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第三話『神の剣のスキル 疾風』
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「『 神の剣 -デュランダル 』にスキルがつきました!」
チュートリアルでスライムを倒したあと、そう表示された。このゲームは、一定以上の割合で、武器にスキルがつくシステムになっている。
いわゆる「必殺技」を覚えるのだ。
その昔は「ひらめき」とも言われていた。最近では、武器にスキルがつくのが一般的だ。
武器に対して、スキルがつくので、それぞれの武器を試すのが楽しくなるという仕組みなのだ。倒せないと思っていたボス戦でも、その場でスキルが付き、必殺技が使えるようになって勝てるということも起きる、楽しいシステムなのだ。
どんなスキルかな、と思い。武器表示のところをタッチする。そうすると、スキル名が表示された。
武器:「 神の剣 -デュランダル 」
スキル:疾風
確かにそこには、疾風と書いてあった。
「『疾風』だって?!」
ぼくは、つい大声を出してしまった。
レアスキル「疾風」。
その名の通り風が疾走る。
見えている敵ほとんどすべてに攻撃ができるという最強スキル。遠隔攻撃ができない剣士の弱点を、補って余りある、波動攻撃。
たくさんプレイ動画を見てきたけれど、このスキルを持っている人はほとんどみたことがない。まさかこんなスキルまで手に入るなんて。
僕は、嬉しすぎて、笑顔を隠せなかった。
「楽しそうだね!」
ふと、声を掛けられた。
そうだった、ここはもうチュートリアルを抜けて、一般の道だった。ここからオンラインで、全ての人。200万人のユーザと繋がるのだった。
「そうだね、このゲームが楽しくて」
と僕はなんとか冷静を保ち、その少女に応える。
「ほんと楽しいよねー。」
と、その少女はぴょんぴょんと、跳びはねる。
「私、陸上部なんだけど、ほんと、現実みたいに動くんだよねー、この体!」
と、バーチャルの体を、自らの体のように操りながら、彼女は僕に言った。
「こんなゲームが有るんだね。全然知らなかった。おにいちゃんに借りてやってるんだけど、こんなに思いのままに、体が動かせるんだね。」
と、くるっとバク転してみせた。
「すごいすごい!」
僕は素直に彼女にそう言った。
ありがとう、ありがとうと彼女は言った。
「わたし、ゲームやらないから、わからないんだけど、このケームって、パーティを組んで戦うんでしょ?」
「そうそう。いろいろなスキルがあるからね。」
「じゃあ、一緒にやろうよ。君もレベル1でしょ!?」
そう、確かにレベル1なのだ。ただし、この世界最強のレベル1なのだが。それはともかく、パーティを組めるのは助かるので嬉しかった。
「ぜひ!僕はジュンだよ!」
「私はサラ!本名は桜田恭子」
と、自己紹介として、サラは気がついた。
「あ、ネットゲームで本名言っちゃダメだって、お兄ちゃんに、言われてたんだった!!」
慌てるサラ。
「ま、いいか!本名は忘れてね!ジュン!」
ウインクするかしないか、目を細めて、こちらに向かって微笑んだ。
正直、かわいい以外の感想が浮かばなかった。
チュートリアルでスライムを倒したあと、そう表示された。このゲームは、一定以上の割合で、武器にスキルがつくシステムになっている。
いわゆる「必殺技」を覚えるのだ。
その昔は「ひらめき」とも言われていた。最近では、武器にスキルがつくのが一般的だ。
武器に対して、スキルがつくので、それぞれの武器を試すのが楽しくなるという仕組みなのだ。倒せないと思っていたボス戦でも、その場でスキルが付き、必殺技が使えるようになって勝てるということも起きる、楽しいシステムなのだ。
どんなスキルかな、と思い。武器表示のところをタッチする。そうすると、スキル名が表示された。
武器:「 神の剣 -デュランダル 」
スキル:疾風
確かにそこには、疾風と書いてあった。
「『疾風』だって?!」
ぼくは、つい大声を出してしまった。
レアスキル「疾風」。
その名の通り風が疾走る。
見えている敵ほとんどすべてに攻撃ができるという最強スキル。遠隔攻撃ができない剣士の弱点を、補って余りある、波動攻撃。
たくさんプレイ動画を見てきたけれど、このスキルを持っている人はほとんどみたことがない。まさかこんなスキルまで手に入るなんて。
僕は、嬉しすぎて、笑顔を隠せなかった。
「楽しそうだね!」
ふと、声を掛けられた。
そうだった、ここはもうチュートリアルを抜けて、一般の道だった。ここからオンラインで、全ての人。200万人のユーザと繋がるのだった。
「そうだね、このゲームが楽しくて」
と僕はなんとか冷静を保ち、その少女に応える。
「ほんと楽しいよねー。」
と、その少女はぴょんぴょんと、跳びはねる。
「私、陸上部なんだけど、ほんと、現実みたいに動くんだよねー、この体!」
と、バーチャルの体を、自らの体のように操りながら、彼女は僕に言った。
「こんなゲームが有るんだね。全然知らなかった。おにいちゃんに借りてやってるんだけど、こんなに思いのままに、体が動かせるんだね。」
と、くるっとバク転してみせた。
「すごいすごい!」
僕は素直に彼女にそう言った。
ありがとう、ありがとうと彼女は言った。
「わたし、ゲームやらないから、わからないんだけど、このケームって、パーティを組んで戦うんでしょ?」
「そうそう。いろいろなスキルがあるからね。」
「じゃあ、一緒にやろうよ。君もレベル1でしょ!?」
そう、確かにレベル1なのだ。ただし、この世界最強のレベル1なのだが。それはともかく、パーティを組めるのは助かるので嬉しかった。
「ぜひ!僕はジュンだよ!」
「私はサラ!本名は桜田恭子」
と、自己紹介として、サラは気がついた。
「あ、ネットゲームで本名言っちゃダメだって、お兄ちゃんに、言われてたんだった!!」
慌てるサラ。
「ま、いいか!本名は忘れてね!ジュン!」
ウインクするかしないか、目を細めて、こちらに向かって微笑んだ。
正直、かわいい以外の感想が浮かばなかった。
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