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第24話 海賊の幽霊船
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縄梯子を登り切り、甲板に到着。 長年、野ざらしにされていた甲板はボロボロ……
「ん? いや、待てよ」と俺は足を止めた。
「これってダンジョンで船を作った連中がいるのか? それとも、人類の文化をダンジョンが再現しようとした結果なのか?」
『なにそれ? 知らない』
『ライガが知らん事を俺らが知ってると思うなよ』
『卵が先か? ニワトリが先か……いや、例えが違うか』
「おっと、俺は探索者もとい……ダンジョン配信者だから、そこら辺は詳しいわけじゃないぜ?」
最近じゃ、専門機関の結果が研究者同士で共有されるのが当たり前になっている。
「大学で、ダンジョンを専門を学んでいる人とか、俺よりも詳しくても不思議じゃないと思うけどな。ほら、ダンジョン生物学とか、ダンジョン進化論とか、ダンジョン文化学みたいな講義があるんだろ?」
ちなみに、YouTubeみたいな配信プラットフォームだと、視聴者層の細かいデータも見る事ができる。
俺の視聴者は20代……より正確に言うと18才から24才の視聴者が一番多い。
大学生も多いと思って、視聴者《リスナー》に話題を振ってみた。
『今の大学ってそうなってるの!?!?』
『国がダンジョン研究に力を入れてるからね』
『うちの教授、現役探索者で休講が多い』
『フィールドワークがガチで命がけなのよね……』
へぇ……面白ろそうだな。 10代からダンジョンを探索する毎日で、高校も真面目に行けなかったからなぁ。
大学かぁ。 今から、勉強して目指してみるのもありかな?
そんな事を考えていると────
「───そこだ!」と俺は、振り向きざまにハイキック。
「背後からの奇襲攻撃か……やっぱりダンジョンは油断できなくて楽しませてくれるぜ!」
急に現れた気配の正体はアンデッド。 骸骨の化け物だ。
ボロボロの衣服に、武器はサーベルか?
どうやら、ここは海賊船。海賊の亡霊的なモンスターが出現してくるみたいだ。
1体を倒して、追撃に備えたが……
「あれ? 1体だけしか出現しないのか?」
アンデッド系のモンスターと言えば───
無尽蔵な生命力で集団で襲い掛かって来るのが基本だと思っていたので、意外と言うか…… 気が抜けると言うか……
「……いや、また背後から来る!」
再び海賊のアンデッドが襲い掛かって来る。 再び、振り向きざまに打撃を叩き込んで倒した。
それから、しばらく歩くと同じ攻撃を受ける。 背後から急に現れる奇襲攻撃。
「倒すのは簡単だが、こうも続くと嫌になってくるな……もしかして、何かギミックがあるのか?」
俺は、確かめるようにゆっくり床を進むと────
ギシッ
聞き逃してしまいそうな小さな音。 床の軋みが合図になって背後から攻撃が開始される。
「なるほど」と殴り倒して納得した。
「なんだっけ? 日本の城でもあるよね? 侵入者がわかるように、わざと床が軋む音が出るようになってる仕掛け」
『鶯張《うぐいすば》りだ』
『京都の二条城!』
『修学旅行で行ったわ』
「そうそう、その二条城だ」
名前が思い出せなかったのがスッキリした。 よし! それじゃ───
「仕掛けがわかったら、簡単だ。一気に突破するぞ!」
『いやいや! 普通は罠を回避する方法を……だな!』
『どうして、変な方向に思い切りが良いの!』
『ギミック無視で製作者涙目www』
「床を踏んだ音でモンスターが出現するなら、体重を消して歩けば音はならないはずだ」
『なるほど、そんな単純な方法で良いのか』
『あっ! それは思いつかなかったわ』
『お前ら、冷静になれ。 体重は消えない』
『あっ!』
『あっ!』
『確かに!』
「いやいや、普通の武道の体術と言うか……ごめん、これは仙人に習った仙術だわ」
ちょっと誤魔化しが思いつかなかったので正直に言ってみた。
仙術って独自の戦闘法を使う奴がいたんだよ。 中国の探索者だったけど。
『仙術か……いや、仙術!?!?』
『実在するのか? 仙人?』
『格闘技タイプや魔法使いタイプみたいに仙人タイプも……ねぇよ! そんなの!』
『新情報の開示が雑!!!』
つ。
つ。
つ。
───と独自のステップで罠を攻略していく。
無事に甲板を通り過ぎで、船の中に入る。
ボロボロの階段。 たぶん、一歩ごとにモンスターが奇襲してくる罠なんだろうなぁ。
一気にジャンプして、階段を下りた。
着地は無音で決めたので奇襲攻撃はなしだった。
「ここまでアンデッドしか出現してないけど、他のモンスターや罠はないのか?」
疑問に思いながら進む。 やはり、足音を出さないとモンスターは出現しないのか?
