セフレに恋をした

東雲ゆめ

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8:XXL

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 早川くんは、ぼくをベッドに押し倒した。
 ぼくの制服のスラックスとパンツをまとめて剥ぎ取り、自分も全部脱いで裸になる。
 すでにフル勃起している早川くんの逞しいペニスに釘付けになる。
 
 ベッドのヘッドボードの引き出しから、ローションを取り出し、
「……ケツあげて――ほぐすから」
 早川くんは言う。
 膝裏に手をかけたぼくは大きく脚を開く。

 無防備にさらされる――下腹部に付くほど反り返ったペニスと、丸見えのあそこ。

(あ……)

 見られている――そう思ったとたん、その穴がヒクヒク動いてしまうのを、ぼくは抑えることができなかった。
 
 それを見逃さなかった早川くんが、
「……誘ってるのか――?」
 とほくそ笑み、ローションで湿らせた指をぐっと突き立てる。

「……んッ――……!」
 ぼくのナカを掻き回し、深いところまで潜り込んでくる長い指。
 いちばん感じるところを探し当てた早川くんは、
「――ここだろ?」
 と前立腺を攻める。

「……ンッ――うっ……そっ――こッ……」
 
 ぼくは、懸命に首を縦に振る。
 快楽の粒が、お風呂に浮かんだ入浴剤の泡のようにはじけ、全身を浮かす。
 プルプルとふるえるペニスの先から、透明な汁が滲んでくる。
 
 早川くんはぼくのペニスに顔を近づけ、いきなりその汁を吸った。

「……しょっぱいな――」
 唇の端を手の甲で拭い、戸惑ったような表情でつぶやく。
 ぼくは信じられない思いでその顔を見つめる。

 湿った指を引き抜いた早川くんは、ベッドから下り、床に転がったリュックからコンドームを取り出した。
 そして、軽く扱いたそこにゴムを嵌め、
「……入れるぞ――」
 と前置きしてから、ぼくの脚をつかんで肩に担ぎあげ、ほぐしたそこにペニスをあてがった。

「……ッッ……!!!」

 XXLサイズくらいのペニスが、ぼくのなかにメリメリと入ってくる。
 準備したとはいえ、やはり、かなり、痛い。
 ぎゅっと目をつむり、耐えていたそのとき、フワッと抱き起こされた。

「……ごめんな――」
 つながったまま、ぼくをぎゅっと抱きしめた早川くんは、
「……やっぱ、痛いんだろ? その――おれ――すごいデカいから――」
 ごめんな、と謝る。

 そんな早川くんの姿に、愛おしさと切なさが入り混ざったぼくは首を振り、
「痛いけど――痛くない――」
 と言った。

「……早川くんとなら――痛くてもいいから――」
「里李……」
 熱い目でぼくを見つめた早川くんは、
「ゆっくり入れるから――からだの力抜いて――」
 ぼくの脚を大きく開かせ、そのあいだに入り込む。
 そして、先っぽだけ入っていたペニスを、さらに前に押し進める。

「……ぅっ……! あぁっ……!」
「気持ちいい……ウッ……すげぇ気持ちいいよ――おまえんナカ……」
 早川くんは乱れた息のさなかにつぶやく。
「……キスしたい――するぞ」

「うっ……」
 折り曲げられた脚が頭の後ろに反り返った、でんぐり返しみたいな恰好で、早川くんのモノを受け入れながら、キスされる。
 二度目のキスはもっと濃厚で、外国映画のキスみたいに湿ったリップ音がした。
 ぼくの唇を何度も貪りながら、早川くんは、激しい抜きしを繰り返す。
「うっ……出すっ……ぞっ――」
 小さく呻った早川くんは、ぼくのナカに熱い精液を放った。
 コンドーム一枚へだて満たされていくその感触に、ぼくは本当に愛されているような――そんな錯覚に陥る。
 
 ゴムを捨てた早川くんは、ぼくの横に寝そべり、
「すげー気持ちよかった。ありがとな」
 屈託のない笑みを浮かべる。
 ぽんぽん、とぼくの頭を撫でてから、勃起したままのぼくのペニスに目をやる。
「そうだ。いいことしてやるよ」
 ベッドの上に転がっていたローションをイッたばかりの自分のペニスに塗りつけてから、ぼくをそっと抱き起こす。
 膝立ちになったぼくのペニスを、キュッキュッと扱く早川くん。

「あッ……!?」

 完ちしたぼくのペニスに、自分のペニスをくっつけ、亀頭で擦る。

「……あっ――なっ……?」
「こうやって、チンポとチンポをこすり合わせるとさ、オナニーするより気持ちいいらしいぜ。………ウッ……たしかにっ……いいっ――なっ……」

 並べると、早川くんのペニスは、長さも太さもぼくの3倍くらいあって――その大きさに胸が熱くなる。

「やっ……もっ……出ちゃッ……!」

「いいよ。このまんま出せ。おれもまた――イきそうだ」

 乱れていく息。
 ぼくは早川くんのがっちりした肩にしがみつきながら、
 「イッ――くっ……うっ……!」
 と精を放った。
 ぼくの精液で濡れた太腿にペニスをあてがった早川くんは、腰を大きく上下させる。
「あっ……ンンッ……!」
 ぼくの太腿に放たれる――ねっとりした白濁液。

「ああ……やっぱりいいな――おまえは最高だ」

 その言葉をぼんやりと聞きながら、ぼくはいっそ、からだじゅうに早川くんのザーメンを塗りたくられたいと願っていた。




 
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