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本編
1 推しメンを発見!
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あるところに一人の腐男子がいた。
彼の大学生活は充実しているように思えたが、彼曰く、
圧倒的に萌えが足りないいいいぃぃぃ!!!!
だそうだ。
そんな彼の生活はあるサークルの参加によって劇的な変化を遂げようとしている。
この物語はある腐男子がサークルに参加し、仲間を手に入れ、その仲間の助けを受けつつイベント中に妄想を爆発させて、ただただ悶えているという話である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大学に入学して2年が経った。
これまで充実した学生生活を送って来たと思う。
思うが...
圧倒的に萌えが足りないいいいぃぃぃ!!!!
俺はある特殊な秘密を抱えている...
それは、俺が "腐男子" であるということだ。
腐男子っていうのは簡単に説明すると男同士の絡み?恋愛?とかを見るのが好きな男子のことかなー
まぁそんな秘密をここまでひた隠しにしてきた俺は、圧倒的な萌え不足に死にかけている...
なぜ隠してしまったんだ!過去の自分!!
いやーまぁ、オープン過ぎたらそれはそれで友達が離れていきそうだから言えなかったって言うのもあるけどさー
かと言って、今さら暴露もできねー
そんなこんなで悶々とした日々を送っています。はい。
だがしかし、友達に誘われて入ったサークルで俺はオアシスを見つけてしまった...
うわ、うわ、これは絶対的な推しメンじゃないですか!?
そこには俺の好みドンピシャなやつがいた。
...ちょっと待って!?俺はそっちじゃないからね!
完全に見る専であって、当事者になる気はないから!
ただ単に俺の好きな容姿ってだけで恋愛にはならないから!!
本当に、好きなアニメのキャラが出てきたって感じのなんかそういうあれだから!
...うん、意味わからんな。
まぁそんなわけで俺はかつてないほどの推しメンを発見してしまったんだ!
そいつは男子の平均より少し小柄で、眼鏡をかけているその顔は柔和だが賢そうな印象であった。あまり口数は多くないが、キョトンとした様子や微笑んでいる様子はとても可愛らしかった。
うん、本当に可愛いな。なんかこう庇護欲をそそるというか...
男なのにそんなこと思われてるとか嫌かもしれないけど、本当に容姿は女の子とは全然違うのに、ただ雰囲気とかそいうのがひたすら可愛いんだよなー
って何を語ってしまっているんだ俺は!
こんなことをしている場合じゃない!
名前を聞かねば!!情報収集大事!
「あのさ俺、鈴木 明人(すずき あきと)って言うんだ!これから入部するからよろしく。」
「そうなんだ!僕は猫宮 悠人(ねこみや ゆうと)、よろしくね。」
うわ、やべぇ...何、最後のニコって!!
可愛すぎかよ!?ムリムリムリムリ、直視できない!!
あー本当に推し最高...
というか声すら好き...何この落ち着く声?
全体から癒しオーラ出すぎでしょ!?
あー神様ありがとうございます!!こんな、こんなにも好みドンピシャなやつに会わせてもらえて最高です!!!!
と、心の中で狂喜乱舞していると心配そうに猫宮くんが声をかけてきた。
「あの、鈴木くん大丈夫?」
「え?あ、うん、大丈夫デス...」
あぶねーあとちょっとで叫びそうだったわ...
「それならいいんだけど...」
「おーい!ねこー俺のことも紹介させてくれよー」
「?あ、ごめん。そうだね。」
「って反応薄!まぁいっか。それがねこだもんなー」
誰だこいつ?
彼の大学生活は充実しているように思えたが、彼曰く、
圧倒的に萌えが足りないいいいぃぃぃ!!!!
だそうだ。
そんな彼の生活はあるサークルの参加によって劇的な変化を遂げようとしている。
この物語はある腐男子がサークルに参加し、仲間を手に入れ、その仲間の助けを受けつつイベント中に妄想を爆発させて、ただただ悶えているという話である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大学に入学して2年が経った。
これまで充実した学生生活を送って来たと思う。
思うが...
圧倒的に萌えが足りないいいいぃぃぃ!!!!
俺はある特殊な秘密を抱えている...
それは、俺が "腐男子" であるということだ。
腐男子っていうのは簡単に説明すると男同士の絡み?恋愛?とかを見るのが好きな男子のことかなー
まぁそんな秘密をここまでひた隠しにしてきた俺は、圧倒的な萌え不足に死にかけている...
なぜ隠してしまったんだ!過去の自分!!
いやーまぁ、オープン過ぎたらそれはそれで友達が離れていきそうだから言えなかったって言うのもあるけどさー
かと言って、今さら暴露もできねー
そんなこんなで悶々とした日々を送っています。はい。
だがしかし、友達に誘われて入ったサークルで俺はオアシスを見つけてしまった...
うわ、うわ、これは絶対的な推しメンじゃないですか!?
そこには俺の好みドンピシャなやつがいた。
...ちょっと待って!?俺はそっちじゃないからね!
完全に見る専であって、当事者になる気はないから!
ただ単に俺の好きな容姿ってだけで恋愛にはならないから!!
本当に、好きなアニメのキャラが出てきたって感じのなんかそういうあれだから!
...うん、意味わからんな。
まぁそんなわけで俺はかつてないほどの推しメンを発見してしまったんだ!
そいつは男子の平均より少し小柄で、眼鏡をかけているその顔は柔和だが賢そうな印象であった。あまり口数は多くないが、キョトンとした様子や微笑んでいる様子はとても可愛らしかった。
うん、本当に可愛いな。なんかこう庇護欲をそそるというか...
男なのにそんなこと思われてるとか嫌かもしれないけど、本当に容姿は女の子とは全然違うのに、ただ雰囲気とかそいうのがひたすら可愛いんだよなー
って何を語ってしまっているんだ俺は!
こんなことをしている場合じゃない!
名前を聞かねば!!情報収集大事!
「あのさ俺、鈴木 明人(すずき あきと)って言うんだ!これから入部するからよろしく。」
「そうなんだ!僕は猫宮 悠人(ねこみや ゆうと)、よろしくね。」
うわ、やべぇ...何、最後のニコって!!
可愛すぎかよ!?ムリムリムリムリ、直視できない!!
あー本当に推し最高...
というか声すら好き...何この落ち着く声?
全体から癒しオーラ出すぎでしょ!?
あー神様ありがとうございます!!こんな、こんなにも好みドンピシャなやつに会わせてもらえて最高です!!!!
と、心の中で狂喜乱舞していると心配そうに猫宮くんが声をかけてきた。
「あの、鈴木くん大丈夫?」
「え?あ、うん、大丈夫デス...」
あぶねーあとちょっとで叫びそうだったわ...
「それならいいんだけど...」
「おーい!ねこー俺のことも紹介させてくれよー」
「?あ、ごめん。そうだね。」
「って反応薄!まぁいっか。それがねこだもんなー」
誰だこいつ?
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