ある腐男子の妄想

佐野 臣

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本編

8 大学祭が始まった!

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すでにお客さんがちらほらいる中、俺は実験の準備をしていた。

その準備の最中に、はっしーが遅れてやって来た。

「おはようございま~す。」
「おはよ~じゃなくて!お前、なんで全体メールに遅刻連絡しなかったんだよ!自分から言ったくせに!」
「やっぱり?言われると思った~いや~まぁ始まるまでには来れたんだしよくね?」
「よくない!て、こんなこと話してる場合じゃない!早く荷物置いて戻って来いよ!」
「了解~」

亮くんとはっしーの会話を聞きつつ、俺は頭の中でこの二人のカプも可能性あるな~なんて考えていた。

いや、でもやっぱり、ねこくん推しだし譲れない!
ねこくん、彼氏が取られちゃうよ~
早く来てー!(勝手に彼氏って捏造しちゃった(テヘ))
て、そんなこと考えている場合じゃない!
もうすぐ始まるんだった!

「全員、集合!」

先輩からの掛け声に皆集まり、ちょっとした説明や注意事などを聞き、いよいよ大学祭が始まった。

大学祭が始まると、続々とお客さんがやって来た。親子連れや年配の方など様々な人が来て実験ブースはとても盛り上がっていた。しかし...

やばい、人が多すぎる!というか全然回せない!しゃがみ姿勢がきつい!

いろいろ辛いことが頭の中を駆け巡っていく。特に不満なことを言うと、ネタがない!
ねこくんがいないせいで、萌えが足りない!
はっしーと亮くんの絡みすらないし...
そもそも周りを観察する時間が極端にない!
あ~~~~もうムリ...
でも、あと少しでお昼休憩だ!もしかしたらこれからねこくんが来るかもしれないんだ!
頑張れ、自分!

しばらくして、先輩からのお昼休憩に入ってくださいという言葉がかけられ、俺はすぐに休憩室へと向かった。

「あー疲れた!もうムリ~辛い~」
「バイト並みにキツイよ...」
「え~もう時給出してくれ!少し安くてもいいからさ~」
「それな!」

休憩室でそれぞれ集まりながらご飯を食べていた。
俺は例の腐女子と少し雑談をしていると、はっしーが少し大きな声で話しかけてきた。

「なぁ、そういえばねこってまだ来てないよな~?あいつ、ラグビーの試合と被らなかったら来るって言ってたけど、今日、被ってないのになんで来てないんだよ~!」

あ、はっしーよりラグビーの試合優先なのか...はっしー負けたな...ドンマイ!
えーでも連絡はしてたのかな?内容は絶対違うだろうけど、ほぼニアピンじゃね?
あーヤバイ、萌えるな~はっしー情報提供ありがとう!

というか、ねこくんラグビーの試合見るのか~ちょっと意外だな!
そして、はっしーと一緒にスポーツ観戦なんてしちゃって!
...やばいな、ちょっと暴走してきた...
一旦、落ち着こう。

「でも、前に遊びに来る?って聞いたら、う~んって言ってたよ?」
「あ~それは微妙だな...え~ねこ来ないのかよー!」

ちょっと待ってはっしー。何その反応!?
え、そんなに残念ですか!?
きっと他の人ならそんな反応しないんですよね!!わかります!(←何がwww?)

もう、爆死させる気かよ...あ~ヤバイ。こんなところで萌えが降ってくるとは思わんかった。
はぁ~~~やっぱり、最推し固定だな...
でも、これで昼からねこくんが来たら最高だよな~残念からの来ちゃった!とか。
.........控えめに言って死ぬわ。
一気に萌えメーターが上がるわ!

いや、もう今の妄想だけであとの後半戦生きれる。うん、後半戦頑張ろう...
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