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第83話 山田の挑戦
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TIPS1
耐物ライフル(アンチマテリアルライフル)
弾丸の長さは13センチ。 缶コーヒーと同等の大きさだ。
そんな物が秒速900メートルで飛来してくる。 『物』を破壊するための兵器だ。
ライフルと言うよりも実質的な小型ミサイル。
鉄の盾でも貫通する。 鉄板で弾丸を止めるためのには30センチの厚みが必要になる。
もしも、そんな物が人間に直撃でもしたら……
TIPS 2
山田マリア(VTuber)は『V祭り』の参加者である。
VTuberはアバターは、本来の姿(中の人)を参考に作られているのだろう。
金髪の長い髪。 整った顔立ち……VTuberではなく、通常のYouTuberとして活動していた方が人気が出そうである。
ただ、彼は『ダンジョンの意思を継ぐ者』である『魔人』と自称しているようだが…… はたして、真相は?
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
10発の弾丸。 もしも、俺の体が鉄の塊だったとしても、容易に貫通するだろう。
これは、そういう種類の弾丸だ。 なんて言うんだっけ? 対戦車用ライフルとか、対物ライフルとか……とにかく、そういう種類のライフル。
そうだ! アンチマテリアルライフル。
1撃で人間の体がバラバラになるほどの威力───その弾丸が合計で10発。
俺の肉体に叩き込まれた。 その結果────
「痛っ、痛っ、熱い! あちゅ、あちゅ! うおぉ、火傷したぁ!」
───こんな感じで、ダメージを受けた。
「無傷か……化物め。下手をすればビルだって倒壊させる数の弾丸だぞ」
攻撃してきた本人である山田マリアさんから、言われてしまった。
「いや、無傷じゃないぞ。ほら、火傷とかしてるから!」
「くっ!」と彼は、背を向けたかと思うと、再び逃走。 階段を駆け上がっていく。
「待てよ!」と俺は追いかけようとした。 だが、できなかった。
目前に弾丸が5つ浮かんでいる。 山田マリアの誘導弾……俺を感知して、思い出したように加速してくる。
「やれやれ、どうやって俺を感知しているんだ?」
収集空間を発動。中から盾を取り出して、防御するが───
「おいおい、嘘だろ。 俺が持ってる盾で、最硬レベルの盾を───貫きやがった!」
5発の弾丸は、そのまま俺の腹部に叩き込まれる。
まるで強烈なボディブローを叩き込まれたようなダメージだ。
「う~ん、ジリ貧だな。 だったら、ちょっと痛いけど、ショートカットするか─── とう!」
俺は飛び上がる。 そのまま頭上の天井を突き破る。
合計3回。 3階分の天井をぶち抜いて、山田マリアを待ち受けた。
「……驚いだ。どうやって先回りを?」
「天井に穴を空けて来た」
「やはり、その怪物性……危険だ。 ダンジョンの意思が排除を訴えるほどに」
「なんだそりゃ? 結局、魔人って何だよ。あのマダラとか言うピエロと仲間なのか?」
「答える必要はない!」と山田マリアは誘導弾を───
「いや、それはもう見切った」
俺は発射される前に弾丸を地面に叩き落した。
「それに、その誘導弾の攻撃……お前の攻撃じゃないだろ?」
この攻撃は、おそらく弓兵スナイパータイプ。 遠距離から何かを発射する事に特殊効果を付加させたり、威力や命中力を向上させる事に優れている。
「……だったら、狙撃しているのは別の仲間。お前は俺の位置を知らせるための囮デコイって感じかな?」
「……るせぇな!」
「ん? 何か言ったか?」
「うるせぇって言ったんだ! 異能バトルのやり過ぎで頭がシャーロック・ホームズにでもなっちまってるのか!」
「おぉ……ブチ切れじゃん」
あと、異能バトルとやり過ぎても、シャーロック・ホームズみたいな頭にはならないと思うぞ?
「その通り、お前への狙撃は我が相棒によるもの……ここからは俺が相手をさせてもらう」
そう言うと山田マリアは、飛び掛かって来た。
単調な動き。 フェイントも入れず───実にカウンターを狙いやすい動きじゃないか。
「とりあえず、吹き飛べ!」
俺は、拳を振った しかし───
「あ、あれ?」と空振りをした。 代わりに山田マリアのカウンターが直撃。
吹き飛んだのは、俺の方だった。 ……なんで?
