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第三十八話『ラスト・オンラインのぬいぐるみ事情』
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「土地から買うのかぁ、ほんとに、このファンタジー世界に住むってことなんだね!すごい・・・」
その、本格的なところが、このゲーム「ラスト・オンライン」の売りなのであった。膨大な設定、膨大なアイテム、膨大な家具、膨大なスキル、膨大な武器。これらが200万人のプレイヤーを魅了しているのだった。
「土地が、買えるようになるのは、もうちょっと先かもね。この後のクエストの後で、買えるようになるかも」
と、僕はサラに説明した。MMORPGネットワークゲームは少しずつ、いろいろなものが解禁されるように、出来ている。基本操作を覚えたころに、新しいことが出来るようになるように、設計されているのだ。
「あ、そうなんだ!それはなかなか、楽しみですな!!」
と、大げさな口調で応える、格闘美少女のサラ。家を買うために、土地から買う事を理解して、この「ラスト・オンライン」の世界に住む、ということを実感しはじめたのか、とても楽しそうだ。サラは、その瞬間走りだした。
「わー!なにこれかわいい!!これも買えるの!?!?」
と、急に走り出し、コブタのぬいぐるみを掲げるサラ。
「それは、デザイナー『タチバナサチ』の作品ですね、デフォルメが特徴的で特に女子高生に人気のデザイナーです!」
キリッと、メガネを押し上げて、説明してくれる奈緒子。
「え、まさか、デザイナーの名前まで覚えているの?!?!」
「えー、この人は誰でも知ってますよぉ!!」
いやだなぁ、ジュンさん!と、知らないほうがおかしい的な、空気を出された。恐るべし奈緒子。僕の知らない知識を、たくさん持っているようだった。
「この、ぬいぐるみは武器なの?」
「ちがいますよぉ!!調度品ですよ!!」
サラの質問に、やだなぁ、そんなかわいいぬいぐるみを、そんな風に使うわけ無いですよ!!と笑う奈緒子。
「ただ、お家に飾って、『にやにや眺めるだけ』です!!」
「にやにや、は余計な気がするけど」
サラの発言に僕は笑った。本当に、この世界のファッションやアイテムが好きなんだなと思い、そういう、楽しみ方ができる「ラスト・オンライン」は、まさにもう一つの世界なんだな、と嬉しくなった。
「そっか、じゃぁ、このぬいぐるみを買ってもボロボロになるわけじゃないのね!!それは素敵!!」
サラがそう言った。元気少女のサラのことだから、子どもの頃、買ってもらった、ぬいぐるみをぶんぶん振り回して、ボロボロにしてしまったことがあるに違いない、と思ったが口にはしなかった。サラのピシピシパンチを食らってしまうからだ。
「わたくし、これが気に入りました!!」
大げさに、掲げ、お会計に向うサラ。サラがとても嬉しそうだったので、なんだ、女子の買い物全然悪くないじゃん、と思った。
お会計が終わり、さらりと帰ろうとするサラをガシっと捕まえて
「いやいや、まだ、お洋服までたどり着いてませんよ!!」
奈緒子が笑顔でたしなめる。真骨頂は、お洋服なんですよ?と言わんばかりの奈緒子。
「君たち武器や防具は・・・??」
女子達の買い物は、まだまだ続くようだった。
その、本格的なところが、このゲーム「ラスト・オンライン」の売りなのであった。膨大な設定、膨大なアイテム、膨大な家具、膨大なスキル、膨大な武器。これらが200万人のプレイヤーを魅了しているのだった。
「土地が、買えるようになるのは、もうちょっと先かもね。この後のクエストの後で、買えるようになるかも」
と、僕はサラに説明した。MMORPGネットワークゲームは少しずつ、いろいろなものが解禁されるように、出来ている。基本操作を覚えたころに、新しいことが出来るようになるように、設計されているのだ。
「あ、そうなんだ!それはなかなか、楽しみですな!!」
と、大げさな口調で応える、格闘美少女のサラ。家を買うために、土地から買う事を理解して、この「ラスト・オンライン」の世界に住む、ということを実感しはじめたのか、とても楽しそうだ。サラは、その瞬間走りだした。
「わー!なにこれかわいい!!これも買えるの!?!?」
と、急に走り出し、コブタのぬいぐるみを掲げるサラ。
「それは、デザイナー『タチバナサチ』の作品ですね、デフォルメが特徴的で特に女子高生に人気のデザイナーです!」
キリッと、メガネを押し上げて、説明してくれる奈緒子。
「え、まさか、デザイナーの名前まで覚えているの?!?!」
「えー、この人は誰でも知ってますよぉ!!」
いやだなぁ、ジュンさん!と、知らないほうがおかしい的な、空気を出された。恐るべし奈緒子。僕の知らない知識を、たくさん持っているようだった。
「この、ぬいぐるみは武器なの?」
「ちがいますよぉ!!調度品ですよ!!」
サラの質問に、やだなぁ、そんなかわいいぬいぐるみを、そんな風に使うわけ無いですよ!!と笑う奈緒子。
「ただ、お家に飾って、『にやにや眺めるだけ』です!!」
「にやにや、は余計な気がするけど」
サラの発言に僕は笑った。本当に、この世界のファッションやアイテムが好きなんだなと思い、そういう、楽しみ方ができる「ラスト・オンライン」は、まさにもう一つの世界なんだな、と嬉しくなった。
「そっか、じゃぁ、このぬいぐるみを買ってもボロボロになるわけじゃないのね!!それは素敵!!」
サラがそう言った。元気少女のサラのことだから、子どもの頃、買ってもらった、ぬいぐるみをぶんぶん振り回して、ボロボロにしてしまったことがあるに違いない、と思ったが口にはしなかった。サラのピシピシパンチを食らってしまうからだ。
「わたくし、これが気に入りました!!」
大げさに、掲げ、お会計に向うサラ。サラがとても嬉しそうだったので、なんだ、女子の買い物全然悪くないじゃん、と思った。
お会計が終わり、さらりと帰ろうとするサラをガシっと捕まえて
「いやいや、まだ、お洋服までたどり着いてませんよ!!」
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女子達の買い物は、まだまだ続くようだった。
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