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256.爆弾発言(239.先輩と同時進行)
あたしはティッシュで割れ目を拭いて、服を着た。
穂はベッドの上で正座しながら、ジッとあたしを見ていた。
「なに?」
穂は小さく首を横に振って、フゥッと息を吐いた。
…変態なんだから。
“真面目な生徒会長は変態です”みたいなエロ本が書けそう。
あたしが着終えると、穂があたしを抱きしめた。
穂からしてもらえるのが、どうしようもなく、嬉しい。
そのまま、あたし達は抱きしめ合って、寝た。
アラームが鳴って、目覚める。
(休みの日くらいアラームなんてつけなければいいのに…)と思ったけど「永那ちゃんから、いつ連絡があるかわからないから」と彼女が起き上がった。
あたしも起きて、彼女と口付けを交わす。
彼女が着替えるから、あたしも着替える。
部屋を出ると、あたしの布団まで占領して寝る優里がいた。
「こっちで寝なくて良かったかも」
穂が楽しそうに笑う。
「だね」
あたしよりほんの少し背の高い、彼女の髪を撫でる。
誉が起きても、優里はグーグー寝ていた。
「優里ー」
優里の頬をつついて、誉はしばらく彼女を眺めていた。
朝ご飯を食べた後、穂が勉強を始めた。
あたしもそれに倣って、勉強する。
誉がいない隙に「ハグしよ?」と言うと、彼女が応じてくれる。
そのうち優里が起きた。
穂のスマホが振動した。
「もしもし…え!?今から?…うん、えっと…どこ?…わかった、待ってるね」
「永那?」
穂が頷く。
「もう少ししたら出るね」
「わかった」
穂は部屋に入って、ドアを閉めた。
出てきた穂は、ワンピースを着て、永那からプレゼントされたというネックレスが首から下がっていた。
あたしの隣に座って、勉強を再開する。
「ハァ」とあたしは小さくため息をついて、ノートを見る。
横目に彼女を見てから、また息を吐いた。
…永那よりもっと早くに彼女に気づいてたら、あたしは、彼女の恋人になれていたかな。
それは…ないか。
優里が“掃除は空井さんに任せたほうがいいらしい”と言ったとき、いじめられているのかと思って少しは彼女を気にした。
でも、いじめられているわけではないのだとわかって、すぐに視界から外した。
永那と一緒にいる彼女の姿を見て、あたしは何度も綺麗だと思った。
永那と出会う前の彼女に、あたしは魅力を感じていなかった。
あたしは、彼女の魅力に気づけなかった。
やっぱり彼女の相手はあたしではないのだと、悔しいほど思い知らされる。
穂が昼ご飯を作り始める頃に、ようやく優里が座った。
「勉強したくない」
「しなければいいんじゃない?」
頬杖をついて答える。
「あー!!もー!!しなくて良い点取れるならしたくないよ!」
「私、ちょっと出てくるね」
穂が言う。
「はーい」
優里が返事をする。
「ご飯、先に食べててもいいからね」と言って穂は外に出た。
穂と永那が一緒に戻ってきて、驚いた。
永那はサッとご飯を食べて、すぐに帰ってしまった。
夕方頃、あたしと優里も家を出た。
家についてから『好き』と穂にメッセージを送る。
しばらくして『私も好きだよ』と返ってくる。
これだけ見れば、あたし達、恋人同士みたいなのに。
ルームウェアのシャツのボタンを外して、谷間が写るように自撮りする。
…送ったら、穂、どんな反応するかな?
なんて。
削除して、スマホをベッドに放り投げた。
月曜日、テストが終わって、あたし達は当たり前のように穂の家に行く。
「聞いても無意味とわかってるけど…みなさん、テストはどうでしたか?」
優里が項垂れながら言う。
「普通」
「普通だね」
いつものやり取り。
穂が苦笑する。
「今日は、優里ちゃんの得意科目じゃなかった?」
「そう…そうだったんだけど…なんか、思ったよりできなかった…ショック…」
「苦手科目を重点的にやり過ぎたかな?」
真面目に穂が答える。
家に来る前、みんなでスーパーに寄って食材を買った。
穂と優里がご飯を作ってくれるのも、当たり前みたいになった。
食事を終えて、穂が優里に講座を開く。
あたしはノートを眺めて、永那は寝る。
もう永那は堂々とリビングに布団を敷いて寝ている。
4時過ぎ、穂が永那を起こす。
優里がいるからか、彼女はキスせずに、永那の唇に指を這わす。
…やばい。
思わず目をそらす。
彼女の細い白い指を見ただけで、ジワッとショーツが滲む。
永那みたいな変態になりたくないのに…!
