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6.さんにん
380.ふたり
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歯磨きが終わったら布団へ。
もちろん、エッチする。
胸で2回、クリトリスで3回、なかでも3回イかせた。
私はいつも通り舐めてもらって、1時過ぎには寝る。
そして3日後、穂の生理が来た。
ちょうど同じタイミングで私も生理になったから、するのはキスだけで、物足りない。
穂は「そういうときがあってもいい」って言うけど、私は生理なんていらないな。
毎日穂とエッチしてたい。
そういう意味で、男は羨ましいかも。
…ん?でも、男って勃たないとセックスできないんだよね?
アナルを開発すればいいんだろうけど…そう考えると、何度でもイける女のほうが、やっぱり得なような気がした。
まあ、どっちにしても私は1日1回か2回しかイけないけど!
そもそも、なかでイけないんだから…仕方ない。
7ヶ月記念日。
3ヶ月間、四六時中一緒にいたから、すごく濃密だった。
まだ7ヶ月か…。
もう何年も一緒にいたみたいな気分だ。
不思議。
2人とも生理だし、外は寒いから、家でのんびりあたたかく過ごした。
でも穂がチョコレートケーキを作ってくれて、手紙をくれて、すごく嬉しかった。
私からは、学校帰りに買った花束と手紙。
“ささやかだけど、こういうのも良いね”って笑い合える日が、私にとっては最高の幸せに感じられた。
2人とも生理が終わって、お母さんが帰ってくる日まで、穂と2人きりの時間があと3日間しかない。
お母さんの入院の延長はない。
私は不安に襲われて、生理は終わったというのに情緒不安定だった。
授業中も泣けてきて、机に顔を突っ伏していた。
家についた瞬間、彼女にキスした。
彼女は困ったように笑いながらも、受け入れてくれる。
寒いのに、玄関で彼女を何度もイかせた。
裸の彼女を抱きしめて、嗚咽を漏らしながら泣いた。
彼女が抱きしめ返してくれるから、またイかせる。
何度も、何度も…。
「永那ちゃん…ちょっと…休ませて…」
彼女をお姫様抱っこして、部屋に連れて行く。
布団を敷いて、寝かせて、またイかせた。
「永那ちゃ、ん…っ」
彼女が失神するまで、イかせた。
彼女の胸元で、また泣く。
「永那ちゃん…大丈夫、大丈夫…」
夜ご飯は、フードデリバリーを頼んだ。
穂が、頼んでくれた。
食べてる最中も泣けてきて、穂が抱きしめてくれる。
また私はシたくなって、彼女の体をさわる。
「え、永那ちゃん…もう、イけないよ…」
「イけないの?」
そんな会話を何度したか、わからない。
“イけない”って言うのに、穂はイく。
意味わかんない。
私とシたくないってこと?
また泣けてきて、蹲った。
「永那…ちゃん…」
彼女が抱きしめてくれる。
「大好きだよ」
彼女に服を着させないまま、私達は抱きしめ合って寝た。
朝から、泣いた。
「もう朝だよ、嫌だよ」
子供みたいに泣いた。
「永那ちゃん、明日は学校休もう?2人で、休も?」
「で、でも…穂、サボらせちゃう…嫌だ、嫌われたくない…嫌だ、嫌だ、学校行きたくない」
矛盾した発言。
穂が困った顔をする。
困らせたくない、嫌われたくない、こんな姿…見せたくない…。
なのに、涙が溢れて止まらない。
「いいの。明日は、私が休むって決めたんだから。ね?」
ワッと泣いた。
彼女が時計を見る。
それも悲しくて、もっと泣けた。
「…今日も、休もっか」
「嫌だ…嫌だ…!嫌だ…」
彼女がスマホを出して、シーッとジェスチャーする。
だから私は下唇を噛んだ。
穂が学校に電話をし終えて、私はまた声を出して泣く。
「永那ちゃんは、いつも学校休むとき、連絡してないんだよね?」
頷くと、頭を撫でてくれる。
「じゃあ、連絡しなくていいかな?」
もう一度頷くと、そっとキスされた。
それを皮切りに、彼女を押し倒す。
「永那ちゃん、優しくしてね?私、久しぶりの筋肉痛だよ?」
目から涙は溢れるのに、彼女の言葉に笑ってしまう。
彼女も優しく笑うから、袖で涙を拭った。
…優しく。
彼女の肌に、何度もキスする。
彼女の体にたくさんの花を咲かせた。
その間、彼女はずっと頭を撫でてくれていた。
「永那ちゃん?」
お臍を舐めていたら、呼ばれた。
「さすがに、ちょっと…くすぐったいよ?」
「イかせてもいい?」
フフッと彼女が笑う。
「ちょっとだけ、ね?」
ちょっとだけ…と、思っていたのに、また失神するほどイかせてしまった。
「バカ」
ペシペシ頭を叩かれる。
でも、全然痛くない。
「もー、体があちこち痛いよー」
穂が柄にもなく、裸のまま大の字になる。
私が上に乗って寝ているから、私が服みたいなものなのかな?…なんて。
たくさん気持ちをぶつけて受け止めてもらえたからなのか、不思議と心の波は落ち着いていた。
こんなの、初めてだ。
こんなに泣いたのも、こんなに誰かに気持ちをぶつけたのも、それを受け止めてもらえたのも…。
ウトウトしてきて、気づいたら寝ていた。
“ビーッ”という呼鈴で目を覚ます。
目を擦って起きると、穂もスゥスゥ寝息を立てて寝ていた。
彼女に布団をかけて、起き上がる。
また“ビーッ”と音が鳴る。
「はいはい」
のぞき窓を見て、鼓動が速まった。
やばい!やばいやばいやばいやばい。
「ちょ、ちょっと待って!!」
もちろん、エッチする。
胸で2回、クリトリスで3回、なかでも3回イかせた。
私はいつも通り舐めてもらって、1時過ぎには寝る。
そして3日後、穂の生理が来た。
ちょうど同じタイミングで私も生理になったから、するのはキスだけで、物足りない。
穂は「そういうときがあってもいい」って言うけど、私は生理なんていらないな。
毎日穂とエッチしてたい。
そういう意味で、男は羨ましいかも。
…ん?でも、男って勃たないとセックスできないんだよね?
