63 / 106
第二章 月ニ鳴ク獣
第三十四話 約定
しおりを挟む
中に入ると、金の細い脚が特徴的な、分厚い布張りの長椅子に淘乱が座っていた。朱昂に向かい側の椅子を勧める。朱昂が座ると、月鳴が茶器を運んできた。朱昂のすぐ傍に膝をついて茶を淹れる。衣から芳しい香りがする。視線に気づいたのか、茶を注ぐ際に媚びるような目を一瞬だけ向けてきたことに、朱昂はうなじの毛が逆立つような怒りを覚えた。
「すばらしい幻術だ」
朱昂が夢王を睨みつける。若造相手と思っているのか、淘乱は動じない。見た目には分からないが、ひと世代近く、淘乱と朱昂では年齢差がある。
「趣味が良すぎてめまいがする。消してくれまいか」
淘乱は薄く笑って手を振った。月鳴が茶器を置いて遠ざかる。しかし、消えはしない。壁際まで下がってうつむくのみだ。「消せ」ともう一度迫るが、夢王は首を振る。
「月鳴に来し方を聞かないといけないだろう? 月鳴とて探しびとがいるんだ。月鳴ちゃん、真血公に教えて差し上げるといい。探しているのは、吸血鬼だったか?」
夢王が問いかけると、びくりと月鳴が顔を上げた。朱昂はその顔を見て驚く。恰好は変わらないが、若くなっているのだ。別れた頃の伯陽とほぼ変わらない顔立ちだった。
「そ、そうではないかと。私には記憶が、ほとんどないのですが、私は彼と長年一緒にいたようで。子どもの頃から、青年の姿になるまで。私は血を求める体で、吸血族も私の血を飲めなかったので、吸血族だろうと皆が言います。そんな私と一緒にいたのならば、吸血鬼ではないかと。目が紅い者は珍しいでしょう?」
月鳴が必死の表情で夢王に訴える。今までの作り物めいた表情とは雲泥の差だ。
月鳴の語りは止まらなかった。
「黒い髪に、透き通るような白い肌です。体も細くて、一目見ただけでは女に見えるかも。背は、人間並みだと思います。目が大きくて……」
月鳴は少しずつ顔に年齢を重ねながら語り続けた。語りに「朱昂」という言葉が頻繁に混じり始める。
過去に月鳴自身が淘乱に語って聞かせたことを、再現されているのだと説明を聞かずとも想像がついた。
記憶をなくした身でありながら、伯陽が一心に自分を探し続けていたのだと思うと、朱昂は不甲斐なさで胸が引き絞られる。伯陽が自分を探していたということに喜びを感じる己の心にすら、反吐が出そうだった。
やがて、月鳴の顔は先ほど朱昂を案内した時と同じものになる。おそらくこれが今の伯陽の姿なのだろうと、朱昂は食い入るようにその姿を見つめた。月鳴は涙を含んだ目を足元に落とし、悔し気に吐き捨てる。
「死ぬならっ、どうせ死ぬなら朱昂に会える方に賭けたんだ。死にたくなかった、会いたかった……」
「もういい! もう、やめてくれ」
朱昂が夢王に向かって腕を振る。月鳴はようやく口を閉ざし、するりと姿を消した。
「月鳴には牙がない……」
肯定する淘乱に朱昂は顔を覆う。
大法廷で罰を受けた伯陽が、牙を失いながらも生きている。真血のしもべは肉体の時が止まる。加齢しているところを見ると、伯陽が失ったのは「真血のしもべ」としての在り方だと朱昂は理解した。朱昂は「しもべ」を失った。だが、伯陽までは奪われていなかった。
うめく朱昂に淘乱が問いかける。
「父君を弑した罪を大法廷で裁かれ、罰として奪われた真血のしもべが月鳴になった、と理解しているが、それで合っているか?」
ふ、と顔を覆いながら笑う。朱昂は淘乱に驚いていた。知れ渡っている夢王の聡明さにではなく、月鳴を百年近く保護し続けたことに、だ。王とはいえ、決して容易ではなかっただろう。そこまでした理由は、ひとつしか思いつかない。
淘乱は喉から手が出るほど真血の力を欲している。一介の男娼のために大金を使うほどに。
「ご明察の通り、私は父を屠った罪を問われてしもべを奪われています。おそらく、月鳴は私のなくしたしもべで間違いないでしょう。これまでの我がしもべに対するご高配、まことに痛み入る。父殺しの身とはいえ、御恩には報いたい」
ぎしりと淘乱が長椅子を軋ませて足を組んだ。背を椅子に預けた状態で黙っているが、傲慢な目だけが「続けろ」と言っていた。
