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無言で立ち上がる庵を見て、イヤイヤと顔を左右に振るう。
分かっている。この行為に拒否権はない事も。命令は絶対だと言う事も。
けど、やはり拒否反応が出てしまう。今でも嫌なのに。皇帝に体を弄られ、それに対して嬌声の声を出し、感じてしまう。
そして、それをマジマジと見つめられてしまうことを。声を聞かれてしまうことを。
「ぃゃぁ・・・・やぁ・・・・・」
さっきから涙が止まらない。悲しいのか、悔しいのか分からないけど本当に止まらない。
涙で霞む姿を見つめながら、拒絶の言葉を弱々しく呟く。
けど、狭い牢獄。すぐに庵は鉄格子にたどり着くと、手を伸ばすが躊躇っているのか動きが止まる。
「あぁ、障害物があるから手が届かないね。すまなかったねっ!!」
「い!・・・・やめてぇ・・・」
ガシャンと、ルードヴィッヒは黒い鉄格子に夜神の体を押し付けていく。
白い柔らかい肢体は、鉄格子に押さえつけられて肉が歪む。
計算されてなのか、偶然なのか、鉄格子の空いた空間に丁度、夜神の固く実った桜色の頂がこんもりと姿を現している。
「つぅ・・・・・・・恨んで下さい。ごめんなさい凪さん・・・・・」
庵の悲痛な声が耳に届く。本当に「すまない」と思っている声に涙が一筋頬を伝う。
「か、いと・・・・・あぁっ!!」
遠慮、躊躇い・・・・それらが際立つ手の動きで、夜神の頂を腹の指が撫でる。
掠める程度の触れ合いでも、昂った体は反応して、声を出してしまう。
「そんな程度なのか?もっと可愛がってあげないと凪ちゃんが可哀想だろう?ほらっ!!」
「っぅ・・・・・」
更に鉄格子に体を押さえつけられる。なのに、火照った体に冷たい鉄格子が心地いい・・・・・
けど、それとは逆に、自分のお尻に押さえつけられたものは熱すぎる。
固くて、脈を打っているのがはっきりと伝わり怖い・・・・
「もっと気持ちよくしないと楽しめないだろう?あぁ、それとも私も混じらないと駄目なのかな?それなら、そうと言って欲しいな・・・・ご要望通りそうしょう」
ルードヴィッヒの楽しそうな声が頭上から聞こえてくる。
すると、夜神の後ろ側から熱や重みが遠のく。皇帝が一歩後ろに退いたのだ。
そして、ガサゴソ、カチャカチャと布が擦れ、金属音がしたと思ったら再び、熱と重みが背中に伝わる。
今度は体温よりも高い、怖いくらい硬いものがお尻にあたる。邪魔な布がなくなったせいでダイレクトに伝わる。
「ぃ・・・・・やぁ・・・・・」
見なくても分かる。だから夜神は顔を左右に降る。それは皇帝の昂りだと。そして、それを曝け出すなら今度は・・・・・
「やめて!やめてぇ・・・・・・」
「こんなにグチョグチョにしているのに、何を嫌がっているのかな?期待していたんだろう?欲しいんだろう?お望み通り凪ちゃんのここにあげようね?」
ルードヴィッヒは夜神の白練色の頭に唇を寄せて話しながら、片手は脇腹の肋骨を一本、一本確認するように撫で、もう片方の手は夜神の蜜で濡れた蜜粒を伝い、媚肉をクルクルと撫でていく。
クチュ、クチュと濡れた音が三人だけしかいない広い牢獄に響く。
「あ・・・・ん゛ぁ!」
媚肉に付いている蜜を、ルードヴィッヒの乾いた指に満遍なく塗りつけていくように動かす。そして、蜜口にいきなり二本の指を突き立て、奥にグッと潜り込ませていく。
夜神の体がビクッと震え、俯いていた顔が天井を仰ぎ見る。
その様子を庵は、歯を食いしばり見つめるしかなかった。
手は夜神の頂に触れるか、触れないかの所にあり震えていた。
「奥もグチョグチョだね?ほら、ここをこうして・・・・あぁ、私の指をそんなに喰んでどうするんだい?もっと指ではないものが欲しいんじゃないかな?」
指をジュブ、ジュブと出し入れしながら、蜜口付近の夜神が感じる部分を尽かさず触れていく。すると、隘路は狭まり、うねり始める。ルードヴィッヒが揶揄するように、まるで咀嚼するように。
「あぁ・・・・ん゛~~~」
声を出したくないのか、下唇を強く噛みながら、イヤイヤと顔を左右に振る。
