チートなガチャ運でVRMMO無双する!?~没入型MMO「ラスト・オンライン」

なかの

文字の大きさ
134 / 286

第百三十三話『シルバーモンスターボックス』

しおりを挟む
その珊瑚に、一歩下がって、一緒に飛んできた、巨大な龍を手で紹介するサラ。

「こちらでございます!」
と謎の敬語を使う。

そこには、黒く大きな巨大な龍がいた。

「ほんと君らなにもんなんや・・・」
と元A級珊瑚が、D級英雄ランク戦で勝てなかった『大龍 - ワイバーン』を見て呟いた。

「いやー、たまたま温泉で出会っちゃって!」
と、サラが言う。
相変わらずのざっくりした説明だった。
それで理解できるのかな、とチラッと珊瑚の方を見る僕。

「なに、君ら、皆で温泉行ってきたんか!!」
と、珊瑚が思わぬところで食いつく。
あ、そこ?と僕は思った。
確かに大事なことではある。『温泉イベント』・・・。
麗しの『温泉イベント』・・・。

「いや、温泉イベントは残念なことに、なかったんだよ・・・」
と、ほんとに残念だったことを言葉に込めて僕が珊瑚に言う。
すると、少し顔を赤くして、ほっとした様子の珊瑚。
「な!そうなんか!」
と、少しテンションを上げて言う。

「珊瑚ちゃんもジュンくんと温泉行きたかったのよね!」
と水晶さんが言う。ちがわい!と珊瑚が言っていたがそこに奈緒子が食いついてきた。

「じゃあ、かわいい水着買ってみんなで行きましょう!ね!サラちゃん!」
と魔法使いの少女、奈緒子がここぞとばかりにサラを説得する。奈緒子は可愛い服をサラに着せるのを一つの楽しみとしている。

「うーん、じゃあ、モンスターボックスをゲットしたら・・・」
とサラが呟く。

「やった!じゃぁ約束ですよ!」
とサラの両手を握ってブンブンと振る奈緒子。
いつもの展開だった。
押しに弱いサラである。

グッジョブ!奈緒子!と心のなかで思ったことは内緒だ。

「珊瑚ちゃんたちも行きますよね?」
と、奈緒子が言う。

「いやー。サラ達がそうまでいうなら・・・」
と、しぶしぶといった態度の珊瑚。
「素直に、なればいいのに!」
いつもの珊瑚の態度に、水晶さんが笑う。

「温泉。楽しい。」
と瑠璃も言う。

「瑠璃もこう言っとるし、しょうがない・・・付き合ったるか!」
と珊瑚が言う。
「素直に行きたい!って言えばいいのに!」
とまた笑う水晶さん。

「じゃぁ、その『モンスターボックス』を手に入れればいいのね?」
とサラが話を戻して珊瑚に聞く。

「いや・・・」
「え?違うの?」
今までの話の流れだと、てっきりそうだと思っていた、とサラが不思議そうな顔をする。

「このモンスターボックスは『シルバー』なんや!」
「うん確かに銀色だね」
とサラが頷く。

「普通の、馬とかに使えるのが『ノーマルモンスターボックス』。すこし強い『仔竜 - ミニドラゴン』とかに使えるのが『シルバーモンスターボックス』そして、明らかに、それより強いこの『大龍 - ワイバーン』は・・・」

「『ゴールドモンスターボックス』ということか!」
と僕は呟いた。それは大変そうだが、やりがいがありそうだ!と笑った。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー

びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。 理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。 今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。 ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』 計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る! この物語はフィクションです。 ※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?

あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】 世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。 「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。 ・神話級ドラゴン  ⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺) ・深淵の邪神  ⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決) ・次元の裂け目  ⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い) 「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」 本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……? 「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー! 【免責事項】 この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。 ※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。

branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位> <カクヨム週間総合ランキング最高3位> <小説家になろうVRゲーム日間・週間1位> 現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。 目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。 モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。 ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。 テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。 そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が―― 「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!? 癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中! 本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ! ▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。 ▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕! カクヨムで先行配信してます!

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。

樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。 ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。 国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。 「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」

ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした

むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~ Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。 配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。 誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。 そんなホシは、ぼそっと一言。 「うちのペット達の方が手応えあるかな」 それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。

処理中です...