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第2章 田舎者(善吉編)
第5話 湯殿での初体験(H描写あり)
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「これなら頭を洗うのは楽だねえ」
福は善吉の頭にシャボンを泡立てて乗せる。
子供の頃から五分刈りを続けてきた善吉の頭がシャボンの泡で真っ白になった。
軽く指を立ててかき混ぜるように洗うと、気持ち良さで善吉の首が竦む。
「は、はあ」
もっとも善吉は頭の気持ち良さよりも、目の前で揺れる福の乳房から目を離せなかった。
さらには立膝になった茂みから覗く割れ目も気になっており、視線を上に下にと動かした。
手ぬぐいで隠した善吉の肉棒は早くも硬くなっている。
「後で一緒に流そうか。じゃあ、次は背中ね」
福は善吉を立たせると、背中を向けるよう言って座らせた。
「まだまだ細っこいねえ。しっかりご飯を食べなきゃいけないよ」
「…はい」
首筋から肩、背中、そして尻の割れ目までしっかり手ぬぐいでこすっていく。
「さ、こっちを向いて」
「え、あ、はあ」
善吉は再び福の方を向いて座る。
もちろん股間は手ぬぐいで隠したままだ。
「さ、胸を張って」
「はあ」
福の握った手ぬぐいがあごの下から胸へ、胸から腹へと下がっていく。
「何だい、手ぬぐいを持ってたのかい?」
「あ、いや…」
福は善吉が股間を隠していた手ぬぐいを抜き取った。
「まあ!」
天井を向いた善吉の肉棒が福の目に入る。
「まあ!まあ!まあ!」
善吉はとっさに両手で隠したものの、しっかりと福の目に焼き付いた。
新しい奉公人は坊主頭の子供だと思い込んでいた福ながら、意外なところから一人前の男と知れた。
「これは…また…立派な“まら”だねえー」
「す、すみませんです!」
善吉はペコペコと頭を下げる。
しかし福は善吉の手を押しのけた。
「ほら、まらは特に大事なところだから、きれいにしないと」
何も持たない福の手が善吉の肉棒を包み込む。
シャボンの滑りが善吉にとって初めての刺激となった。
「あ、ふ、福さん」
「ほら、ほら、遠慮しないで」
福の手が何度か上下にこすれると、善吉の肉棒が大きく震える。
「出るっ!」
肉棒の先っぽから飛び出した白い粘液が、福の顔や乳房や腹に飛んだ。
「も、申し訳ないです」
すまなそうな顔をする善吉に、福は笑みを浮かべつつ、ゆっくりと肉棒をしごいた。
肉棒の先から、残った白い粘液があふれてくる。
「どうだい?良かったかい?」
「…はい、気持ち良かったです」
「ねえ、もしかして善吉さんは女を知らないの?」
「……はい」
福が手をゆっくり動かしていると、善吉の肉棒が再び硬さを取り戻してくる。
「よかったら、私で試してみるかい?」
「えっ!」
「善吉さんの歓迎会ね。嫌なら止めておくけど…」
善吉は顔を真っ赤にしながら、「嫌では、ないです」とささやいた。
福は「うふふ」と笑い、善吉の体に湯をかけて泡を流す。
「じゃあ、そこに寝っ転がって」
「はい」
タイルの床に仰向けになった善吉。
股間の肉棒は雄々しく立っている。
「はうっ!」
その肉棒を福が口に含んだ。
「え、そんな…」
善吉が顔を上げて下半身の方を見ると、微笑んだ福と目が合った。
「ほのままへてなさい(そのまま寝てなさい)」
「はあ」
さらに肉棒が硬くなったのを確認した福は、善吉を見下ろすように立つと陰毛をかき分ける。
善吉からは股間の茂みに隠れた割れ目がはっきりと見えた。
「ねえ、私の“ほと”が見えるかい?」
「…はい」
「じゃあ、いくよ」
福はゆっくり腰を降ろしていく、善吉の肉棒の先に福の割れ目が触れたかと思うと、すっぽり飲み込んでいく。
「おうっ!」
口で咥えられた以上の感触を肉棒に感じて、善吉の声が漏れる。