そんな様子を楽しんだルードヴィッヒは唇を歪めながら、夜神の蜜で濡れた指を蜜口から引き抜く。その時に蜜壁を満たす指がなくなることが惜しいのか、キュッとせつなそうに動いたことに笑みが溢れる。
「指よりもいいものをあげるからね?」
ルードヴィッヒは自分の反り返った熱杭に、指に付いた蜜を塗り付けると、夜神の細い腰を掴み突き上げるように体を反らして、さらに狙いを定めるために自分の昂りを掴むと、濡れそぼった蜜口にグチュと丸い先端を軽く埋め込む。
「ひっ!やだ!!やだ!ぉねがい・・・やめてぇ━━━━!!」
「やめろ!!」
二人の悲痛な声が重なる。それが心地良いと感じるルードヴィッヒは笑ってしまった。
「はっ!楽しもうかっ!!」
短めな笑いを声に出すと同時に夜神の細腰を動かし、己の鼠径部に白い臀部が音をたてて打つかる。
奥深くにねじ込むように、熱杭を限界まで打ち込んでいく。「色の牙」ですっかり落ちてしまった子宮に難なく打つかる。
「ああぁぁっっ!!」
体に一筋の雷が落ちる。その雷は子宮に、皇帝が打ち付けた子宮に落ちて、体を甘く感電させていく。嫌なのに、こんな事やめて欲しいのに、抵抗が出来ない。頭と体がチグハグな事を求める。
体が欲するのだ。「もっと、もっと」と、貪欲に・・・・・・
「あぁ・・・・すっかり子宮が落ちてるね・・・・・欲しかったんだね?貪欲に求めてるね?畝ってるよ?あぁ、今、キュッと締まった」
自分の目の前に曝け出された背中の傷に唇を一つルードヴィッヒは落とす。
挿入しやすいように前かがみにさせた体に手を這わせ、脇を太腿を撫でていく。
葡萄の様に実り、下がった胸を揉んでいき、その熟した一粒を摘み、捏ねくり回していく。
「ん━━━━━・・・・やめ・・・・て」
「この体勢では庵海斗は何も出来ないから体を起こそうね?」
奥深くに打ち付けたまま、ググッと夜神の体を再び黒い鉄格子に抑え込んでいく。
限界だと、これ以上奥に行けない熱杭が、無理矢理こじ開けるように入ってくる。
それが余りにも感じてしまう。耐えきれなくて、顔が天井を向いてしまう。目が開いてしまう。そして、息を乱しながら顔を正面に戻したときに、二つの黒い瞳と打つかる。
「あ・・・・・・・」
悔しい、悲しい・・・・複雑な感情を混ぜた瞳は今にも泣きそうで、けど、唇は何かを耐える為か下唇を噛んでいて、悲しいことに血が滲んでいる。
「か・・・いと・・・・」
名前を呼んで意味があるのか分からないけど、何故か呼びたかった。呼ばれた庵は、変わらない表情のまま夜神を見るしかなかった。
「ほら、私も加わったよ?庵海斗・・・指だけでは凪ちゃんもつまらないだろう?口を付けて、舐めて、吸え。早くしろ。それとも誰か犠牲にならないと出来ないのか?だったら早くしろ。ほら、普段しているように・・・・・凪ちゃんが善がって、気持ちよくなるやり方は既に知っているんだろう?」
ルードヴィッヒの容赦ない言葉に、二人は慄く。
「つぅ・・・・・・」
「いやぁ・・・・・」
けど、結局は従うしかない。従わないと待っているのは、罪のない人間の断末魔だ。
再び、柔らかい胸が形を変えるほど歪み、けど、胸の頂はしっかり姿を見せる牢に、庵は視線を向ける。
━━━━━普段と同じように・・・・・
皇帝の言葉が何度も繰り返す。屈辱しかないのに、愛する行為をする矛盾に吐き気がする。
きっと、目の前で苦しそうに心をグチャグチャにして、けど、体は「色の牙」で昂ぶられ、チグハグな事に戸惑っている凪さんはどう思っているのか・・・・・・
まるで蝶の標本のような姿の夜神が映る。
羽を広げるように、両手を万歳の形で広げ、皇帝の「鎖」で雁字搦めに固定され、虫ピンで刺されるように、後ろから皇帝の熱杭に貫かれている。
顔は蒸気して朱に染まり、けど、それ以上に赤い瞳と唇は濡れて色香か漂う。
けど、分かっている。色香の中にあるのは悔しさや恐怖、悍ましさが滲んでいることを。
分かっているから責められない。
涙で潤んだ赤い瞳を見つめる。そして、もう一度詫びの言葉を伝える。
