25 / 209
第四章 エルフの少年ユピテル
025-正義の味方!
しおりを挟む
【聖王歴128年 青の月 36日】
「あんにゃろぉ、絶対許さねえっ!!」
昨夜の襲撃事件の後に宿屋のオヤジに事情を説明したところ、有無を言わさず壊れた窓の修理代を請求された。
オヤジ曰く「アンタが事件に巻き込まれたんだから、自力で犯人から修理代を回収してこい」だそうで、そろそろ旅の資金もキツくなってきた俺としてはシャレになっていない。
『ゴメンよ、にーちゃん。またオイラのせいで……』
ユピテルがしょんぼりしていると、サツキが豪快に笑いながら小さな背中をバシバシ叩いた。
「気にしないくていいって! おにーちゃんはユピテルくんに弁償しろなんて、冷たい事はゼッタイ言わないからさ」
「代弁ありがとう。でも、そのセリフは直接俺の口から言わせて欲しかったかな」
そんなやり取りをしている最中、エレナが不安そうな顔で俺に目を向けた。
『でも、これからどうしましょう。このままずっと城でユピテルさんを匿うにも、イフリートの封印が……』
――実は俺達は今、プラテナの城のゲストルームに居るのである。
襲撃事件の翌朝、皆を連れて城へ向かった俺は門番兵に事情を説明したところ、前回のプリシア姫誘拐事件の解決に貢献した功績のおかげか、匿ってもらえる事になった。
さすがに大国の城だけあって要人を護る体制は万全だし、国王の寝室に俺達が突撃した反省からセキュリティが相当強化されているので、遠距離から猛毒の矢を城内に撃ち込まれたりアサシンが侵入してくる心配も無いだろう。
だが、ずっと籠城し続けるわけにもいかないし、そのまま時間切れでユピテルが暴走し始めたら目も当てられない。
「この状況を打破できるような、誰か心強い協力者が居れば良いのだけどな……」
俺がそんな事を呟いたその時――
「あら、今日は客人が多いですね」
「!」
聞き覚えのある少女の声に慌てて振り返ると、そこには我が国が誇る麗しの王女プリシアの姿があった。
『多いという事は他にも誰か居たのですか?』
「ええ。勇者カネミツ様が南方へ向かわれるとの事でお父様へ挨拶に来られていたのです」
「……」
となると、カネミツ達は前回と同様にエルフの森へ向かったと考えるべきだろう。
今回の勇者パーティにはシャロンが居ないため、森の樹木を焼いてエルフを激怒させるトラブルが起こらず、彼らがそのままエルフの村をスルーして次の目的地へ着いてしまう可能性はある。
しかし、もし『シャロンの行動に関係無く、最初からエルフ達が勇者パーティに因縁をつけて捕らえるつもりだった』とすれば話は別だ。
「俺の予想通りなら、明後日に街の酒場に向かえば"あいつら"に会えるかもしれない。今回ばかりは好きとか嫌いとか言ってられないしな」
『「???」』
【聖王歴128年 青の月 38日】
「まさか再会するとはね……」
俺達の目の前にいる三人組のうち、リーダー格の黒髪の男が微妙に気まずそうに呟いた。
この黒髪の男の名はカネミツ……そう、言わずと知れた「ホンモノの勇者様」である。
いつの間にかパーティメンバーも二人増えており、黒髪三つ編みの女の子が魔法使いシズハ、もう一人は無精ヒゲを生やした長身細身の男で、名前を剣士クニトキと言うのだそうな。
それにしても、シャロンの代わりの魔法使いを雇うのは分かるにしても、俺の代わりがシーフではなく剣士な理由は謎である。
やっぱり、シーフってのは不人気なのかなぁ……ってそんな事はどうでもいいんだ。
「俺も理由が無ければ話しかける事は無いんだけど、今回はちょっと訳アリでね」
「訳アリ?」
「……エルフの村で捜索の依頼を受けていないか?」
勇者は一瞬驚いた顔をしてから、俺の後ろで深くフードを被って顔を隠しているユピテルをチラリと見た。
「君らの要求が何なのかは知らないけど、その子の身柄と引き替えに金銭を要求するのなら、僕は君を軽蔑するよ」
カネミツは目に恐ろしく冷たい何かを感じさせながら、俺をジッと真顔で見つめてきた。
だが、コイツは正義の為に仲間を容赦なく切り捨てるクソ野郎ではあるが「正義の味方」という勇者の姿勢そのものは、紛れもなく本物だ。
「金なんざ銅貨1枚もいらねーよ。ただ、盗人の濡れ衣を着せられちまった、無実のチビッコを救う手助けをしてくれ」
ユピテルは自らフードを脱ぐと、勇者に深々と頭を下げた。
それを見たカネミツはやれやれといった顔で呆れ笑いしながら、ユピテルの小さな頭を撫でた。
「そこまで言われて、この僕が協力しないわけ無いだろう。詳しい事情を教えてくれるかい?」
【聖王歴128年 青の月 39日】
<迷いの森のエルフ村>
「勇者カネミツ、約束を果たしに戻った!」
カネミツが声高らかに宣言すると、村のエルフ達が集まってきた。
勇者達三人の後ろには、ロープに束縛されたエルフの少年ユピテルの姿があり、それに気づいた村人達がどよめいている。
『よくぞ戻った勇者よ。約束通り、お前達を無罪としよう!』
エルフの長老の言葉に、カネミツはホッと胸を撫で下ろした。
だが無罪と言われても、その罪状は『迷いの森で焚き火をした』という、言い掛かりとしか思えないシロモノだったので、シズハとクニトキはかなり不満げな顔をしている。
そもそも、魔物の出る森で焚き火もせずに一夜を過ごせとは、いくら何でも無理があるだろう。
『ユピテルよ。お前の罪は今宵に明らかになるだろう。……牢へ連れてゆけ』
『おい! こっちに来るんだ!』
『痛いっ。やめてくれようっ』
大人達がユピテルのロープを乱暴に引いて、村外れの牢獄へと向かっていく姿に、カネミツは怪訝な顔で村長に目を向けた。
「彼をどうするつもりだい?」
『部外者は口出しをしないでもらおう。我が村の掟に従って刑を執行するのみである』
カネミツの問いかけに対し、返された答えはあまりにも冷淡なものだった。
今にも暴れ出しそうな仲間達をなだめつつ、カネミツはやれやれと苦笑しながらエルフの長老に再び話しかけた。
「それは申し訳ない。ところで、こんな遅くに村を出ると僕達人間は再び森で火を炊く事になってしまうんだ。また捕まるのは勘弁願いたいし、宿を借りる事は出来ないかな」
『……良いだろう、今回の礼も兼ねてお前達に宿を提供しよう。だが、決して外に出る事は許さぬぞ』
「んー、宿の為だものね」
カネミツは胡散臭い笑みを浮かべると、仲間達と共にエルフの女に連れられて行った。
そしてやってきた場所は、村の入り口近くにある掘っ建て小屋だった。
「おや、今度は牢屋じゃないんだね」
『貴方達は客人なのですから、そんな無礼な事は出来ませんよ』
「客人に向かって外に出るなというのも十分無礼だと思うんだけどね。人族には理解出来ない文化だ」
笑顔のまま凄まじい皮肉を吐きかけるカネミツに、エルフの女はキッと彼を睨みながらドアを叩きつけるように強く閉めて去っていった。
「ふぅ、ちょっと言い過ぎたかな?」
「勇者様は何も悪くないですよっ!」
「むしろ、これで思う存分にやれるでござるよ」
二人の言葉にカネミツは少し嬉しく思いつつ、先程閉められたドアに手を伸ばすと、予想通り外から施錠されていた。
勢いをつけて体当たりをしてみたものの、肩がぶつかると同時に虹色の光が散るのが見える事から、何らかの魔力防壁になっているのは間違いなさそうだ。
「案の定、ここは小屋に見せかけているだけで、牢獄と何ら違いないね。僕達に処刑の様子を見られるのがよっぽどマズいんだろう」
「やっぱり、例のシーフ達の言っていた事は本当って事ですか勇者様?」
「我ら、危うく正義の道を踏み外すところでござったな……」
カネミツは苦笑しながら頷くと、部屋の奥にある木製の椅子に腰掛けた。
彼らは一昨日にも檻に閉じこめられたばかりだったが、前回とは違って安心した様子で窓の外を眺めている。
しばらくすると、窓の向こうの森の中から見知った顔がひょっこりと現れた。
「さて、今日は長い夜になりそうだね」
外に立った青年はガラス窓に向けて両手を広げると、小声で呟いた。
「アンロック」
カネミツは窓を開け、カナタと名乗ったシーフに向かって爽やかな笑顔を向けた。
「それじゃ、真実を自らの目で見定めるとしようか」
「ああ、いっちょ頑張ろうぜ」
――この瞬間、かつて違えた道が今再び交わった!
「あんにゃろぉ、絶対許さねえっ!!」
昨夜の襲撃事件の後に宿屋のオヤジに事情を説明したところ、有無を言わさず壊れた窓の修理代を請求された。
オヤジ曰く「アンタが事件に巻き込まれたんだから、自力で犯人から修理代を回収してこい」だそうで、そろそろ旅の資金もキツくなってきた俺としてはシャレになっていない。
『ゴメンよ、にーちゃん。またオイラのせいで……』
ユピテルがしょんぼりしていると、サツキが豪快に笑いながら小さな背中をバシバシ叩いた。
「気にしないくていいって! おにーちゃんはユピテルくんに弁償しろなんて、冷たい事はゼッタイ言わないからさ」
「代弁ありがとう。でも、そのセリフは直接俺の口から言わせて欲しかったかな」
そんなやり取りをしている最中、エレナが不安そうな顔で俺に目を向けた。
『でも、これからどうしましょう。このままずっと城でユピテルさんを匿うにも、イフリートの封印が……』
――実は俺達は今、プラテナの城のゲストルームに居るのである。
襲撃事件の翌朝、皆を連れて城へ向かった俺は門番兵に事情を説明したところ、前回のプリシア姫誘拐事件の解決に貢献した功績のおかげか、匿ってもらえる事になった。
さすがに大国の城だけあって要人を護る体制は万全だし、国王の寝室に俺達が突撃した反省からセキュリティが相当強化されているので、遠距離から猛毒の矢を城内に撃ち込まれたりアサシンが侵入してくる心配も無いだろう。
だが、ずっと籠城し続けるわけにもいかないし、そのまま時間切れでユピテルが暴走し始めたら目も当てられない。
「この状況を打破できるような、誰か心強い協力者が居れば良いのだけどな……」
俺がそんな事を呟いたその時――
「あら、今日は客人が多いですね」
「!」
聞き覚えのある少女の声に慌てて振り返ると、そこには我が国が誇る麗しの王女プリシアの姿があった。
『多いという事は他にも誰か居たのですか?』
「ええ。勇者カネミツ様が南方へ向かわれるとの事でお父様へ挨拶に来られていたのです」
「……」
となると、カネミツ達は前回と同様にエルフの森へ向かったと考えるべきだろう。
今回の勇者パーティにはシャロンが居ないため、森の樹木を焼いてエルフを激怒させるトラブルが起こらず、彼らがそのままエルフの村をスルーして次の目的地へ着いてしまう可能性はある。
しかし、もし『シャロンの行動に関係無く、最初からエルフ達が勇者パーティに因縁をつけて捕らえるつもりだった』とすれば話は別だ。
「俺の予想通りなら、明後日に街の酒場に向かえば"あいつら"に会えるかもしれない。今回ばかりは好きとか嫌いとか言ってられないしな」
『「???」』
【聖王歴128年 青の月 38日】
「まさか再会するとはね……」
俺達の目の前にいる三人組のうち、リーダー格の黒髪の男が微妙に気まずそうに呟いた。
この黒髪の男の名はカネミツ……そう、言わずと知れた「ホンモノの勇者様」である。
いつの間にかパーティメンバーも二人増えており、黒髪三つ編みの女の子が魔法使いシズハ、もう一人は無精ヒゲを生やした長身細身の男で、名前を剣士クニトキと言うのだそうな。
それにしても、シャロンの代わりの魔法使いを雇うのは分かるにしても、俺の代わりがシーフではなく剣士な理由は謎である。
やっぱり、シーフってのは不人気なのかなぁ……ってそんな事はどうでもいいんだ。
「俺も理由が無ければ話しかける事は無いんだけど、今回はちょっと訳アリでね」
「訳アリ?」
「……エルフの村で捜索の依頼を受けていないか?」
勇者は一瞬驚いた顔をしてから、俺の後ろで深くフードを被って顔を隠しているユピテルをチラリと見た。
「君らの要求が何なのかは知らないけど、その子の身柄と引き替えに金銭を要求するのなら、僕は君を軽蔑するよ」
カネミツは目に恐ろしく冷たい何かを感じさせながら、俺をジッと真顔で見つめてきた。
だが、コイツは正義の為に仲間を容赦なく切り捨てるクソ野郎ではあるが「正義の味方」という勇者の姿勢そのものは、紛れもなく本物だ。
「金なんざ銅貨1枚もいらねーよ。ただ、盗人の濡れ衣を着せられちまった、無実のチビッコを救う手助けをしてくれ」
ユピテルは自らフードを脱ぐと、勇者に深々と頭を下げた。
それを見たカネミツはやれやれといった顔で呆れ笑いしながら、ユピテルの小さな頭を撫でた。
「そこまで言われて、この僕が協力しないわけ無いだろう。詳しい事情を教えてくれるかい?」
