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*弐ー②
第三集:玉の保有者
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康名「美生、光留。ちょっといいか。」
美生「なぁに?」
光留「どうしたんです?」
康名「清秋はちょっとここに居なさい。」
清秋「わかった。」
...........
康名「紫苑の事で話したい事が有る。」
光留・美生((まさか...あの事を気づかれた?))
光留「わかりました。話室でゆっくり話しましょう。」
康名,美生,光留の三人は、話室へと向かった。
*
光留「それで、話というのは?」
康名「紫苑から強い霊力を感じたよ。でも...それと同時に狐気を感じた。」
光留「....」
康名「あの子は、"葛葉玉"を宿して産まれてきた。違うか?」
光留「やっぱり...気付いていたんですね。」
美生「兄さんは霊力が強いから...すぐに分かってしまうと思っていたわ。」
康名「霊力のせいだけじゃない。俺は...紫苑に玉が受け継がれる前の"葛葉玉の保持者"だ。」
光留・美生「「え...?!」」
美生「兄さんが...?!」
康名「だから分かった。玉の持ち主には、今までの葛葉玉の保有者の記憶が受け継がれる。紫苑も中学生か高校生くらいになれば記憶を継いで自分が葛葉玉の持ち主であると自覚するだろう。」
美生「なぁに?」
光留「どうしたんです?」
康名「清秋はちょっとここに居なさい。」
清秋「わかった。」
...........
康名「紫苑の事で話したい事が有る。」
光留・美生((まさか...あの事を気づかれた?))
光留「わかりました。話室でゆっくり話しましょう。」
康名,美生,光留の三人は、話室へと向かった。
*
光留「それで、話というのは?」
康名「紫苑から強い霊力を感じたよ。でも...それと同時に狐気を感じた。」
光留「....」
康名「あの子は、"葛葉玉"を宿して産まれてきた。違うか?」
光留「やっぱり...気付いていたんですね。」
美生「兄さんは霊力が強いから...すぐに分かってしまうと思っていたわ。」
康名「霊力のせいだけじゃない。俺は...紫苑に玉が受け継がれる前の"葛葉玉の保持者"だ。」
光留・美生「「え...?!」」
美生「兄さんが...?!」
康名「だから分かった。玉の持ち主には、今までの葛葉玉の保有者の記憶が受け継がれる。紫苑も中学生か高校生くらいになれば記憶を継いで自分が葛葉玉の持ち主であると自覚するだろう。」
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