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第二話 救いの女神様?死神様?
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【翻訳魔法】心の中で唱える
「貴方は誰? 何してるの?」
少女の言葉の意味が理解できた、どうやら俺の魔法は異世界でも問題なく使えるらしい。
前方には大きな黒い狼、後ろには大鎌を構えた銀髪美少女に挟まれ絶体絶命。
俺は後ろを振り向きながら、落ちついた声を出すように心がけ、必死で声を絞り出す。
「僕は笹山翔、森で迷子になってもうすぐ人生が終わりそうな所です。」
「……そう……じゃあショウ、あなたは私の敵?」
前方のヤツから目を離さないまま少女は表情を変えず、赤黒く冷たい輝きを放つ大鎌を構えたまま抑揚なく言った。
少し腰を落としカチャリと鎌から音が鳴る。 敵だと思われればすぐに首をはねるのだろう。
ゴクリと喉を鳴らし、敵対しない意を示そうと口を開く。
「敵なんてとんでもない!僕は貴方を守るナイトにだってなれる男ですよ!」
必死のあまり余計なことまで言っちゃったよおい!
「……その割には腰抜かしてるし足も震えて立てないようだけど……」
もしかして意外とノリいいのかな?
「こ、これは一過性の物です!一時間もしたら普通に立てますし、貴方の立派なナイトの誕生ですよ!」
助かった後も守ってもらいたいのでナイトを押してみる。 あれ? 普通ナイトって逆じゃね?
「……そんなナイトいらない…… それに一時間もそうしてたらその魔物に殺されると思うのだけど」
「すみませんでした、なんでもするんで助けて下さい……」
「……今なんでもするって……言った?」
「え?」
この流れまずったか?! 元の世界じゃ、ん?今なんでもするって言ったよね?
みたいな怖い流れも存在してたぐらいだし……
このままだとこの美少女からご褒美…… ではなくどんなことになるか…… 異世界らしく奴隷に落とされ強制的に働かされたりするのか?!
でも死ぬよりましか、希望的観測だけどちゃんと働けば奴隷開放してくれかもしれないし、最悪魔法使って逃げれば何とかなるか……
「……さっき何でもす」
「はい! 言いました! 間違いなく言いました! 握り拳がまるまる入るこの口で言いました!」
食い気味に答えながらほふく前進で銀髪美少女の前まで行った
あれ? これ踏んでもらったらご褒美じゃね? ってめっちゃ引いてる!
無表情貫いてたのにちょっと顔引きつってますよ!
「……わかったじゃあ私の後ろに下がって、どのみちあれは私が仕留めそこなった獲物」
はい俺の小さな特技スルー
「もしかしてあの左目をやったのって……」
「私。どちらにしても仕留めるつもりだった。助けるのはついで」
何でもない事かのように告げる。
近くに来たことで顔がより鮮明に見える様になり、神々しいまでに整った容姿に一瞬危ない状況なのを忘れてしまいぐらい見惚れてしまう。
死ぬかもしれない状況なのに何やってんだ俺は!
彼女はおそらく強いのだろう。
彼女の身長はおそらく165かそこいらで、スレンダーな体形なのに自分の身長よりも大きな鎌を軽々と持っている。
落ち着いてきたので目に魔力を流して彼女を見てみると何かが彼女を包んでいた、俺の使う身体強化のように魔力を血液の如く全身に行きわたらせ身体能力を底上げするのとは根本的に何か違う。
彼女のは何か外部から力を取り入れている? んー詳しい事はわからないが体を強化しているのは間違いないようだ。
にらみ合う両者、先に動いたのは彼女だ。
彼女が地面を蹴ると一瞬で間合いを詰め大鎌を振り下ろす。
早い!俺がそう思うのと同時に大きな甲高い金属音が周囲に鳴り響いた。
ヤツも前足の爪で鎌の一振りを防いでいた。
爪固すぎだろ! カッチカチやんけ!
彼女も防がれるのは予想していたのかすぐに次の攻撃に移る。
辺りを金属同士の衝突音が支配し戦いは激しさを増す。一撃一撃が重い。
彼女のがスピードは上だが力はヤツの方が力は強いらしく徐々にはじかれ始め、彼女はバックステップで距離を取った。
「やっぱりこのままでは勝てそうにない、それなら……」
「********* ******** *********」
全く何を言っているのか理解できなかった。【翻訳魔法】で翻訳されない?!