肉棒の根元まで割れ目にはめ込んだ福は、腰を止めたまま善吉の胸を撫でた。
「もしかして接吻したこともないの?」
「は、はい」
「私としてみる?」
「……はい」
福は善吉に覆いかぶさると、坊主頭を撫でながら善吉の唇を吸う。
善吉も福をまねるようにして唇を吸い合った。
善吉の唇を、舌を、さらには頬や鼻まで福の唇がはい回る。
善吉の顔が福の唾液まみれとなるが、どこか甘くも感じる唾液に善吉は夢見心地となっていた。
「じゃあ、動くよ」
「はあ」
福は少しずつ腰を動かしていく。
前後に、左右に、上下に、円を描くように。
様々な動きが善吉の肉棒を刺激していく。
「ああっ!」
善吉はすぐにでも達しそうになったものの、それを察した福が腰の動きを止める。
肉棒のこわばりが緩んだところで、福は尻に力を込めて割れ目の締め付けを強くする。
新たな刺激に善吉の全身がしびれてくる。
福がそんな腰振りを続けていく中で、善吉もぎこちなく腰を突き上げるようになった。
「も、もう…」
「うん、いつでもいいよ」
福の言葉を待っていたかのように、善吉が腰を突き上げる。
善吉の肉棒が福の割れ目の奥をえぐると同時に、2度目の白濁液が割れ目を満たした。
「あう…」
善吉が力を振り絞って腰を2度、3度と突き上げると、福は腰をそのままに割れ目を締め付ける。
肉棒を絞り尽くされた善吉の腰の動きが止まった。
「はあ、はあ、はあ…」
荒い呼吸を繰り返す善吉の唇に、福は軽く接吻する。
善吉の胸や腹を撫でまわしながら体を起こして膝立ちになった。
陰毛をかき分け割れ目を広げると、奥から善吉の放った白濁液が流れ出る。
「うんと良かったみたいだね」
善吉は荒い息のままうなずいた。
福は桶の湯で割れ目をきれいにした後、善吉の肉棒にも湯をかける。
2人分の粘液を洗い流すと、善吉を引っ張り起こした。
「さ、きれいになったよ。湯船に入りな」
「はい」
向かい合って湯船に入った福は、善吉の手を自分の乳房に持って来る。
善吉はぼんやりと眺めながら、乳房の柔らかさを味わった。
「こんなに可愛らしいのに…」
福が善吉の頬を軽くつねる。
「こっちは大人なんだね」
湯に沈んだ肉棒がまたも硬くなってくる。
福が肉棒を撫でまわすと、善吉の腰が自然に動く。
「せっかくの歓迎会なんだ。もう1回くらいしておく?」
善吉が控えめにうなずくと、福が笑って善吉を立たせた。
「今度は上に乗ってみなよ」
床に仰向けになった福が善吉を手招きする。
善吉は大きく開いた福の両足の間に腰を当てた。
「そう、そのまま、いいよ…」
善吉の肉棒が福の割れ目を押し分ける。
福が右足を善吉の腰に引っ掛けると、引き寄せられるように善吉の腰が前に動く。
「ううっ!」
善吉の肉棒が福の割れ目に吸い込まれた。
「ああ、いいよお」
福が善吉の腰に引っ掛けた右足を動かすと、善吉の腰が前後に動いて割れ目を肉棒が出入りする。
「本当に男なんだねえ」
福は善吉の頬を撫でながら腰の快感に目を細める。
善吉は訳が分からないままに、肉棒の心地よさを全身で感じていた。
「あっ!」
腰を動かし過ぎたことで、善吉の肉棒が福の割れ目からこぼれる。
「ゆっくり、あわてないで」
「うん」
善吉は肉棒を割れ目に押し込んで、腰を動かし続ける。
まだまだつたない動きだったが、福の割れ目を十分に満たしていた。
「好きに動きな。いつでもいいからね」
「う、うん」
ぎこちない腰の動きが何十回と繰り返されたところで、善吉が「ああっ」と叫ぶ。
それに合わせて福も尻の穴に力を込めて割れ目を締め付ける。
善吉の肉棒が3度目の射精に至った。
グッと背中を反らした後に、善吉は福に覆いかぶさる。
善吉の坊主頭や背中を撫でた福は、ゆっくりと体を起こした。
「いいよ、任せなさいな」
桶の湯を自分の割れ目や善吉の肉棒にかける。
2人分のぬめりを洗い流すと、もう一度湯船に入った。
「お腹が空いてるだろ」
「はい」
