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chapter.03
獣たちの夜(3)
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規則正しくも荒々しい揺れのなかで目覚めた航は、拝島に正常位で貫かれていることにすぐ気づいた。
いまだ虚ろな表情の唇に、拝島は舌をねじ込み唾液を啜る。下半身の激しさとはまた別の繊細な動きに、航はふたたび瞼を閉じた。
「確かに名器だな……抱き心地も悪くない。フッ、こいつはクセになる……アオイ、俺の愛人にならないか? いくら貰ってる? 俺が囲ってやるぞ……一生遊べるだけの金でな……」
甘い言葉をささやきながら、今度は左耳を舌先で犯す。
「あんな爺の玩具でいるより、俺の愛人になれよ」
「あっ、あ……ううっ……!」
返事を催促するように、腰の動きが加速する。
拝島のサイズは堤よりも劣るが、硬度とテクニックは引けを取らなかった。楽に受け入れられる分、少しでも気を緩めると快楽の渦に呑まれて失神してしまいそうになる。
「俺は……誰のモノでもない……」
喘ぎ声に紛れて洩れ出た本音を拝島は聞き逃さなかった。
体内で硬度を増すペニス。サディスティックなこの獣には、心の声ですら餌になるようだ。
「それなら、今夜からおまえの肉体は俺のモノだ。その前に誰が本当の御主人様か、たっぷりと教えてやる……!」
「ああああああああああッ!」
いまだかつて味わったことのない高速度のピストン運動。
凶悪な責めに、瞼の裏側で火花が散る。
「フッフッフ……いい表情と鳴き声だ。ますます気に入ったぞ」
拝島のいびつな笑顔は勝利を確信してのものであったが、彼の猛攻もここまでだった。
部屋のドアが突然ひらく。
現れたのは、臨戦態勢が整った裸の堤だ。
「そいつは会長の所有物だ。ルールを破らないでもらおう」
「……ノックぐらいしたらどうだ? 俺は今、セックスの最中なんだぞ?」
「夜会にマナーなど存在しない」
言いながら堤は、拝島の無防備な肛門に親指で唾液を塗り付ける。そして、長大な怒張を容赦なくねじ込んだ。
「ぐっ……! 久しぶりの感覚だ……一度覚えると病みつきになる。もっとだ、もっと突いてくれ……」
振り向き様に舌を伸ばす。
それに応えて、堤も舌を伸ばして絡めた。
「あ……」
堤はそれだけに留まらず、航のペニスを扱き始める。
熱く激しく繋がる三人の男たち。
最初に果てたのは、航だった。
「あっ、あっ、あっ……い……イクッ……!」
放たれた精は自身の顔にまで届き、次いで胸と腹筋を白く汚す。だが、快楽の波は終わらない。ペニスを扱く手は止まらずに動き続け、体内では拝島が類い稀なる肉壁を堪能していたからだ。
「はぁぁぁぁぁぁぁ! うっ、ぐ……嫌だ……やめ……あ…………あああああああッッッ!!」
航が最初のドライオーガズムに達した頃、その締めつけで拝島も絶頂を迎える。
「くっ! アオイ……射精すぞッ……!!」
夜会のために溜め込まれた濃厚な粘度の精液が、航の腸内を凄まじい勢いで駆け昇ってゆく。
「うぉおおお……素晴らしい……」
射精は三十秒近くも続いたが、最後の一滴まで吸い尽くしてもなお肛門の躍動は止まらなかった。
いまだ虚ろな表情の唇に、拝島は舌をねじ込み唾液を啜る。下半身の激しさとはまた別の繊細な動きに、航はふたたび瞼を閉じた。
「確かに名器だな……抱き心地も悪くない。フッ、こいつはクセになる……アオイ、俺の愛人にならないか? いくら貰ってる? 俺が囲ってやるぞ……一生遊べるだけの金でな……」
甘い言葉をささやきながら、今度は左耳を舌先で犯す。
「あんな爺の玩具でいるより、俺の愛人になれよ」
「あっ、あ……ううっ……!」
返事を催促するように、腰の動きが加速する。
拝島のサイズは堤よりも劣るが、硬度とテクニックは引けを取らなかった。楽に受け入れられる分、少しでも気を緩めると快楽の渦に呑まれて失神してしまいそうになる。
「俺は……誰のモノでもない……」
喘ぎ声に紛れて洩れ出た本音を拝島は聞き逃さなかった。
体内で硬度を増すペニス。サディスティックなこの獣には、心の声ですら餌になるようだ。
「それなら、今夜からおまえの肉体は俺のモノだ。その前に誰が本当の御主人様か、たっぷりと教えてやる……!」
「ああああああああああッ!」
いまだかつて味わったことのない高速度のピストン運動。
凶悪な責めに、瞼の裏側で火花が散る。
「フッフッフ……いい表情と鳴き声だ。ますます気に入ったぞ」
拝島のいびつな笑顔は勝利を確信してのものであったが、彼の猛攻もここまでだった。
部屋のドアが突然ひらく。
現れたのは、臨戦態勢が整った裸の堤だ。
「そいつは会長の所有物だ。ルールを破らないでもらおう」
「……ノックぐらいしたらどうだ? 俺は今、セックスの最中なんだぞ?」
「夜会にマナーなど存在しない」
言いながら堤は、拝島の無防備な肛門に親指で唾液を塗り付ける。そして、長大な怒張を容赦なくねじ込んだ。
「ぐっ……! 久しぶりの感覚だ……一度覚えると病みつきになる。もっとだ、もっと突いてくれ……」
振り向き様に舌を伸ばす。
それに応えて、堤も舌を伸ばして絡めた。
「あ……」
堤はそれだけに留まらず、航のペニスを扱き始める。
熱く激しく繋がる三人の男たち。
最初に果てたのは、航だった。
「あっ、あっ、あっ……い……イクッ……!」
放たれた精は自身の顔にまで届き、次いで胸と腹筋を白く汚す。だが、快楽の波は終わらない。ペニスを扱く手は止まらずに動き続け、体内では拝島が類い稀なる肉壁を堪能していたからだ。
「はぁぁぁぁぁぁぁ! うっ、ぐ……嫌だ……やめ……あ…………あああああああッッッ!!」
航が最初のドライオーガズムに達した頃、その締めつけで拝島も絶頂を迎える。
「くっ! アオイ……射精すぞッ……!!」
夜会のために溜め込まれた濃厚な粘度の精液が、航の腸内を凄まじい勢いで駆け昇ってゆく。
「うぉおおお……素晴らしい……」
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