セフレに恋をした

東雲ゆめ

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7:恥ずかしいは気持ちいい

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 ――それまで、ぼくらは一度もキスをしたことがなかった。
 
 激しい胸の高鳴りを感じながら、ぼくはこくんとうなずき、目をつむる。
 ぼくの顎に指をかけ持ち上げた早川くんが、軽く唇を合わせてくる。
 
 そっと触れるだけの――短いキス。
 
 唇を離した早川くんは、ぼくを抱き寄せ、
「……おまえさ――」
 ためらいがちに、
「おれとするの――どう思ってる?」
 と聞いてきた。
「……え――?」
「その――最初は無理やりだったじゃん。おまえ、すげぇ痛そうだったし――そのあともわりと酷いことしたし、おれ、おまえのこと、たくさん傷つけてきたよな――」
「………」
「いまさらかもしれないけど、ごめん……おまえがもしあまりつらかったら、他で適当に女抱いて、おまえとの回数減らすとかして、なるべくおまえの負担にならないようにするから――」
「いや――」
「え?」
「他の女の子とか――いや……ぼく以外とセックスしないで」
「…………」
「……たしかにちょっとつらいときもあったけど、最近は痛いだけじゃなくて、その――……き、気持ちいい、って思うときもたくさんあるから――だからいやじゃない。いやじゃないよ」

 ぼくを眩しそうな目で見つめた早川くんは、
「わかった……」
 と微笑み、
「ありがとうな」
 ぼくを強く抱きしめる。

 眩暈のするような陶酔感のなか――早川くんの大きな手がシャツの下に潜り、背中からスルッと前に滑り込む。
「……あッ――……」
 キュッと乳首をつままれたぼくは、突然の愛撫に息を喘がせる。
 さらに、もう片方の乳首もこすられ、
「……こうするとだんだん尖ってくんのな、おまえのここ――」
「……ンッ――……!」
「ほら――すごいふっくらしてきた――」
「いっ――やッ……――」
「イヤじゃなくて――気持ちいい――だろ?」
 両方の乳首をぐりぐり強めに扱かれたぼくは、後ろに手を突き、のけぞった。
 すると、よりいっそう、胸を前に突き出す、おねだりしているようなポーズになる。

「……もっとしてほしいのか?」
 ぼくのシャツを脱がせた早川くんは、赤くなった胸の突起を親指と人差し指で捻り上げ、限界まで引き伸ばした。

「……ッ――! ……ッ――!」

 ――だめ……そんなにされたら――もう――。

「……イきそうか?」
 ぼくの心のなかを読んだかのような、甘いささやき声。
 目の端にうっすらと涙を滲ませながら、ぼくはうなずく。
 そんなぼくをまじまじと見つめ、
「……めっちゃ、エロい――」
 ひとりごとのようにつぶやいた早川くんは、ぼくの乳首からピンッと手を離した。

 そして、ぼくの耳もとに口を寄せ、
「……あそこは――どうなってる?」
 と聞く。
「え……?」
「パンツのなかだよ」
  ――早川くんは、ぼくが言葉責めに弱いことを熟知している。

「……す、すごく、かたくなってる――」
 うつむいたぼくは言う。
「……し――汁が溢れて……ベチョベチョになってて――」
 耳たぶまで真っ赤に染めたぼくの肩に手を回し、顔を覗き込み、
「――どんな汁が溢れてるんだ?」
 いたずらっ子みたいな目で質問する。

「……が、ガマンできない――ぼくの――」
 ――激しい羞恥。
 そこから呼び覚まされる、絶対的な快楽。

「ぼくの――おちんちんの――ガマン汁……」
 




 
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