28 / 36
chapter.03
獣たちの夜(2)
しおりを挟む
絨毯の床の上に脱ぎ散らかされたワイシャツとネクタイ、そして黒のTバック。
キングサイズのベッド上には、頭の後ろで手を組み横たわる拝島の姿が、そして、その股間では背中を丸めた航が入念に口淫の奉仕活動を続けていた。
睾丸を吸いつつ、片方の手は緩やかな前後運動でペニスを刺激する。ときたま握る手の指先で鈴口も撫でさするが、ずっと萎えたままで勃起には至らなかった。
「アオイ、そんなフェラじゃ俺を勃たせることなんて出来ないぞ。時間は有限だ、こっちに尻を向けろ」
この男がなぜ自分の源氏名を知っているのか──少々疑問には思ったが、「はい」とだけ短く返し、顔に跨がってシックスナインの体勢になる。
本来ならば他人に見せるはずのない秘部。こうしてさらけ出すのはこれで何度目になるのだろう。その答えを知ったところで、なにがどう変わるわけでもないのだが、ふと、そんな考えが頭を過った。
「ほう、使い込まれているわりには、綺麗な色艶と形をしているじゃないか」
拝島は尻肉を広げてしばらく見つめ、舌先を尖らせる。そして、肛門にそって小さな円を描いてから侵入を開始する。
冷たかった感触が徐々に熱を帯びて腸内を蝕み、奥へ奥へと蠢きながら突き進む。ペニスや指とも違う、この独特の感覚が航は苦手だった。
「うっ……」
舌の動きに応えるかのように、声を洩らした航も亀頭を口に含む。
やがて、両者の股間に血液が集まってゆく。それに気づいた拝島は、尻穴責めを舌から指先に切り替えて目の前の半勃ちにしゃぶりついた。
「んん!」
強気なだけはあり、拝島のテクニックは最高水準だった。亀頭を中心に爆ぜるようにして舌が暴れたかと思えば、今度は腹を空かせた子牛のように、絶妙な力加減で頬を窄めて吸引してくるのだ。
拝島の妙技によって、十秒も経過しないうちに航は完全に勃起を終えた。
「ジュルル……味のほうはまあまあだな。それじゃあ、こっちの感度はどうか……いい声を聞かせてくれよ……!」
怒張を頬張りながら、拝島は挿入する指を一本から二本、二本から三本へと瞬く間に増やし、それと平行して指責めのスピードを速める。
「んぐッ……! あっ、ああああああ!」
高速度で迫り来る快楽の波に、航は思わず怒張させたばかりのペニスを吐き出して喘ぎ声を上げるが、それでも続けようとする意思がわずかに勝り、無意識に掴むと口内に戻した。
「フッ……なんだ、アオイは御主人様よりも先に尻アクメする早漏だったのか? おまえの評判は聞いていたが、こんな様子じゃ期待外れで残念だよ」
拝島はフェラチオをやめて指責めだけに専念する。絡み合う三本指が四本指へと変わったとき、航もたまらずふたたび怒張を吐き出した。
「ぷはっ……うっ、ううう……あああああ! ッ……ぐっ、ハァアアアアアア!」
瞼を閉じて悶える航。
その手には拝島のペニスが握られたままだ。
淫猥な旋律を奏でながら、激しく出し入れされる四本指の疑似ペニス。絶頂が近いのか、指がちぎれそうなほど強く締めつけられていた。
「いい締まり具合だ。このあとは堤も来るし、今回は最高の夜会になりそうだ…………ほら、いけ! いけよ、アオイ!」
「──ッ! アッ、アッ、ア……が……あぁああああぁぁああああああ!!」
何度も容赦なく肛門と尻肉に叩きつけられる高速指ピストン。
ついにドライオーガズムに達した航は、身も心も震わせて失神した。
キングサイズのベッド上には、頭の後ろで手を組み横たわる拝島の姿が、そして、その股間では背中を丸めた航が入念に口淫の奉仕活動を続けていた。
睾丸を吸いつつ、片方の手は緩やかな前後運動でペニスを刺激する。ときたま握る手の指先で鈴口も撫でさするが、ずっと萎えたままで勃起には至らなかった。
「アオイ、そんなフェラじゃ俺を勃たせることなんて出来ないぞ。時間は有限だ、こっちに尻を向けろ」
この男がなぜ自分の源氏名を知っているのか──少々疑問には思ったが、「はい」とだけ短く返し、顔に跨がってシックスナインの体勢になる。
本来ならば他人に見せるはずのない秘部。こうしてさらけ出すのはこれで何度目になるのだろう。その答えを知ったところで、なにがどう変わるわけでもないのだが、ふと、そんな考えが頭を過った。
「ほう、使い込まれているわりには、綺麗な色艶と形をしているじゃないか」
拝島は尻肉を広げてしばらく見つめ、舌先を尖らせる。そして、肛門にそって小さな円を描いてから侵入を開始する。
冷たかった感触が徐々に熱を帯びて腸内を蝕み、奥へ奥へと蠢きながら突き進む。ペニスや指とも違う、この独特の感覚が航は苦手だった。
「うっ……」
舌の動きに応えるかのように、声を洩らした航も亀頭を口に含む。
やがて、両者の股間に血液が集まってゆく。それに気づいた拝島は、尻穴責めを舌から指先に切り替えて目の前の半勃ちにしゃぶりついた。
「んん!」
強気なだけはあり、拝島のテクニックは最高水準だった。亀頭を中心に爆ぜるようにして舌が暴れたかと思えば、今度は腹を空かせた子牛のように、絶妙な力加減で頬を窄めて吸引してくるのだ。
拝島の妙技によって、十秒も経過しないうちに航は完全に勃起を終えた。
「ジュルル……味のほうはまあまあだな。それじゃあ、こっちの感度はどうか……いい声を聞かせてくれよ……!」
怒張を頬張りながら、拝島は挿入する指を一本から二本、二本から三本へと瞬く間に増やし、それと平行して指責めのスピードを速める。
「んぐッ……! あっ、ああああああ!」
高速度で迫り来る快楽の波に、航は思わず怒張させたばかりのペニスを吐き出して喘ぎ声を上げるが、それでも続けようとする意思がわずかに勝り、無意識に掴むと口内に戻した。
「フッ……なんだ、アオイは御主人様よりも先に尻アクメする早漏だったのか? おまえの評判は聞いていたが、こんな様子じゃ期待外れで残念だよ」
拝島はフェラチオをやめて指責めだけに専念する。絡み合う三本指が四本指へと変わったとき、航もたまらずふたたび怒張を吐き出した。
「ぷはっ……うっ、ううう……あああああ! ッ……ぐっ、ハァアアアアアア!」
瞼を閉じて悶える航。
その手には拝島のペニスが握られたままだ。
淫猥な旋律を奏でながら、激しく出し入れされる四本指の疑似ペニス。絶頂が近いのか、指がちぎれそうなほど強く締めつけられていた。
「いい締まり具合だ。このあとは堤も来るし、今回は最高の夜会になりそうだ…………ほら、いけ! いけよ、アオイ!」
「──ッ! アッ、アッ、ア……が……あぁああああぁぁああああああ!!」
何度も容赦なく肛門と尻肉に叩きつけられる高速指ピストン。
ついにドライオーガズムに達した航は、身も心も震わせて失神した。
20
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる