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本編
12 はっしー、もっと観察力鍛えとけ!
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今回、早めの妄想ターンです!
でも、はっしーsideはないです...すみません。
どうか、どうかご勘弁下さいいいいぃぃぃ!!
では、本編へどうぞ!↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いや~もう最推しカプが揃ってるってだけで最高なんだけど、欲を言えば絡みをもっと見たいわけですよ!
なのに、なのに...
なんで違う男子と絡んでるのおおおおぉぉぉぉぉ!!!!
ねこくんがイベントに参加し始めてから少し時間が経ったが、あれからはっしーとねこくんの絡みは全然見られていない。
まぁ、はっしーの担当している実験は簡単だからその分お客さん回されるし、子供たちにも人気あるから忙しいのはわかるんですよ?
でもさ~さすがに放置しすぎじゃない?
そんなことだから、ねこくんが違う男子と話すなんていう状況になっちゃうんだよ~!
何してんだよ、はっしー!俺の萌えを奪ってんじゃねーーー!!!(←ただの八つ当たり)
それにしてもねこくんずっと男子と喋ってるな~
あ、でも楽しそうというかもう本当に微笑ましいわ~癒される~
なに話してるんだろう?ずっとはっしーの方、向いてるけど…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ねこくんside
参加し始めてから少し時間が経ったが、僕は急遽参加しているため特にやることもなく、ただ皆の様子を静かに見ていた。
そんな僕に少しやることが無くなったのか、よく一緒にいる男子が話しかけてきた。
「おう、ねこ。参加の予定なかったのに来たんだな。」
「うん、まぁ暇だったからね。」
「あぁ~そうか。こっちは午前中すごく人が来て忙しかったよ。今は少し落ち着いたけど。」
「あ、そうなんだ。」
「そうそう、あのボードにお客さんの人数を書いてるんだよ。」
僕は彼が指した方向へと目を向けて、その人数を確認するとかなり多くて、驚いた。
だけど、そのボードの前で発表を行っている人物にすぐ目が行ってしまった。
はっしーすごく子供に囲まれてる...楽しそうに話してるな...
僕はその光景を見て微笑ましく思った。
「はっしーすごく子供に囲まれてるな~あんなに囲まれてたら僕には発表できないな。あ、でもねこならできそうだな~」
彼も同じようにはっしーを見ていたらしくそう呟いてきた。
その言葉に僕は苦笑いしながら答えた。
「いや、僕にも無理だよ。すごいよね、あんなに囲まれてても発表できるって。」
「確かにすごいな。いや~はっしーは良いお父さんになりそうだよな~」
「あ、うん...そうだね。」
そのとき、少し胸の奥が痛んだ気がした。
確かに良いお父さんになりそう。
子供たちの扱いも上手くて、明るく笑いあってるし...
いつか、はっしーに好きな人ができて、結婚して、子供とかできて、お父さんになっていくんだよね...
当たり前のことなのになんでこんなにも胸の奥が痛むんだろう...
僕はその痛みに気づかないふりをして、それから他愛もない話を続けた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんて、少しねこくんの中で一悶着あってもいいな~
でも本当に子供に囲まれすぎだろ!よく発表できるな~
でも、そんなはっしーを見て、ねこくんと結ばれる先にはない未来へのジレンマみたいな?
まぁ大体のカプが通る子供問題みたいな?
そんなのがこんなときにきっと起こるんですよね~
そこで大体攻めが、それでもお前と結ばれることが一番の幸せだ!みたいなことを言ってハッピーエンドだったりするんですよね~
はぁ、まぁそもそも俺がそんな風に見ているだけで最推しカプが付き合ってるわけじゃないから期待なんてしてないんですけど...
それにもし現実にあっても、はっしーとか気づかなさそうだからな~
どのみち期待できないわ~
はっしー、もっと観察力鍛えとけ!
(↑どんどん辛辣になっていくwww)
でも、はっしーsideはないです...すみません。
どうか、どうかご勘弁下さいいいいぃぃぃ!!
では、本編へどうぞ!↓
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いや~もう最推しカプが揃ってるってだけで最高なんだけど、欲を言えば絡みをもっと見たいわけですよ!
なのに、なのに...
なんで違う男子と絡んでるのおおおおぉぉぉぉぉ!!!!
ねこくんがイベントに参加し始めてから少し時間が経ったが、あれからはっしーとねこくんの絡みは全然見られていない。
まぁ、はっしーの担当している実験は簡単だからその分お客さん回されるし、子供たちにも人気あるから忙しいのはわかるんですよ?
でもさ~さすがに放置しすぎじゃない?
そんなことだから、ねこくんが違う男子と話すなんていう状況になっちゃうんだよ~!
何してんだよ、はっしー!俺の萌えを奪ってんじゃねーーー!!!(←ただの八つ当たり)
それにしてもねこくんずっと男子と喋ってるな~
あ、でも楽しそうというかもう本当に微笑ましいわ~癒される~
なに話してるんだろう?ずっとはっしーの方、向いてるけど…
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ねこくんside
参加し始めてから少し時間が経ったが、僕は急遽参加しているため特にやることもなく、ただ皆の様子を静かに見ていた。
そんな僕に少しやることが無くなったのか、よく一緒にいる男子が話しかけてきた。
「おう、ねこ。参加の予定なかったのに来たんだな。」
「うん、まぁ暇だったからね。」
「あぁ~そうか。こっちは午前中すごく人が来て忙しかったよ。今は少し落ち着いたけど。」
「あ、そうなんだ。」
「そうそう、あのボードにお客さんの人数を書いてるんだよ。」
僕は彼が指した方向へと目を向けて、その人数を確認するとかなり多くて、驚いた。
だけど、そのボードの前で発表を行っている人物にすぐ目が行ってしまった。
はっしーすごく子供に囲まれてる...楽しそうに話してるな...
僕はその光景を見て微笑ましく思った。
「はっしーすごく子供に囲まれてるな~あんなに囲まれてたら僕には発表できないな。あ、でもねこならできそうだな~」
彼も同じようにはっしーを見ていたらしくそう呟いてきた。
その言葉に僕は苦笑いしながら答えた。
「いや、僕にも無理だよ。すごいよね、あんなに囲まれてても発表できるって。」
「確かにすごいな。いや~はっしーは良いお父さんになりそうだよな~」
「あ、うん...そうだね。」
そのとき、少し胸の奥が痛んだ気がした。
確かに良いお父さんになりそう。
子供たちの扱いも上手くて、明るく笑いあってるし...
いつか、はっしーに好きな人ができて、結婚して、子供とかできて、お父さんになっていくんだよね...
当たり前のことなのになんでこんなにも胸の奥が痛むんだろう...
僕はその痛みに気づかないふりをして、それから他愛もない話を続けた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんて、少しねこくんの中で一悶着あってもいいな~
でも本当に子供に囲まれすぎだろ!よく発表できるな~
でも、そんなはっしーを見て、ねこくんと結ばれる先にはない未来へのジレンマみたいな?
まぁ大体のカプが通る子供問題みたいな?
そんなのがこんなときにきっと起こるんですよね~
そこで大体攻めが、それでもお前と結ばれることが一番の幸せだ!みたいなことを言ってハッピーエンドだったりするんですよね~
はぁ、まぁそもそも俺がそんな風に見ているだけで最推しカプが付き合ってるわけじゃないから期待なんてしてないんですけど...
それにもし現実にあっても、はっしーとか気づかなさそうだからな~
どのみち期待できないわ~
はっしー、もっと観察力鍛えとけ!
(↑どんどん辛辣になっていくwww)
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