させる。
喉を抑えつけたまま、右拳でゴブリンの胸部を連打する。すると、コアユニットの残骸が完全に割れ砕け、今度こそゴブリンから力がなくなった。
「サンキュー、ウリエル! お前の情報のおかげだ!」
『この状況でお礼を言われましても……レンマのほうがモンスターに見えてきました』
「ひどい言われようだ──ってなんかゴブリンが消えていくけど!?」
『コアユニットを砕かれたモンスターはエーテルに還るんです。このとき、エーテルの一部は倒した者に吸収されるんですよ』
ウリエルの言葉どおり、ゴブリンの体は端々から黒煙と化していく。
もうもうと立ち込める煙に包まれて、気分は玉手箱を開けた浦島太郎だ。その場を離れたくなるが、まだゴブリンの頭部が残っているため離れられない。
「これ、害ないよね!?」
『エーテルは生物を次の位階に導くファクターです。有害物質などではありませんから安心してください』
「心情的には怪しいクスリの説明聞くのと変わんねえけど!」
恐ろしさから錬磨が悲鳴を上げる。
怪しくないというやつが一番怪しいのだ。自分が怪しまれることを分かっているから弁明の言葉を並び立てるのである。
『本当に大丈夫ですよ。主が創り出したものですから、安心安全です』
わめく錬磨をウリエルが宥めすかす。
しばししてゴブリンの姿が完全に消え去ると、代わりに青い石ころと緑色の液体が入った小瓶がどこからともなく現れた。
「なんだこりゃ?」
『魔石とポーションですね。魔石はエーテルを内包した石で、これからの世界において主要なエネルギーになります。ポーションについてはご存知かもしれません』
「ケガを治す薬ってとこか」
『そのとおりです』
錬磨は小瓶をつまみ上げ、自分の左拳に視線を移す。
久しぶりに見たそれは、皮膚がズタズタになっている上に血がとめどなく出ていて、あまりにショッキングな光景だった。
視認した瞬間、血の気が引くとともに痛みが増す。
「ちくしょう……アドレナリンの偉大さをこんな形で知るとは……!」
アドレナリンは、もっともよく知られている脳内物質だろう。興奮や恐慌といった状態で分泌されるアドレナリンは、集中力を上げるとともに痛覚を和らげる効果がある。よく言われる試合中にケガが痛まないのはアドレナリンの効果だ。
『レンマ。少しの間、目を閉じていてください』
突然だったが、錬磨は自然と指示に従っていた。
すると、柔らかな陽光に似た温かさが周囲に満ちた。視界は閉じられていても、そこに誰かがいることだけはわかった。
「私がいいと言うまでは、目を開けてはダメです」
最初にも感じた、風鈴のように澄んだ声音が耳朶を打つ。
錬磨の持っていた小瓶がそっと奪われる。きゅるきゅると蓋を開ける音がして、今度は左拳が温かな手に包まれた。そして、重ねられた手のひらの上からポーションが掛けられていくのがわかる。
優しいほのかな温かさが、左手から全身に広がっていく。
「はい、目を開けていいですよ」
ウリエルがそうつぶやくと、あたりに満ちていた陽気が失われていく。しかし、錬磨がまぶたを上げたとき、たおやかに揺れる金糸の髪がわずかに映った。
錬磨は無意識に手を伸ばし、自分の左手が完治していることに気がつく。
『今回だけですからね』
その声は、どこか弾んでいるように思えた。
0
あなたにおすすめの小説
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる