チートなガチャ運でVRMMO無双する!?~没入型MMO「ラスト・オンライン」

なかの

文字の大きさ
145 / 286

第百四十四話『影』

しおりを挟む
「ぎゃー、どでかい、幽霊や!!」
と珊瑚が叫ぶ。

そう、ゴーストハウスの左側の部屋のボスは大きな白いお化け『ビッグゴーストエレメンツ』だったのだ。

「さて、戦闘開始だな!」
と僕は言った。

そういった、刹那僕は剣を抜いた。

『疾風』!!
SSSランクの武器『神の剣 - デュランダル』についた、Sスキルの遠隔斬撃。
目が届く範囲なら攻撃可能という、スキルを発動させた。

「でましたね!『疾風』!」
と奈緒子が言う。

「いきなり倒した?」
と瑠璃が言う。

「いや・・・」
と僕が言う。そう、手応えがなかった。
うっかり、いきなり倒せないかなと思ったのだけど・・・

「一瞬遅かった!」
そう大きな白いお化け『ビッグゴーストエレメンツ』は『透明移動 - インビジブルムーブ』ですり抜けたのだった。


「そう、うまくは行かないか・・・」
と僕が言う。

「惜しかったわね!でもいい感じだったわ!次は倒せるはずよ」
と水晶さんが言う。

「ありがとうございます!」
と僕。

「さて、どこから出てくるかしらね!」
と水晶さんが言う。

そう、この白いお化け『ビッグゴーストエレメンツ』は透明になってすり抜けた後、実現化して、その時に隙がある。
そこを倒さないといけないという変わった敵だ。

「実現化する瞬間まで、位置がわからないのかな・・・」
「どういうことですか?ジュンさん」
と僕のつぶやきに奈緒子が聞く。

「いまの感じだと、かなり無敵なんじゃないか?『ビッグゴーストエレメンツ』。今、見えた瞬間に『疾風』を打ったのに、避けられたんだ・・・」
「なるほど・・・もう少し前に、わかるんじゃないかってことね?」
僕の分析に水晶さんが応える。

「そう、『未来予測 - ビジョン』とかはどう?」
「だめね。この『未来予測 - ビジョン』のスキルは動いているところからその移動先を予測するという、スキルだから、消えてる『ビッグゴーストエレメンツ』の動きの先は読めないの・・・」
と、物の移動速度から時速を計算し数秒後の未来の位置を影で示す『魔女のコンタクト』についたスキル『未来予測 - ビジョン』では今回の件には使えないようだ。

「こういう場合はだいたい・・・」
と僕が考えた

「影だ!」
と僕が言う。

「影?影なんかないよ??」
とサラが言う。

「そう、『透明移動 - インビジブルムーブ』の最初のうちはないんだ・・・たぶん、でる直前に影が先に出る・・・そうじゃないと、あのタイミングだと倒しきれない・・・」
と、言った瞬間、影が見えた。
推測は当たったようだ。

「狙いは珊瑚か!」
と僕は、珊瑚のもとに走る。

「ぎゃー!」
と珊瑚が叫ぶ。

「攻撃は間に合わない!仕方がない!!」
と、珊瑚に向かって飛び、『ビッグゴーストエレメンツ』との間に挟まる僕。

そして、SSSランクの防具「神衣 - カムイ」シリーズ鎧の『神の鎧 - ゴッドメイル』
の防御力によってダメージが『0』と表示される。

「ま、間に合った!」
と、『ビッグゴーストエレメンツ』の攻撃を背中に受け、珊瑚を抱きかかえる形で、地面に倒れ込んだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー

びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。 理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。 今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。 ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』 計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る! この物語はフィクションです。 ※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?

あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】 世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。 「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。 ・神話級ドラゴン  ⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺) ・深淵の邪神  ⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決) ・次元の裂け目  ⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い) 「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」 本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……? 「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー! 【免責事項】 この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。 ※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。

branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位> <カクヨム週間総合ランキング最高3位> <小説家になろうVRゲーム日間・週間1位> 現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。 目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。 モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。 ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。 テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。 そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が―― 「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!? 癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中! 本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ! ▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。 ▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕! カクヨムで先行配信してます!

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。

樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。 ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。 国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。 「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」

処理中です...