伝染病みたいに、変態がうつっている気がする。
「永那ちゃん」
「穂」
永那の声が聞こえて、もう一度彼女達を見る。
向かいに座る優里も、2人を見た。
永那が勉強しないことは確定だったから、穂の隣にあたしが座って、あたしの向かいに優里が座っている。
永那が穂のうなじを掴んで、キスする。
優里と2人で、顔をそらす。
顔をそらした優里と目が合って、お互いに苦笑する。
チラリと目だけ遣ると、穂は顔を赤くしながら、必死に永那から離れようとしていた。
でも永那に首を押さえられていて、動けないようだった。
穂はベッドの上で正座しながら、ジッとあたしを見ていた。
「なに?」
穂は小さく首を横に振って、フゥッと息を吐いた。
…変態なんだから。
“真面目な生徒会長は変態です”みたいなエロ本が書けそう。
あたしが着終えると、穂があたしを抱きしめた。
穂からしてもらえるのが、どうしようもなく、嬉しい。
そのまま、あたし達は抱きしめ合って、寝た。
アラームが鳴って、目覚める。
(休みの日くらいアラームなんてつけなければいいのに…)と思ったけど「永那ちゃんから、いつ連絡があるかわからないから」と彼女が起き上がった。
あたしも起きて、彼女と口付けを交わす。
彼女が着替えるから、あたしも着替える。
部屋を出ると、あたしの布団まで占領して寝る優里がいた。
「こっちで寝なくて良かったかも」
穂が楽しそうに笑う。
「だね」
あたしよりほんの少し背の高い、彼女の髪を撫でる。
誉が起きても、優里はグーグー寝ていた。
「優里ー」
優里の頬をつついて、誉はしばらく彼女を眺めていた。
朝ご飯を食べた後、穂が勉強を始めた。
あたしもそれに倣って、勉強する。
誉がいない隙に「ハグしよ?」と言うと、彼女が応じてくれる。
そのうち優里が起きた。
穂のスマホが振動した。
「もしもし…え!?今から?…うん、えっと…どこ?…わかった、待ってるね」
「永那?」
穂が頷く。
「もう少ししたら出るね」
「わかった」
穂は部屋に入って、ドアを閉めた。
出てきた穂は、ワンピースを着て、永那からプレゼントされたというネックレスが首から下がっていた。
あたしの隣に座って、勉強を再開する。
「ハァ」とあたしは小さくため息をついて、ノートを見る。
横目に彼女を見てから、また息を吐いた。
…永那よりもっと早くに彼女に気づいてたら、あたしは、彼女の恋人になれていたかな。
それは…ないか。
優里が“掃除は空井さんに任せたほうがいいらしい”と言ったとき、いじめられているのかと思って少しは彼女を気にした。
でも、いじめられているわけではないのだとわかって、すぐに視界から外した。
永那と一緒にいる彼女の姿を見て、あたしは何度も綺麗だと思った。
永那と出会う前の彼女に、あたしは魅力を感じていなかった。
あたしは、彼女の魅力に気づけなかった。
やっぱり彼女の相手はあたしではないのだと、悔しいほど思い知らされる。
穂が昼ご飯を作り始める頃に、ようやく優里が座った。
「勉強したくない」
「しなければいいんじゃない?」
頬杖をついて答える。
「あー!!もー!!しなくて良い点取れるならしたくないよ!」
「私、ちょっと出てくるね」
穂が言う。
「はーい」
優里が返事をする。
「ご飯、先に食べててもいいからね」と言って穂は外に出た。
穂と永那が一緒に戻ってきて、驚いた。
永那はサッとご飯を食べて、すぐに帰ってしまった。
夕方頃、あたしと優里も家を出た。
家についてから『好き』と穂にメッセージを送る。
しばらくして『私も好きだよ』と返ってくる。
これだけ見れば、あたし達、恋人同士みたいなのに。
ルームウェアのシャツのボタンを外して、谷間が写るように自撮りする。
…送ったら、穂、どんな反応するかな?
なんて。
削除して、スマホをベッドに放り投げた。
月曜日、テストが終わって、あたし達は当たり前のように穂の家に行く。
「聞いても無意味とわかってるけど…みなさん、テストはどうでしたか?」
優里が項垂れながら言う。
「普通」
「普通だね」
いつものやり取り。
穂が苦笑する。
「今日は、優里ちゃんの得意科目じゃなかった?」
「そう…そうだったんだけど…なんか、思ったよりできなかった…ショック…」
「苦手科目を重点的にやり過ぎたかな?」
真面目に穂が答える。
家に来る前、みんなでスーパーに寄って食材を買った。
穂と優里がご飯を作ってくれるのも、当たり前みたいになった。
食事を終えて、穂が優里に講座を開く。
あたしはノートを眺めて、永那は寝る。
もう永那は堂々とリビングに布団を敷いて寝ている。
4時過ぎ、穂が永那を起こす。
優里がいるからか、彼女はキスせずに、永那の唇に指を這わす。
…やばい。
思わず目をそらす。
彼女の細い白い指を見ただけで、ジワッとショーツが滲む。
永那みたいな変態になりたくないのに…!
伝染病みたいに、変態がうつっている気がする。
「永那ちゃん」
「穂」
永那の声が聞こえて、もう一度彼女達を見る。
向かいに座る優里も、2人を見た。
永那が勉強しないことは確定だったから、穂の隣にあたしが座って、あたしの向かいに優里が座っている。
永那が穂のうなじを掴んで、キスする。
優里と2人で、顔をそらす。
顔をそらした優里と目が合って、お互いに苦笑する。
チラリと目だけ遣ると、穂は顔を赤くしながら、必死に永那から離れようとしていた。
でも永那に首を押さえられていて、動けないようだった。
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