何故だと考えていると、大鎌がみるみる間に赤い炎に包まれていく。
「冥府の炎を纏いし命を刈り取る死神の鎌、【深紅の死鎌】。これが私の切り札。これでお前の命を刈り取る!」
え?冥府とか死神とか言っちゃってる?!
ププッ!命を刈り取る死神の鎌?! 真顔でよく言えますねぇ?!
でも【トランスレーション】の魔法は俺に一番伝わりやすい言葉に無理やり変換するだけの魔法、少ない俺の語彙力に当てはめるとこうなるってことは……
俺って中二脳って事?! いやいや卒業済みだし!そりゃ確かに昔は邪眼を移植して世界を裏から守ってる設定にして駅前徘徊したり、笑い方をクククにしてみたり、「黙りやがれ左腕! お前は俺に大人しく従ってろ!」とか言ながら左手に包帯巻いてるのをおかんに見られて、何故左手に包帯巻いてるか聞かれ、「俺の腕が勝手に暴走して世界を滅ぼすかもしれないから封印を施してるんだ」とドヤ顔で答えたら、ガチもんの封印術かけられて一週間左腕使えなくなったりはしたさ、あーしたさ。
思い出すだけで恥ずかしくてお亡くなりになれますねハイ。でもさぁ!それってもう時効じゃん!もう許してよぉ!
最終的に全然関係ないところに思考が着地し、自ら古傷に塩を塗り込んみ悶えている所で彼女が動きだした。
彼女は瞬く間に距離を詰め横に大鎌を振るう。
狼はその巨体の割に俊敏性に長けているのか鎌を後ろに下がり回避、がしかし振るった鎌から炎の斬撃が飛び狼の前足を捉えた。
だが炎だけで倒すのは難しいのだろう、大鎌を炎で纏ったのは一撃の威力を増すため、振るった方向に炎が飛ぶのはただの副産物と考えた方がいいだろう。
一撃の威力は確実に上がっている、その証拠に狼は爪で受けずに避けた。避けなければ爪が吹き飛ぶからだ。
炎で少しひるんだ所を彼女が見逃すはずもなく、高く跳躍し右目を切り裂いた。
両目が見えなくなったのいい事に相手をここぞとばかりに切り裂く、切りまくる。
目にも止まらない速さで全身切り刻み、体のあちこちから鮮血が流れ出て辺り一帯に血の匂いと炎を纏った鎌で切り裂く事によって焼ける肉の匂いが充満する。
彼女は側面に移動し、思いっきりフルスイング!鎌の先を腹にグサりと深く食い込ませ腸わたを引きずりだす。
痛みに耐えかね泣き叫びながら腹ばいになってた!
ぐえぇ!腹から出ちゃいけないもん出ちゃってるよ!あれって挽肉詰めるとソーセージになるあの部分ですよねぇ?!
もう食べれないかも……口を押え吐き気を我慢しながら思った。
血みどろになった鎌を引きずりながら一気に勝負をつけようと首を刈るつもりで高く跳躍!
大鎌を振りかぶった刹那、彼女の死角から尻尾が襲う。
こいつの尻尾は槍のように鋭利で食らえば間違いなく即死だ。
凝縮された時間の中で思考が加速する。
彼女を死なせたくない!何でもするって約束したし、あいつを倒すのが目的で俺を助けるのは副産物としても!
震えが止まった体を動かしクソ狼に手の平を向けて一撃で殺せるような何か、そう彼女も使っていた炎の力、彼女が使う炎よりももっと熱く燃やし尽くす炎!特に名前もないただ炎を出すだけの魔法。
「彼女に手をだすなぁあああ!!」
手の平から蒼い炎の球が出る、大きさはバスケットボール大の極限にまで圧縮した魔力で作ったとんでもない熱量の蒼い炎だ。
目にもとまらぬ速さで手から放たれ彼女を襲う尻尾一瞬で蒸発させ彼女の横を通り過ぎ巨体に着弾!
