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1.蒼色の影
6話 種
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文月「やばい…やヴぁい!!」
必死で教室に戻る。廊下は走るななんて知らん
急いで治療魔法で使う予定のパペットを探す
あれ?ここだったか?
パペットは意外にも、バッグの横ポケットに入っていた。
自分の記憶と照らし合わせをしても、ここに入れた覚えはない。
文月「うーん…」
時計「カチッ…カチッ…」
文月「うわああ!!やっべぇ!!」
廊下を駆け抜ける。天馬のように
急がなきゃ!
あと少し、
会議室を抜ければ…!
「厄災は見つけなければいけない!!」
…なんだ?
「だが、そいつだってきっと、産まれて厄災として生きていたことになる!」
「それがなんだ!もし3年生だったら、学校を思う気持ちが、厄災になるぞ!今年処分できなかったら、それこそこの学校のメンツも丸潰れだ!」
「だからって何も処分だなんて…その生徒だって他の子と変わりないはずだわ!」
なんだなんだ…?
「蒼炎刀の魔導士、か…別の場所には無理か?」
「無理だよ無理無理!魔導を知ったら全部無理に決まってる!」
蒼炎…処分…?
「探すと言っても、尻尾を出さないじゃないか」
「いーや、きっとそいつはどこかにいる!見つけ次第、もしかしたら殺すしか…」
殺す…!?
見つけ次第、殺す…!?
先生達は何を…言ってるんだ…!?
そんなこんなで、俺は治療魔法の先生に大目玉を喰らいながらも、この事で頭がいっぱいだった。
文月「なぁ、魔導士っているじゃん?」
入山「あら、呼んだ?私は風魔法の適正が異常値をたたき出しちゃって、風魔導女の認定を貰ったよ」
入山が鼻高々に話す…ぬぐぐ。
硬縄「突然どうしたの?」
文月「いやさ、蒼炎の魔導士なんてうちの学校に居るのかな、なんて」
硬縄「ふーん…ありえないよ…?」
文月「ありえない?」
硬縄「そう、蒼炎なんてものは古代の魔導だよ。だから、現代に居るはずは無いよ。」
そんな、ついさっき聞いたはずだ…
文月「そ、それで、蒼炎の魔導は、厄災をもたらすのか?」
硬縄「うん、そうだよ。私はこういうのが好きでよく調べてるけど、攻ちゃんも興味あるんだね」
入山「どうせ、テレビの一つ覚えじゃないの?」
文月「……」
入山「蒼炎、本当は蒼炎刀と呼ばれる古代魔導は、魔導士本人を強く蝕む上、周囲に厄災をもたらす」
文月「よく知ってるな…」
入山「まぁ、私もこういうの好きだしね…」
文月「なぁ、もしもさっきの、蒼炎刀がうちのクラスに居たら、どうする?」
入山「もしも?…そうねぇ…」
硬縄「私は友達になりたいな。厄災とかは怖いけど、蒼炎の魔導を見てみたい」
入山「それな」
文月「実はな…さっき聞いちゃったんだ、蒼炎刀がこの学校に居る事を…」
入山・硬縄「ええぇっっ!?」
必死で教室に戻る。廊下は走るななんて知らん
急いで治療魔法で使う予定のパペットを探す
あれ?ここだったか?
パペットは意外にも、バッグの横ポケットに入っていた。
自分の記憶と照らし合わせをしても、ここに入れた覚えはない。
文月「うーん…」
時計「カチッ…カチッ…」
文月「うわああ!!やっべぇ!!」
廊下を駆け抜ける。天馬のように
急がなきゃ!
あと少し、
会議室を抜ければ…!
「厄災は見つけなければいけない!!」
…なんだ?
「だが、そいつだってきっと、産まれて厄災として生きていたことになる!」
「それがなんだ!もし3年生だったら、学校を思う気持ちが、厄災になるぞ!今年処分できなかったら、それこそこの学校のメンツも丸潰れだ!」
「だからって何も処分だなんて…その生徒だって他の子と変わりないはずだわ!」
なんだなんだ…?
「蒼炎刀の魔導士、か…別の場所には無理か?」
「無理だよ無理無理!魔導を知ったら全部無理に決まってる!」
蒼炎…処分…?
「探すと言っても、尻尾を出さないじゃないか」
「いーや、きっとそいつはどこかにいる!見つけ次第、もしかしたら殺すしか…」
殺す…!?
見つけ次第、殺す…!?
先生達は何を…言ってるんだ…!?
そんなこんなで、俺は治療魔法の先生に大目玉を喰らいながらも、この事で頭がいっぱいだった。
文月「なぁ、魔導士っているじゃん?」
入山「あら、呼んだ?私は風魔法の適正が異常値をたたき出しちゃって、風魔導女の認定を貰ったよ」
入山が鼻高々に話す…ぬぐぐ。
硬縄「突然どうしたの?」
文月「いやさ、蒼炎の魔導士なんてうちの学校に居るのかな、なんて」
硬縄「ふーん…ありえないよ…?」
文月「ありえない?」
硬縄「そう、蒼炎なんてものは古代の魔導だよ。だから、現代に居るはずは無いよ。」
そんな、ついさっき聞いたはずだ…
文月「そ、それで、蒼炎の魔導は、厄災をもたらすのか?」
硬縄「うん、そうだよ。私はこういうのが好きでよく調べてるけど、攻ちゃんも興味あるんだね」
入山「どうせ、テレビの一つ覚えじゃないの?」
文月「……」
入山「蒼炎、本当は蒼炎刀と呼ばれる古代魔導は、魔導士本人を強く蝕む上、周囲に厄災をもたらす」
文月「よく知ってるな…」
入山「まぁ、私もこういうの好きだしね…」
文月「なぁ、もしもさっきの、蒼炎刀がうちのクラスに居たら、どうする?」
入山「もしも?…そうねぇ…」
硬縄「私は友達になりたいな。厄災とかは怖いけど、蒼炎の魔導を見てみたい」
入山「それな」
文月「実はな…さっき聞いちゃったんだ、蒼炎刀がこの学校に居る事を…」
入山・硬縄「ええぇっっ!?」
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