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本章
49話
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-紬side-
家に帰り着くなり蓮さんがじっと見つめてくる。
「な、なに…?」
「家に帰ったら何か言うことは?」
「…?」
何を求められているのかわからずに首を緩く傾げる。
「ただいまだろ。」
「あ…た、ただいま…」
「あぁ、おかえり。」
蓮さんが頬を緩ませながら頭を撫でる。
今までただいまという言葉を発したことが無かったため少し気恥ずかしかった。
でも家に誰かがいて自分を迎えてくれることはとても幸せなことだと分かり胸の辺りがじんわりと熱くなった。
家に帰り着くなり蓮さんがじっと見つめてくる。
「な、なに…?」
「家に帰ったら何か言うことは?」
「…?」
何を求められているのかわからずに首を緩く傾げる。
「ただいまだろ。」
「あ…た、ただいま…」
「あぁ、おかえり。」
蓮さんが頬を緩ませながら頭を撫でる。
今までただいまという言葉を発したことが無かったため少し気恥ずかしかった。
でも家に誰かがいて自分を迎えてくれることはとても幸せなことだと分かり胸の辺りがじんわりと熱くなった。
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