直接被弾したところは溶けてなくなり、そこから一瞬で体全体に蒼い炎が広がりヤツを包む。
少し暴れたがすぐ動かなくなりそのまま骨ごと燃やし尽くした。
残ったのは驚いた顔の彼女と、鼻に絡みつく一つの生命が燃やし尽くされたひどく嫌な匂いだけだった。
「あなた……」
静寂が包む森で彼女の透き通る声だけが俺の耳に届いた。
そして俺は……
「貴方は誰? 何してるの?」
少女の言葉の意味が理解できた、どうやら俺の魔法は異世界でも問題なく使えるらしい。
前方には大きな黒い狼、後ろには大鎌を構えた銀髪美少女に挟まれ絶体絶命。
俺は後ろを振り向きながら、落ちついた声を出すように心がけ、必死で声を絞り出す。
「僕は笹山翔、森で迷子になってもうすぐ人生が終わりそうな所です。」
「……そう……じゃあショウ、あなたは私の敵?」
前方のヤツから目を離さないまま少女は表情を変えず、赤黒く冷たい輝きを放つ大鎌を構えたまま抑揚なく言った。
少し腰を落としカチャリと鎌から音が鳴る。 敵だと思われればすぐに首をはねるのだろう。
ゴクリと喉を鳴らし、敵対しない意を示そうと口を開く。
「敵なんてとんでもない!僕は貴方を守るナイトにだってなれる男ですよ!」
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「……その割には腰抜かしてるし足も震えて立てないようだけど……」
もしかして意外とノリいいのかな?
「こ、これは一過性の物です!一時間もしたら普通に立てますし、貴方の立派なナイトの誕生ですよ!」
助かった後も守ってもらいたいのでナイトを押してみる。 あれ? 普通ナイトって逆じゃね?
「……そんなナイトいらない…… それに一時間もそうしてたらその魔物に殺されると思うのだけど」
「すみませんでした、なんでもするんで助けて下さい……」
「……今なんでもするって……言った?」
「え?」
この流れまずったか?! 元の世界じゃ、ん?今なんでもするって言ったよね?
みたいな怖い流れも存在してたぐらいだし……
このままだとこの美少女からご褒美…… ではなくどんなことになるか…… 異世界らしく奴隷に落とされ強制的に働かされたりするのか?!
でも死ぬよりましか、希望的観測だけどちゃんと働けば奴隷開放してくれかもしれないし、最悪魔法使って逃げれば何とかなるか……
「……さっき何でもす」
「はい! 言いました! 間違いなく言いました! 握り拳がまるまる入るこの口で言いました!」
食い気味に答えながらほふく前進で銀髪美少女の前まで行った
あれ? これ踏んでもらったらご褒美じゃね? ってめっちゃ引いてる!
無表情貫いてたのにちょっと顔引きつってますよ!
「……わかったじゃあ私の後ろに下がって、どのみちあれは私が仕留めそこなった獲物」
はい俺の小さな特技スルー
「もしかしてあの左目をやったのって……」
「私。どちらにしても仕留めるつもりだった。助けるのはついで」
何でもない事かのように告げる。
近くに来たことで顔がより鮮明に見える様になり、神々しいまでに整った容姿に一瞬危ない状況なのを忘れてしまいぐらい見惚れてしまう。
死ぬかもしれない状況なのに何やってんだ俺は!
彼女はおそらく強いのだろう。
彼女の身長はおそらく165かそこいらで、スレンダーな体形なのに自分の身長よりも大きな鎌を軽々と持っている。
落ち着いてきたので目に魔力を流して彼女を見てみると何かが彼女を包んでいた、俺の使う身体強化のように魔力を血液の如く全身に行きわたらせ身体能力を底上げするのとは根本的に何か違う。
彼女のは何か外部から力を取り入れている? んー詳しい事はわからないが体を強化しているのは間違いないようだ。
にらみ合う両者、先に動いたのは彼女だ。
彼女が地面を蹴ると一瞬で間合いを詰め大鎌を振り下ろす。
早い!俺がそう思うのと同時に大きな甲高い金属音が周囲に鳴り響いた。
ヤツも前足の爪で鎌の一振りを防いでいた。
爪固すぎだろ! カッチカチやんけ!
彼女も防がれるのは予想していたのかすぐに次の攻撃に移る。
辺りを金属同士の衝突音が支配し戦いは激しさを増す。一撃一撃が重い。
彼女のがスピードは上だが力はヤツの方が力は強いらしく徐々にはじかれ始め、彼女はバックステップで距離を取った。
「やっぱりこのままでは勝てそうにない、それなら……」
「********* ******** *********」
全く何を言っているのか理解できなかった。【翻訳魔法】で翻訳されない?!