「今後夢王の求めに応じて、私の真血の力を奮いましょう。ただし、私が無償で治療するのは御身のみとしていただきたい。私と御身の間だけで成立する約定ということであれば、なんなりとお申し付けを」
「ああ、それでいい。だがもし仮に、月鳴との再会が叶わなくともこの約は破られないか?」
是、と答えようとする舌が震えた。生存を確認できただけで、再会できぬ可能性は大いにある。朱昂は膝の上でこぶしを握り締めた。
死の道しかないのなら少しでも朱昂に会える方に賭けたい、と言った伯陽のことを想う。別れ際、伯陽が笑って言った言葉を思い出した。
朱昂は顔を上げ、夢王を見据えた。
「我らの血の縁は何よりも強い故、再会が叶わぬことはあり得ません。約定は朱昂の死の時まで、反故にせぬと誓いましょう」
淘乱は珍しいものを見るような目を朱昂に向けると、長椅子を叩いて大いに笑った。眉を寄せる朱昂に淘乱は目尻に浮いた涙を指で払う。
「まるで人間のように情が濃やかなことよ。まあしかし、かわいらしい主従だ、嫌いじゃない。今後ともできる限りで力は貸そう。約定忘れるな、朱昂」
笑いながら淘乱は月鳴が置いたままの茶を自分で注いで飲む。
現在の魔境で確固たる地位を築く慈母の君から力を貸すと言質が取れた。ようやく膝に震えがくるのを抑えつつ、朱昂は立ち上がり、室を辞した。
翌日。朱昂は白火の元を訪れ、幻市に同行し月鳴を紹介するよう伝えたのだった。
「すばらしい幻術だ」
朱昂が夢王を睨みつける。若造相手と思っているのか、淘乱は動じない。見た目には分からないが、ひと世代近く、淘乱と朱昂では年齢差がある。
「趣味が良すぎてめまいがする。消してくれまいか」
淘乱は薄く笑って手を振った。月鳴が茶器を置いて遠ざかる。しかし、消えはしない。壁際まで下がってうつむくのみだ。「消せ」ともう一度迫るが、夢王は首を振る。
「月鳴に来し方を聞かないといけないだろう? 月鳴とて探しびとがいるんだ。月鳴ちゃん、真血公に教えて差し上げるといい。探しているのは、吸血鬼だったか?」
夢王が問いかけると、びくりと月鳴が顔を上げた。朱昂はその顔を見て驚く。恰好は変わらないが、若くなっているのだ。別れた頃の伯陽とほぼ変わらない顔立ちだった。
「そ、そうではないかと。私には記憶が、ほとんどないのですが、私は彼と長年一緒にいたようで。子どもの頃から、青年の姿になるまで。私は血を求める体で、吸血族も私の血を飲めなかったので、吸血族だろうと皆が言います。そんな私と一緒にいたのならば、吸血鬼ではないかと。目が紅い者は珍しいでしょう?」
月鳴が必死の表情で夢王に訴える。今までの作り物めいた表情とは雲泥の差だ。
月鳴の語りは止まらなかった。
「黒い髪に、透き通るような白い肌です。体も細くて、一目見ただけでは女に見えるかも。背は、人間並みだと思います。目が大きくて……」
月鳴は少しずつ顔に年齢を重ねながら語り続けた。語りに「朱昂」という言葉が頻繁に混じり始める。
過去に月鳴自身が淘乱に語って聞かせたことを、再現されているのだと説明を聞かずとも想像がついた。
記憶をなくした身でありながら、伯陽が一心に自分を探し続けていたのだと思うと、朱昂は不甲斐なさで胸が引き絞られる。伯陽が自分を探していたということに喜びを感じる己の心にすら、反吐が出そうだった。
やがて、月鳴の顔は先ほど朱昂を案内した時と同じものになる。おそらくこれが今の伯陽の姿なのだろうと、朱昂は食い入るようにその姿を見つめた。月鳴は涙を含んだ目を足元に落とし、悔し気に吐き捨てる。
「死ぬならっ、どうせ死ぬなら朱昂に会える方に賭けたんだ。死にたくなかった、会いたかった……」
「もういい! もう、やめてくれ」
朱昂が夢王に向かって腕を振る。月鳴はようやく口を閉ざし、するりと姿を消した。
「月鳴には牙がない……」
肯定する淘乱に朱昂は顔を覆う。
大法廷で罰を受けた伯陽が、牙を失いながらも生きている。真血のしもべは肉体の時が止まる。加齢しているところを見ると、伯陽が失ったのは「真血のしもべ」としての在り方だと朱昂は理解した。朱昂は「しもべ」を失った。だが、伯陽までは奪われていなかった。
