蒼炎の魔法使い

山野

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第三十八話 徐々に異世界らしくなっていく俺の異世界生活

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「わらわは進化したいのじゃ!」
ルチルは声が思わず大きくなっていた

「今回お主と戦って思った。 わらわはまだまだじゃと… これでは主様と一緒には戦えん。 わらわは力が欲しい」
ルチルは真剣だ。 なんか俺まで嬉しいな。

「いいだろう」
麒麟は前足で地面を掻きながら頷く

「進化先は二種類、本来はどちらに転ぶかわからんが選ばせてやろう。雷氷狼か雷神狼だ」

「どう違うのかえ?」

「能力としては雷氷狼の方が高い、体も少し縮み小回りが利くようになるし、雷の他に氷も扱えるようになる。 身体能力もかなり上がる。」

「ではわらわはそちらで良い、そちらの方が主様の役に立つのであろう?」

「まぁそうだな。 戦闘なら雷氷狼だろう。 一応説明だが、雷神狼は身体能力も今とさほど変わらん、が雷に特化し人型になる事が…」

「雷神狼で頼むのじゃ!」

ズコーーーーー! なんでやねん!
ルチルが何故かやたら食い気味で手の平を返した

「ルチル… 貴方… もしかして…」
フララがルチルの反応をみて何かがわかったようだ…

「フラミ、やめてたも」
ルチルは恥ずかしそうに顔を伏せた 長年の付き合いで何か通じ合うものがあるようだ

「それでは雷神狼にしてやろう。」

そういい終わると麒麟が後り足だけで立ち前足で宙を掻く。蒼い神聖な炎を纏っている場所がより激しく燃え上がり辺りの気温を上げる。 
ドスン! 前足が着地すると激しい衝撃と共に地面が揺れた。 程なくしてルチルの体が視力を奪うような激しい光に包まれやがて光が収まると…

「主よ、こやつ全くかわっとらんぞ?」

「力も強くなった感じがしない。 主殿よ失敗したのではなですか?」
「失敗かな?」
「失敗かもね」
ベリルとイオがルチルに顔を近づけて確かめてみるが、全くどこがかわったかわからないようだ。

「俺も全然どこが変わったかわからん…」

「わらわも何も変わった気がしないんじゃが…」
ルチル本人が一番驚いているようだった

「しっかりと進化したぞ。 能力的にはさほど変わらんから仕方ないだろう。 人になりたいと念じてみるといい」

ルチルが目を閉じ何かを念じるように口を動かす。 すると再び激しい光に包まれてその光が徐々に収まっていった。 光で見えにくくなった目が元に戻ると、そこにはルーと同い年位の女の子がいた

「か、可愛い…」
俺は思わず本音が漏れた…

そこに現れたのは狼の耳に、もふもふの尻尾を生やした異世界人の代表格、獣人と呼ばれる存在だった
髪はルーの輝く明るい銀髪とは違い、暗めの銀だ、グレイアッシュとでも言うのだろうか? それにおめめがパチクリしてて超絶可愛い系だ。

そして何よりも… 可愛い見た目に反してけしからん体… ボン!キュッ!ボン!である。

「異世界獣人キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

「また始まったわ。」
フララが呆れていた

「おいフララ獣人だぞ獣人! 異世界の基本だろう! なんなら最初に出会うヒロインって事も多い代表的な人種だぞ! てかこの世界にも獣人っているのか?」
そういえば見てないな

「ええいるわよ。 こっちの方じゃいないけどね。 王都に行けばそれなりにいるんじゃないかしら?」

「主様よ… 失敗なのじゃ… 耳と尻尾が隠せておらん」

「隠せてないのはお前だよ!」
元々裸だったことから服を着ているわけでもなく、そのけしからんムチムチボディが惜しみなく露わになっていた。

「ぬ、主様は変態なのじゃ!」

立っていたルチルは隠し切れない胸を両手で抱え込むようにへたり込み、モフモフの尻尾で大事な所を隠した
今更遅いわ! その可愛い格好脳内に焼き付けたからな!