「洋食を用意してあるからね。お腹いっぱい食べな。夜になったら、旦那様や奥様に紹介するから」
「何かお手伝いを…」
「そうだね。食べ終わったら、ここをきれいにしてもらうから」
「分かりました」
その後も湯船に浸かりながら、黒峰子爵家のことや善吉の仕事について聞かされた。
「さ、そろそろ上がろうか」
「はい」
ふらつきながら善吉が湯殿から出ると、自分の着物や袴、ふんどしすらもその場から消えていた。
「あれ?」
「汚れていたから洗うよ。これ、旦那様のお古だけど…」
福が差し出したのは、当時ではまだ珍しい越中ふんどし。
善吉が何度もひっくり返しているのを見て、福が「こうするんだよ」と手助けした。
着物と袴も古着ながら、これまで善吉が着ていたものより、ずっと立派だ。
着物を整えた後、台所に連れていかれた。
「洋食は初めてだろうね」
善吉の前に皿が置かれた。
白いのは米の飯と分かる。しかしその上にかかっている茶色いものが分からない。
立ち上る香ばしい匂いは初めて嗅ぐものながら、何かそそられる風味に感じられた。
「旦那様の好物でカレーライスって言うんだ。口に合わないかねえ」
「かれえらいす?」
善吉は首をひねった。
『カレイと言う魚のことは聞いたことがあるな。それとは違うのか?らいすとは何だろうか』
善吉はスプーンを手にすると、飯に茶色いものをまぶしてひと口食べる。
「!」
香り以上の辛さと味わいが善吉の口中を刺激した。ただし嫌な辛みではない。
「おいしいかい?」
「………はい!」
スプーンを動かす善吉の手が早くなる。
あっという間に皿が空になった。
「おかわりは?」
「はい!」
2杯目は大盛り。さらに3杯目も。
「ふぅ、ごちそう様でした」
善吉の食べっぷりを見て、福はうれしそうに目を細める。
その後、善吉は自分の部屋へと連れていかれた。
6畳の部屋には文机と書棚、そして分厚い布団があった。
「掃除は善吉さんがするんだよ」
「はい!」
福が部屋から出て行った後、善吉は部屋の真ん中で大の字に寝転んだ。
目を閉じると、遠くから寺の鐘や蒸気機関車の汽笛が聞こえた。
福は善吉の頭にシャボンを泡立てて乗せる。
子供の頃から五分刈りを続けてきた善吉の頭がシャボンの泡で真っ白になった。
軽く指を立ててかき混ぜるように洗うと、気持ち良さで善吉の首が竦む。
「は、はあ」
もっとも善吉は頭の気持ち良さよりも、目の前で揺れる福の乳房から目を離せなかった。
さらには立膝になった茂みから覗く割れ目も気になっており、視線を上に下にと動かした。
手ぬぐいで隠した善吉の肉棒は早くも硬くなっている。
「後で一緒に流そうか。じゃあ、次は背中ね」
福は善吉を立たせると、背中を向けるよう言って座らせた。
「まだまだ細っこいねえ。しっかりご飯を食べなきゃいけないよ」
「…はい」
首筋から肩、背中、そして尻の割れ目までしっかり手ぬぐいでこすっていく。
「さ、こっちを向いて」
「え、あ、はあ」
善吉は再び福の方を向いて座る。
もちろん股間は手ぬぐいで隠したままだ。
「さ、胸を張って」
「はあ」
福の握った手ぬぐいがあごの下から胸へ、胸から腹へと下がっていく。
「何だい、手ぬぐいを持ってたのかい?」
「あ、いや…」
福は善吉が股間を隠していた手ぬぐいを抜き取った。
「まあ!」
天井を向いた善吉の肉棒が福の目に入る。
「まあ!まあ!まあ!」
善吉はとっさに両手で隠したものの、しっかりと福の目に焼き付いた。
新しい奉公人は坊主頭の子供だと思い込んでいた福ながら、意外なところから一人前の男と知れた。
「これは…また…立派な“まら”だねえー」
「す、すみませんです!」
善吉はペコペコと頭を下げる。
しかし福は善吉の手を押しのけた。
「ほら、まらは特に大事なところだから、きれいにしないと」
何も持たない福の手が善吉の肉棒を包み込む。
シャボンの滑りが善吉にとって初めての刺激となった。
