瓶怪人

ヒナタウヲ

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4 せっかち

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 お話を続けようと思いましたが、この怪談噺を続ける上で「説明」が必要な事が出来ました。

 もしかしたらこれから話の先でも、所々で突如、このように必要性が出てきましても、どうかご勘弁ください。
 
 と、言うのは何より「私」自身が、語り部だというのに、話下手なのでございます。
 いかんともしがたく、どうしても話の結論を急ぐ、せっかち屋の性格類たぐいなのです。

 なんとも恥ずかしくて汗をかいてしまいますが、どうかそんな語り部のお話をお聞きになられる方々には大変申し訳ないのですが、何処かこの語り部に対して余裕というか、そうした御心持ちでいらっしゃいますよう、ご容赦下さい。

 では、その説明と申しますのは、既にお聞きになられた「蟻食荘」のことです。
 
 それを少し説明することは、きっと傀儡駱駝を理解する上で御役に立つことで、ございますので、今からその「蟻食荘」について、その由緒をお話し致します。




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