「貴方の好きそうな体付きよねっ」
フララにつねられる。 
ええ、その通りです。 このスタイルはかなりまずい…

「耳も尻尾も隠せておらん、失敗じゃ…」
ルチルが少し落ち込んだように耳がペタンとしている。 超かわいいんですけど!

「その耳と尻尾をなくすなんてとんでもない! ルチル! 俺はそんな事許さんぞ!」

俺の大事な異世界ライフ要素を奪うなぞ、親が勝手に俺が大事にしていた萌えフィギアを全て捨てしまう事に相応しい暴挙! 三日は部屋から出れなかったよあれは…

「主様はこのままの方がいいのかえ?」
尻尾をゆらゆらさせ首を傾げる姿に鼻血が出たが【リジェネーション】がまだ切れていないので何とか止血した

「あぁ、それをなくすなんて俺の召喚獣として失格だ契約破棄だ!」

「ひ、ひどいのじゃ!」
胸がを抑えながら叫ぶがただのご褒美だ

「わらわはバツ1召喚獣になぞなりとうない! もしなるとしてもたんまりと魔素を貰っていくから覚悟するのじゃ!」
結婚と同じシステムだったんですか?! 慰謝料請求とか女の別れ際とは怖い物らしい

「バツ1に何かしないよ、俺はそのお前が大好きだ!(モフモフが) だから耳と尻尾はそのままで頼む! 俺の為にも!」

「わ、わかったのじゃ…」
ルチルが恥ずかしそうにもじもじして顔を赤くした。 破滅的に可愛い。 何故ここはベッドではないのだ?

「な、なぁルチル、その…もうちょっと小さくなってくれないか?」
エメ同様理性が持たん… エメは… もう我慢する必要はないのだが…

「…ん~」
ルチルが目を閉じて何か念じ始めると再度光に包まれた

「これでどうじゃ? さっきより小さくなったのじゃ!」
…のじゃロリ! さっきのスタイルの良い可愛い女の子から10歳位の声まで幼くツルペタの、のじゃロリ狼娘になったのじゃ!

俺は余りの可愛さにすぐさま抱き着いた…

「るちる~ かわいい~よ~ スリスリ、モフモフ」

「ま、まぁ何だ。 良かったな雷狼の娘よ」
麒麟さんが好きです、でも狼さんの方がもぉ~っと好きです!

「お、お主には礼を言わんといかんな、ぬ、主様離すのじゃ! ありがとうなのじゃ!」
ルチルが俺にスリスリ、モフモフされながら麒麟に礼を言っていた

「他の三体も進化間地かだろう、ただグールエンペラーの娘よ。 お前は少し大変だがな」

「あらどうして?」

「お前はもうグールとしては頂点におる。 さら進化するには不死王を倒してお前がなるしかない。」
不死王とか明らかにヤバイヤツだろ。 無理に進化なんてしなくていい。

「今の生活も好きだし特になるつもりはないわ」

「そうか、時には生活を守る為に無理をする必要も出てくると思うがな。」

「…」
フララは黙っていた。

「では行くとしよう。 中々有意義な時間だった。 次に会う時敵でないと良いがな。 それではさらば」
そう言い残すと麒麟は少し走り空間の切れ目に消えて行った。

「我も戻ろう。」

「わしも戻ります」
「戻るよ」
「戻るね」

「わかったわ。 伝えておくから大丈夫よ」
フララがそういうと二匹のペットも消えて行った。

「はぁ… 貴方そろそろ戻ってきなさい、それとルチル、とりあえずこれを着なさい。」
無理やり首根っこ掴まれてモフモフしている俺をルチルから引き引き離した…

「は?! 余りの可愛さとモフモフに我慢が… あれ? 麒麟は?」

「はぁ… もう行ったわよ。」
フララが再び深いため息をついた。 そんなに呆れないで捨てないで!

