137 / 286
第百三十六話『半透明のモンスター』
しおりを挟む
「ぎゃ~~~!!!!でた〜〜〜〜!!」
珊瑚以上に大きな声で、サラが叫んで走りだした。
「あははは、全然大丈夫じゃないじゃん!」
と僕は、サラを見て笑った。
こんなとこなんじゃないかな、と密かに思っていたのは内緒だ。
さて、思ってたより大変なクエストになりそうだ。
「さっきまでの自信はなんだったの?」
と、僕が笑いながらサラに聞く。
「だって、現実の世界にはお化けなんかいないし!全然怖くないって思ってたんだよ!!」
とサラが言う。
確かにそう言われればそうだ。
実際の世界にはお化けなんかいない。
と言うと特定の層のマニアには怒られそうだけど・・・。
「でも、実際出てきたら、めちゃくちゃ怖かった!!」
とサラが続けて説明した。
「なるほど、それは確かにありえるね。VRはホラーと相性いいしね。」
「そうなんですか?確かに、すごく怖いですね!」
と魔法使いの美少女奈緒子が聞く。
「うん、ヘッドマウントディスプレイで視界は閉じられてるし、ヘッドフォンで聴覚も独占されてる、さらに『バーチャルウォーカー』なら触覚まで独占してる。これは確かに相性がいいよね」
「確かに!そういうことだったんですね!」
と奈緒子が相槌を打つ。
「あとは温度とかコントロールできるともっと怖くできるかもしれないね。マニアな人だったら、クーラーと連動するような改造してるかも」
と僕が言う。
ゲームは昔からいろいろな改造をしている人がいて、格闘ゲームと電気マッサージ器を連動させて、ダメージを受けると、実際にビリビリする、というような改造をしている人がいるのだ。
「あー!それは怖そうですね!」
と奈緒子が言う。
お化けが怖くなくても、暗くて、寒くて、大きな音がしたら誰だって怖い。
「それはそうとして、ちょっと、サラを助けよう!」
と僕が言って剣を構える。
SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」だ。この最強の剣には最強のスキル『疾風』が付いている。
「サラと珊瑚!少し下がって!」
と僕が叫ぶ。
その声を聞いて、サラと珊瑚が後ろに跳びはねる。
「怖がっててもちゃんと動けるみたいだね、良かった」
と言いながらスキルを発動させる。
キイイイィィィン、と「 神の剣 -デュランダル 」に光が集まる。
「『疾風』!!!!!!」
僕がそう叫びながら、斬撃を繰り出した。
光の斬撃が空気を伝って、半透明なモンスターに向かっていった。
「あ、当たりましたね!!」
と奈緒子が言う。
「いや・・・」
と僕が言う。
そう、そのことを予測して、剣を繰り出していたのだ。
光の斬撃は、その半透明のモンスターを『すり抜けた』!!
そして、『疾風』はその後ろにある岩を破壊したが、反透明のモンスターは無傷だった。
「そんな!!」
と奈緒子が言う。
そう、そのモンスターは、『最強の斬撃』つまり当たったものには、必ずカウントストップの「99,999」のダメージを与えていた、SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」の『疾風』をすり抜けたのだ。
「これは手ごわそうだね!」
と僕は笑った。
珊瑚以上に大きな声で、サラが叫んで走りだした。
「あははは、全然大丈夫じゃないじゃん!」
と僕は、サラを見て笑った。
こんなとこなんじゃないかな、と密かに思っていたのは内緒だ。
さて、思ってたより大変なクエストになりそうだ。
「さっきまでの自信はなんだったの?」
と、僕が笑いながらサラに聞く。
「だって、現実の世界にはお化けなんかいないし!全然怖くないって思ってたんだよ!!」
とサラが言う。
確かにそう言われればそうだ。
実際の世界にはお化けなんかいない。
と言うと特定の層のマニアには怒られそうだけど・・・。
「でも、実際出てきたら、めちゃくちゃ怖かった!!」
とサラが続けて説明した。
「なるほど、それは確かにありえるね。VRはホラーと相性いいしね。」
「そうなんですか?確かに、すごく怖いですね!」
と魔法使いの美少女奈緒子が聞く。
「うん、ヘッドマウントディスプレイで視界は閉じられてるし、ヘッドフォンで聴覚も独占されてる、さらに『バーチャルウォーカー』なら触覚まで独占してる。これは確かに相性がいいよね」
「確かに!そういうことだったんですね!」
と奈緒子が相槌を打つ。
「あとは温度とかコントロールできるともっと怖くできるかもしれないね。マニアな人だったら、クーラーと連動するような改造してるかも」
と僕が言う。
ゲームは昔からいろいろな改造をしている人がいて、格闘ゲームと電気マッサージ器を連動させて、ダメージを受けると、実際にビリビリする、というような改造をしている人がいるのだ。
「あー!それは怖そうですね!」
と奈緒子が言う。
お化けが怖くなくても、暗くて、寒くて、大きな音がしたら誰だって怖い。
「それはそうとして、ちょっと、サラを助けよう!」
と僕が言って剣を構える。
SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」だ。この最強の剣には最強のスキル『疾風』が付いている。
「サラと珊瑚!少し下がって!」
と僕が叫ぶ。
その声を聞いて、サラと珊瑚が後ろに跳びはねる。
「怖がっててもちゃんと動けるみたいだね、良かった」
と言いながらスキルを発動させる。
キイイイィィィン、と「 神の剣 -デュランダル 」に光が集まる。
「『疾風』!!!!!!」
僕がそう叫びながら、斬撃を繰り出した。
光の斬撃が空気を伝って、半透明なモンスターに向かっていった。
「あ、当たりましたね!!」
と奈緒子が言う。
「いや・・・」
と僕が言う。
そう、そのことを予測して、剣を繰り出していたのだ。
光の斬撃は、その半透明のモンスターを『すり抜けた』!!
そして、『疾風』はその後ろにある岩を破壊したが、反透明のモンスターは無傷だった。
「そんな!!」
と奈緒子が言う。
そう、そのモンスターは、『最強の斬撃』つまり当たったものには、必ずカウントストップの「99,999」のダメージを与えていた、SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」の『疾風』をすり抜けたのだ。
「これは手ごわそうだね!」
と僕は笑った。
0
あなたにおすすめの小説
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる