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第三章
再スタート
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ケルヴィンを下すことも出来ず、馬は軽やかに進んで行く。
さすがケルヴィン、騎士の時代、遠征へよく出ていたと聞いたことがある。
安定した手綱さばきで、私にあまり負荷がかからないよう気を配っているのがわかった。
街を抜け、山道へ入ると、人の姿が消え、自然の音が耳にとどく。
虫の鳴き声、動物の声、風の囁き、鳥のさえずり。
今のところ追っては来ていない、もしかしたらケルヴィンがすでに手を回しているのかもしれない。
彼を巻き込んでしまって申し訳ない気持ちを感じる中、頭上から彼の息遣いが耳にとどく。
「ケル……本当によかったの?」
そう問いかけてみると、彼は馬の速度を緩めた。
「はい。ところでとりあえず街を抜けましたが、行先は決まっておられるのでしょうか?もしなければ……」
「いいえ、行先は決まっているわ。隣町を過ぎた先に見える、大きな山の麓へ向かってほしいの」
彼はわかりましたと頷くと、手綱を固く握りしめた。
行く場所は昔お婆様とお爺様が暮らしていた別荘。
数年前二人が亡くなってから、今は誰も住んでいない。
人里離れた山の深くに暮らしていたため、手入れはされていないだろう。
寧ろ誰もあの場所を覚えていないかもしれない。
あれはケルヴィンが来る前……母が幼い私を連れていった。
妹はまだ小さくて、家でお留守番。
母方の両親が、貴族社会から離れ、静かな生活が送りたいと、この場所を作ったのだとか。
行ったのは一度っきり。
だけど私ははっきりと覚えていた。
のびのびと暮らす二人の姿はとても幸せそうで。
けれど母はそんな二人に納得してなかった。
お婆様とお爺様を説得し、王都に戻ってきてほしいと望んでいた。
けれど二人は母の望みをきくことなく、生涯を終えた。
母は生粋の貴族生まれ、都会から離れたその場所は不便で自給自足。
執事やメイドもいない、まるで平民のような質素な暮らし。
それが母にとって貴族としてあり得ないと、嫌悪し自分の親の死に目を見ることもなかった。
その場所へ行くには、馬車ではひと月以上かかってしまう。
乗馬なら急げば2週間ほどでつくはずだわ。
あの場所を母はきっと忘れているわよね、いえ記憶から消し去っているかもしれない。
道中野宿も覚悟のうえだったが、ケルヴィンはそれを許さなかった。
お嬢様に野宿をさせるなんてありえないと、何度説得してもダメだったわ。
暗くなる前に民宿に泊まって、朝早くに出発する、それの繰り返し。
食事も落ち着いて取れるようにと、わざわざ店へ入って食事をとるのよね。
行儀は悪いだろうが、簡易なパンを食べながら進むことだって考えていたわ。
だけど……ケルヴィンがね……。
そして追ってもなく危険もなく、むしろ快適な旅は進み、あっという間に隣町へ到着した。
そのまま隣町を抜け、人里離れた森林を進み、ようやく山の麓へ到着する。
足場が悪いため馬を降りゆっくりと川沿いを登っていくと、その先に懐かしい屋敷が目に映った。
屋敷ほどの大きさではないが、平民の家よりは大きな家。
しかし庭はひどく荒れ、屋敷には蔦が絡みついていた。
私は半分開いたままになっていた鉄製の門を開くと、中へと足を踏み出した。
雑草が生え通路を塞ぎとても歩きづらい。
高々と育った草木をかき分けようとすると、ケルヴィンがすかさず私の前を歩き始めた。
軽々と雑草をなぎ倒し道を作っていくと、その先に木製の扉が目に映る。
長年手入れされておらず、ヒビが入り木が腐っているのがわかる。
私は埃を軽く払うと、ゆっくりとドアを押した。
ガチャと音と共に扉が開くと、ギギギッと鈍い音を立てながら開いていく。
薄暗い屋敷の中はひどく埃っぽく、今すぐに人が住める状態ではない。
「ここがお嬢様の言っていた別荘ですか……。とりあえず今日は街へ戻って掃除道具なり修理道具をそろえましょうか。宿屋も用意しておきます」
ケルヴィンはそう言いながらスタスタと私を追い越していくと、あちらこちらのドアと窓を開け放っていく。
部屋の中に外の新鮮な空気が流れ込むと、部屋に光が差し込んだ。
「お嬢様は少し間外でお待ち……」
「いえ、私もやるわ!ちゃんとやらせてほしいの!それにもうお嬢様ではないわ……。自分の事は自分でしていくつもりよ」
そう必死に説得すると、ケルヴィンは渋々といった様子で了承してくれた。
簡易な片付けをし、必要な物を書き出すと、私たちは一度街へと戻る。
そこから大忙しだ、暫くは屋敷の掃除に、生活出来るよう家具の調達。
ケルヴィンが主導になって動いてくれるのだが……私がやろうとするとすぐにストップがかかる。
何をするのかと問われ、危ない作業だと判断すれば、させてもらえない。
掃除は手伝わせてくれるんだけどね……。
ドアの修繕や灯りの取り付け、家具の設置、屋根の修理を行う彼を箒を持って眺める毎日。
何だか以前にも増して、過保護になった気がするわ。
甘やかされているというか……なんといえばいいのかしら……?
ここから街までは馬で一時間ほど、王都とよりも小さな町。
農業や林業が盛んで、暮らしている人々は穏やかな表情をしていた。
もちろんここを治める貴族がいるだろう。
また時間を見て挨拶にいかなければいけないわね。
そして慌ただしくあっという間に時間がすぎ、屋敷の修繕が完了すると、なんだかワクワクしてくる。
ここから再スタート、どんな未来が待っているのかしら。
希望を胸に、綺麗になった屋敷を見上げると、窓からケルヴィンがこちらに手を振っていた。
その姿に自然と笑みがこぼれ落ちると、私は庭の手入れを始めるのだった。
いくつか持ってきた本を取り出し、植物の育て方を勉強する。
種は街で仕入れた物、まぁでも、まずは雑草を抜くところからかしらね。
荒れ果てた庭を前に私は袖をまくり上げると、せっせと草を引き抜いていった。
さすがケルヴィン、騎士の時代、遠征へよく出ていたと聞いたことがある。
安定した手綱さばきで、私にあまり負荷がかからないよう気を配っているのがわかった。
街を抜け、山道へ入ると、人の姿が消え、自然の音が耳にとどく。
虫の鳴き声、動物の声、風の囁き、鳥のさえずり。
今のところ追っては来ていない、もしかしたらケルヴィンがすでに手を回しているのかもしれない。
彼を巻き込んでしまって申し訳ない気持ちを感じる中、頭上から彼の息遣いが耳にとどく。
「ケル……本当によかったの?」
そう問いかけてみると、彼は馬の速度を緩めた。
「はい。ところでとりあえず街を抜けましたが、行先は決まっておられるのでしょうか?もしなければ……」
「いいえ、行先は決まっているわ。隣町を過ぎた先に見える、大きな山の麓へ向かってほしいの」
彼はわかりましたと頷くと、手綱を固く握りしめた。
行く場所は昔お婆様とお爺様が暮らしていた別荘。
数年前二人が亡くなってから、今は誰も住んでいない。
人里離れた山の深くに暮らしていたため、手入れはされていないだろう。
寧ろ誰もあの場所を覚えていないかもしれない。
あれはケルヴィンが来る前……母が幼い私を連れていった。
妹はまだ小さくて、家でお留守番。
母方の両親が、貴族社会から離れ、静かな生活が送りたいと、この場所を作ったのだとか。
行ったのは一度っきり。
だけど私ははっきりと覚えていた。
のびのびと暮らす二人の姿はとても幸せそうで。
けれど母はそんな二人に納得してなかった。
お婆様とお爺様を説得し、王都に戻ってきてほしいと望んでいた。
けれど二人は母の望みをきくことなく、生涯を終えた。
母は生粋の貴族生まれ、都会から離れたその場所は不便で自給自足。
執事やメイドもいない、まるで平民のような質素な暮らし。
それが母にとって貴族としてあり得ないと、嫌悪し自分の親の死に目を見ることもなかった。
その場所へ行くには、馬車ではひと月以上かかってしまう。
乗馬なら急げば2週間ほどでつくはずだわ。
あの場所を母はきっと忘れているわよね、いえ記憶から消し去っているかもしれない。
道中野宿も覚悟のうえだったが、ケルヴィンはそれを許さなかった。
お嬢様に野宿をさせるなんてありえないと、何度説得してもダメだったわ。
暗くなる前に民宿に泊まって、朝早くに出発する、それの繰り返し。
食事も落ち着いて取れるようにと、わざわざ店へ入って食事をとるのよね。
行儀は悪いだろうが、簡易なパンを食べながら進むことだって考えていたわ。
だけど……ケルヴィンがね……。
そして追ってもなく危険もなく、むしろ快適な旅は進み、あっという間に隣町へ到着した。
そのまま隣町を抜け、人里離れた森林を進み、ようやく山の麓へ到着する。
足場が悪いため馬を降りゆっくりと川沿いを登っていくと、その先に懐かしい屋敷が目に映った。
屋敷ほどの大きさではないが、平民の家よりは大きな家。
しかし庭はひどく荒れ、屋敷には蔦が絡みついていた。
私は半分開いたままになっていた鉄製の門を開くと、中へと足を踏み出した。
雑草が生え通路を塞ぎとても歩きづらい。
高々と育った草木をかき分けようとすると、ケルヴィンがすかさず私の前を歩き始めた。
軽々と雑草をなぎ倒し道を作っていくと、その先に木製の扉が目に映る。
長年手入れされておらず、ヒビが入り木が腐っているのがわかる。
私は埃を軽く払うと、ゆっくりとドアを押した。
ガチャと音と共に扉が開くと、ギギギッと鈍い音を立てながら開いていく。
薄暗い屋敷の中はひどく埃っぽく、今すぐに人が住める状態ではない。
「ここがお嬢様の言っていた別荘ですか……。とりあえず今日は街へ戻って掃除道具なり修理道具をそろえましょうか。宿屋も用意しておきます」
ケルヴィンはそう言いながらスタスタと私を追い越していくと、あちらこちらのドアと窓を開け放っていく。
部屋の中に外の新鮮な空気が流れ込むと、部屋に光が差し込んだ。
「お嬢様は少し間外でお待ち……」
「いえ、私もやるわ!ちゃんとやらせてほしいの!それにもうお嬢様ではないわ……。自分の事は自分でしていくつもりよ」
そう必死に説得すると、ケルヴィンは渋々といった様子で了承してくれた。
簡易な片付けをし、必要な物を書き出すと、私たちは一度街へと戻る。
そこから大忙しだ、暫くは屋敷の掃除に、生活出来るよう家具の調達。
ケルヴィンが主導になって動いてくれるのだが……私がやろうとするとすぐにストップがかかる。
何をするのかと問われ、危ない作業だと判断すれば、させてもらえない。
掃除は手伝わせてくれるんだけどね……。
ドアの修繕や灯りの取り付け、家具の設置、屋根の修理を行う彼を箒を持って眺める毎日。
何だか以前にも増して、過保護になった気がするわ。
甘やかされているというか……なんといえばいいのかしら……?
ここから街までは馬で一時間ほど、王都とよりも小さな町。
農業や林業が盛んで、暮らしている人々は穏やかな表情をしていた。
もちろんここを治める貴族がいるだろう。
また時間を見て挨拶にいかなければいけないわね。
そして慌ただしくあっという間に時間がすぎ、屋敷の修繕が完了すると、なんだかワクワクしてくる。
ここから再スタート、どんな未来が待っているのかしら。
希望を胸に、綺麗になった屋敷を見上げると、窓からケルヴィンがこちらに手を振っていた。
その姿に自然と笑みがこぼれ落ちると、私は庭の手入れを始めるのだった。
いくつか持ってきた本を取り出し、植物の育て方を勉強する。
種は街で仕入れた物、まぁでも、まずは雑草を抜くところからかしらね。
荒れ果てた庭を前に私は袖をまくり上げると、せっせと草を引き抜いていった。
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