アナルを開発すればいいんだろうけど…そう考えると、何度でもイける女のほうが、やっぱり得なような気がした。
まあ、どっちにしても私は1日1回か2回しかイけないけど!
そもそも、なかでイけないんだから…仕方ない。
7ヶ月記念日。
3ヶ月間、四六時中一緒にいたから、すごく濃密だった。
まだ7ヶ月か…。
もう何年も一緒にいたみたいな気分だ。
不思議。
2人とも生理だし、外は寒いから、家でのんびりあたたかく過ごした。
でも穂がチョコレートケーキを作ってくれて、手紙をくれて、すごく嬉しかった。
私からは、学校帰りに買った花束と手紙。
“ささやかだけど、こういうのも良いね”って笑い合える日が、私にとっては最高の幸せに感じられた。
2人とも生理が終わって、お母さんが帰ってくる日まで、穂と2人きりの時間があと3日間しかない。
お母さんの入院の延長はない。
私は不安に襲われて、生理は終わったというのに情緒不安定だった。
授業中も泣けてきて、机に顔を突っ伏していた。
家についた瞬間、彼女にキスした。
彼女は困ったように笑いながらも、受け入れてくれる。
寒いのに、玄関で彼女を何度もイかせた。
裸の彼女を抱きしめて、嗚咽を漏らしながら泣いた。
彼女が抱きしめ返してくれるから、またイかせる。
何度も、何度も…。
「永那ちゃん…ちょっと…休ませて…」
彼女をお姫様抱っこして、部屋に連れて行く。
布団を敷いて、寝かせて、またイかせた。
「永那ちゃ、ん…っ」
彼女が失神するまで、イかせた。
彼女の胸元で、また泣く。
「永那ちゃん…大丈夫、大丈夫…」
夜ご飯は、フードデリバリーを頼んだ。
穂が、頼んでくれた。
食べてる最中も泣けてきて、穂が抱きしめてくれる。
また私はシたくなって、彼女の体をさわる。
「え、永那ちゃん…もう、イけないよ…」
「イけないの?」
そんな会話を何度したか、わからない。
“イけない”って言うのに、穂はイく。
意味わかんない。
私とシたくないってこと?
また泣けてきて、蹲った。
「永那…ちゃん…」
彼女が抱きしめてくれる。
「大好きだよ」
彼女に服を着させないまま、私達は抱きしめ合って寝た。
朝から、泣いた。
「もう朝だよ、嫌だよ」
子供みたいに泣いた。
「永那ちゃん、明日は学校休もう?2人で、休も?」
「で、でも…穂、サボらせちゃう…嫌だ、嫌われたくない…嫌だ、嫌だ、学校行きたくない」
矛盾した発言。
穂が困った顔をする。
困らせたくない、嫌われたくない、こんな姿…見せたくない…。
なのに、涙が溢れて止まらない。
「いいの。明日は、私が休むって決めたんだから。ね?」
ワッと泣いた。
彼女が時計を見る。
それも悲しくて、もっと泣けた。
「…今日も、休もっか」
「嫌だ…嫌だ…!嫌だ…」
彼女がスマホを出して、シーッとジェスチャーする。
だから私は下唇を噛んだ。
穂が学校に電話をし終えて、私はまた声を出して泣く。
「永那ちゃんは、いつも学校休むとき、連絡してないんだよね?」
頷くと、頭を撫でてくれる。
「じゃあ、連絡しなくていいかな?」
もう一度頷くと、そっとキスされた。
それを皮切りに、彼女を押し倒す。
「永那ちゃん、優しくしてね?私、久しぶりの筋肉痛だよ?」
目から涙は溢れるのに、彼女の言葉に笑ってしまう。
彼女も優しく笑うから、袖で涙を拭った。
…優しく。
彼女の肌に、何度もキスする。
彼女の体にたくさんの花を咲かせた。
その間、彼女はずっと頭を撫でてくれていた。
「永那ちゃん?」
お臍を舐めていたら、呼ばれた。
「さすがに、ちょっと…くすぐったいよ?」
「イかせてもいい?」
フフッと彼女が笑う。
「ちょっとだけ、ね?」
ちょっとだけ…と、思っていたのに、また失神するほどイかせてしまった。
「バカ」
ペシペシ頭を叩かれる。
でも、全然痛くない。
「もー、体があちこち痛いよー」
穂が柄にもなく、裸のまま大の字になる。
私が上に乗って寝ているから、私が服みたいなものなのかな?…なんて。
たくさん気持ちをぶつけて受け止めてもらえたからなのか、不思議と心の波は落ち着いていた。
こんなの、初めてだ。
こんなに泣いたのも、こんなに誰かに気持ちをぶつけたのも、それを受け止めてもらえたのも…。
ウトウトしてきて、気づいたら寝ていた。
“ビーッ”という呼鈴で目を覚ます。
目を擦って起きると、穂もスゥスゥ寝息を立てて寝ていた。
彼女に布団をかけて、起き上がる。
また“ビーッ”と音が鳴る。
「はいはい」
のぞき窓を見て、鼓動が速まった。
やばい!やばいやばいやばいやばい。
「ちょ、ちょっと待って!!」
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