「あ、ふ、福さん」
「ほら、ほら、遠慮しないで」
福の手が何度か上下にこすれると、善吉の肉棒が大きく震える。
「出るっ!」
肉棒の先っぽから飛び出した白い粘液が、福の顔や乳房や腹に飛んだ。
「も、申し訳ないです」
すまなそうな顔をする善吉に、福は笑みを浮かべつつ、ゆっくりと肉棒をしごいた。
肉棒の先から、残った白い粘液があふれてくる。
「どうだい?良かったかい?」
「…はい、気持ち良かったです」
「ねえ、もしかして善吉さんは女を知らないの?」
「……はい」
福が手をゆっくり動かしていると、善吉の肉棒が再び硬さを取り戻してくる。
「よかったら、私で試してみるかい?」
「えっ!」
「善吉さんの歓迎会ね。嫌なら止めておくけど…」
善吉は顔を真っ赤にしながら、「嫌では、ないです」とささやいた。
福は「うふふ」と笑い、善吉の体に湯をかけて泡を流す。
「じゃあ、そこに寝っ転がって」
「はい」
タイルの床に仰向けになった善吉。
股間の肉棒は雄々しく立っている。
「はうっ!」
その肉棒を福が口に含んだ。
「え、そんな…」
善吉が顔を上げて下半身の方を見ると、微笑んだ福と目が合った。
「ほのままへてなさい(そのまま寝てなさい)」
「はあ」
さらに肉棒が硬くなったのを確認した福は、善吉を見下ろすように立つと陰毛をかき分ける。
善吉からは股間の茂みに隠れた割れ目がはっきりと見えた。
「ねえ、私の“ほと”が見えるかい?」
「…はい」
「じゃあ、いくよ」
福はゆっくり腰を降ろしていく、善吉の肉棒の先に福の割れ目が触れたかと思うと、すっぽり飲み込んでいく。
「おうっ!」
口で咥えられた以上の感触を肉棒に感じて、善吉の声が漏れる。
肉棒の根元まで割れ目にはめ込んだ福は、腰を止めたまま善吉の胸を撫でた。
「もしかして接吻したこともないの?」
「は、はい」
「私としてみる?」
「……はい」
福は善吉に覆いかぶさると、坊主頭を撫でながら善吉の唇を吸う。
善吉も福をまねるようにして唇を吸い合った。
善吉の唇を、舌を、さらには頬や鼻まで福の唇がはい回る。
善吉の顔が福の唾液まみれとなるが、どこか甘くも感じる唾液に善吉は夢見心地となっていた。
「じゃあ、動くよ」
「はあ」
福は少しずつ腰を動かしていく。
前後に、左右に、上下に、円を描くように。
様々な動きが善吉の肉棒を刺激していく。
「ああっ!」
善吉はすぐにでも達しそうになったものの、それを察した福が腰の動きを止める。
肉棒のこわばりが緩んだところで、福は尻に力を込めて割れ目の締め付けを強くする。
新たな刺激に善吉の全身がしびれてくる。
福がそんな腰振りを続けていく中で、善吉もぎこちなく腰を突き上げるようになった。
「も、もう…」
「うん、いつでもいいよ」
福の言葉を待っていたかのように、善吉が腰を突き上げる。
善吉の肉棒が福の割れ目の奥をえぐると同時に、2度目の白濁液が割れ目を満たした。
「あう…」
善吉が力を振り絞って腰を2度、3度と突き上げると、福は腰をそのままに割れ目を締め付ける。
肉棒を絞り尽くされた善吉の腰の動きが止まった。
「はあ、はあ、はあ…」
荒い呼吸を繰り返す善吉の唇に、福は軽く接吻する。
善吉の胸や腹を撫でまわしながら体を起こして膝立ちになった。
陰毛をかき分け割れ目を広げると、奥から善吉の放った白濁液が流れ出る。
「うんと良かったみたいだね」
善吉は荒い息のままうなずいた。
福は桶の湯で割れ目をきれいにした後、善吉の肉棒にも湯をかける。
2人分の粘液を洗い流すと、善吉を引っ張り起こした。
「さ、きれいになったよ。湯船に入りな」
「はい」
向かい合って湯船に入った福は、善吉の手を自分の乳房に持って来る。
善吉はぼんやりと眺めながら、乳房の柔らかさを味わった。
「こんなに可愛らしいのに…」
福が善吉の頬を軽くつねる。
「こっちは大人なんだね」
湯に沈んだ肉棒がまたも硬くなってくる。