「主様はこんな凹凸がない体にも興奮する特殊性癖か何かかえ?」
ルチルが少しダボ付いた服を着ながら不名誉な事を聞いてくる

「そうよルチル覚えておきなさい、貴方の主様は血まみれの女でも、妹の様に可愛がる女の子でも、骸骨むき出しのおかしなテンションの女でも、まだ発育乏しい幼い女の子でも抱ける特殊性癖の持ち主よ。」
俺の認識って一体どうなってるんだ!

「そ、そういう事は大きい方の姿に戻ってからにするのじゃ!」
わかってるよ。ってしないし! いや待てよ逆にこの姿のままの方が…

「…ショウ、お姉様どうしたの?」

「ショウ様その子はどうされたのですか? それに獣人? この辺りではほとんどいないはずですが。」

「兄さんならそんな年端も行かない女の子を手籠めにしようとしても驚かないけど」

皆何があったのか知らないので突然現れた狼耳の子に驚いているようだ。 

「私が説明するわ」

フララが前に出てみんなに説明してくれた。 死にそうになった事等は皆が心配するので省いてくれたようだ。
それにルーを残して先に死のうとした事を知られたらそれこそ悲しんでしまうだろう…

「…じゃあその子ルチルなのね?」

「そうなのじゃ奥方様!」
ルチルが手を挙げて答えた

ルーの頬が少し赤くなる

「ルチル様がこんな愛くるしい少女になれるなんて…」

「奥方様も綺麗なのじゃ!」
ルチルの耳がピクピクする

イレスティの頬にも紅が差す

「兄さんのペットっていうのは本当に不憫だと思うけど、るっちーに罪はない。」

「主様の妹君かえ!? とても可愛いくて可憐な方なのじゃ!」
尻尾がゆらゆら揺れる。

レデリのつるつるの頬にも夕日が差したように赤く染まる

「「「…可愛い…」」」

「…ルチルはいい子」「間違いなくいい子です。」「とんでもなくいい子だよ。」

三人が同時にルチルに抱き着いた。

「や、やめてたも奥方様達! 妹君もそこはわらわ弱いのじゃ! あんっ!」

「…ルチルが悪い…」「ルチル様のせいですよ!」「るっちーの可愛さは罪」

みんなピクピク動く耳や、ゆらゆら揺れる尻尾、表情豊かな可愛い顔。 それに屈託のない可愛い素直な性格に一瞬でメロメロになってしまった。

「みんな貴方みたいに一瞬で落とされたわね?」
フララがおかしそうに笑う

「あの可愛さだからなぁ… エメは庇護欲をそそる可愛さだけど、ルチルはマスコット的な可愛さだね。 とにかく可愛いは正義なんだよ!」

「お兄ちゃん可愛いの好きだもんね、中学性の時なんて…」

「わーわーやめろやめろ!」

「ふがklwぱ」

「是非聞きたいわね?」

「ま、また今度ね!」

「それは楽しみね、私も実はあの尻尾気になってたのよね」
フララが俺がプレゼントした日傘をクルクル回しながらルチルの所へ行く

「るっちー良かったね! 一緒に旅できるよー! ドーン!」
エメも俺の拘束から逃げ出しルチルに飛びついた

少し離れた所からみんなを見る。 エメがルチルに正面から抱き着き、ルーが頭を撫でて、イレスティはどんな服を着せたら似合うか悩んでおり、フララとレデリがしゃがんで尻尾のモフモフを堪能していた
微笑ましや微笑ましや…

「ぬ、主様! 助けてたも! 主様の家族はどうなっとるんじゃ~!」
なんか幸せだわ俺 その微笑ましい姿に幸せを噛みしめた。

「はいはい今行くよー」
その後俺もそこに加わったのは言うまでもない。

「や、やめるのじゃ~!」
ルチルの叫びが辺りに暫く轟いていた

◇  ◇  ◇  ◇

ブレシーナの街に戻ると、俺達は次の行き先アステルニアの王都に向かうための準備の為の買い出しに来ていた。

ルチルも加わったし新しく買う物は多い。 馬車を購入する事にもした。 イレスティとレデリは移動が速くない

毎回誰かが担いだり、フララのタクシーに全員を乗せるというわけにもいかないだろう。 ルチルに乗るという手もあるのだが、どうやらあの姿には戦いの時以外あまり戻りたくないらしい。