なんて言うか……楽な場所だな。 すぐに最奥が見えてきた。
最奥には部屋。 豪華なドア。 そこにはこう書かれていた。
『船長室』
「ここがボス部屋みたいだな」とドアを開ける。
しかし、部屋の中にはボスモンスターはいなかった。むしろ、誰もいなかった。
「机の上、滅茶苦茶デカい宝箱が置いてあるけど……」
『100%罠』
『開けたらボスが出て来るよ ちな確率は100%』
『箱の中でボスもドキドキしてるのかな?』
見えてる地雷と言うべきだろうか? だが、ここまで来て、箱を開けずに帰るって選択肢はない……
配信者として開けないといけないだろう?
俺は勢いよく宝箱を開けた。 すると───
大きなアンデッドが飛び出して来た。
船長帽《キャプテンハット》に深紅のマント。 武器はサーベル……海賊が好んで使うのはカットラスって名前の武器らしい。
『船長きちゃ!』
『VTuberで船長だと……あの、その……』
『あっ! やっぱり赤色なんだ!』
「コラコラ、君たち。他の配信者の名前を出すのはマナー違反ですよ」
───と俺は、先んじて注意勧告してみた。
『物真似すんな!』
『どこから声出してねん』
『微妙に似てるの止めろw』
ん~ 何の事がわからないなぁ。わからないけど……
生配信が終わると自動で動画化されるアーカイブでは、この部分はカットしておこう!
「ん? いや、待てよ」と俺は足を止めた。
「これってダンジョンで船を作った連中がいるのか? それとも、人類の文化をダンジョンが再現しようとした結果なのか?」
『なにそれ? 知らない』
『ライガが知らん事を俺らが知ってると思うなよ』
『卵が先か? ニワトリが先か……いや、例えが違うか』
「おっと、俺は探索者もとい……ダンジョン配信者だから、そこら辺は詳しいわけじゃないぜ?」
最近じゃ、専門機関の結果が研究者同士で共有されるのが当たり前になっている。
「大学で、ダンジョンを専門を学んでいる人とか、俺よりも詳しくても不思議じゃないと思うけどな。ほら、ダンジョン生物学とか、ダンジョン進化論とか、ダンジョン文化学みたいな講義があるんだろ?」
ちなみに、YouTubeみたいな配信プラットフォームだと、視聴者層の細かいデータも見る事ができる。
俺の視聴者は20代……より正確に言うと18才から24才の視聴者が一番多い。
大学生も多いと思って、視聴者《リスナー》に話題を振ってみた。
『今の大学ってそうなってるの!?!?』
『国がダンジョン研究に力を入れてるからね』
『うちの教授、現役探索者で休講が多い』
『フィールドワークがガチで命がけなのよね……』
へぇ……面白ろそうだな。 10代からダンジョンを探索する毎日で、高校も真面目に行けなかったからなぁ。
大学かぁ。 今から、勉強して目指してみるのもありかな?
そんな事を考えていると────
「───そこだ!」と俺は、振り向きざまにハイキック。
「背後からの奇襲攻撃か……やっぱりダンジョンは油断できなくて楽しませてくれるぜ!」
急に現れた気配の正体はアンデッド。 骸骨の化け物だ。
ボロボロの衣服に、武器はサーベルか?
