チートなガチャ運でVRMMO無双する!?~没入型MMO「ラスト・オンライン」

なかの

文字の大きさ
147 / 286

第百四十六話『タンク』

しおりを挟む
「お、『豪華な扉』の鍵ゲット!」
と僕が言いながら、光を皆に見せる。最初の部屋で『ゴーストエレメンツ』が持って行ってしまった、中央の部屋の鍵の片方を手に入れたのだった。

「よし、もう一つの部屋にいって、もう一個の鍵も手に入れよう!!」
と、僕が笑った。

「しかし、その防具凄いのね!」
と水晶さんが言う。

「『神の鎧 - ゴッドメイル』ですね。SSSランクの防具「神衣 - カムイ」シリーズの鎧です」
「ダメージがゼロになっちゃうなんて!」
「無敵じゃん!」
と水晶さんとサラが言う。

「うーん、でも頭とか腕とかは普通の防具だし、そこを狙われるとやられちゃうから、あまりこういう使い方は良くないんだよ、硬直がとけた瞬間にやられちゃうから・・・」
「そうね、今回は珊瑚ちゃんのためにやってくれたのよね!」
と水晶さんが珊瑚の方を見ながら微笑む。

「そうですね・・・すっかりタンクとしての戦い方になってるのはなんとかしたいな・・・」
と僕が言う。奈緒子に続き、捨て身で『かばう』という戦い方が増えている僕だ。

「『タンク』ってなに??」
とサラが聞く。

「だいたい『アタッカー』『ヒーラー』『タンク』に別れるんだ、こういうRPGでのチームプレイの場合」
「ふむふむ?」
とサラ。

「『アタッカー』というのは、サラとか珊瑚みたいにガンガンせめて攻撃する人ね。これがメインで花形だと思う」
「おー、私『花形』!!」
とサラが笑う。

「サラちゃんは『スーパー花形』です!」
と奈緒子も微笑む。

「で、『ヒーラー』は回復してくれる人。」
「ふむふむ、魔法使いさんとか薬草とか使ってくれるひとね?」
とサラ。

「で、『タンク』は??」
サラが更に聞く。

「敵視を集めて、その2つを戦いやすくする役目だよ」
「てきし??なにそれ??」
と僕とサラ。

「要は囮だね、敵に『こっち来ーい!!』って言って、自分に集中させてる間に、『アタッカー』とかに戦ってもらう役」
「地味!!」
とサラが笑う。

「そうなんだよ!大事なんだけど!僕も一応剣士だから、『アタッカー』のつもりなんだけど、最近は『神の鎧 - ゴッドメイル』に頼りすぎちゃって、捨て身で『かばう』に頼っちゃってるんだよなぁ」
「ふむふむ。なるほどね!まぁ『タンク』と『アタッカー』はスイッチできるってことでしょ?私とジュンで交互にやればいいよ!」
とサラが言う。

「え、すごいね!いまの説明でそこまでわかったの?」
とサラに言う。

「そういえば最初に、サラが走って行って、僕が『疾風』で攻撃する、というのも良くやってるから、この場合はサラが『タンク』で僕が『アタッカー』なのか!」
「そそ、私はそのまま避けて攻撃もするけど!」
とサラがへへーんと笑った。

そういう話しをしていると、元の部屋についた。
「あ、戻って来ましたね!右の部屋です!」
と奈緒子が言う。

「よし、このままもう一個の鍵もゲットしよう!」
と僕が言う。

「また、白いお化け出てきたらイヤやなぁ」
「私もイヤ!」
と珊瑚とサラが言う。

「また僕が守るよ!」
と珊瑚とサラの近くに行く。

全員が部屋に入ると、当たりが一瞬暗くなる。

「うわ!今度はなんだ??」
パカッと床が開く。
僕とサラと珊瑚だけが、落とされてしまった。

「こっちの部屋はこのパターンか!」
落ちていく中で、僕は呟いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー

びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。 理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。 今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。 ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』 計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る! この物語はフィクションです。 ※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?

あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】 世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。 「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。 ・神話級ドラゴン  ⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺) ・深淵の邪神  ⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決) ・次元の裂け目  ⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い) 「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」 本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……? 「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー! 【免責事項】 この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。 ※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。

branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位> <カクヨム週間総合ランキング最高3位> <小説家になろうVRゲーム日間・週間1位> 現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。 目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。 モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。 ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。 テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。 そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が―― 「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!? 癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中! 本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ! ▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。 ▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕! カクヨムで先行配信してます!

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。

樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。 ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。 国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。 「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」

ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした

むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~ Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。 配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。 誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。 そんなホシは、ぼそっと一言。 「うちのペット達の方が手応えあるかな」 それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。

処理中です...