うめく朱昂に淘乱が問いかける。
「父君を弑した罪を大法廷で裁かれ、罰として奪われた真血のしもべが月鳴になった、と理解しているが、それで合っているか?」
ふ、と顔を覆いながら笑う。朱昂は淘乱に驚いていた。知れ渡っている夢王の聡明さにではなく、月鳴を百年近く保護し続けたことに、だ。王とはいえ、決して容易ではなかっただろう。そこまでした理由は、ひとつしか思いつかない。
淘乱は喉から手が出るほど真血の力を欲している。一介の男娼のために大金を使うほどに。
「ご明察の通り、私は父を屠った罪を問われてしもべを奪われています。おそらく、月鳴は私のなくしたしもべで間違いないでしょう。これまでの我がしもべに対するご高配、まことに痛み入る。父殺しの身とはいえ、御恩には報いたい」
ぎしりと淘乱が長椅子を軋ませて足を組んだ。背を椅子に預けた状態で黙っているが、傲慢な目だけが「続けろ」と言っていた。
「今後夢王の求めに応じて、私の真血の力を奮いましょう。ただし、私が無償で治療するのは御身のみとしていただきたい。私と御身の間だけで成立する約定ということであれば、なんなりとお申し付けを」
「ああ、それでいい。だがもし仮に、月鳴との再会が叶わなくともこの約は破られないか?」
是、と答えようとする舌が震えた。生存を確認できただけで、再会できぬ可能性は大いにある。朱昂は膝の上でこぶしを握り締めた。
死の道しかないのなら少しでも朱昂に会える方に賭けたい、と言った伯陽のことを想う。別れ際、伯陽が笑って言った言葉を思い出した。
朱昂は顔を上げ、夢王を見据えた。
「我らの血の縁は何よりも強い故、再会が叶わぬことはあり得ません。約定は朱昂の死の時まで、反故にせぬと誓いましょう」
淘乱は珍しいものを見るような目を朱昂に向けると、長椅子を叩いて大いに笑った。眉を寄せる朱昂に淘乱は目尻に浮いた涙を指で払う。
「まるで人間のように情が濃やかなことよ。まあしかし、かわいらしい主従だ、嫌いじゃない。今後ともできる限りで力は貸そう。約定忘れるな、朱昂」
笑いながら淘乱は月鳴が置いたままの茶を自分で注いで飲む。
現在の魔境で確固たる地位を築く慈母の君から力を貸すと言質が取れた。ようやく膝に震えがくるのを抑えつつ、朱昂は立ち上がり、室を辞した。
翌日。朱昂は白火の元を訪れ、幻市に同行し月鳴を紹介するよう伝えたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
入社1ヶ月のワンコ系男子が、知らずのうちに射止めたのはイケメン社長!?
monteri
BL
CM制作会社の新入社員、藤白純太は入社1ヶ月で教育係の先輩が過労で倒れたため、特別なクライアントの担当を引き継ぐことになる。
そのクライアントは、女子禁制ミーハー厳禁の芸能事務所だった。
主人公の無知で純なところに、翻弄されたり、骨抜きにされるイケメン社長と、何も知らない純太がドキドキするお話です。
※今回の表紙はAI生成です
※小説家になろうにも公開してます
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
素直に同棲したいって言えよ、負けず嫌いめ!ー平凡で勉強が苦手な子が王子様みたいなイケメンと恋する話ー
美絢
BL
勉強が苦手な桜水は、王子様系ハイスペックイケメン幼馴染である理人に振られてしまう。にも関わらず、ハワイ旅行に誘われて彼の家でハウスキーパーのアルバイトをすることになった。
そこで結婚情報雑誌を見つけてしまい、ライバルの姫野と結婚することを知る。しかし理人は性的な知識に疎く、初夜の方法が分からないと告白される。
ライフイベントやすれ違いが生じる中、二人は同棲する事ができるのだろうか。【番外はじめました→ https://www.alphapolis.co.jp/novel/622597198/277961906】
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる