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第百七十三話『フレーム』
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「それはそうだよ!避けたつもりなのにダメージ受けたらがっかりしちゃう!」
と美少女格闘家のサラが言う。
「そういう違和感がないように作られてるのが『ラスト・オンライン』なんだ!」
と僕は微笑んだ。
「それ当たり前のことじゃないんだね」
「そう全然当たり前のことじゃない」
と、サラが言い、僕が答える。
ゲームが現実世界と同じように体験できるのは全然当たり前のことじゃない、30年以上の歴史で積み重ねてきたノウハウによる凄いことなんだ。
「昔はドットが粗かったので、ドット単位で避けたりできる人がすごくゲームが上手だったんですよね!」
と、ゲームが好きな奈緒子が言う。
当たり判定をドット単位で見抜ける人がゲームが得意な時代があったのだ、さっきの話みたいに見た目ではあたっているのに、ゲーム上ではダメージをうけない範囲があったのだ。
今はドットを目視することは難しいほどに画面が綺麗になった。
「そう、あとフレーム」
「フレーム??」
と僕が言い、サラが聞く。
「そう、だいたい1フレームが1/60秒。つまり1秒間に60回のパラパラ漫画のようになっているんだけど、このフレーム数が決まっているんだね。このモーションは何フレームとか」
「それが決まっているとどうなるの?」
僕の説明に、サラがシンプルに聞く。
「だいたいのゲームは攻撃している間は無敵で、その攻撃が終わった瞬間、攻撃を受け付けるようになるんだ」
「ふむふむ」
と僕とサラ。
「だから、その攻撃のフレーム数、つまり無敵時間が終わるのを見切って、その瞬間反撃する、というようなことができる人が強かったんだ」
「へー!」
と僕とサラ。
「いまの3Dゲームはそういう感じではなくて、物理シュミレータを搭載しているから、かなり現実の体験に近い感じで動くことができるんだよ!」
「うん、まったくわからん!」
と僕の説明にサラが笑った。
どんどんマニアックな話になってしまった。
気をつけよう、と思った。
出来るかは全然わからないけど。
「だよね」
と僕も笑った。
「まぁ、つまり、敵はターゲットを見つけて、追いかけて、当たる位置まで来たら攻撃してくるから、しっかり避けて、相手の攻撃が終わったら攻撃を当てよう!ってことだね。」
と僕が説明する。
「当たり前だよね!それ!ゲームはなんで難しく言うかなー!」
とサラが笑った。
「現実で動くように動いていたら、同じようにゲームキャラクターが動いてくれる『ラスト・オンライン』がすごすぎる所なんだけどね」
「ジュンさん『ラスト・オンライン』好きですよね!」
と熱く語る僕に奈緒子が微笑む。
「うん好きだよ!ほんと凄い!作った人は天才だ」
「ふむふむ。作った人は喜ぶだろうね」
と、僕の感動に、頷いているサラ、明らかに誰かをイメージしている感じだった。
作っている人に知り合いがあるのだろうか?
と思ったところで
「グオオオォォォォォ」
トロールがこちらを向いて吠えた。
「さて、次はアイテムを使ってみよう!!」
と僕がアイテムを取り出した。
と美少女格闘家のサラが言う。
「そういう違和感がないように作られてるのが『ラスト・オンライン』なんだ!」
と僕は微笑んだ。
「それ当たり前のことじゃないんだね」
「そう全然当たり前のことじゃない」
と、サラが言い、僕が答える。
ゲームが現実世界と同じように体験できるのは全然当たり前のことじゃない、30年以上の歴史で積み重ねてきたノウハウによる凄いことなんだ。
「昔はドットが粗かったので、ドット単位で避けたりできる人がすごくゲームが上手だったんですよね!」
と、ゲームが好きな奈緒子が言う。
当たり判定をドット単位で見抜ける人がゲームが得意な時代があったのだ、さっきの話みたいに見た目ではあたっているのに、ゲーム上ではダメージをうけない範囲があったのだ。
今はドットを目視することは難しいほどに画面が綺麗になった。
「そう、あとフレーム」
「フレーム??」
と僕が言い、サラが聞く。
「そう、だいたい1フレームが1/60秒。つまり1秒間に60回のパラパラ漫画のようになっているんだけど、このフレーム数が決まっているんだね。このモーションは何フレームとか」
「それが決まっているとどうなるの?」
僕の説明に、サラがシンプルに聞く。
「だいたいのゲームは攻撃している間は無敵で、その攻撃が終わった瞬間、攻撃を受け付けるようになるんだ」
「ふむふむ」
と僕とサラ。
「だから、その攻撃のフレーム数、つまり無敵時間が終わるのを見切って、その瞬間反撃する、というようなことができる人が強かったんだ」
「へー!」
と僕とサラ。
「いまの3Dゲームはそういう感じではなくて、物理シュミレータを搭載しているから、かなり現実の体験に近い感じで動くことができるんだよ!」
「うん、まったくわからん!」
と僕の説明にサラが笑った。
どんどんマニアックな話になってしまった。
気をつけよう、と思った。
出来るかは全然わからないけど。
「だよね」
と僕も笑った。
「まぁ、つまり、敵はターゲットを見つけて、追いかけて、当たる位置まで来たら攻撃してくるから、しっかり避けて、相手の攻撃が終わったら攻撃を当てよう!ってことだね。」
と僕が説明する。
「当たり前だよね!それ!ゲームはなんで難しく言うかなー!」
とサラが笑った。
「現実で動くように動いていたら、同じようにゲームキャラクターが動いてくれる『ラスト・オンライン』がすごすぎる所なんだけどね」
「ジュンさん『ラスト・オンライン』好きですよね!」
と熱く語る僕に奈緒子が微笑む。
「うん好きだよ!ほんと凄い!作った人は天才だ」
「ふむふむ。作った人は喜ぶだろうね」
と、僕の感動に、頷いているサラ、明らかに誰かをイメージしている感じだった。
作っている人に知り合いがあるのだろうか?
と思ったところで
「グオオオォォォォォ」
トロールがこちらを向いて吠えた。
「さて、次はアイテムを使ってみよう!!」
と僕がアイテムを取り出した。
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