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乙女ゲームの世界
秘匿する想い(華僑視点)
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夕日が傾き、空が赤紫に染まっていく中、突然に後方からガラッと扉が開く音が響く。
誰が来たのかと徐に振り返ると、そこには先ほど渡り廊下で見た一条さんの姿があった。
「あれ華僑君、まだ残ってたんだ。そろそろ下校しないと校門が閉まっちゃうよ」
「あっ、はい。一条さんも……まだ残っていたんですね」
そんな事を口走りながらに誤魔化すような笑み浮かべると、彼女は疲れた様子で深く息を吐き出した。
「うん、担任の先生に資料の整理を頼まれちゃって……今まで手伝ってたの。今日は私が日直だったばかりに……」
「そうだったんですね。それよりもどうしてこちらへ?」
そう彼女へ問いかけてみると、ハッと何かを思い出したか……手に持っていた荷物を掲げて見せる。
「そうそう、教室へ戻るついでにって、Cクラスの先生に頼まれちゃって……。これ明日ホームルームで配る資料。えーと、ここに置いておくね」
彼女は教壇へ向かって行くと、そこにプリントを置いて見せる。
「よし、これで完了かな。華僑君も今から帰るところ?もう学校内に残っている生徒も少ないし、もしよければ一緒に帰らない?」
その誘いに間髪入れずに頷くと、彼女は嬉しそうに笑って見せた。
そうして学園を出ると、夕日は大分傾き半分ほど地平線に沈んでいた。
街灯が灯り、薄暗くなっていく道をぼんやりと照らしていく中、彼女の歩幅に合わせてゆっくりと通学路を進んで行く。
「こうやって二人で下校するのは久しぶりだねぇ。もしかして中等部以来かも」
彼女の話に笑みを浮かべ相槌を返す中、僕はどうやって話を切り出そうかと悩ませていた。
この間の話と切り出してみるべきですかね。
いやでも……。
うんうんと頭を悩ませていると、彼女の心配そうな声が耳にとどいた。
「華僑君どうしたの?大丈夫……?何だか元気がないようだけれど」
その言葉にハッと彼女へ顔を向けると、僕は思わず立ち止る。
心配そうに見上げる彼女に、大丈夫だと何とか伝えるが、気が付けば僕は彼女の腕を掴み引き留めていた。
僕は何を……いえ、次はいつ二人っきりになれるかもわからない。
言うなら今しかないですよね。
「あの一条さん……先日……話した事なんですが……その……準備室で……ッッ」
言葉を濁す僕の様子に彼女は何かを察すると、慌てた様子で首を横に振った。
「だっ、大丈夫!誰にも話してないよ。口は堅い方だからね、安心して」
「そうじゃなくて、いやいや、違うんです!あれは誤解なんです。僕は二条君の事を友人としか見てません!」
そうはっきりと告げると、彼女はキョトンとした表情で僕の顔を覗き込んだ。
「それなら何を諦められないの?」
純粋にそう問いかける彼女の姿に言葉を詰まらせる中、僕は必死に次の言葉を探していた。
あなたに抱くこの感情を……衝動を……芽生え育ってしまった自分勝手な想い……。
そんな言葉が頭に浮かぶが、僕はそれを必死に胸の奥底へと押し込めていく。
「それは……その……もう解決したんです。あの時はちょっと色々と悩んでいまして……」
何ともパッとしない言い訳に苦笑いを浮かべる中、彼女は難しい表情を見せると、悩まし気に首を傾げてみせる。
気まずい沈黙が二人を包む中、一条さんの様子を覗っていると、突然に彼女のカバンからスマホの着信音が鳴り響いた。
その音に彼女はなぜか怯えた様子で大きく肩を跳ねさせると、カバンを胸に抱き、僕から離れるように後ずさっていく。
そしてなぜか隠すようにカバンからスマホを取り出したかと思うと、画面を見つめながらほっとした表情でタップした。
「もしもし。うんうん、えーと、華僑君と帰っているところだよ。うんうん、……もうすぐ着くから。心配しすぎだよ。ふふっ」
彼女は電話を切りスマホをカバンへ片付けると、僕の隣へと戻ってくる。
「歩さんですか?」
「うん、帰りが遅くなってるから心配したみたい。ちゃんと遅くなるって連絡したんだけどね。お兄様は少し過保護すぎるところがあるから」
「ふふっ、それぐらいで丁度いいと思いますよ。一条さん何でも一人で抱え込んでしまうところがありますかね。それよりもさっき……どうしてそんなに驚いていたんですか?」
そう問いかけてみると、彼女は分かりやすく目を泳がせていた。
「えっ、あっ、着信の音量が大きすぎてビックリしちゃったんだ。はははっ、そういう事ってあるよねぇ~」
彼女は乾いた笑みを浮かべながらに歩き始めると、僕は慌てて彼女の背中を追いかける。
挙動不審な彼女の様子に、また何かを一人で抱え込んでいる事はわかった。
けれど彼女は話してはくれない事も知っています。
なら僕に出来ることは、何かが起こる前に……彼女を守る事。
立花さくらが関わっているのでしょうか。
二条君にもこの事を伝えて、彼女の見張りを強化した方がよさそうですね。
後は歩さんへも報告しておきましょう。
僕は彼女の背を眺めながらにそっとカバンからスマホを取り出すと、ポチポチと文字を打ち込んでいった。
誰が来たのかと徐に振り返ると、そこには先ほど渡り廊下で見た一条さんの姿があった。
「あれ華僑君、まだ残ってたんだ。そろそろ下校しないと校門が閉まっちゃうよ」
「あっ、はい。一条さんも……まだ残っていたんですね」
そんな事を口走りながらに誤魔化すような笑み浮かべると、彼女は疲れた様子で深く息を吐き出した。
「うん、担任の先生に資料の整理を頼まれちゃって……今まで手伝ってたの。今日は私が日直だったばかりに……」
「そうだったんですね。それよりもどうしてこちらへ?」
そう彼女へ問いかけてみると、ハッと何かを思い出したか……手に持っていた荷物を掲げて見せる。
「そうそう、教室へ戻るついでにって、Cクラスの先生に頼まれちゃって……。これ明日ホームルームで配る資料。えーと、ここに置いておくね」
彼女は教壇へ向かって行くと、そこにプリントを置いて見せる。
「よし、これで完了かな。華僑君も今から帰るところ?もう学校内に残っている生徒も少ないし、もしよければ一緒に帰らない?」
その誘いに間髪入れずに頷くと、彼女は嬉しそうに笑って見せた。
そうして学園を出ると、夕日は大分傾き半分ほど地平線に沈んでいた。
街灯が灯り、薄暗くなっていく道をぼんやりと照らしていく中、彼女の歩幅に合わせてゆっくりと通学路を進んで行く。
「こうやって二人で下校するのは久しぶりだねぇ。もしかして中等部以来かも」
彼女の話に笑みを浮かべ相槌を返す中、僕はどうやって話を切り出そうかと悩ませていた。
この間の話と切り出してみるべきですかね。
いやでも……。
うんうんと頭を悩ませていると、彼女の心配そうな声が耳にとどいた。
「華僑君どうしたの?大丈夫……?何だか元気がないようだけれど」
その言葉にハッと彼女へ顔を向けると、僕は思わず立ち止る。
心配そうに見上げる彼女に、大丈夫だと何とか伝えるが、気が付けば僕は彼女の腕を掴み引き留めていた。
僕は何を……いえ、次はいつ二人っきりになれるかもわからない。
言うなら今しかないですよね。
「あの一条さん……先日……話した事なんですが……その……準備室で……ッッ」
言葉を濁す僕の様子に彼女は何かを察すると、慌てた様子で首を横に振った。
「だっ、大丈夫!誰にも話してないよ。口は堅い方だからね、安心して」
「そうじゃなくて、いやいや、違うんです!あれは誤解なんです。僕は二条君の事を友人としか見てません!」
そうはっきりと告げると、彼女はキョトンとした表情で僕の顔を覗き込んだ。
「それなら何を諦められないの?」
純粋にそう問いかける彼女の姿に言葉を詰まらせる中、僕は必死に次の言葉を探していた。
あなたに抱くこの感情を……衝動を……芽生え育ってしまった自分勝手な想い……。
そんな言葉が頭に浮かぶが、僕はそれを必死に胸の奥底へと押し込めていく。
「それは……その……もう解決したんです。あの時はちょっと色々と悩んでいまして……」
何ともパッとしない言い訳に苦笑いを浮かべる中、彼女は難しい表情を見せると、悩まし気に首を傾げてみせる。
気まずい沈黙が二人を包む中、一条さんの様子を覗っていると、突然に彼女のカバンからスマホの着信音が鳴り響いた。
その音に彼女はなぜか怯えた様子で大きく肩を跳ねさせると、カバンを胸に抱き、僕から離れるように後ずさっていく。
そしてなぜか隠すようにカバンからスマホを取り出したかと思うと、画面を見つめながらほっとした表情でタップした。
「もしもし。うんうん、えーと、華僑君と帰っているところだよ。うんうん、……もうすぐ着くから。心配しすぎだよ。ふふっ」
彼女は電話を切りスマホをカバンへ片付けると、僕の隣へと戻ってくる。
「歩さんですか?」
「うん、帰りが遅くなってるから心配したみたい。ちゃんと遅くなるって連絡したんだけどね。お兄様は少し過保護すぎるところがあるから」
「ふふっ、それぐらいで丁度いいと思いますよ。一条さん何でも一人で抱え込んでしまうところがありますかね。それよりもさっき……どうしてそんなに驚いていたんですか?」
そう問いかけてみると、彼女は分かりやすく目を泳がせていた。
「えっ、あっ、着信の音量が大きすぎてビックリしちゃったんだ。はははっ、そういう事ってあるよねぇ~」
彼女は乾いた笑みを浮かべながらに歩き始めると、僕は慌てて彼女の背中を追いかける。
挙動不審な彼女の様子に、また何かを一人で抱え込んでいる事はわかった。
けれど彼女は話してはくれない事も知っています。
なら僕に出来ることは、何かが起こる前に……彼女を守る事。
立花さくらが関わっているのでしょうか。
二条君にもこの事を伝えて、彼女の見張りを強化した方がよさそうですね。
後は歩さんへも報告しておきましょう。
僕は彼女の背を眺めながらにそっとカバンからスマホを取り出すと、ポチポチと文字を打ち込んでいった。
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