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プロローグ
しおりを挟むあるところに大きくも小さくもないけれど、100年以上続く国があった。
決して裕福ではないその国を治めていたのはとても優秀で慈悲深い国王で国民からも厚く支持があった。
しかしながら、残念なことにその国王ははやり病で突然に亡くなってしまう。
王の死に国民は嘆き悲しんだが、さらに悲しいことに残されたのは幼い王の実の子である王女一人だけであった。
王妃はその子を産んですぐにお亡くなりになり、国王もすぐには次の后を取ることは無かったのでその王女に兄弟も家族もいない。
そのことを可哀想だと思った周囲の人達は王女が悲しまないように、好きなことを好きなだけやらせて甘やかして育てた。
そして数年後、王の位につくことの出来る10の歳になったその子は正式な女王となった。
しかし、そんな風に育ったその子は自分の思い通りに好き勝手やるようなわがまま放題の女王陛下になってしまっていたのであった。
さてさて、その国の不安な未来はどうなっていくのだろうか……
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