何故だと考えていると、大鎌がみるみる間に赤い炎に包まれていく。
「冥府の炎を纏いし命を刈り取る死神の鎌、【深紅の死鎌】。これが私の切り札。これでお前の命を刈り取る!」
え?冥府とか死神とか言っちゃってる?!
ププッ!命を刈り取る死神の鎌?! 真顔でよく言えますねぇ?!
でも【トランスレーション】の魔法は俺に一番伝わりやすい言葉に無理やり変換するだけの魔法、少ない俺の語彙力に当てはめるとこうなるってことは……
俺って中二脳って事?! いやいや卒業済みだし!そりゃ確かに昔は邪眼を移植して世界を裏から守ってる設定にして駅前徘徊したり、笑い方をクククにしてみたり、「黙りやがれ左腕! お前は俺に大人しく従ってろ!」とか言ながら左手に包帯巻いてるのをおかんに見られて、何故左手に包帯巻いてるか聞かれ、「俺の腕が勝手に暴走して世界を滅ぼすかもしれないから封印を施してるんだ」とドヤ顔で答えたら、ガチもんの封印術かけられて一週間左腕使えなくなったりはしたさ、あーしたさ。
思い出すだけで恥ずかしくてお亡くなりになれますねハイ。でもさぁ!それってもう時効じゃん!もう許してよぉ!
最終的に全然関係ないところに思考が着地し、自ら古傷に塩を塗り込んみ悶えている所で彼女が動きだした。
彼女は瞬く間に距離を詰め横に大鎌を振るう。
狼はその巨体の割に俊敏性に長けているのか鎌を後ろに下がり回避、がしかし振るった鎌から炎の斬撃が飛び狼の前足を捉えた。
だが炎だけで倒すのは難しいのだろう、大鎌を炎で纏ったのは一撃の威力を増すため、振るった方向に炎が飛ぶのはただの副産物と考えた方がいいだろう。
一撃の威力は確実に上がっている、その証拠に狼は爪で受けずに避けた。避けなければ爪が吹き飛ぶからだ。
炎で少しひるんだ所を彼女が見逃すはずもなく、高く跳躍し右目を切り裂いた。
両目が見えなくなったのいい事に相手をここぞとばかりに切り裂く、切りまくる。
目にも止まらない速さで全身切り刻み、体のあちこちから鮮血が流れ出て辺り一帯に血の匂いと炎を纏った鎌で切り裂く事によって焼ける肉の匂いが充満する。
彼女は側面に移動し、思いっきりフルスイング!鎌の先を腹にグサりと深く食い込ませ腸わたを引きずりだす。
痛みに耐えかね泣き叫びながら腹ばいになってた!
ぐえぇ!腹から出ちゃいけないもん出ちゃってるよ!あれって挽肉詰めるとソーセージになるあの部分ですよねぇ?!
もう食べれないかも……口を押え吐き気を我慢しながら思った。
血みどろになった鎌を引きずりながら一気に勝負をつけようと首を刈るつもりで高く跳躍!
大鎌を振りかぶった刹那、彼女の死角から尻尾が襲う。
こいつの尻尾は槍のように鋭利で食らえば間違いなく即死だ。
凝縮された時間の中で思考が加速する。
彼女を死なせたくない!何でもするって約束したし、あいつを倒すのが目的で俺を助けるのは副産物としても!
震えが止まった体を動かしクソ狼に手の平を向けて一撃で殺せるような何か、そう彼女も使っていた炎の力、彼女が使う炎よりももっと熱く燃やし尽くす炎!特に名前もないただ炎を出すだけの魔法。
「彼女に手をだすなぁあああ!!」
手の平から蒼い炎の球が出る、大きさはバスケットボール大の極限にまで圧縮した魔力で作ったとんでもない熱量の蒼い炎だ。
目にもとまらぬ速さで手から放たれ彼女を襲う尻尾一瞬で蒸発させ彼女の横を通り過ぎ巨体に着弾!
直接被弾したところは溶けてなくなり、そこから一瞬で体全体に蒼い炎が広がりヤツを包む。
少し暴れたがすぐ動かなくなりそのまま骨ごと燃やし尽くした。
残ったのは驚いた顔の彼女と、鼻に絡みつく一つの生命が燃やし尽くされたひどく嫌な匂いだけだった。
「あなた……」
静寂が包む森で彼女の透き通る声だけが俺の耳に届いた。
そして俺は……
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本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
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