【聖王歴128年 青の月 39日】
<迷いの森のエルフ村>
「勇者カネミツ、約束を果たしに戻った!」
カネミツが声高らかに宣言すると、村のエルフ達が集まってきた。
勇者達三人の後ろには、ロープに束縛されたエルフの少年ユピテルの姿があり、それに気づいた村人達がどよめいている。
『よくぞ戻った勇者よ。約束通り、お前達を無罪としよう!』
エルフの長老の言葉に、カネミツはホッと胸を撫で下ろした。
だが無罪と言われても、その罪状は『迷いの森で焚き火をした』という、言い掛かりとしか思えないシロモノだったので、シズハとクニトキはかなり不満げな顔をしている。
そもそも、魔物の出る森で焚き火もせずに一夜を過ごせとは、いくら何でも無理があるだろう。
『ユピテルよ。お前の罪は今宵に明らかになるだろう。……牢へ連れてゆけ』
『おい! こっちに来るんだ!』
『痛いっ。やめてくれようっ』
大人達がユピテルのロープを乱暴に引いて、村外れの牢獄へと向かっていく姿に、カネミツは怪訝な顔で村長に目を向けた。
「彼をどうするつもりだい?」
『部外者は口出しをしないでもらおう。我が村の掟に従って刑を執行するのみである』
カネミツの問いかけに対し、返された答えはあまりにも冷淡なものだった。
今にも暴れ出しそうな仲間達をなだめつつ、カネミツはやれやれと苦笑しながらエルフの長老に再び話しかけた。
「それは申し訳ない。ところで、こんな遅くに村を出ると僕達人間は再び森で火を炊く事になってしまうんだ。また捕まるのは勘弁願いたいし、宿を借りる事は出来ないかな」
『……良いだろう、今回の礼も兼ねてお前達に宿を提供しよう。だが、決して外に出る事は許さぬぞ』
「んー、宿の為だものね」
カネミツは胡散臭い笑みを浮かべると、仲間達と共にエルフの女に連れられて行った。
そしてやってきた場所は、村の入り口近くにある掘っ建て小屋だった。
「おや、今度は牢屋じゃないんだね」
『貴方達は客人なのですから、そんな無礼な事は出来ませんよ』
「客人に向かって外に出るなというのも十分無礼だと思うんだけどね。人族には理解出来ない文化だ」
笑顔のまま凄まじい皮肉を吐きかけるカネミツに、エルフの女はキッと彼を睨みながらドアを叩きつけるように強く閉めて去っていった。
「ふぅ、ちょっと言い過ぎたかな?」
「勇者様は何も悪くないですよっ!」
「むしろ、これで思う存分にやれるでござるよ」
二人の言葉にカネミツは少し嬉しく思いつつ、先程閉められたドアに手を伸ばすと、予想通り外から施錠されていた。
勢いをつけて体当たりをしてみたものの、肩がぶつかると同時に虹色の光が散るのが見える事から、何らかの魔力防壁になっているのは間違いなさそうだ。
「案の定、ここは小屋に見せかけているだけで、牢獄と何ら違いないね。僕達に処刑の様子を見られるのがよっぽどマズいんだろう」
「やっぱり、例のシーフ達の言っていた事は本当って事ですか勇者様?」
「我ら、危うく正義の道を踏み外すところでござったな……」
カネミツは苦笑しながら頷くと、部屋の奥にある木製の椅子に腰掛けた。
彼らは一昨日にも檻に閉じこめられたばかりだったが、前回とは違って安心した様子で窓の外を眺めている。
しばらくすると、窓の向こうの森の中から見知った顔がひょっこりと現れた。
「さて、今日は長い夜になりそうだね」
外に立った青年はガラス窓に向けて両手を広げると、小声で呟いた。
「アンロック」
カネミツは窓を開け、カナタと名乗ったシーフに向かって爽やかな笑顔を向けた。
「それじゃ、真実を自らの目で見定めるとしようか」
「ああ、いっちょ頑張ろうぜ」
――この瞬間、かつて違えた道が今再び交わった!
0
あなたにおすすめの小説
出戻り勇者は自重しない ~異世界に行ったら帰って来てからが本番だよね~
TB
ファンタジー
中2の夏休み、異世界召喚に巻き込まれた俺は14年の歳月を費やして魔王を倒した。討伐報酬で元の世界に戻った俺は、異世界召喚をされた瞬間に戻れた。28歳の意識と異世界能力で、失われた青春を取り戻すぜ!
東京五輪応援します!
色々な国やスポーツ、競技会など登場しますが、どんなに似てる感じがしても、あくまでも架空の設定でご都合主義の塊です!だってファンタジーですから!!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる