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案山子が絞る夢
斧を預かり、旅路を急ぐ。
『悲しい』『苦しい』なんて言う資格はないと
自分を攻め続けた木こりから、その役割を奪い取った。
その代わり、白いワイシャツとガラス玉を預けた。
降り止まない雨に濡れてしまわないように。
大切なものをもう2度と取り零してしまわないように。
「うん、知ってた」
ライオンからの錻と来たら
もう大体想像が着くというもの。
「いや、どういうこと?」
案の定、次のお客は案山子なのだけれど
何がどうしてこうなったんだろうか。
ドラゴン的なクエストの
キングサイズスライムを連想させられた。
それほど大きい頭があった。
逆さまの頭でウンウンと唸るから
何をしてるのかと問い掛けると『呼吸』と返ってきた。
もう帰って良いだろうか。
けれど帰り道など分かるはずもなく
順序立てて話を聞くことにした。
何度も同じ質問をしないと
求めている回答を得られないという
最も苦手なタイプだった。
斧なんて預かるべきではなかったと思う。
何度も振り上げそうになった。
ただ預からなければ、彼が終わらなかった。
1度終えなければ何も始まらない。始められない。
だから、この斧は俺が持つ必要があった。
でも、やっぱり俺は斧を預かるべきではなかった。
『悲しい』『苦しい』なんて言う資格はないと
自分を攻め続けた木こりから、その役割を奪い取った。
その代わり、白いワイシャツとガラス玉を預けた。
降り止まない雨に濡れてしまわないように。
大切なものをもう2度と取り零してしまわないように。
「うん、知ってた」
ライオンからの錻と来たら
もう大体想像が着くというもの。
「いや、どういうこと?」
案の定、次のお客は案山子なのだけれど
何がどうしてこうなったんだろうか。
ドラゴン的なクエストの
キングサイズスライムを連想させられた。
それほど大きい頭があった。
逆さまの頭でウンウンと唸るから
何をしてるのかと問い掛けると『呼吸』と返ってきた。
もう帰って良いだろうか。
けれど帰り道など分かるはずもなく
順序立てて話を聞くことにした。
何度も同じ質問をしないと
求めている回答を得られないという
最も苦手なタイプだった。
斧なんて預かるべきではなかったと思う。
何度も振り上げそうになった。
ただ預からなければ、彼が終わらなかった。
1度終えなければ何も始まらない。始められない。
だから、この斧は俺が持つ必要があった。
でも、やっぱり俺は斧を預かるべきではなかった。
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