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第六章・それぞれの想いと秘密の部屋。17
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本当に隠し部屋だったから、今でも興奮と心臓がドキドキが収まらないでいた。すると陛下は私の方を見てくる。
「さて帰るか。ロンが今頃、帰りが遅いから心配して捜しているかもしれない」
「えぇ……そうね」
私達は、そう言うと自然とお互いに手を繋いだ。前皇后様も同じ気持ちだったのかしら? 二人で秘密を共有する。それは、恋のスパイスとなって何だか刺激的でドキドキする。そうすることで陛下との距離がさらに近くなったような気がした。
皇宮に戻るとロンに小言を言われた。アミーナもエレンも心配していたらしく探していたらしい。
「もう……心配したんですよ~ユリア様ったら」
「ごめんなさい。ちょっと陛下と落とし物を探し物していたの。でもすぐに見つかったから大丈夫よ」
私は苦笑いしながら誤魔化した。そしてチラッと陛下男を見る。すると陛下は、私に気づくと指を立てながらシーと合図を送ってくる。
私はそれを見て、驚くもフフッと笑う。。悪くないわね……そんな秘密も。
「さて帰るか。ロンが今頃、帰りが遅いから心配して捜しているかもしれない」
「えぇ……そうね」
私達は、そう言うと自然とお互いに手を繋いだ。前皇后様も同じ気持ちだったのかしら? 二人で秘密を共有する。それは、恋のスパイスとなって何だか刺激的でドキドキする。そうすることで陛下との距離がさらに近くなったような気がした。
皇宮に戻るとロンに小言を言われた。アミーナもエレンも心配していたらしく探していたらしい。
「もう……心配したんですよ~ユリア様ったら」
「ごめんなさい。ちょっと陛下と落とし物を探し物していたの。でもすぐに見つかったから大丈夫よ」
私は苦笑いしながら誤魔化した。そしてチラッと陛下男を見る。すると陛下は、私に気づくと指を立てながらシーと合図を送ってくる。
私はそれを見て、驚くもフフッと笑う。。悪くないわね……そんな秘密も。
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