どうやら、ここは海賊船。海賊の亡霊的なモンスターが出現してくるみたいだ。
1体を倒して、追撃に備えたが……
「あれ? 1体だけしか出現しないのか?」
アンデッド系のモンスターと言えば───
無尽蔵な生命力で集団で襲い掛かって来るのが基本だと思っていたので、意外と言うか…… 気が抜けると言うか……
「……いや、また背後から来る!」
再び海賊のアンデッドが襲い掛かって来る。 再び、振り向きざまに打撃を叩き込んで倒した。
それから、しばらく歩くと同じ攻撃を受ける。 背後から急に現れる奇襲攻撃。
「倒すのは簡単だが、こうも続くと嫌になってくるな……もしかして、何かギミックがあるのか?」
俺は、確かめるようにゆっくり床を進むと────
ギシッ
聞き逃してしまいそうな小さな音。 床の軋みが合図になって背後から攻撃が開始される。
「なるほど」と殴り倒して納得した。
「なんだっけ? 日本の城でもあるよね? 侵入者がわかるように、わざと床が軋む音が出るようになってる仕掛け」
『鶯張《うぐいすば》りだ』
『京都の二条城!』
『修学旅行で行ったわ』
「そうそう、その二条城だ」
名前が思い出せなかったのがスッキリした。 よし! それじゃ───
「仕掛けがわかったら、簡単だ。一気に突破するぞ!」
『いやいや! 普通は罠を回避する方法を……だな!』
『どうして、変な方向に思い切りが良いの!』
『ギミック無視で製作者涙目www』
「床を踏んだ音でモンスターが出現するなら、体重を消して歩けば音はならないはずだ」
『なるほど、そんな単純な方法で良いのか』
『あっ! それは思いつかなかったわ』
『お前ら、冷静になれ。 体重は消えない』
『あっ!』
『あっ!』
『確かに!』
「いやいや、普通の武道の体術と言うか……ごめん、これは仙人に習った仙術だわ」
ちょっと誤魔化しが思いつかなかったので正直に言ってみた。
仙術って独自の戦闘法を使う奴がいたんだよ。 中国の探索者だったけど。
『仙術か……いや、仙術!?!?』
『実在するのか? 仙人?』
『格闘技タイプや魔法使いタイプみたいに仙人タイプも……ねぇよ! そんなの!』
『新情報の開示が雑!!!』
つ。
つ。
つ。
───と独自のステップで罠を攻略していく。
無事に甲板を通り過ぎで、船の中に入る。
ボロボロの階段。 たぶん、一歩ごとにモンスターが奇襲してくる罠なんだろうなぁ。
一気にジャンプして、階段を下りた。
着地は無音で決めたので奇襲攻撃はなしだった。
「ここまでアンデッドしか出現してないけど、他のモンスターや罠はないのか?」
疑問に思いながら進む。 やはり、足音を出さないとモンスターは出現しないのか?
なんて言うか……楽な場所だな。 すぐに最奥が見えてきた。
最奥には部屋。 豪華なドア。 そこにはこう書かれていた。
『船長室』
「ここがボス部屋みたいだな」とドアを開ける。
しかし、部屋の中にはボスモンスターはいなかった。むしろ、誰もいなかった。
「机の上、滅茶苦茶デカい宝箱が置いてあるけど……」
『100%罠』
『開けたらボスが出て来るよ ちな確率は100%』
『箱の中でボスもドキドキしてるのかな?』
見えてる地雷と言うべきだろうか? だが、ここまで来て、箱を開けずに帰るって選択肢はない……
配信者として開けないといけないだろう?
俺は勢いよく宝箱を開けた。 すると───
大きなアンデッドが飛び出して来た。
船長帽《キャプテンハット》に深紅のマント。 武器はサーベル……海賊が好んで使うのはカットラスって名前の武器らしい。
『船長きちゃ!』
『VTuberで船長だと……あの、その……』
『あっ! やっぱり赤色なんだ!』
「コラコラ、君たち。他の配信者の名前を出すのはマナー違反ですよ」
───と俺は、先んじて注意勧告してみた。
『物真似すんな!』
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