耐物ライフル(アンチマテリアルライフル)
弾丸の長さは13センチ。 缶コーヒーと同等の大きさだ。
そんな物が秒速900メートルで飛来してくる。 『物』を破壊するための兵器だ。
ライフルと言うよりも実質的な小型ミサイル。
鉄の盾でも貫通する。 鉄板で弾丸を止めるためのには30センチの厚みが必要になる。
もしも、そんな物が人間に直撃でもしたら……
TIPS 2
山田マリア(VTuber)は『V祭り』の参加者である。
VTuberはアバターは、本来の姿(中の人)を参考に作られているのだろう。
金髪の長い髪。 整った顔立ち……VTuberではなく、通常のYouTuberとして活動していた方が人気が出そうである。
ただ、彼は『ダンジョンの意思を継ぐ者』である『魔人』と自称しているようだが…… はたして、真相は?
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
10発の弾丸。 もしも、俺の体が鉄の塊だったとしても、容易に貫通するだろう。
これは、そういう種類の弾丸だ。 なんて言うんだっけ? 対戦車用ライフルとか、対物ライフルとか……とにかく、そういう種類のライフル。
そうだ! アンチマテリアルライフル。
1撃で人間の体がバラバラになるほどの威力───その弾丸が合計で10発。
俺の肉体に叩き込まれた。 その結果────
「痛っ、痛っ、熱い! あちゅ、あちゅ! うおぉ、火傷したぁ!」
───こんな感じで、ダメージを受けた。
「無傷か……化物め。下手をすればビルだって倒壊させる数の弾丸だぞ」
攻撃してきた本人である山田マリアさんから、言われてしまった。
「いや、無傷じゃないぞ。ほら、火傷とかしてるから!」
「くっ!」と彼は、背を向けたかと思うと、再び逃走。 階段を駆け上がっていく。
「待てよ!」と俺は追いかけようとした。 だが、できなかった。
目前に弾丸が5つ浮かんでいる。 山田マリアの誘導弾……俺を感知して、思い出したように加速してくる。
「やれやれ、どうやって俺を感知しているんだ?」
収集空間を発動。中から盾を取り出して、防御するが───
「おいおい、嘘だろ。 俺が持ってる盾で、最硬レベルの盾を───貫きやがった!」
5発の弾丸は、そのまま俺の腹部に叩き込まれる。
まるで強烈なボディブローを叩き込まれたようなダメージだ。
「う~ん、ジリ貧だな。 だったら、ちょっと痛いけど、ショートカットするか─── とう!」
俺は飛び上がる。 そのまま頭上の天井を突き破る。
合計3回。 3階分の天井をぶち抜いて、山田マリアを待ち受けた。
「……驚いだ。どうやって先回りを?」
「天井に穴を空けて来た」
「やはり、その怪物性……危険だ。 ダンジョンの意思が排除を訴えるほどに」
「なんだそりゃ? 結局、魔人って何だよ。あのマダラとか言うピエロと仲間なのか?」
「答える必要はない!」と山田マリアは誘導弾を───
「いや、それはもう見切った」
俺は発射される前に弾丸を地面に叩き落した。
「それに、その誘導弾の攻撃……お前の攻撃じゃないだろ?」
この攻撃は、おそらく弓兵スナイパータイプ。 遠距離から何かを発射する事に特殊効果を付加させたり、威力や命中力を向上させる事に優れている。
「……だったら、狙撃しているのは別の仲間。お前は俺の位置を知らせるための囮デコイって感じかな?」
「……るせぇな!」
「ん? 何か言ったか?」
「うるせぇって言ったんだ! 異能バトルのやり過ぎで頭がシャーロック・ホームズにでもなっちまってるのか!」
「おぉ……ブチ切れじゃん」
あと、異能バトルとやり過ぎても、シャーロック・ホームズみたいな頭にはならないと思うぞ?
「その通り、お前への狙撃は我が相棒によるもの……ここからは俺が相手をさせてもらう」
そう言うと山田マリアは、飛び掛かって来た。
単調な動き。 フェイントも入れず───実にカウンターを狙いやすい動きじゃないか。
「とりあえず、吹き飛べ!」
俺は、拳を振った しかし───
「あ、あれ?」と空振りをした。 代わりに山田マリアのカウンターが直撃。
吹き飛んだのは、俺の方だった。 ……なんで?
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