福が肉棒を撫でまわすと、善吉の腰が自然に動く。
「せっかくの歓迎会なんだ。もう1回くらいしておく?」
善吉が控えめにうなずくと、福が笑って善吉を立たせた。
「今度は上に乗ってみなよ」
床に仰向けになった福が善吉を手招きする。
善吉は大きく開いた福の両足の間に腰を当てた。
「そう、そのまま、いいよ…」
善吉の肉棒が福の割れ目を押し分ける。
福が右足を善吉の腰に引っ掛けると、引き寄せられるように善吉の腰が前に動く。
「ううっ!」
善吉の肉棒が福の割れ目に吸い込まれた。
「ああ、いいよお」
福が善吉の腰に引っ掛けた右足を動かすと、善吉の腰が前後に動いて割れ目を肉棒が出入りする。
「本当に男なんだねえ」
福は善吉の頬を撫でながら腰の快感に目を細める。
善吉は訳が分からないままに、肉棒の心地よさを全身で感じていた。
「あっ!」
腰を動かし過ぎたことで、善吉の肉棒が福の割れ目からこぼれる。
「ゆっくり、あわてないで」
「うん」
善吉は肉棒を割れ目に押し込んで、腰を動かし続ける。
まだまだつたない動きだったが、福の割れ目を十分に満たしていた。
「好きに動きな。いつでもいいからね」
「う、うん」
ぎこちない腰の動きが何十回と繰り返されたところで、善吉が「ああっ」と叫ぶ。
それに合わせて福も尻の穴に力を込めて割れ目を締め付ける。
善吉の肉棒が3度目の射精に至った。
グッと背中を反らした後に、善吉は福に覆いかぶさる。
善吉の坊主頭や背中を撫でた福は、ゆっくりと体を起こした。
「いいよ、任せなさいな」
桶の湯を自分の割れ目や善吉の肉棒にかける。
2人分のぬめりを洗い流すと、もう一度湯船に入った。
「お腹が空いてるだろ」
「はい」
「洋食を用意してあるからね。お腹いっぱい食べな。夜になったら、旦那様や奥様に紹介するから」
「何かお手伝いを…」
「そうだね。食べ終わったら、ここをきれいにしてもらうから」
「分かりました」
その後も湯船に浸かりながら、黒峰子爵家のことや善吉の仕事について聞かされた。
「さ、そろそろ上がろうか」
「はい」
ふらつきながら善吉が湯殿から出ると、自分の着物や袴、ふんどしすらもその場から消えていた。
「あれ?」
「汚れていたから洗うよ。これ、旦那様のお古だけど…」
福が差し出したのは、当時ではまだ珍しい越中ふんどし。
善吉が何度もひっくり返しているのを見て、福が「こうするんだよ」と手助けした。
着物と袴も古着ながら、これまで善吉が着ていたものより、ずっと立派だ。
着物を整えた後、台所に連れていかれた。
「洋食は初めてだろうね」
善吉の前に皿が置かれた。
白いのは米の飯と分かる。しかしその上にかかっている茶色いものが分からない。
立ち上る香ばしい匂いは初めて嗅ぐものながら、何かそそられる風味に感じられた。
「旦那様の好物でカレーライスって言うんだ。口に合わないかねえ」
「かれえらいす?」
善吉は首をひねった。
『カレイと言う魚のことは聞いたことがあるな。それとは違うのか?らいすとは何だろうか』
善吉はスプーンを手にすると、飯に茶色いものをまぶしてひと口食べる。
「!」
香り以上の辛さと味わいが善吉の口中を刺激した。ただし嫌な辛みではない。
「おいしいかい?」
「………はい!」
スプーンを動かす善吉の手が早くなる。
あっという間に皿が空になった。
「おかわりは?」
「はい!」
2杯目は大盛り。さらに3杯目も。
「ふぅ、ごちそう様でした」
善吉の食べっぷりを見て、福はうれしそうに目を細める。
その後、善吉は自分の部屋へと連れていかれた。
6畳の部屋には文机と書棚、そして分厚い布団があった。
「掃除は善吉さんがするんだよ」
「はい!」
福が部屋から出て行った後、善吉は部屋の真ん中で大の字に寝転んだ。
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