エメとルチルのロリ組が先頭でキャッキャしており、少し後ろのイレスティが危ない事をする二人に注意する、その後ろではルーとレデリが何かを楽しそうに話していて、俺は日傘をさしたフララの左側を歩いてた。

そんな買い物の最中俺は、 先程の事を思い出しながら フララにチラチラ視線を送ってしまっていた。

麒麟に攻撃する前の二人のやり取りだ。

『貴方に約束したいい事をしてあげられなかったのが、ちょっと心残りね。』

『じゃあ無事に戻れたらすぐにでも。』

『楽しみにしてるわ。』

これってそういう事だよなぁ… 勇気を出して隣にいるフララの肩を抱こうと手を伸ばすが… 

何か恥ずかしい! そういう事めっちゃしたくてせかしてるみたいじゃねぇーか! 

フララが俺のそんな不自然な行動に気付き口元を隠して品よく笑った。

「どうかしたのかしら? 私に何か御用?」

サファイアの様な蒼い綺麗な目をキラキラさせ下から俺の顔を覗き込む様に問いかけて来た

わかってるくせに…

「いや別に… 今日は大変だったから疲れてないかなって思って…」

俺のバカ! 男らしく誘えよ! 遠回しすぎんだろうがよ!

「別に大丈夫よ、そういうのもすぐ回復するから」

口元隠して流し目でそう告げた

ちっ遊んでやがるな!

「ちょっとフララと二人で話があるんだけど」

まずはどうにか二人っきりに…

「そうなの? でもそれ念話でいいんじゃないかしら?」

こいつめ、のらりくらりかわしやがって… 世の中の男はこんなせめぎ合いを日々行っているのか?

「それもそうだね… でも顔見て話したいんだよね、大事な相談だし」

まだ諦めないぞ

「大事な相談ならみんなにもするべきよ、この前の事忘れたの?」

そうなんだけど、そうじゃないんだよ! ベッドの上で相談したいんだよ!

「うん、そうだね…」

俺は負けた… がっくりと肩を落とす… 俺は後一歩攻めれない男だ… 飲み会後二人きりになっても終電に乗せてしまうタイプの男なんだよ


そんな俺の姿を見てフララがクスっと笑い、俺の耳もとに桜色の綺麗な唇を近づけ吐息交じりに口を開いた

「バカね… ………いいわよ…」

そういい終わると唇に指を置き上目使いで俺をうるうるとした瞳で見ていた

もう我慢できなかった。 俺はその場でフララをお姫様抱っこする。

「きゃっ! 貴方こういう時は…」

「優しくエスコートだろ? 優しくするよ」

「…バカ」

フララが顔を赤くして俺の服をギュッと掴んだ

ルーはゆっくり頷き、イレスティはまぁ!と言わんばかりに口元を抑え、エメは親指を立ててウインクしていた。

ルチルとレデリは良くわかってない様だ。

そしてそのまま二人でその場を後にする。


◇  ◇  ◇  ◇


お姫様抱っこのまま宿にチェックインすると店主はニヤニヤと笑っていた。 

何の偶然かルーとの初めての場所だった… こ、こいつ覚えてやがる?

部屋に入るとフララをベッドにおろしキスから始める。

「ね、ねぇ… お風呂いいの? 私達生活魔術使えないでしょ?」

首に腕を回しフララが不安そうに口を開くが、フララから香ってくるのは、甘い花の中にムスクの様な色気が漂う品のある香りだ

「フララは良い匂いだよ」

「…でも恥ずかしいわ…」

「俺… 我慢出来ない…」

「………私もよ」

そうして二人の情事が始まった

「…ちょっとしょっぱいね」


彼を味わい、笑顔で漏らしたその言葉を最後に、彼女は彼の体温を感じながら、言葉にならない気持ちを艶やかな吐息交じりの声と共に吐き出す事しかできなくなってしまった。 
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