「許して下さい・・・・・凪さん・・・・」
分かっている。この行為に拒否権はない事も。命令は絶対だと言う事も。
けど、やはり拒否反応が出てしまう。今でも嫌なのに。皇帝に体を弄られ、それに対して嬌声の声を出し、感じてしまう。
そして、それをマジマジと見つめられてしまうことを。声を聞かれてしまうことを。
「ぃゃぁ・・・・やぁ・・・・・」
さっきから涙が止まらない。悲しいのか、悔しいのか分からないけど本当に止まらない。
涙で霞む姿を見つめながら、拒絶の言葉を弱々しく呟く。
けど、狭い牢獄。すぐに庵は鉄格子にたどり着くと、手を伸ばすが躊躇っているのか動きが止まる。
「あぁ、障害物があるから手が届かないね。すまなかったねっ!!」
「い!・・・・やめてぇ・・・」
ガシャンと、ルードヴィッヒは黒い鉄格子に夜神の体を押し付けていく。
白い柔らかい肢体は、鉄格子に押さえつけられて肉が歪む。
計算されてなのか、偶然なのか、鉄格子の空いた空間に丁度、夜神の固く実った桜色の頂がこんもりと姿を現している。
「つぅ・・・・・・・恨んで下さい。ごめんなさい凪さん・・・・・」
庵の悲痛な声が耳に届く。本当に「すまない」と思っている声に涙が一筋頬を伝う。
「か、いと・・・・・あぁっ!!」
遠慮、躊躇い・・・・それらが際立つ手の動きで、夜神の頂を腹の指が撫でる。
掠める程度の触れ合いでも、昂った体は反応して、声を出してしまう。
「そんな程度なのか?もっと可愛がってあげないと凪ちゃんが可哀想だろう?ほらっ!!」
「っぅ・・・・・」
更に鉄格子に体を押さえつけられる。なのに、火照った体に冷たい鉄格子が心地いい・・・・・
けど、それとは逆に、自分のお尻に押さえつけられたものは熱すぎる。
固くて、脈を打っているのがはっきりと伝わり怖い・・・・
「もっと気持ちよくしないと楽しめないだろう?あぁ、それとも私も混じらないと駄目なのかな?それなら、そうと言って欲しいな・・・・ご要望通りそうしょう」
ルードヴィッヒの楽しそうな声が頭上から聞こえてくる。
すると、夜神の後ろ側から熱や重みが遠のく。皇帝が一歩後ろに退いたのだ。
そして、ガサゴソ、カチャカチャと布が擦れ、金属音がしたと思ったら再び、熱と重みが背中に伝わる。
今度は体温よりも高い、怖いくらい硬いものがお尻にあたる。邪魔な布がなくなったせいでダイレクトに伝わる。
「ぃ・・・・・やぁ・・・・・」
見なくても分かる。だから夜神は顔を左右に降る。それは皇帝の昂りだと。そして、それを曝け出すなら今度は・・・・・
「やめて!やめてぇ・・・・・・」
「こんなにグチョグチョにしているのに、何を嫌がっているのかな?期待していたんだろう?欲しいんだろう?お望み通り凪ちゃんのここにあげようね?」
ルードヴィッヒは夜神の白練色の頭に唇を寄せて話しながら、片手は脇腹の肋骨を一本、一本確認するように撫で、もう片方の手は夜神の蜜で濡れた蜜粒を伝い、媚肉をクルクルと撫でていく。
クチュ、クチュと濡れた音が三人だけしかいない広い牢獄に響く。
「あ・・・・ん゛ぁ!」
媚肉に付いている蜜を、ルードヴィッヒの乾いた指に満遍なく塗りつけていくように動かす。そして、蜜口にいきなり二本の指を突き立て、奥にグッと潜り込ませていく。
夜神の体がビクッと震え、俯いていた顔が天井を仰ぎ見る。
その様子を庵は、歯を食いしばり見つめるしかなかった。
手は夜神の頂に触れるか、触れないかの所にあり震えていた。
「奥もグチョグチョだね?ほら、ここをこうして・・・・あぁ、私の指をそんなに喰んでどうするんだい?もっと指ではないものが欲しいんじゃないかな?」
指をジュブ、ジュブと出し入れしながら、蜜口付近の夜神が感じる部分を尽かさず触れていく。すると、隘路は狭まり、うねり始める。ルードヴィッヒが揶揄するように、まるで咀嚼するように。
「あぁ・・・・ん゛~~~」
声を出したくないのか、下唇を強く噛みながら、イヤイヤと顔を左右に振る。
そんな様子を楽しんだルードヴィッヒは唇を歪めながら、夜神の蜜で濡れた指を蜜口から引き抜く。その時に蜜壁を満たす指がなくなることが惜しいのか、キュッとせつなそうに動いたことに笑みが溢れる。
