対立していたはずの王子様に愛されたようで

永遠

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22男として

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22男として

「俺のと合わせろ」

そう言った俺をヴァラドルは、驚きながら目を丸くして見ている。自分の耳を疑っているようだった。
俺だってこんなことは言いたくなければ、したいなんて思ってもいない。
ただ、シてもらってばかりは、自分の男としてのプライドが許せない。



「……っいいから!」



正直なところヴァラドルの大きさと並べるのは嫌だ。色々と悲しくなると思う。
ヴァラドルは、1度静まり返る。俺としては沈黙が辛いから何か言うか、早くしてほしい。
すると、ズボンを脱がず、俺のにヴァラドルの硬いものをくっ付けてくる。


「……なっ、」


ズリッとわざと擦らせてくる。俺は小さく息を漏らし、ヴァラドルの顔を見ると少し意地悪げにに笑っている。


……俺が脱がせろってことかよ……。
身体の熱はだいぶ治まった。俺よりこいつの方が辛いと思う。発情期ではないにしろ、Ωを前にこんな余裕に笑っていられるのは普通では無い。


俺はヴァラドルの腰に巻きついたベルトに手をかける。震える手で不器用にカチャ、カチャと音をたてながら金具部分を外していく。
するっとベルトを引っ張り、前のボタンとチャックの部分が見えるようになった。
くいっと引っ張りもう少し腰をこっちに寄せるように促すと、従うように身体を近づけてくる。


ボタンを外し、チャックをゆっくりと開ける。黒の下着が膨れ上がっている。
ドクン、ドクンと鼓動が早くなる。ソッと触れると、熱いし、硬い。
フェロモンの効果だとしても自分に興奮しているのかと思うと、ゾクッとする。


「……脱がせないと擦り合わせれないぞ」


「…っわ、わかってる……」



ゴムの部分を指で掴み、少しずつ下に下げていくと、先程見たものと同じものが、ブルっと出てきた。
俺は息を飲んだ。恐る恐る触り、自分のにくっつける。熱い……しかも、大きい……。


「……お前は、こっちもだな」


グッと尻に這っていた指が、穴の付近をなぞりながら、狙ったように中に入ってきた。ぢゅぷっと液体と混ざって上手く滑り込むように入ってくる。
何度入ってきても他人の指だと怖さがある。



「…っ! ん、んん"っ!」


耐えるように声をあげると、ゆっくり中を進んでは、入口付近まで戻るを繰り返し、広がるのを待つ。異物感は否めないが、それでも1番初めよりはいくらか抵抗はない。


「…………前も、触るぞ」


くっ付いていた俺とヴァラドルのをもう片方の手で触ってきた。違う、俺が触ってやるはずだった。


「っま、お、れがっ……んんっ」


たまに中でぐにっと曲げたり、腹の内側をグンと指で押してくる。それに声が漏れてしまう。


「……ほら、一緒に握っていろ」


俺の片手をそこに持っていき、一緒に包むように握る。ヴァラドルは、既に手を上下に動かす。こいつのに擦れて、気持ち良くなる。
俺も負けじと扱くように、動かすと、ヴァラドルも「っく」と小さな声をあげる。少しだけ優越感に浸る。


「っ!!!っぁあっ!」


……なんだ、なんか、腹の奥がゾワゾワとした。片手で口を抑える。ヴァラドルの中に入った指がグッと腹の内側から押してくる。それがある場所一点を集中して攻めてくるようになった。ヴァラドルは、優越感に浸っている俺に腹が立ったのか、意地悪のようにそこばかり押し上げてくる。


「っ、ふぁ、まっへ、……っん! そこ、へん!」



「……ただ前立腺を擦っているだけだ」



俺からしたらただではない。中を弄られることで、キュンとなることはあるが、中からゾクゾクと何かが込み上げてくるのは初めてだ。
ぢゅぷっ、ぐぷっと段々と音が激しくなっていき、動きも早くなる。
前を動かしていた手も2人のを包みながら、上下し、たまに先だけをグリグリと弄ってくる。
ほとんど、俺の手は触っているだけの状態だ。



「っん、やばっぁ……っあ、ぁっんぅ!」


またイくと思い、グッと目を閉じる。
しかし、出た感覚がない。トロォと透明な液体が垂れているだけだった。


「…ふぇっ…? 、んでぇ……いま……」



「……中でイったのか……、指を締めてくる」


無意識に中がキュンっと締まったのか、ヴァラドルがそう言ってくる。出てない、射精は、してない……。ナカ……?
ぐるぐると考えていると、ヴァラドルの手が強めに前も後ろも動き始める。


「っあ、ぁあっ……、やら、いま、いったぁ…か、らっ!!」


結局俺はほとんど何もしていない。声が「あっあっ」と続く。ヴァラドルの汗がツゥと垂れてきて、俺の身体にポタポタと落ちてくる。眉間に皺を寄せ、ギュッと目を瞑り、顔も首も赤くなって熱を持っている。


「……出すぞ」


低い声でそう囁かれる。俺とヴァラドルの先走りが混ざってぐちゅぐちゅといやらしい音を立てる。
中に入ったヴァラドルの長い人差し指と中指が相変わらず俺の前立腺を攻めてくる。
脳みそが溶けたようにフワフワとしてきた。何も考えられなくなり、快楽に身を委ね、腕をヴァラドルの背中へと回す。


「っ! 一緒に、イくぞ……っ」


「ぁあ、うぅ、んっ、あっ、イッ~~、んっ」



俺のとヴァラドルのが同時にビュッと勢いよく出る。胸あたりまで2人のが飛んでくる。ずるっと穴から指が抜けた瞬間に、「あっ」と身体をまたビクつかせ、少しだけイッた。


ヴァラドルは、チョーカーを巻かれた俺の首の喉仏辺りを布の上からカリッと噛む。それにイッた余韻が抜けない俺は、はくっと息をあげる。
そのまま首から口まで軽く舐めながら、滑るように上がってくる。


「っん、んぅ……、ちゅっ、ん」


俺はヴァラドルの背中から手が離せず、ヴァラドルの腰辺りに足も巻いている。
ヴァラドルはそれを外そうとせず、俺の力が抜けるまで、その状態でキスを続けてきた。


疲れた、恥ずかしかった、気持ち良かった……、そんな感情でいっぱいになり、すぅと寝てしまった。
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