「指よりもいいものをあげるからね?」
ルードヴィッヒは自分の反り返った熱杭に、指に付いた蜜を塗り付けると、夜神の細い腰を掴み突き上げるように体を反らして、さらに狙いを定めるために自分の昂りを掴むと、濡れそぼった蜜口にグチュと丸い先端を軽く埋め込む。
「ひっ!やだ!!やだ!ぉねがい・・・やめてぇ━━━━!!」
「やめろ!!」
二人の悲痛な声が重なる。それが心地良いと感じるルードヴィッヒは笑ってしまった。
「はっ!楽しもうかっ!!」
短めな笑いを声に出すと同時に夜神の細腰を動かし、己の鼠径部に白い臀部が音をたてて打つかる。
奥深くにねじ込むように、熱杭を限界まで打ち込んでいく。「色の牙」ですっかり落ちてしまった子宮に難なく打つかる。
「ああぁぁっっ!!」
体に一筋の雷が落ちる。その雷は子宮に、皇帝が打ち付けた子宮に落ちて、体を甘く感電させていく。嫌なのに、こんな事やめて欲しいのに、抵抗が出来ない。頭と体がチグハグな事を求める。
体が欲するのだ。「もっと、もっと」と、貪欲に・・・・・・
「あぁ・・・・すっかり子宮が落ちてるね・・・・・欲しかったんだね?貪欲に求めてるね?畝ってるよ?あぁ、今、キュッと締まった」
自分の目の前に曝け出された背中の傷に唇を一つルードヴィッヒは落とす。
挿入しやすいように前かがみにさせた体に手を這わせ、脇を太腿を撫でていく。
葡萄の様に実り、下がった胸を揉んでいき、その熟した一粒を摘み、捏ねくり回していく。
「ん━━━━━・・・・やめ・・・・て」
「この体勢では庵海斗は何も出来ないから体を起こそうね?」
奥深くに打ち付けたまま、ググッと夜神の体を再び黒い鉄格子に抑え込んでいく。
限界だと、これ以上奥に行けない熱杭が、無理矢理こじ開けるように入ってくる。
それが余りにも感じてしまう。耐えきれなくて、顔が天井を向いてしまう。目が開いてしまう。そして、息を乱しながら顔を正面に戻したときに、二つの黒い瞳と打つかる。
「あ・・・・・・・」
悔しい、悲しい・・・・複雑な感情を混ぜた瞳は今にも泣きそうで、けど、唇は何かを耐える為か下唇を噛んでいて、悲しいことに血が滲んでいる。
「か・・・いと・・・・」
名前を呼んで意味があるのか分からないけど、何故か呼びたかった。呼ばれた庵は、変わらない表情のまま夜神を見るしかなかった。
「ほら、私も加わったよ?庵海斗・・・指だけでは凪ちゃんもつまらないだろう?口を付けて、舐めて、吸え。早くしろ。それとも誰か犠牲にならないと出来ないのか?だったら早くしろ。ほら、普段しているように・・・・・凪ちゃんが善がって、気持ちよくなるやり方は既に知っているんだろう?」
ルードヴィッヒの容赦ない言葉に、二人は慄く。
「つぅ・・・・・・」
「いやぁ・・・・・」
けど、結局は従うしかない。従わないと待っているのは、罪のない人間の断末魔だ。
再び、柔らかい胸が形を変えるほど歪み、けど、胸の頂はしっかり姿を見せる牢に、庵は視線を向ける。
━━━━━普段と同じように・・・・・
皇帝の言葉が何度も繰り返す。屈辱しかないのに、愛する行為をする矛盾に吐き気がする。
きっと、目の前で苦しそうに心をグチャグチャにして、けど、体は「色の牙」で昂ぶられ、チグハグな事に戸惑っている凪さんはどう思っているのか・・・・・・
まるで蝶の標本のような姿の夜神が映る。
羽を広げるように、両手を万歳の形で広げ、皇帝の「鎖」で雁字搦めに固定され、虫ピンで刺されるように、後ろから皇帝の熱杭に貫かれている。
顔は蒸気して朱に染まり、けど、それ以上に赤い瞳と唇は濡れて色香か漂う。
けど、分かっている。色香の中にあるのは悔しさや恐怖、悍ましさが滲んでいることを。
分かっているから責められない。
涙で潤んだ赤い瞳を見つめる。そして、もう一度詫びの言葉を伝える。
「許して下さい・・・・・凪さん・・・・」
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